気ままな生活

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Category [ ♪ シチェルバコフ,パール,ベッカー,ブラレイ ] 記事一覧

ベートーヴェン/チェロソナタ全集

パーチェとヤン・ソンウォンのライブ映像のなかで、特に好きなのがベートーヴェンの《チェロソナタ第3番》。滅多に聴かないチェロ曲のなかで、例外的にベートーヴェンのチェロソナタはとても好きな曲。好きな曲の順番は、第3番、第1番、第2番、第4番と第5番。全集としてはヴァイオリンソナタよりも好きかも。パーチェのピアノは、速めのテンポでリズム感も良く、アッチェレランドで力強く盛り上がっていくところや、太く力強...

マルクス・ベッカー ~ ハイドン/ピアノ・ソナタ集

ピアノの音を聴いているだけでとっても心地良いマルクス・ベッカーの『ハイドン/ピアノ・ソナタ集』。収録曲5曲のうち4曲が長調なので、明るくチャーミングなアルバム。特に好きな短調の第53番が収録されているのが嬉しい。(短調のソナタが好きなので、第33番とかも入っていればさらに良かったけど)レーベルは、CAvi-music。このレーベルのCDは今まで買ったことがない。このディスクは音質が素晴らしく良いので、しっかりとし...

マルクス・ベッカー『Kiev Chicago ~ Pictures At An Exhibition & Jazz Improvisations』

偶然見つけたマルクス・ベッカーの新譜(といっても2014年のリリース)は、珍しくもクラシック&ジャズのソロアルバム。ベッカーがジャズを弾くというのは予想外だったので、同姓同名のジャズピアニストのアルバムかと思ったけれど、スクリャービンとムソルグスキーは普通のクラシックの演奏なので、やっぱりあのベッカーのアルバムだった。クラシック(DISC1)は、スクリャービン《6つの前奏曲 Op. 13》、ムソルグスキー《組曲「...

マルクス・ベッカー ~ ドゥシーク/ピアノ・ソナタ集

マルクス・ベッカーのディスコグラフィをチェックすると、かなり珍しい曲の録音が多い。Hyperion盤では、ロイプケ(ピアノ・ソナタ)、”ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ”のドレーゼケ、サロモン、ヴィドール。cpo盤では、ドゥシーク(ピアノ・ソナタ集2枚)、アンタイル(ピアノ協奏曲)、シュミット(ピアノ協奏曲・変奏曲)。J.L.ドゥシーク:ピアノ・ソナタ集 (2008/5/9)Markus Becker 試聴ファイルクレメンティ...

マルクス・ベッカー ~ バッハ/ゴルトベルク変奏曲

マルクス・ベッカーを聴くようになったきっかけは、とある「CD聴き比べ」ホームページで紹介されていたバッハの《ゴルトベルク変奏曲》。今でもベッカーのゴルトベルクはほとんど知られていないと思うけれど、以前聴いた時以上に、柔らかさのある色彩感の美しく温もりのある音色と、細かな抑揚のある旋律の歌い回しが優美。隅々まで丁寧なタッチと繊細な表現が情感豊かで、まるで優しく寄り添ってくれるような心地良さ。音がやたら...

マルクス・ベッカー ~ ロイプケ/ピアノ・ソナタ、スケルツォ

マルクス・ベッカーのディスコグラフィをチェックしていたら、最近はhyperionの録音が多い。珍しいのは、ユリウス・ロイプケの作品集。Reubke: Sonatas (2015/11/13) Markus Becker 試聴ファイル(hyeprion)(名前も聞いたことがなかった)ロイプケはフランツ・リストのお弟子さんで、24歳で早世してしまった作曲家。残した作品数は少なく、ピアノ曲でよく演奏されるのは《ピアノ・ソナタ変ロ短調》。試聴した限りでは、《ピアノ...

【新譜情報】マルクス・ベッカー 『レーガー/ピアノ作品全集』

今年はマックス・レーガーの没後100年にあたるメモリアルイヤー。長らく廃盤になっていたマルクス・ベッカーの『レーガー/ピアノ作品全集』が、廉価盤で再発売される。原盤はThorofon。この廉価盤はNCAのライセンス盤で、12枚組が3000円~3500円くらいとお買い得盤なので、発売後に購入予定。43歳の若さで早世したにしては、CD12枚分のピアノ独奏曲を残したのは、さすがに多作家のレーガー。曲数が多い上に、似たような様式・曲想...

シチェルバコフ,グランテ ~ バッハ=ゴドフスキー編曲/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番~第3番(ピアノ独奏版)

バッハのピアノ編曲作品で有名な人といえば、作曲家のブゾーニ、リスト、ピアニストのケンプ。バッハのピアノ作品および編曲に関して、恐ろしいほど詳しいブログは<Bach with Piano>。そのなかに、”バッハの音楽の編曲曲目データベース”というコンテンツがある。これを見ると、バッハの作品は編曲意欲を刺激するせいか、編曲した作曲家・演奏家はかなりの数。リストを眺めていると、意外な名前もいろいろ出てきて、結構面白い。B...

アルフレッド・パール ~ シマノフスキ/交響曲第4番 ”協奏交響曲”

アルフレッド・パールのディスコグラフィのなかで、一番珍しいカップリングのアルバムがグリーグとシマノフスキのピアノ協奏曲。グリーグとくれば、カップリングはたいていシューマンのピアノ協奏曲。なぜかあまり有名ではないシマノフスキのコンチェルトを選曲したところが、月並みでなくて良い。パールのCDは、1996年1~2月にかけて録音したArteNova盤。グリーグのピアノ協奏曲は似たような旋律が延々と繰り返されるので、好きな...

グリーグ/チェロソナタ

アルフレッド・パールのディスコグラフィをチェックしていてたまたま見つけたのが、グリーグの《チェロソナタイ短調 Op.36》。カップリングは、ラフマニノフの《チェロソナタ》。グリーグはピアノ協奏曲以外はほとんど聴かないので、ピアノ作品でさえどういう曲があるのか、《叙情小曲集》以外はわからない。グリーグが書いたチェロソナタは1曲のみ。(ヴァイオリンソナタは数曲書いている)グリーグとラフマニノフというのは、作...

アルフレッド・パール ~ ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ全集

米国amazonで注文したアルフレッド・パールの《ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ全集》が、2ヶ月近く経ってようやく到着。早速好きな曲から数曲聴いてみると、試聴時よりもずっと良く思えた曲が多い。やっぱりこのBOXセットを買ったのは正解。レーベルはドイツのOehms Classics。廉価盤レーベルArteNovaから独立したプロデューザーが立ち上げたレーベルで、20歳代後半の若手ピアニストだったパールがArteNovaに新規録音した全集のラ...

アルフレッド・パール ~ ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ全集

たまたま見つけたamazonとHMVのレビューでとても評判が良かったのが、アルフレッド・パール(Alfredo Perl)の『ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ全集』。廉価盤レーベルのさほど有名ではないピアニストの録音に高評価のレビューが多い場合は、ネームバリューは関係ないので、演奏内容そのものが良いのは間違いない。もともとはBMG傘下のドイツの廉価盤レーベルArte Novaに1993年~96年にかけて録音した全集で、Oehms Classicsから...

マルクス・ベッカー ~ バッハ=レーガー/ピアノ・トランスクリプション集

レーガーが編曲したブランデンブルク協奏曲を聴いて、たしかレーガーのバッハ編曲集がHyperionから出ていたのを思い出した。Hyperionは、バッハのピアノ編曲集の編曲者別シリーズをVol.10までリリース済み。編曲者は、ブゾーニを始め、ジロティ、レーガーから、サン=サーンスやイギリス人作曲家まで、聴き比べるには面白そう。他に、ヒューイットのバッハ編曲集、リストのピアノ作品全集でバッハ編曲物のCDとかも出ている。レーガ...

フランツ・シュミット/ベートーヴェンの主題による協奏的変奏曲

左手のためのピアノ協奏曲の多くは、戦争で右手を失ったピアニスト、ヴィトゲンシュタインが委嘱したもの。委嘱した作曲家は、ラヴェル、プロコフィエフ、ブリテン、コルンゴルト、フランツ・シュミット、リヒャルト・シュトラウス。(たぶんこれだけのはず)一番有名なのは、ラヴェルの《左手のためのピアノ協奏曲》。ラヴェルの両手で弾く方のピアノ協奏曲ほどには演奏機会が少ない。これは、まるで両手で弾いているかのように思...

ブラレイ 『インプレッションズ』 ~ ドビュッシー・ラヴェル作品集

カピュソンと録音したベートーヴェンのヴァイオリンソナタ全集のピアノ伴奏が素晴らしく良かったので、ブラレイの一番新しいソロアルバムのドビュッシー&ラベル作品集も聴きたくなって、早速購入。インプレッションズ~ドビュッシー、ラヴェル作品集(2008/11/05)フランク・ブラレイ試聴する2008年8月、スイスのラ・ショー・ド・フォンでの録音。(ここはアラウが晩年によく録音していたホール)録音音質がとても良い感じ。ピアノの...

カピュソン&ブラレイ ~ ベートーヴェン/ヴァイオリンソナタ全集

フランス人ピアニストのフランク・ブラレイは、数年前に読んだ『クラシックは死なない!』というCDガイドブックで紹介されていて知ったピアニスト。あまり有名ではないけれど、「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」で演奏していたので、コンサートを聴いたことがある人もいるはず。録音はソロアルバムが数枚(ベートーヴェン・シューベルト・ガーシュウィン・シュトラウス・ドビュッシー・ラヴェルなど)、エリック・ル=サージ...

シチェルバコフ ~ ベートーヴェン/交響曲全集 (リスト編曲によるピアノ独奏版)

リストの数ある編曲作品のなかで最も有名なものは、たぶんベートーヴェン交響曲全集のピアノ独奏版。リスト編曲版は、2台のピアノでも弾くのに苦労しそうなベートーヴェンの交響曲を、ピアノ・ソロでどこまで表現できるか挑戦した力作。原曲と同じくらいの演奏時間がかかるので、技術的な難易度の高さはもちろんのこと、和音を速いテンポのフォルテで力感・量感をもって弾くところが結構多く、ピアノを長時間安定して鳴らしきるだ...

マルクス・ベッカー ~ バッハ/ゴルトベルク変奏曲

マルクス・ベッカーは、レーガーのピアノ作品全集を録音したことで知られるピアニスト。レーガー作品以外はあまり録音がないけれど、<ゴルトベルク変奏曲のCD聴き比べ>というホームページで、この曲を録音していたのを知って、めずらしくて聴いてみると、実に好みにぴったり合う演奏。CPOというマイナーなレーベルなので、あまり知られていない録音に違いないけれど、思わぬ掘り出しものだった。今まで聴いたゴルトベルクのな...

ショスタコーヴィチ/24の前奏曲(ピアノ独奏版、ヴァイオリン&ピアノ編曲版)

ショスタコーヴィチの《24の前奏曲》というと、1933年に完成したピアノ独奏曲の《24の前奏曲》。かなり自由な作風の小品集ながら、聴けばすぐにわかるようなショスタコーヴィチ独特の旋律・和声と曲想がつまっている。1952年にも前奏曲集を書いているが、こちらはフーガもついた《24の前奏曲とフーガ》。この曲集は、バッハの平均律クラヴィーア曲集にならったとてもシンプル旋律と響きで構成されているので、”現代の平均律曲集”の...

ベッカー ~ レーガー/ピアノ小品集

マックス・レーガーのピアノ曲を初めて聴いたのは、BBC Legendsのルドルフ・ゼルキンのライブ録音集。曲目は「バッハの主題による変奏曲とフーガ Op.81」。話には聞いていたが、とにかくとんでもなく音が多くて混み入っていて、重厚といわれるブラームスさえ遠く及ばない思うほどに、厚みのある響きの音楽。あまりにずっしりと重いので、聴いていて疲れてしまった。旋律も曲想も変奏に入ると複雑だったので、聴き終わっても一体ど...

ショスタコーヴィチのピアノ曲 ~ ピアノ・ソナタ第2番、 子供のノート、明るい小川(ピアノ編曲版)

ピアニストであったにしては、ショスタコーヴィチはそれほど多くのピアノ曲を残してはいない。ショスタコーヴィチのピアノ曲は、ピアノ協奏曲以外はそれほど有名ではないとはいえ、独奏曲、室内楽曲とピアノが入った作品はいろいろ手がけてはいて、いずれも個性のある曲だと思う。交響曲がショスターヴィチの公的生活の顔だとすれば、ピアノ独奏曲はそれに比べて比較的自由に振舞える分野で、ショスタコーヴィチの隠された心情が垣...

ベートーヴェン/「God Save The King」の主題による7つの変奏曲

ベートーヴェンの小品のなかで珍しいのが、英国国歌の主題をもとにした変奏曲<”God Save The King"の主題による7つの変奏 WoO.78>。1804年の作曲。今なら”King”じゃなくて”Queen”です。ブリテンが編曲した英国国歌の録音をたまたま聴いて、ベートーヴェンも変奏曲を作っていたのを思い出した。この曲は、子供の頃にこの曲のことを知って(なぜかは忘れてしまった)、練習した懐かしい曲。それほど難しい曲でもなかったのと、英...

シチェルバコフ ~ ショスタコーヴィチ/24の前奏曲とフーガ

ショスタコーヴィチの「24の前奏曲とフーガ」は、彼のピアノ作品の最高傑作。前奏曲集としては初期に書いた前衛的な作風のOp. 34があるが、それより17年後の1950-51年にかけて書いた「24の前奏曲とフーガ」は全く作風も作曲意図も違う。「24の前奏曲とフーガ」は、バッハの「クラヴィーア平均律曲集」を彷彿させるような構成で、長短合わせて24の調性に対して、それぞれプレリュードとフーガがついている。作曲当時は、「ジダーノ...

シチェルバコフ ~ レスピーギ/ピアノ作品集

レスピーギといえばローマ三部作が有名。彼のピアノ作品は、そうそう演奏される機会が多くはないので珍しいものだが、なぜかシチェルバコフがピアノ作品集を録音している。超絶技巧のシチェルバコフと古典回帰のレスピーギとのイメージがなかなか合わなかったので、一体どういう風に弾いているのだろうと興味深々で聴いたが、これはとても良いアルバム。精神的に落ち着きたいときに聴くのに選びたくなるような曲集。そもそもバロッ...

ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第14番「月光」

フランク・ブラレイがオールド・スタインウェイで弾く月光ソナタを聴いたせいで、久しぶりに現代ピアノで弾かれた月光ソナタをいくつか聴いてみた。あまり好きな曲ではないので、こういう時は何人ものピアニストの演奏を聴き比べると、意外な発見があるもの。名の知れたピアニストで、このベートーヴェンの3大ソナタの一角を占める名曲を録音していない人はほとんどいない。持っているCDは、アラウ、ポリーニ、ゼルキン(2種)、...

ル・サージュ&ブラレイのモーツァルト/2台のピアノのためのソナタ

「2台のピアノのためのソナタ ニ長調」は、フランス気鋭の中堅ピアニストであるエリック・ル・サージュ&フランク・ブラレイによるモーツァルトの2台と4手のためのピアノ・ソナタ集の収録曲。この曲は、2台のピアノで弾く曲の中では最も人気がある曲で、ペライア&ルプー、ピーター・ゼルキン&シフなど、多くのピアニストが録音している。なかでも、このル・サージュ&ブラレイの演奏は、その表現力の高さと繊細さ、音色の美し...

フランク・ブラレイのベートーヴェン/ピアノ・ソナタ集

「クラシックは死なない!」(松本大輔著)で紹介されていたフランク・ブラレイ。フランスの若手ピアニストだが、かなり独自性のある音楽を聴かせる人らしい。エリーザベト国際ピアノコンクールで第1位になった人だから、若手といえど期待できそうな気がする。CDデビューしたのはシューベルトのピアノ・ソナタ第20番。次にリヒャルト・シュトラウスのピアノ曲集、3作目はベートーヴェンのピアノ・ソナタ第14・23・31番、最新作は...

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yoshimi

Author:yoshimi
<プロフィール>
クラシック音楽に本と絵に囲まれて気ままに暮らす日々。

好きな作曲家:ベートーヴェン、ブラームス、バッハ、リスト。主に聴くのは、ピアノ独奏曲とピアノ協奏曲、ピアノの入った室内楽曲(ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ三重奏曲など)。

好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、ミンナール、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

好きなジャズピアニスト:バイラーク、若かりし頃の大西順子、メルドー(ソロのみ)、エヴァンス

好きな作家;太宰治、菊池寛、芥川龍之介、吉村昭、ハルバースタム、アーサー・ヘイリー
好きな画家;クリムト、オキーフ、池田遙邨、有元利夫
好きな写真家:アーウィット

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