気ままな生活

            ♪音楽と書物に囲まれて暮らす日々の覚え書♪  

Category [ ♪ オリ・ムストネン ] 記事一覧

バラキレフ/イスラメイ (ムストネンとポゴレリチ)

たまたま見つけたムストネンの《イスメライ》。かなり速いテンポで、これだけ一音一音シャープでクリアに弾ける人は少ないのでは。もともとムストネンは、スタッカートみたいな鋭いノンレガートで、作曲年代・様式にかかわらず、バッハでもベートーヴェンでもショパンでも弾くという、かなり風変りで個性的な奏法。この奏法で、こういう技巧的な曲を速いテンポで粒を揃えて正確なリズムで弾くというのは、かなり手指に負担がかかる...

新譜情報:ムストネン ~ スクリャービン/ピアノ作品集

2月末にリリース予定のムストネンの新譜は、スクリャービンのピアノ作品集。レスピーギの《ミクソリディア旋法のピアノ協奏曲》という珍しい選曲の次は、初録音のスクリャービン。それも、ピアノ・ソナタは第10番の1曲だけで、あとはエチュードやプレリュードなど。2月末リリースなのに、すでに試聴ファイルが公開されている。ムストネンのタッチが以前とは少し変わっているような...。全体的にチェンバロ奏法的なノンレガートが控...

ムストネン ~ プロコフィエフ/束の間の幻影

ロマン派や印象主義の曲を夏から聴いていると、感覚が飽和状態に近づいて疲れてきたので、こういう時は現代へ戻ることに。今よく聴いているのはプロコフィエフ。昔はそれほど好きというわけではなかったけれど、トラーゼやソコロフのCDとDVDを聴いていると、ポリーニやグレムザーでは気がつかなかったプロコフィエフの叙情性や美的なところに魅かれるものを感じたので。プロコフィエフを聴けば聴くほど、ピアノ作品が少ないショス...

ムストネン&オラモ/フィンランド放送響 ~ レスピーギ/ミクソリディア旋法のピアノ協奏曲

オリ・ムストネンのベートーヴェンのピアノ協奏曲の一連の録音に続いてリリースされたのは、レスピーギの《ミクソリディア旋法のピアノ協奏曲》。今度はレスピーギ!?と思ったほどに、意外な選曲。それも、ミクソリディア旋法の方のコンチェルトを選ぶとは。でも、良く考えてみると、イ短調協奏曲よりはずっとムストネンに向いている。ムストネンのレパートリーというと、ベートーヴェン、バッハ、ショスタコーヴィチ、シベリウス、...

ムストネン ~ バッハ/平均律曲集第1巻 & ショスタコーヴィチ/24の前奏曲とフーガ

バッハの平均律曲集(第1巻だけ)で最近よく聴くのは、ティル・フェルナーの録音。いつも柔らかく響きで微温的なところが心地良いけれど、さすがにこればかり聴いていると、もっと刺激的な平均律を聴きたくなってくる。そういう時は、独特の個性の強さでは、持っているCDのなかで群を抜いているムストネンの平均律に限る。どこの誰の弾く平均律とも違うので、ブラインドで聴いても、誰が弾いているのかすぐにわかる。(平均律に限...

ムストネン ~ チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番(ライブ放送)

今週は、私の好きなピアニストのライブ放送がウェブラジオで立て続けに流れているので、睡眠不足気味。今度もまたチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番。ソリストはムストネン、クリストフ・ポッペン指揮ドイツ放送フィルの伴奏で、ザールブリュッケンからライブ中継。数日前に聴いたハフのチャイコフスキーのピアノ協奏曲は、どういう演奏か想像がついていたので期待通りだったけれど、ムストネンが弾くチャイコフスキーのコンチ...

ムストネン ~ ヒンデミット/ルードゥス・トナリス-対位法, 調性およびピアノ奏法の練習

ヒンデミットのピアノ曲の代表作は、《ルードゥス・トナリス~対位法, 調性およびピアノ奏法の練習》(1942年)。"練習"ではなく"研究"と訳している場合もある。どちらにしても、この副題だと堅苦しそう。一般にはピアノ・ソナタの方がポピュラーで、《ルードゥス・トナリス》の方は録音も少ない。この曲を聴いたことのある人は、同じく”練習曲”として作曲されたバルトークの《ミクロコスモス》以上に少ない気がする。《ルードゥス...

ムストネン ~ ベートーヴェン/ディアベリ変奏曲

最近よく聴くようになったのはオリ・ムストネン。彼の才気が煌く個性的なピアノはとても刺激的で新鮮。ムストネンのディスコグライフィをチェックしていると、ベートーヴェンの独奏曲のCDが数枚あって、変奏曲集やピアノ・ソナタ第30番とか、ピアノ小品などを録音している。そのなかでムストネンのピアニズムが一番生かされているのは、ディアベリ変奏曲。ディアベリ変奏曲というと、昔から定評があるのはゼルキン、ブレンデルなど...

ムストネン ~ ヒンデミット/主題と変奏「四気質」

ムストネンの弾き振りした演奏はベートーヴェンのピアノ協奏曲とかいくつかあるけれど、珍しくもヒンデミットの《主題と変奏<四気質>》を弾き振りしている。この曲は、米国移住後の1940年に作曲。バレエの振り付け師ジョージ・バランシンのために作曲していたが、途中でバレエには向かないと思ったらしく、ピアノ協奏曲のような組曲形式で完成させた。バレエに向かないはずの曲だったが、バランシンはバレエとして6年後に初演し...

ムストネン ~ ベートーヴェン/ピアノ協奏曲ニ長調(ヴァイオリン協奏曲の編曲版)

ベートーヴェンはヴァイオリン協奏曲のカデンツァは残していなかったため、ヴァイオリニストや作曲家が自作したカデンツァが多い。ピアノ協奏曲の方はベートーヴェン自らカデンツァを書き残していて、ほとんどのピアニストはそのカデンツァを弾いている。この違いは面白いものがある。ベートーヴェンは、ヴァイオリン協奏曲をピアノ協奏曲版に編曲しているが、それにはちゃんとカデンツァを書き込んでいる。やはりベートーヴェン自...

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yoshimi

Author:yoshimi
<プロフィール>
クラシック音楽に本と絵に囲まれて気ままに暮らす日々。

好きな作曲家:ベートーヴェン、ブラームス、バッハ、リスト。主に聴くのは、ピアノ独奏曲とピアノ協奏曲、ピアノの入った室内楽曲(ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ三重奏曲など)。

好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、ミンナール、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

好きなジャズピアニスト:バイラーク、若かりし頃の大西順子、メルドー(ソロのみ)、エヴァンス

好きな作家;太宰治、菊池寛、芥川龍之介、吉村昭、ハルバースタム、アーサー・ヘイリー
好きな画家;クリムト、オキーフ、池田遙邨、有元利夫
好きな写真家:アーウィット

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