気ままな生活

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Category [ ♪ マリア・ユーディナ,アニー・フィッシャー,ジーナ・バッカウアー ] 記事一覧

【新譜情報】『マリア・ユージナの芸術』(26CD)

スターリンのお気に入りのピアニストとして有名なマリア・ユーディナの新譜は26枚組BOXセット『マリア・ユージナの芸術/The Art of Maria Yudina』(Scribendum盤)。9月下旬にリリース予定。ジャケットの絵がとても素敵。HMVサイトの商品説明が異常に詳しくて、ユーディナのミニ伝記と詳細な年表が載っている。マリア・ユージナの芸術(26CD)(2018年09月25日 発売予定)Maria Yudina既出のユーディナ録音集は、『Legacy of Maria...

バルトーク/ミクロコスモス第6巻

カッチェンがモノラル録音したバルトークの《ミクロコスモス》を聴き直していたら、ガーシュウィンの《ピアノ協奏曲》やリゲティの《エチュード》を連想するようなジャジーな曲がいくつかあって、とっても面白い。カッチェンは第6巻のうち8曲だけしか録音していなかったので、第6巻全曲録音した音源を探すと、Youtubeでユーディナの音源を見つけた。古い録音なのに音質がとてもよく、Yudinaらしい張りのある力強く鋭いタッチが冴え...

マリア・ユーディナのリスト録音 ~ 《前奏曲とフーガ BWV543》、《バッハのカンタータ「泣き、嘆き、悲しみ、おののき」による変奏曲》

マリア・ユーディナの録音はかなり個性的な演奏で、まるで怒りをぶつけるかのようにタッチが強く鋭すぎて、聴き疲れることがある。逆に、その力強さと無骨さが素晴らしさにつながっている曲もあり、数少ないリスト録音もその一つ。一番好きなのは、バッハのオルガン曲を編曲した《前奏曲とフーガ イ短調 BWV 543》。1952年のスタジオ録音に比べて、1953年のライブ録音は、タッチに少々荒っぽく無骨なところはあれど、強い求心力と力...

【新譜情報】 アニー・フィッシャー 『ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ全集』(再発売)

HMVの新譜情報では、アニー・フィッシャーが1977~78年にかけて録音した唯一の『ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ全集』がHungarotonから10月末に再発売予定。2002年に発売されて、長らく在庫切れ状態だったらしい。CDコレクターをするほど好きな女流ピアニストはほとんどいないので、CDも滅多に買わない。(例外的にマリア・ユーディナはBOXセットなど数種類持っているし、バッカウアーのブラームスも大好き)フィッシャーというと...

マリア・ユージナに関する文献

マリア・ユージナ(ユーディナとも表記される)に関する情報は、インターネット上の音楽サイト、CDのライナーノート、音楽関係の本に載っているが、情報量はあまり多くはない。最も有名な逸話は、スターリンとモーツァルトのピアノ協奏曲第23番の録音に関するエピソード。偽書とされているソロモン・ヴォルコフ『ショスタコーヴィチの証言』など、多くの文献で紹介されている。この録音に対して高額の謝礼金を受け取ったユージナは...

リスト=ブゾーニ編曲《スペイン狂詩曲》

リストの《スペイン狂詩曲》はピアノ独奏曲。この編曲版があるとは全然知らなかったけれど、バッカウアーの音源集を聴いていて、ブゾーニがピアノ&管弦楽版に編曲した曲を録音していた。録音はそれほど多くはなく、有名なピアニストではエゴン・ペトリが録音している。ピアノ独奏だけでも荘重華麗で情熱的な曲なのに、さらにカラフルな音色と厚みのある響きの管弦楽が加わって、《スペイン狂詩曲》の曲想によく似合う。もともとこ...

ジーナ・バッカウアー ~ ブラームス/ピアノ協奏曲第2番

難曲の代名詞のようなブラームスの《ピアノ協奏曲第2番》を録音している女性ピアニストは、意外に多い。私が調べた限りでは、録音の古い順に、エリー・ナイ、モニク・ドゥ・ラ・ブリュショルリ、マイラ・ヘス、ジーナ・バッカウアー、セシル・ウーセ、アンネローゼ・シュミット、アリシア・デ・ラローチャ、エリザベート・レオンスカヤ、最新録音はエレーヌ・グリモー。男性ピアニスト並みの技巧とパワーを持つアルゲリッチは、な...

ユージナ ~ ベルク/ピアノ・ソナタ

ベルクの《ピアノ・ソナタ Op.1》は、現代音楽の名曲とされるもののなかでも、特に好きな曲の一つ。初めてグールドの録音でこの曲を聴いて以来、グールドの演奏がマイベストだった。硬質で透明感のある音色とシャープなタッチで、ベルク特有のネットリした濃厚な叙情感とは違って、研ぎ澄まされたクールな叙情感が美しい。ユージナは現代音楽(20世紀の音楽)の録音がかなり多いので、ベルクのピアノ・ソナタも録音していた。共産主...

『マリア・ユージナ名演集』 ~ ブラームス・シューベルトのピアノ作品

今年は残暑も短く涼しくなるのが早くて、もうすっかり秋の気配。秋となると、聴きたくなるのはやっぱりブラームス。夏の暑い最中に、ブラームスのピアノ協奏曲第2番ばかり聴いていたので、今はピアノソロを聴きたくなる。ちょうどユージナの3枚組BOXセットにブラームスが数曲入っていた。《2つのラプソディ Op.79 第2番》と《後期ピアノ小品集》から9曲。《ヘンデルバリエーション》と《ピアノ・ソナタ第3番》の録音もあるけれど、...

【新譜情報】 マリア・ユージナ名演集 (The Russian Archives)

『マリア・ユージナ・ロシアン・アーカイヴス』(8枚組)のうち、バッハ、ベートーヴェン、ブラームス、シューベルト、リスト録音の一部を抜粋した『マリア・ユージナ名演集』(3枚組)がBrilliant Classicsからリリース予定。抜粋盤はメジャーな作品が多いので、ユージナを初めて聴くには良いかも。ただし、演奏は極めて個性的。好みに合うかというより、このピアニズムを受け入れられるかがはっきり分かれるので、まず試聴ファイ...

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yoshimi

Author:yoshimi
<プロフィール>
クラシック音楽に本と絵に囲まれて気ままに暮らす日々。

好きな作曲家:ベートーヴェン、ブラームス、バッハ、リスト。主に聴くのは、ピアノ独奏曲とピアノ協奏曲、ピアノの入った室内楽曲(ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ三重奏曲など)。

好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、ミンナール、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

好きなジャズピアニスト:バイラーク、若かりし頃の大西順子、メルドー(ソロのみ)、エヴァンス

好きな作家;太宰治、菊池寛、芥川龍之介、吉村昭、ハルバースタム、アーサー・ヘイリー
好きな画家;クリムト、オキーフ、池田遙邨、有元利夫
好きな写真家:アーウィット

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