気ままな生活

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Category [ ♪ セルジオ・フィオレンティーノ ] 記事一覧

『Sergio Fiorentino ~ live in USA』

注文後わずか1週間で英国から届いたセルジオ・フィオレンティーノの新譜『Sergio Fiorentino ~ live in USA』。音質が期待と違った曲があるとはいえ、好きな曲が多いし、何よりフィオレンティーノの演奏が素晴らしく、やはり買って良かった。SERGIO FIORENTINO - live in USA(2021/3/5)Sergio Fiorentino試聴ファイル(CD1)(jpc.de)ブックレットに記載されているのは、CD別と作曲家別の収録曲リスト、フィオレンティーノのカラ...

【新譜情報】『Sergio Fiorentino ~ live in USA』

今日発売されるのを全然知らなかったセルジオ・フィオレンティーノの新譜『Sergio Fiorentino ~ live in USA』。米国ライブ録音集で、1996年~1998年のNewport音楽祭と1997年&1998年のAlice Tully Hall(New York)のライブ録音、さらにボストンのスタジオライブ録音(WGBH Boston Radio “Classical Performances”)、NYのスタジオ録音(Sergio Fiorentino plays Yamaha Disklavier)を収録した9枚組BOXセット。音源は放送用録音...

【新譜情報】『Sergio Fiorentino 2 ~ live in Taiwan』

久しぶりに出たセルジオ・フィオレンティーノの新譜は『Live in Taiwan 1998』。8月にリリースされていたのに、HMVにもタワーレコードにも新譜情報が載っていなかったので、今日になってamazonで見つけた。1998年5月29日に台北・新舞台(Novel Hall)で行われたリサイタルのライブ音源。フィオレンティーノはこのリサイタルの3ヵ月後にナポリの自宅で心臓発作のため急逝した。リマスタリングのせいで、音の輪郭がやや尖って電気...

フィオレンティーノによるピアノ編曲版

セルジオ・フィオレンティーノのピアノを初めて聴いたのは、フィオレンティーノ自身がピアノ編曲したフォーレ《夢のあとに》。フォーレのピアノ曲は苦手でも、なぜか歌曲は好きなので、濃密なロマンティシズム溢れる《夢のあとに》にすっかり魅せられてしまい、すぐにフィオレンティーのCDコレクターになったのだった。Fiorentino plays Fauré Après Un Rêve編曲が得意なフィオレンティーノは、歌曲ではシューマンの《はすの花》...

フィオレンティーノ ~ シューマン/ピアノ・ソナタ第2番

チアーニが録音したシューマンの《ピアノ・ソナタ第1番》がとても気に入ったので、他のソナタも聴いてみた。手持ちの録音で第2番か第3番が入っているのは、思いつく限りではフィオレンティーノのベルリン録音集のみ。フィオレンティーノが録音しているのは、第2番のみ。第1楽章の主題旋律は確かに聴いた覚えがある。第2楽章以降は全く知らない旋律だらけなので、たぶん第1楽章を少し聴いただけで終わったに違いない。(ちょ...

フィオレンティーノ 『ドイツ・ライブ録音集(1993年)』

『Sergio Fiorentino in Germany, 1993 Live Recordings』は、フィオレンティーノの数少ないライブ録音集。1993年にドイツのミュンスター、ドルトムント、ヴァルシュタイン、パーダーボルンで行われたリサイタルをドイツ人のErnst Lumpes氏が録音したもの。録音エンジニアは、ピアニストでもある”Siegfried Schubert-Weber”という人。芸名?なのかもしれないけど、本名だったらなんて由緒ある名前なんだろう。このライブ録音は、...

リスト「ラ・カンパネラ」をめぐる3曲

有名なリストの「ラ・カンパネラ」(パガニーニによる大練習曲第3番「鐘」S.141)の元になった曲は2曲。一番最初に作曲された《パガニーニの「鐘」による華麗な大幻想曲 S.420》は、技巧的にあまりにも難しすぎて、リスト自身弾くのに難渋するほどだったらしい。これを弾くやすくしたのが、《パガニーニによる超絶技巧練習曲第3番「鐘」 S.140》。これでもかなりの難曲だったらしく、最終稿が「ラ・カンパネラ」で知られている《パ...

バッハ=ブゾーニ/前奏曲とフーガBWV 552 ”聖アン”

今年のクリスマスに聴こうと思ったのは、バッハ=ブゾーニ編曲《前奏曲とフーガBWV 552 ”聖アン”》。《前奏曲とフーガ》の編曲版では、ブゾーニ編曲BWV532とリスト編曲BWV543が特に好きなので、折りにふれて聴いている。”聖アン”の方は、ブゾーニ編曲版とレーガー編曲版(ピアニストはベッカー)のCDを持っているのに、どちらもまともに聴いたことがなかった。数か月前、フィオレンティーノのBOXセットに入っていた”聖アン”を初め...

フィオレンティーノ ~ シューマン/幻想曲、謝肉祭、献呈

フィオレンティーノが弾くシューマンは、《幻想曲》でも《謝肉祭》でもロマンティシズム豊かで、響きが豊穣。《謝肉祭》を聴いて、初めて面白くて好きな曲だと思ったくらい。フィオレンティーノの《謝肉祭》録音は3種類。Saga盤(LP):1958年、Hamburg/MusikhalleSummit/Concert Artist盤(LP):1965年、Guildford/Civic Hall (APRが2008年にCD化。『Fiorentino Edition, Vol. 4: Early Recordings 1953-1966』(Piano Classics...

フィオレンティーノ ~ ショパン/ワルツ全集

フィオレンティーノの録音をいろいろ聴いていて、予想外に面白かったのはショパンのワルツ。若い頃に全集録音したショパンのワルツは、Concert ArtistとSagaレーベルへの2種類。Youtubeには1989年のライブ録音がある。米国のNewport音楽祭やNY/AliceHallなどのリサイタルのライブ音源でも、プログラムなアンコールでショパンのワルツを弾いていた。それに、ショパンに限らず、リストが編曲したグノー《ファウストワルツ》やシュト...

『Fiorentino Edition, Vol. 4: Early Recordings 1953-1966』 (その2)

タワーレコードで注文したら、翌々日に届いた『Fiorentino Edition, Vol. 4: Early Recordings 1953-1966』 。ライナーノートを書いているのは、Ernest A. Lumpe氏。ドイツ人の高等学校教師でレコードコレクターだったLumpe氏は、若いフィオレンティーノが英国で録音したレコードを聴いて以来の”long-time admirer”だった。1989年にLumpe氏がフィオレンティーノに初めてコンタクトしてから文通が続き、(当時はほぼ忘れられたピア...

『Fiorentino Edition, Vol. 4: Early Recordings 1953-1966』

フィオレンティーノの若かりし頃の録音をまとめたBOXシリーズの最新盤が『Fiorentino Edition, Vol. 4: Early Recordings 1953-1966』(PIANO CLASSICS)。フィオレンティーノの録音で持っているのは、1994年〜1997年のベルリン録音BOXと若い頃のリスト録音。もっと他の録音も聴きたくなったのでディスコグラフィをチェックすると、”Fiorentino Edition”シリーズとしてラフマニノフ、リスト、この”Early Recordings”がリリースされ...

フィオレンティーノ ~ バッハ=ブゾーニ《前奏曲とフーガBWV 532》(フィオレンティーノ編曲)、バッハ/フランス組曲第5番

数あるバッハ録音のなかでも、フィオレンティーノのバッハはとても好きなので、折に触れて聴いている。今回聴きたくなったのは、テンポが遅すぎてほとんどまともに聴いていなかったバッハ=ブゾーニ編曲《前奏曲とフーガBWV 532》と、なぜか聴きそびれていた《フランス組曲第5番》。両曲とも何度も繰り返し聴いたくらいに気に入って、特に《前奏曲とフーガ》はフィオレンティーノのピアノでしか聴けない演奏だった。バッハ=ブゾー...

フォイオレンティーノ ~ バッハ/パルティータ第1番、フォーレ/夢のあとに(ピアノ独奏版)

忘れた頃にふと聴きたくなる晩年のフィオレンティーノのピアノ。必ず聴くのは、バッハ『パルティータ第1番』と、彼自身のピアノ編曲によるフォーレ『夢のあとに』。軽やかタッチででさりげない繊細さと気品に満ちた美しいパルティータを聴くと、とても幸せな気分になれる。どうしてこんなに優しく心に触れるようなピアノを弾けるのかしらん?フィオレンティーノの弾くパルティータの魅力には、今まで聴いたどのパルティータもかな...

フィオレンティーノ ~ シューベルト/即興曲集D899

『セルジオ・フィオレンティーノ・エディション Vol.1:ベルリン・レコーディングス 1994-97』に収録されているシューベルト作品は、ピアノ・ソナタ第4番、第13番、第21番と即興曲D.899(No.90)。特に良かったのは、初めて聴いた曲のピアノ・ソナタ第13番と、もともと好きな即興曲集D.899。苦手なシューベルトでも、フィオレンティーノが弾くシューベルトは、流麗で優美な中にも激しさがほとばしり、叙情美しく気品漂うところ...

セルジオ・フィオレンティーノ 『The Berlin Recordings』 ~ ピアノ名曲集

フィオレンティーノのBOXセット『The Berlin Recordings 1994-97』に収録されている10枚目の最後のCDは、ピアノ名曲&小品集。私がフィオレンティーノのことを知ったのは、たまたまYoutubeでフォーレの歌曲《夢のあとに》のピアノ編曲版を見つけたことがきっかけ。フィオレンティーノ自身が編曲したこの《夢のあとに》を聴いた時、なんて叙情濃厚で”雰囲気”に満ちた編曲なんだろうと思ったけれど、これがとっても魅力的。フィオレ...

フィオレンティーノ ~ シューベルト/ピアノ・ソナタ第13番 D664

フィオレンティーノのBOXセットを手に入れたので、2枚のCDに入っている苦手のシューベルトもとりあえず聴いてみることに。最後のピアノ・ソナタ第21番D960は、誰の演奏で聴いても好きになれないので、やっぱりフィオレンティーノでも同じ。他に録音しているのは、第13番D664、第14番D537、即興曲D899/No.90の4曲。どこかで何度か聴いた気はする第14番ももう一つよくわからないので、やっぱり相性が悪い。と思いつつ聴き始めた第13...

フィオレンティーノとヴィアルド ~ フランク=バウアー編曲/プレリュード、フーガと変奏曲 ロ短調 Op.18

セザール・フランクのピアノ曲として有名なのは、《プレリュード、コラールとフーガ ロ短調》(Prelude, choral et fugue*)と《プレリュード、アリアと終曲》(Prelude, aria et final)の2曲。フランク自身の作曲ではないけれど、ピアニストのハロルド・バウアー(最初は「天才ヴァイオリニスト」として知られていたらしい)が編曲した《プレリュード、フーガと変奏曲ロ短調》(Prelude, fugue et variations)Op.18という曲もある。...

バッハ=フィオレンティーノ編曲/無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番 BWV1001(ピアノ独奏版)

バッハの《無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番ト短調,BWV1001》の珍しいピアノ独奏版。この曲の編曲はいくつかあり、ゴドフスキーの編曲版が一番有名。(と言っても、聴いたことがある人は少ないはず)ブラームスも<J.S.バッハによるプレスト ト短調>という編曲版を書いている。これはBWV1001のフィナーレを編曲したもので、《ピアノのための5つの練習曲Anh.Ia-1》に収録されている。フィオレンティーノの編曲も有名とは言い難く、...

フィオレンティーノ ~ バッハ/パルティータ第1番

久しぶりに聴いたバッハの《パルティータ第1番》は、セルジオ・フィオレンティーノの1996年10月ベルリンでのスタジオ録音。1927年生まれなので、当時70歳間近。長年、在職していた音楽院の教職を辞め、若い頃のようにイタリア国外で演奏活動を再開していた頃の録音になる。今まで聴いた第1番のパルティータのなかで、好きなのはアンデルジェフスキ、それに、ずっと硬派な印象のリパッティやヴェデルニコフ。それ以上にフィオレンテ...

『セルジオ・フィオレンティーノ・エディション Vol.1:ベルリン・レコーディングス 1994-97』

HMVの新譜情報をチェックしていたら、『セルジオ・フィオレンティーノ・ザ・ベルリン・レコーディングス』の紹介文~かのミケランジェリが「彼は私以外の唯一のピアニストである」と評した~が目に入ってきて、興味を惹かれたので、フィオレンティーノについてちょっと調べてみることに。セルジオ・フィオレンティーノ(Sergio Fiorentino)は1927年生まれで、すでに1998年に亡くなっているイタリア人ピアニスト。プロフィールを読...

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プロフィール

Author:Yoshimi
<プロフィール>
クラシック音楽に本と絵に囲まれて気ままに暮らす日々。

好きな作曲家:ベートーヴェン、ブラームス、バッハ、リスト。主に聴くのは、ピアノ独奏曲とピアノ協奏曲、ピアノの入った室内楽曲(ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ三重奏曲など)。

好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、ミンナール、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

好きなジャズピアニスト:バイラーク、若かりし頃の大西順子、メルドー(ソロのみ)、エヴァンス

好きな作家;アリステア・マクリーン、エドモンド・ハミルトン、太宰治、菊池寛、芥川龍之介、吉村昭
好きな画家;クリムト、オキーフ、池田遙邨、有元利夫
好きな写真家:アーウィット

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