気ままな生活

               ♪音楽と本に囲まれて暮らす日々の覚え書♪  

User Tag [スティール ]を含む記事一覧

アレン・スティール 『Captain Future: The Horror at Jupiter』(2)読みどころ

(アレン・スティール 『Captain Future: The Horror at Jupiter』(1)あらすじの続き)Captain Future: The Horror at Jupiter ペーパーバック(2021/9/8)Allen Steele[注意!以下にストーリーの細部、結末が書かれています]<読後感>全4巻のなかで話の展開が一番スピーディで、登場人物も一番多く、舞台も次々に移り変わり、Solar Guardの戦艦とDBBとのささやかな宇宙戦もある(全然白熱しないけど)。全ての伏線が回収さ...

アレン・スティール 『Captain Future: The Horror at Jupiter』(1)あらすじ

クリスマス頃に発売されるものだと思っていたアレン・スティールの『Captain Future: The Horror at Jupiter』が9月8日に発売されていた。発売日の1週間後に見つけたので、すぐに注文。amazonが日本で印刷したペーバーバックが注文日翌日に到着した。速い。Captain Future: The Horror at Jupiter ペーパーバック(2021/9/8)Allen Steele<目次>InterludeThe Horror At JupiterHow The Galaxy Was WonAfterwordAbout the Author...

アレン・スティール 『Captain Future: 1,500 Light Years from Home』

3月19日に発売されたアレン・スティールの”キャプテン・フューチャー”シリーズ最新刊『1,500 Light Years from Home』。"The Return of Ul Quorn"全4巻中の第3巻。1年近く発売を待ち続けていたので、ペーバーバック版をすぐに購入。219頁で1100円くらいで、このシリーズは全て厚手のコピー用紙のような紙を使い、amazonが日本国内で印刷している。普通のペーパーバックとは違って、オンデマンド印刷みたいな本。Captain Future: 1,...

アレン・スティール『Captain Future:The Guns of Pluto』

アレン・スティールのキャプテン・フューチャーシリーズ第2作『The Ruturn of Ul Quorn』の第2巻は『The Guns of Pluto』。amazing stories誌には掲載されず、ペーパーバック(とkindle版)で4月29日に発売。第1巻『Captain Future in Love』と体裁・紙質が同じで、輸入本ではなく日本で印刷されている。タイトルの”Gun”は米国口語で"gunman”(犯罪者やテロリストで銃を携えたもの、殺し屋)を指すので、題名は”冥王星の殺し屋...

アレン・スティール 『Captain Future:Captain Future in Love』

アレン・スティールのキャプテン・フューチャー小説第1作『Avengers of the Moon』(創元SF文庫『新キャプテン・フューチャー/キャプテン・フューチャー最初の時間』)に続く第2作は、全4巻構成の『The Return of Ul Quorn』。第1巻『Captain Future in Love』(恋に落ちたキャプテン・フューチャー)と第2巻『The Guns of Pluto』(冥王星の殺し屋)が発売されている。『Captain Future in Love』は、amazing stories誌の20...

アレン・スティール『新キャプテン・フューチャー/キャプテン・フューチャー最初の事件』 【翻訳の問題点(6)】

キャプテン・フューチャー最初の事件 (新キャプテン・フューチャー) (創元SF文庫)(2020/4/30)アレン・スティール (著), 中村 融 (翻訳) 【PART SIX: Fire on the Mountain/ EPILOGUE: The Coming of the Futuremen】1)文法/語義の点で明らかな誤訳司令室では、万事がきびきびと静かに進行した」(原文:In the control room, everything was quiet efficiency.) ⇒ 直訳しただけなので、正確な意味合いを訳出していない(ニュア...

アレン・スティール『新キャプテン・フューチャー/キャプテン・フューチャー最初の事件』 【翻訳の問題点(5)】

キャプテン・フューチャー最初の事件 (新キャプテン・フューチャー) (創元SF文庫)(2020/4/30)アレン・スティール (著), 中村 融 (翻訳) 【PART FIVE: The Search for the Magician】1)文法/語義の点で明らかな誤訳「イイクが...尻尾を前後に勢いよくふった」(原文:Eek whined impatiently, his tail thrashing back and fortho. ) ⇒ "back and forth"なので、文字通り直訳して「前後に」と面白い訳をしている。 "back and fo...

アレン・スティール『新キャプテン・フューチャー/キャプテン・フューチャー最初の事件』 【翻訳の問題点(4)】

キャプテン・フューチャー最初の事件 (新キャプテン・フューチャー) (創元SF文庫)(2020/4/30)アレン・スティール (著), 中村 融 (翻訳) 【PART FOUR: The Photon Express】1)文法/語義の点で明らかな誤訳「彼がはじめて惹かれた女性はさておき」(原文:Not to mention to the first to whom he's ever had any attraction. ) ⇒ 文脈は、オットー「カートが女性と一緒にいた経験がほとんどなく、挨拶以外では女性と出会ったの...

アレン・スティール『新キャプテン・フューチャー/キャプテン・フューチャー最初の事件』 【翻訳の問題点(3)】

キャプテン・フューチャー最初の事件 (新キャプテン・フューチャー) (創元SF文庫)(2020/4/30)アレン・スティール (著), 中村 融 (翻訳) 【PART THREE: The Senator of the Lunar Republic】1)文法/語義の点で明らかな誤訳「(いまの持続時間ではこの距離を踏破できないし、たとえできたとしても、)発見や逮捕につながる不測の事態を予見できないという事実は残る」」(原文: the fact that he couldn't see practically guarant...

アレン・スティール『新キャプテン・フューチャー/キャプテン・フューチャー最初の事件』 【翻訳の問題点(2)】

キャプテン・フューチャー最初の事件 (新キャプテン・フューチャー) (創元SF文庫)(2020/4/30)アレン・スティール (著), 中村 融 (翻訳) 【PART TWO: Twenty Years Before】1)文法/語義の点で明らかな誤訳「兵士が殺されるやいなや送り返されるなら、戦争には決して負けない」(原文:If they could replace troops as fast as they were killed, they'd never lose a war.) ⇒誤訳の上に、論理的にもおかしい。殺された兵士は後...

アレン・スティール『新キャプテン・フューチャー/キャプテン・フューチャー最初の事件』 【翻訳の問題点(1)】

キャプテン・フューチャー最初の事件 (新キャプテン・フューチャー) (創元SF文庫)(2020/4/30)アレン・スティール (著), 中村 融 (翻訳) 文庫版を読んだ時、英文とは違う表現がいくつかあったので、ペーバーバック半分ほどの頁で英文と照らし合わせてみると、(文法・語義・用法を辞書やオンライン辞書で確認した結果)私の解釈が正しいとすれば、誤訳や意味の異なる意訳に変な日本語表現などが思った以上に多い。(それに、原文49...

アレン・スティール『新キャプテン・フューチャー/キャプテン・フューチャー最初の事件』(創元SF文庫)

アレン・スティールの<新キャプテン・フューチャー>シリーズ第1作『キャプテン・フューチャー最初の事件』が創元SF文庫から4月30日に発売。半年前に見つけたペーパーバック(原題『Avengers of the Moon)で読んで、とっても面白かった。わかりにくかった部分("the writing is on the wall"、"no pun intended"など)がどう翻訳されているか確認したいし、日本語はスピーディに読めるので文庫版も購入。でも文庫版の会話文の文...

アレン・スティール 『Avengers of the Moon』(キャプテン・フューチャー小説) 

エドモンド・ハミルトンの<キャプテン・フューチャー全集>は何度も読んだけどまだ読み足りないので、スタートレック小説みたいにファンやプロの小説家が書いたオリジナル小説が読みたい。ハミルトン没後に発表されたキャプテン・フューチャーのオリジナル小説は、翻訳者の野田昌宏が書いた『風前の灯!冥王星ドーム都市』(創元SF文庫の『キャプテン・フューチャー全集』に収録ずみ)があるくらい。これはSFマガジンに掲載された...

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プロフィール

Author:Yoshimi
<プロフィール>
クラシック音楽に本と絵に囲まれて気ままに暮らす日々。

好きな作曲家:ベートーヴェン、ブラームス、バッハ、リスト。主に聴くのは、ピアノ独奏曲とピアノ協奏曲、ピアノの入った室内楽曲(ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ三重奏曲など)。

好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、ミンナール、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

好きなジャズピアニスト:バイラーク、若かりし頃の大西順子、メルドー(ソロのみ)、エヴァンス

好きな作家;アリステア・マクリーン、エドモンド・ハミルトン、太宰治、菊池寛、芥川龍之介、吉村昭
好きな画家;クリムト、オキーフ、池田遙邨、有元利夫
好きな写真家:アーウィット

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