気ままな生活

            ♪音楽と書物に囲まれて暮らす日々の覚え書♪  

Category [ ♪ ペーター・レーゼル ] 記事一覧

『レーゼル・プレイズ・バッハ』

発売日当日に届いたレーゼルの新譜『レーゼル・プレイズ・バッハ』。ルカ教会で録音しただけあって、ピアノの音がとても綺麗。レーゼルの音はもともと濁らずに明るく澄んでいる上に、ルカ教会の残響が柔らかくす~っと消えて軽やかで、長さも柔らかさもちょうど良い感じ。アコースティック感のあるピアノの音がとても自然で心地よい。レーゼルのバッハは、拍子がきちっと揃ったインテンポでルバートはほとんど使わず、線がやや太め...

【新譜情報】『レーゼル・プレイズ・バッハ』

ようやく発売されることになったレーゼルのバッハ録音。発売予定は4月25日。SACDハイブリッドで税込3,456円。昨年12月末にベートーヴェンの「ピアノ・ソナタ全集」がリリースされているので、バッハの方は今年の秋か年末になるのかなあと思っていたら、ずっと早かった。そういえば、レーゼルの来日コンサートが、5月3日・4日に金沢(「いしかわ・金沢 風と緑の楽都音楽祭 2018」)、8日に...

【演奏会情報】ペーター・レーゼル/ピアノリサイタル

レーゼルの2018年来日公演は、5月8日(火)紀尾井ホールにて。<プログラム>モーツァルト/ピアノ・ソナタ第13番 変ロ長調 KV333ドビュッシー:版画、子供の領分フランク:前奏曲、コラールとフーガ ロ短調<参考情報>ペーター・レーゼルピアノリサイタル(5月8日㈫紀尾井ホール)[ピアニスト高橋望ブログ]ドイツの巨匠ピアニスト、ペーター・レーゼル インタビュー来年はドビュッシーイヤーなので、珍しくもレーゼルのドビ...

レーゼル ~ ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ全集BOX

発売日の12月22日にTowerrecordから届いたレーゼルの『ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ全集BOX』。事前に見た写真どおり、外函の中に8枚のプラケースに入ったCD(9枚)が格納されているので、保管するのに嵩張る。帯がBOXのなかに収納できないので、どこかに保管しておかないといけない。BOXケースからCDを全て出してから、目的のCDをピックアップして聴かないといけないのが面倒なので、個人的な好みからいえば、一体式貼箱でCDを...

【新譜情報】レーゼル ~ ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ全集BOX

ようやくレーゼルのベートーヴェン・ピアノ・ソナタ全集BOXが12月6日に発売される。価格は税込16,200円。1万円前後になるのかなと思っていたので、新録音ではないのにかなり高い。それでも分売盤は全8巻(第8巻のみ2枚組)で税込各3000円ほど(中古盤でも2000円前後)なので、これから分売盤を買い揃えていくのであれば、全集BOXを買った方がお得ではある。まだ詳しい情報が載っていないけど、何か特典ついているのだろうか?持っ...

レーゼル ~ ブラームス/ピアノ独奏曲全集Ⅰ&Ⅲ(UHQCD)

レーゼルのUHQCD盤『ブラームス:ピアノ独奏曲全集』は、第Ⅴ巻&第Ⅳ巻に続いて第Ⅲ巻を購入。第Ⅲ巻は変奏曲集。《自作の主題による変奏曲》と有名な《ヘンデル変奏曲》と《パガニーニ変奏曲》を収録。ブラームス:ピアノ独奏曲全集III (2016/11/2)ペーター・レーゼル試聴する試聴した印象どおり、この第Ⅲ巻の音質も、BerlinClassics盤よりはるかに良くなっている。打鍵のアタック感が強すぎて耳が痛かったヘンデルとパガニーニの変...

レーゼル ~ ウェーバー/舞踏への勧誘

レーゼルの最新ライブ映像は、2017年1月にドイツ・ザクセン州Pirna(ピルナ)のGraupa(グラウパ)にあるJagdschlossで行われたリサイタルから、ウェーバの《舞踏への勧誘》。ピアノ小品集『楽興の時』にもこの曲を録音している。楽興の時~ピアノ小品集(2015年06月03日)ペーター・レーゼル試聴ファイル(e-onkyo.music)調べてみると、会場の”Jagdschloss”とは狩猟用の城館のこと。ドイツには”Jagdschloss”がいくつもあり、博物館...

レーゼル ~ ベートーヴェン/ピアノ協奏曲全集(ライブ録音)

予約していたので発売日前日に届いたレーゼルの『ベートーヴェン/ピアノ協奏曲全集』(キングレコード)。ライブで録音したのがすぐわかるピアノの音は、しっとりとした潤いのある瑞々しさと残響の柔らかさで、音色が明るく色彩感も鮮やかになり、品の良い煌きがあってとても綺麗。ライブ録音のはずなのに、拍手をカットしていることと、演奏中・楽章間の客席の雑音が聴こえないので、ノイズのないセッション録音みたいにストレス...

レーゼル ~ ベートーヴェン/ピアノ協奏曲全集(旧盤)

レーゼルがベートーヴェンのピアノ協奏曲全集を再録音したということなので、旧東ドイツ時代の1988年~1991年にかけて録音した旧盤(Berlincalssics)を聴き直してみた。どの曲も、レーゼルらしく余計な飾りをつけずに、やや地味ながらも堅実なベートーヴェン。逸ることのない安定したテンポで、不自然な淀みや揺らぎもなく、細部まで明瞭で精巧。音の粒立ちが良く、どんなパッセージの流れも滑らか。ケンプのレガートが絹のような...

レーゼル ~ ブラームス/ピアノ小品集Op.76

ブラームスのピアノ小品集のなかでは、Op.117~Op.119に比べると、あまり聴いていなかったOp.76。(ピティナの作品解説)先日リリースされたレーゼルのUHQCDで聴いていると、今まで気が付かなかったのが不思議なくらいに好きな曲が多い。特に、濃い陰翳でドラマティックな第1番や軽妙な第2番、力強く厚みのある和音の第5番とか、「Capriccio」はどの曲も好き。第8番Capriccioは、濃密な薫りが漂う花畑のなかで花が咲き乱れたり、蝶...

レーゼル ~ ブラームス/ピアノ独奏曲全集Ⅳ&Ⅴ(UHQCD)

注文してから2日で届いたレーゼルの『ブラームス/ピアノ独奏曲全集』のⅣ巻とⅤ巻。ステレオ&ヘッドフォンで聴くと、音質が既発盤(Berlin Classics)とはかなり違うのが、試聴時よりもさらに良くわかるし、演奏の印象もかなり変わる。(あくまで私の保有する再生装置と私の耳の感度&音質の好みによる感想なので、個人差あり。)ブラームス:ピアノ独奏曲全集IV (2016/11/2)ペーター・レーゼル試聴する既発盤の音が一本の太いケーブ...

【新譜情報】レーゼル ~ ブラームス/ピアノ独奏曲全集Ⅰ~Ⅴ(UHQCD)

最近、次々とレーゼルの新録音やリイシュー盤がキングレコードから出ている。今回は、旧東ドイツ時代の1972年に録音したブラームスの『ピアノ独奏曲全集』の再発売。”全集”といっても、《ハンガリー舞曲集》(ソロ・連弾とも)や《主題と変奏》はもともと録音していない。全集から数曲抜粋したリイシュー盤2枚(これは購入せず)が数年前に出たのに続いて、今回はUHQCDの全集盤として5巻に分けて11月2日に発売。1枚1400円で分売す...

【新譜情報】レーゼル ~ ベートーヴェン/ピアノ協奏曲全集

(最新記事)レーゼル ~ ベートーヴェン/ピアノ協奏曲全集(2016.12.25公開予定)--------------------------------------------------------長い間待っていたレーゼルの『ベートーヴェン/ピアノ協奏曲全集』の再録音が12月21日にキングレコードから発売予定。SACDハイブリットの3枚セットで6,480円(税込)。自分へのクリスマスプレゼント代わりに早速Towerrecordで予約。録音は2016年4月。旧盤(Berlin Classics)は、旧東...

レーゼル ~ バッハ/パルティータ第4番,メンデルスゾーン/ピアノ協奏曲第1番

とっても珍しいレーゼルのバッハ《パルティータ第4番》のライブ映像。2016年7月にドイツのReichstaedt城で行われたリサイタルで弾いていたもの。2016年5月の紀尾井ホールリサイタルでもこの第4番を弾いていた。(遠方なので聴きに行けなかったけど)普段は聴かないこの第4番。レーゼルのピアノで聴いていると、CDの良い音でじっくり聴いてみたくなってきた。レーゼルは旧東ドイツ時代にブゾーニのバッハ編曲集を録音している。こ...

ペーター・レーゼル『ユーモレスク ~ピアノ名曲小品集2』

ペーター・レーゼルの新譜『ユーモレスク ~ピアノ名曲小品集2』が6月1日発売。ユーモレスク ~ ペーターレーゼル ピアノ小品集22016年6月1日ペーター・レーゼル 試聴ファイル第1集のジャケット写真がとっても素敵だったのに、第2集の方はちょっと...。<収録曲目>メヌエットK.1(モーツァルト)イギリス組曲第3番~ガヴォット (J.S.バッハ)楽興の時ハ長調D.780-1 (シューベルト)ロンドop.51-2 (ベートーヴェン)舟歌ト短...

【新譜情報】ペーター・レーゼル『ピアノ名曲小品集2』

ペーター・レーゼルの『 ピアノ名曲小品集2』が6月にリリース予定。Vol.1と同じく、収録曲目だけ見ると、購買意欲があまり刺激されない。好きな曲はバッハの「イギリス組曲」、その他に聴きたいと思うのがドビュッシーの「沈める寺」、スクリャービン「プレリュードとノクターン」くらい。でも、試聴ファイルを聴けば、やっぱりCD買ってしまうような気がする。前回に引き続き今回の小品集でも、あえてブラームスを外したとしか思...

【演奏会情報】ペーター・レーゼル/バッハ、そしてモーツァルト <ピアノリサイタル>(2016.511)

ペーター・レーゼルは、やはり今年も5月11日に紀尾井ホールでリサイタルを行う。今回の曲目は、ロマン派からずっと遡って、バッハとモーツァルト。ペーター・レーゼルのバッハ、そしてモーツァルト<ピアノリサイタル>[紀尾井ホール]<演奏曲目>J.S.バッハ:イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971J.S.バッハ:パルティータ ニ長調 BWV828 モーツァルト:ソナタ ニ長調 KV576 モーツァルト:幻想曲 ハ短調 KV475モーツァルト:ソナタ ハ...

『評伝ペーター・レーゼル/ドイツピアニズム 最後の継承者』(岡本和子、月刊「ショパン」連載)

ペーター・レーゼルの(おそらく)唯一の評伝が、月刊誌「ショパン」に2012年4月~10月(No.339~No.345)まで連載されていた『評伝ペーター・レーゼル/ドイツピアニズム 最後の継承者』。レーゼルへのインタビューを元にしているので、レーゼル自身が語った言葉も多数載っている。レーゼルのCDの解説を読んだくらいでは知ることのできない話が次々と出てくるし、旧東ドイツ時代や東西ドイツ統一後の混乱渦中の音楽界の状況が垣...

レーゼル ~ メンデルスゾーン/ピアノ協奏曲第1番

とても珍しいレーゼルのライブ映像を見ることができるのは、ライプチヒのゲヴァンハウスで行った1997年の演奏会。伴奏はマズア指揮ライプチヒゲヴァントハウス管。旧東ドイツ時代には、この顔合わせで国内外の演奏会でよく協奏曲を演奏していたという。(ベルリンの壁崩壊後、マズアは1991年から2002年までニューヨーク・フィルハーモニックの音楽監督・指揮者に就任している。)ロマン派のなかでは、もう一つ有名ではない(と思う...

ペーター・レーゼル『楽興の時~ピアノ小品集』

予定よりもずっと早く届いたレーゼルの『楽興の時~ピアノ小品集』。新譜情報が公開されてから、収録曲リストや試聴ファイルを見つけるたびに記事していたので、4回目にしてようやく最後の記事。選曲と曲順はレーゼル。最初はバロック、次に古典派、最後は現代、それに挟まれているのがロマン派音楽。いかにも技巧華やかでピアニスティックなのは、レクオーナの《スペイン組曲》くらいという、シンプルな曲が並んでいる。この選曲...

ペーター・レーゼル『楽興の時~ピアノ小品集』(試聴ファイルあり)

最新記事:ペーター・レーゼル『楽興の時~ピアノ小品集』(2015.06.09)---------------------------------------------------------------------レーゼルの新譜『楽興の時~ピアノ小品集』の試聴ファイルがようやく公開されたので、早速試聴。収録曲の最後に、聴いたことがないシチェドリンの《ユーモレスク》がなぜか追加されていた。(ボーナストラック代わり?)ドビュッシーの《子供の領分》みたいにユーモラスなんだけど、...

【新譜情報】ペーター・レーゼル『楽興の時~ピアノ小品集』 

最新記事:ペーター・レーゼル『楽興の時~ピアノ小品集』(2015.06.09)-----------------------------------------------------------------------発売前になって、ようやく収録曲リストが公開されたレーゼルの新譜『楽興の時~ピアノ小品集』。楽興の時~ピアノ小品集(2015年06月03日)ペーター・レーゼル<収録曲>● フランス組曲第5番~ガボット ト長調(J.S.バッハ)● ピアノ・ソナタ K.331~トルコ行進曲(モーツァルト)● ロ...

レーゼル ~ ベートーヴェン/3大ソナタ集 「月光」「悲愴」「熱情」

レーゼルが録音したベートーヴェンのピアノ・ソナタ集は2種類。数年前に完結した初の全集録音は、2007年~2010年にかけて日本で行ったリサイタルのライブ録音&セッション録音による全集。(キングレコードの国内盤・全8巻)このうち、ベスト盤には「月光」「悲愴」「熱情」に加えて第30番を収録。ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ・ベスト(2013/03/13)レーゼル(ペーター)試聴ファイル抜粋録音としては、旧東ドイツ時代の1974年~198...

レーゼル ~ バッハ=ブゾーニ編曲/前奏曲とフーガ BWV532

今年の聴き初めは、新年の始まりに相応しく、晴れやかで清々しく荘重華麗なバッハ=ブゾーニ編曲《前奏曲とフーガ ニ長調 BWV532》。この曲を始めて聴いたのは、ペーター・レーゼルが旧東ドイツ時代に録音した1986年の演奏。『レーゼルの芸術 ピアノ独奏曲編』に入っていた「バッハ編曲集」に収録されていた。レーゼルのソロ録音の中では一番良く聴いているのが、このアルバムが「バッハ編曲集」。レーゼルのピアノが本当に好きに...

ペーター・レーゼル&佐藤卓史による連弾ライブ映像(シューマンとブラームス)

2013年11月12日に行われた「ペーター・レーゼルのトーク&プレイ」第2部のレーゼル&佐藤卓史による公開演奏の模様が、「音楽の友」公式動画として公開中。公式映像にしては音質はあまり良くないけれど、レーゼルの連弾演奏というのはとても珍しい。曲目は、シューマン《東洋の絵》(この曲は聴いたことがない)とブラームス《ハンガリー舞曲集》より抜粋。演奏以外にも、レーゼルが佐藤卓史の演奏を初めて聴いたエリザベート国際...

【新譜情報】 レーゼル ~ ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ・ベスト

レーゼルの『ベートヴェンの真影 ピアノ・ソナタ全集』シリーズから、4曲を収録したベスト盤がリリースされる。3月13日にキングレコードからSACDで発売予定。ベスト盤も良いけれど、ピアノ・ソナタ全集BOXと、セッション録音していたらしいベートーヴェンのピアノ協奏曲(全集?)を早くリリースして欲しいんだけど。今回発売予定のベスト盤に収録されているのは、「月光」「悲愴」「熱情」と「第30番 Op.109」。第30番が選曲され...

ペーター・レーゼル ~ 来日公演の演奏曲

今年も例年通り秋に来日したレーゼルは、10月下旬~11月上旬にかけて、東京紀尾井ホールにて4回のコンサートで演奏。東京の演奏会が終わった翌日に宮崎、翌々日に大分で、ブラームスのピアノ協奏曲第2番を演奏するという、かなりタイトな日程だった。東京での演奏曲目は、シューマンの《ピアノ五重奏曲》、ブラームスの《ピアノ協奏曲第2番》(コンチェルトは2日連続の演奏会)。ソロリサイタルでは、メンデルスゾーンの《無言歌...

ペーター・レーゼルの講演・公開レッスン (追加情報)

日本ピアノ教育連盟の第28回全国研究大会に関するレポート後半部分が、ホームページで公開中。ペーター・レーゼルが行った講演と公開レッスンの内容(後半)が、PDFファイルで紹介されています。「ブラームスのピアノ作品における様式と その変遷について〈後編〉」 [機関誌会報 2012年夏号 No.110](PDF)ペーター・レーゼル 公開レッスン(B・C部門) [機関誌会報 2012年夏号 No.110](PDF)前半部分は過去記事に記載...

レーゼル ~ ブラームス/ピアノ協奏曲第2番(ライブ録音)

レーゼルの珍しいブラームスのピアノ協奏曲第2番の録音は、2004年5月デッサウでのライブ録音(Antes Edition盤)。伴奏は、ゴロー・ベルク指揮デッサウ・アンハルト・フィルハーモニー。Antes Editionは、ドイツのレーベルなのに、なぜかエイノ・タンベルグ、ヘイノ・エッレルなどのエストニア作曲家の作品が多い。このアルバムでも、1932年生まれのエストニアの作曲家ヤーン・ラーツの交響曲第5番がカップリングされている。録音...

ペーター・レーゼルの講演・インタビュー

レーゼルに関するインタビュー記事やマスタークラスの様子など、インターネットでいろいろ資料が公開されている。このところレーゼルに関する記事をよく見かけるようになったし、紀尾井ホールとピティナ共催による公開レッスン(ベートーヴェンのピアノソナタでワルトシュタインと第13番)も昨年10月に行われている。レーゼルが日本で知られるようになったのは、たぶんブラームスのピアノ作品集の録音(20歳後半の頃の演奏)。数年...

レーガー/モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ(2台のピアノのための)

マックス・レーガーは、ドイツ3大B(バッハ、ベートーヴェン、ブラームス)の後継者と自認していたらしく、対位法や変奏曲を多様した作風と、オルガン曲から管弦楽曲・協奏曲・室内楽・器楽曲・歌曲・合唱曲まで幅広いジャンルの多作家。身長2mと体重100kgを超える巨漢で、ヘビースモーカーの大酒飲み(?)。その人となりも豪快だったらしい。[Wikepedia解説]不摂生な生活がたたってか、43歳で急逝してしまったけれど、その...

レーゼル 『ベートーヴェンの真影 ピアノ・ソナタ全集 6 』 ~ ピアノ・ソナタ第27番,第28番

レーゼルの『ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ全集』は全8巻からなり、各巻の収録曲の配列はレーゼル自身が新たに考えたもの。基本的に、作曲年代順(作品番号順)に並べることはなく、調性や曲想の関連性・対称性、また、各巻には一般的に有名な曲を1曲は入れておくという方針で配列している。レーゼル自身、この曲目構成に「『そうでなければならない!』。自分でも良くできた構成だったと思ってます」。第6巻の最後の2曲は、珍し...

バッハ=レーガー編曲/ブランデルブルク協奏曲(ピアノ連弾版)

レーゼルの英文ホームページでディスコグラフィをチェックすると、珍しくもレーガーのピアノ作品を録音しているのを発見。Elanというマイナーレーベルへの録音なので、レーベルの看板ピアニストサンチャゴ・ロドリゲスのデュオのパートナーとして、レーゼルがこの曲を弾いたらしい。(ロドリゲスはキューバ出身のヴィルトオーゾピアニスト。ロドリゲスの奥さんが彼の演奏を世に広めるためにElanレーベルを創設したという)収録曲は...

レーゼル 『ベートーヴェンの真影 ピアノ・ソナタ全集 7 』 ~ ピアノ・ソナタ第25番「かっこう」 Op.79

レーゼルの『ベートーヴェンの真影』シリーズは、リサイタルの演奏が2011年10月に完結。CDもVol.7とVol.8が1月下旬にリリースされたので、全て完結。Vol.7は、2011年10月2日の東京・紀尾井ホールでのリサイタルのライブ録音(と前日のセッション録音)を収録。Vol.8(最終巻)には第1番、第2番、第31番、第32番の4つのピアノ・ソナタを収録。この4曲以外で未収録だった残りの5曲-第24番「テレーゼ」、第25番「かっこう」、第11番...

『レーゼルの芸術 ピアノ独奏曲編』 ~ シューベルト/幻想曲ハ長調(グラーツの幻想曲),アレグレット ハ短調,etc.

なぜか今は珍しくもシューベルトモード。未聴のままで長らくラックの奥深くに眠っていたシューベルトのCDを探し出して聴いている。ピアノ・ソナタと即興曲集は何枚も持っているけれど、あまり有名でない小品主体の選曲がユニークなのは、レーゼルの独奏曲BOXセットのなかの1枚。1974-75年の録音なので、レーゼルが30歳くらいの演奏。収録曲中、1820年以前に作曲された作品は似たような旋律や曲想が多い。一番有名な曲は、たぶん《3...

レーゼル ~ シューベルト/さすらい人幻想曲、即興曲集D899

レーゼルのピアノ独奏曲BOXには、なぜか収録されていなかったシューベルトの《さすらい人幻想曲》と《即興曲集D899》。あまり有名でなさそうな小品数曲がBOXセットに入っていたけれど、シューベルト苦手な私にしては、意外にも気に入った曲が多かったので、それはそれで良かった。このごろはシューベルトの曲を聴くことがなぜか多い。ようやく耳が慣れてきたのか、好みが多少変わったのか、それとも演奏が好み似合うのか、まあ以前...

レーゼル 『ベートーヴェンの真影 ピアノ・ソナタ全集 2 』 ~ ピアノ・ソナタ第23番「熱情」 Op.57

ペーター・レーゼルが録音した「熱情ソナタ」は2種類。最初の録音は、旧東ドイツ時代の1980年にドレスデンのルカ教会で録音したスタジオ録音(ドイツ・シャルプラッテン。今はキングレコード国内盤で入手可能)。2回目の録音は、2008年10月、東京・紀尾井ホールでのライブ録音(キングレコード)。この演奏を収録したCDは、ライブ録音とセッション録音が混在しているらしいので、音源がどちらかわからない。(ライブ特有の熱気と...

レーゼル 『ベートーヴェンの真影 ピアノ・ソナタ全集 8 』 ~ ピアノ・ソナタ第32番 Op.111

レーゼルのベートーヴェン/ピアノ・ソナタ全集全曲録音プロジェクトの最終回は、2011年10月12日に紀尾井ホールで行われたリサイタル。プログラム最後の曲は、当然のことながら、ベートーヴェンが書いた最後のピアノ・ソナタである第32番ハ短調Op.111。リサイタルを聴いたブロガーの人たちは、軒並み絶賛している。このCDの録音がリサイタル当日のライブ録音なのか、前日のセッション録音なのかどちらなんだろう。ライブ録音でなく...

レーゼル 『ベートーヴェンの真影 ピアノ・ソナタ全集 8 』 ~ ピアノ・ソナタ第1番 Op.2-1

レーゼルのベートーヴェン/ピアノ・ソナタ全集全曲録音プロジェクトの最終回は、2011年10月12日に紀尾井ホールで行われたリサイタル。ベートーヴェンが初期と最後に書いたピアノ・ソナタ4曲を、第2番、第31番、第1番、第32番の順番で演奏している。後半のプログラムは、最初と最後のピアノ・ソナタを2曲続けて演奏するというかなりユニークなプログラム。レーゼル曰く、「私としては作曲時期こそ離れていますが、それほど大きな...

レーゼル 『ベートーヴェンの真影 ピアノ・ソナタ全集 8 』 ~ ピアノ・ソナタ第31番 Op.110

レーゼルのベートーヴェン/ピアノ・ソナタ全曲集演奏会録音プロジェクトもとうとう完結。最終回のリサイタルは、2011年10月12日、紀尾井ホールにて。このCDは全てライブ録音だと思っていたけれど、セッション録音も交えて...とPR文に書いている。たしかに、リサイタルは1日だけなのに、シリーズのCDにはリサイタル前日も録音日として記載されている。一部編集しているのか、それとも曲(または楽章)ごと、入れ替えているのか、ど...

新譜情報:ペーター・レーゼル『ベートーヴェンの真影 ピアノ・ソナタ全集』 Vol. 7&8

4年間に亘って順に発売されてきたペーター・レーゼルの『ベートーヴェン・ピアノソナタ全集』がとうとう完結します。今年の10月1日と10月12日に行った紀尾井ホールでのリサイタルのライブ録音が、『ベートーヴェンの真影 ピアノ・ソナタ全集』 の"Vol.7&8"として、来年1月25日に発売予定。HMV、amazon、TOWER RECORDSで、予約受付中。先日、キングレコードに照会した際、全集版BOXセットの発売予定は未定との回答。本当は全集版で...

レーゼル 『ベートーヴェンの真影 ピアノ・ソナタ全集 5 』 ~ ピアノ・ソナタ第15番「田園」 Op.28

ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第15番といえば、別名<田園>。一応、標題はついている曲なのだけれど、標題付きの名曲を総称した"7大ソナタ"(悲愴、月光、テンペスト、ワルトシュタイン、熱情、テレーゼ、告別)には入っていない。標題付き名曲の直後の曲は、なぜかあまり聴かれていないような気がする。 第8番<悲愴>-第9番(ソナタアルバムの収録曲。ピアノ学習者には良く知られている曲) 第14番<月光>-第15番<田園...

レーゼル&マズア/ゲヴァントハウス管 ~ メンデルスゾーン/ピアノ協奏曲第1番(ライブ録画)

ペーター・レーゼルがとても珍しいライブ映像で弾いているのは、メンデルスゾーンの《ピアノ協奏曲第1番》。伴奏は、クルト・マズア指揮ゲヴァントハウス管弦楽団。マズアが1991年にNYフィルへ移る前か、その後に古巣のゲヴァントハウス管で客演指揮していた時の映像か、どっちかな?今は66歳になるレーゼルの容姿も随分若くて、50歳前後? ヘアスタイル(御髪のカラーは違うけど)やお辞儀の仕方は、最近の東京公演の時と変わら...

レーゼル 『ベートーヴェンの真影 ピアノ・ソナタ全集 6 』 ~ ピアノ・ソナタ第18番「狩」 Op.31-3

すっかり秋めいて、薄い水色の空が高くて爽やか。お弁当をつくってピクニックにでも行きたくなってくる。こんなに気持ちの良いお天気の日に聴きたくなるのは、明るく楽しげに野原を駆け回っているようなベートーヴェンのピアノ・ソナタ《狩》。この曲は、ベートーヴェンの標題付きのピアノ・ソナタの中でもあまり有名ではない第18番目のソナタ。第17番《テンペスト》があまりに有名なので、その影に隠れてしまったのかも。でも、疾...

レーゼル 『ベートーヴェンの真影 ピアノ・ソナタ全集 2 』 ~ ピアノ・ソナタ第9番 Op.14-1

ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第9番は、全音のソナタ・アルバムにハイドン・モーツァルトと一緒に収録されている。この曲は、ベートーヴェンの初期のソナタの中でもかなり好きなので、今でもたまに弾いたりする。和音が多いけれど、歯切れよいタッチで、それでいてどこか軽やかでレガートな曲...というイメージをずっと持っていた。3年ほど前にライブ録音したレーゼルの第9番を聴くと、最初はかなり優雅な雰囲気を感じたけれど...

『レーゼルの芸術 室内楽曲編』 ~ シューベルト/ピアノ五重奏曲

『レーゼルの芸術 ~ 室内楽曲編』から、シューベルト《ピアノ五重奏曲》と《アダージョとロンド・コンチェルタンテ》。レーゼルの芸術~室内楽曲編(8枚組) Peter Rösel : Chamber Music(2007/01/01)Peter Schreier試聴ファイルなし収録曲情報(HMVのCD情報)ピアノ五重奏曲《鱒》 イ長調 D667[作品解説(Wikipedia)]   (Violin:Susuke,Viola:Hallman,Cello:Timm,Double-bass;Hucke)まず聴くことはないシュ...

『レーゼルの芸術 室内楽曲編』 ~ フランク/ヴァイオリンソナタ

『レーゼルの芸術 ~ 室内楽曲編』で、予想もかけず気に入ってしまったのが、フランクの《ヴァイオリンソナタ イ長調》。[作品解説(Wikipedia)]このフランクのヴァイオリンソナタの演奏は、一風変わっているという印象この曲に期待されるようなロマンティックな叙情感とは違い、やや清流のような透明感のあるクールな叙情感で、楷書的なかっちりとした構成感を強く感じる。感情移入過剰気味の演奏が苦手な人には、もしかして...

『レーゼルの芸術 室内楽曲編』 ~ シューマン/ピアノ五重奏曲、ピアノ四重奏曲

買おうかどうか思案中だったペーター・レーゼルのBOXセット『レーゼルの芸術~室内楽曲編』。NMLで収録曲は全曲聴くことができるけれど、シューマンの『ピアノ五重奏曲』が素晴らしく良かったし、8枚入りのBOXセットでいろいろ聴けるので、CDで持っておくことに。CDで聴きなおしてみると、シューマンの《ピアノ五重奏曲》はやっぱりとても良くて、それ以外では、《ピアノ四重奏曲》、シューベルトの《鱒》、フランクの《ヴァイオリ...

レーゼル ~ ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」(旧盤・新盤)

《テンペスト》を聴く時はいつも第3楽章。たまに第1楽章と第2楽章を聴くことはあっても、同じ譜面を表現しているにしては、ずいぶん違った演奏になるのが第3楽章なので、ピアニストの個性が一番よくわかる。《テンペスト》で今まで印象的だと思ったのは、幻想的なリヒテル、音が舞踏するような運動性のポリーニ、物語的なアラウ。それに加えて、レーゼルの2つの録音が、今一番好きな《テンペスト》。特にレーゼルの新盤のライブ録...

レーゼル ~ ブラームス/インテルメッツォ (Op.118-2)

ブラームスのピアノ作品全集は、昔はカッチェンの録音くらいしかなかったけれど、今ではレーゼル、オピッツを筆頭に、クリーン、ビレット、ジョーンズなど数種類が入手できるようになっている。後期ピアノ小品の抜粋録音となると、ルプー、グールド、グリモー、ケンプ、ペライアなど、録音しているピアニストはかなり多い。ブラームスとなると、感情移入過多というか情緒過剰で感傷的に弾く人がわりと多くて、聴いていて疲れるもの...

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yoshimi

Author:yoshimi
<プロフィール>
クラシック音楽に本と絵に囲まれて気ままに暮らす日々。

好きな作曲家:ベートーヴェン、ブラームス、バッハ、リスト。主に聴くのは、ピアノ独奏曲とピアノ協奏曲、ピアノの入った室内楽曲(ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ三重奏曲など)。

好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、ミンナール、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

好きなジャズピアニスト:バイラーク、若かりし頃の大西順子、メルドー(ソロのみ)、エヴァンス

好きな作家;太宰治、菊池寛、芥川龍之介、吉村昭、ハルバースタム、アーサー・ヘイリー
好きな画家;クリムト、オキーフ、池田遙邨、有元利夫
好きな写真家:アーウィット

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