気ままな生活

            ♪音楽と書物に囲まれて暮らす日々の覚え書♪  

Category [ ・ 医療全般 ] 記事一覧

ブルーベリーは眼に良い?

お向かいの糖尿病の奥さんに、生のブルーベリーかシロップ漬けを買ってくるように頼まれた。どうやらブルーベリーは眼に良いらしい。そういえば、昔上司がブルーベリー(かサプリメント?)を食べたら良く見えるようになったと言っていたのを思い出した。私も試しに生のブルーベリーかブルーベリーサプリメントを買ってみようかと思い立って、まず情報収集。調べてみると、正確には”眼に良い”と言われているのはブルーベリーではな...

【論文情報】欧米型の食事でも死亡リスクが低下

欧米型の食事でも死亡リスクは低下? 食事パターン別の意外な研究結果[J-CASTニュース]2017/5/24 食事パターンと死亡リスクとの関連について-「多目的コホート研究(JPHC究)」からの成果-[国立がん研究センター]食事パターンと死亡リスクとの関連について―多目的コホート研究(JPHC研究)からの成果報告―[国立がん研究センター]<調査方法>40~69歳の男女約8万人を約14.8年追跡し、食事パターンと死亡リスク(全死亡、が...

歯磨き粉「チェックアップ」とマイクロビーズ

4月に歯科衛生士さんに勧められて使い始めた歯磨き粉はライオンの「チェックアップ」。低研磨・低発泡で、フッ素濃度が950ppm。歯科医院でフッ素塗布した場合は、5000ppmや10000ppmレベルと高濃度。家庭用の歯磨き粉などでは、フッ素濃度の上限が1000ppmと規制されている。 ライオン チェックアップ スタンダード 120g【医薬部外品】(2013/8/22)ライオン (LION)そこらのドラッグストアでは取り扱っていないらしく、歯科医院やamaz...

平成28年度診療報酬改定(歯科)/「かかりつけ歯科医」と「歯周病安定期治療(Ⅱ)」

歯科医院で定期的にしている歯のクリーニングは、今年2月までは2ヶ月に1回で、再診料・管理料等全て合計して、自己負担額が1600円くらい。4月下旬に行くと、歯科衛生士さんから、「診療報酬の改定でクリーニング内容を追加したので云々」という説明があり、料金が3000円強と倍増。それに、クリーニングの頻度は3ヶ月に1回でも良いと言う。(今までは、2ヶ月か2ヶ月半と言われていた)追加されたのは、フッ素塗布と歯の写真撮影(数...

インプラントのデメリット

インプラントのメリットについては、歯科医院やインプラント情報ポータルサイトなどのホームページでかなり積極的に説明されている。一方、インプラントを入れたときのデメリットは、一般的なこと(手術が必要、費用が高額、メンテナンスが重要とか)以外の点まで詳しく説明されているとは限らない。それに、デメリットといっても、様々なケースがあるので、それを全て想定して説明することはできないから、歯科医院側の説明不足と...

梅の血糖値低下効果

ご近所の糖尿病の奥さんから聞いたお話。梅を玄米酢に漬けたものを毎日飲むと、肥満状態だった体重も減って、血糖値も低下したと、親戚の糖尿病一家が言っていたという。酢に血糖値低下効果がある...というのは聞いたことがあるけれど、梅にもあるのだろうか?調べてみると、梅干しや梅エキスに血糖値低下効果があるのは事実らしく、梅に含まれる「オレアノール酸」が、小腸で糖質を吸収する酵素「α-グルコシダーゼ」の活性を阻害...

食事摂取基準(2015年版) ~ コレステロールは摂取目標量を撤廃、たんぱく質は新設

栄養学は、「今日の非常識は明日の常識」の世界。この言葉の元になったかどうかは定かではないけれど、日清食品の創業者である安藤百福は、「明日になれば、今日の非常識は常識になっている」と言ったという。それを実証する例は多数あり、最近の一番良い実例が「コレステロール」。脂質の一種であるコレステロールは、人間のあらゆる細胞を構成する物質で、特に、肝臓、脊髄、脳などに多数含まれている。血中コレステロールの7~...

糖尿病死亡者数と統計方法

厚生労働省発表の「人口動態統計の概況」によると、平成25年の糖尿病による死亡数は1万3,812人。糖尿病を死因とする死亡者数は、主にこの人口動態統計のデータが使われている。死因をどうやって決定しているのか、統計方法を調べてみたところ、死亡届に添付されている死亡診断書上の「死亡の原因」が元々のデータになっている。死因を決定するステップ:死亡届・死亡診断書 ⇒ 人口動態統計死亡票 ⇒ (ICD分類とWHOの統一的手法...

糖類摂取量に関するWHOの新ガイドライン ~ カロリーベースで1日5%以下に

先日、WHOが糖類の摂取量に関して、新しいガイドラインを発表していたけれど、それが推奨している糖類の摂取基準はかなり厳しい。糖類(砂糖など)の摂取量は、1日あたりの摂取カロリーの5%未満。これは、平均的な大人の摂取カロリーが1日2000kcalとすると、25g。これは、ティースプーン6杯程度、小さじ9杯または大さじ3杯よりは少ない。自分で飲み物や料理に入れる砂糖はもちろん、市販の加工食品・調味料・パン・ケーキ・...

脂肪(コレステロール)は悪くない?

<LH比>コレステロールというと、HDLが善玉、LDLが悪玉、と一般的に言われている。最近では、LDLのなかでも、粒子の小さいものが悪玉で、粒子の大きいものは善玉、ということになってきているらしい。近年、脂質異常症の診断で重視され始めているのが、「LH比」。「LDLコレステロール値÷HDLコレステロール値」の値のことで、HDLとLDL自体はどちらも正常範囲だとしても、LH比を見ると、動脈硬化の度合いがわかる...

ジャムパンだけで11年間生きている少年

ずっと昔、TVでジャムパンばかり食べている少年の話を見たことがある。ビタミンC不足で壊血病になる...という話を思い出して検索してみると、「ジャムパンだけをひたすら食べ続けて生きている英国の少年」のことらしい。ジャムパンだけで11年間生きている少年 英[X51.ORG]彼は極端な栄養失調にもならず、身長が180cm以上、運動神経の良いスポーツ少年。ジャムパンといえば、パンと砂糖いっぱいのジャム(ストロベリー、ラズベリ...

鉄欠乏性貧血と「新型栄養失調」

若い頃から慢性的な鉄欠乏貧血なので、献血したのは20年前が最後。その後、何度か赤十字の献血車を見かけたときに献血しようとしても、いつも血液検査で血が薄すぎてNG。2年前も同じく献血できなかったけれど、その後食生活を大幅に変えてみると貧血が完治。昨日20年ぶりに献血できた。今は体重が50kg以下なので、400mlではなく200ml献血。看護婦さんに、とっても血が濃いと言われて、なぜか嬉しい。今までの血液検査のデータでは...

糖尿病新薬「SGLT2阻害薬」の最新ニュース

10月11日付けの読売新聞では、糖尿病の新薬「SGLT2阻害薬」を服用していた患者2人が、利尿薬を併用していたため、脱水症状を起こして死亡した...と報道されていた。糖尿病新薬、使用の患者2人死亡…利尿薬を併用(2014年10月11日 読売新聞,yomiDr.)大手のネットニュースサイトでは、読売新聞の記事を引用しているが、ほとんどのマスメディアはなぜかこの件を報道していない。その後、日刊薬業(15日付)、日経メディカル(...

低血糖と運転免許

60歳代のスリムな体型の叔母が、半年前に糖尿病と診断されて、糖質制限食を始めていた。大食漢でもないし、特にご飯や麺類をたくさん食べていたわけでもないので、本人は果物の食べすぎが良くなかったのかな?と言っていた。(冷蔵庫にはいつも果物が入っていたという)先日電話で話していたら、今はインシュリンを打っている、体がしんどいこともあるし介護の仕事は止めると言う。詳しくは聞かなかったけれど、高齢女性に主食抜き...

トランス脂肪酸に関する情報

米国で禁止のトランス脂肪酸 国内ワーストマーガリンは日本生協連、ファストフードのワーストはマクドナルド(2013/12/02,MyNewsJapan) 表:2013年での家庭用マーガリンワースト5生協連のPB製品マーガリンが、ワーストワンというのは、意外。生協連のホームページで確認すると、製品によってかなりトランス脂肪酸含有量が違うが、たしかに「コーンソフト100マーガリン」は、含有量が重量の1割以上と多い。<CO・OPマーガリン...

大豆製品摂取による甲状腺機能への影響

ネット上の医療情報(医療専門家や個人)を探すと、”大豆製品を多量に長期間食べると、甲状腺機能低下や甲状腺腫を発症させる”と言う情報が結構多い。”○○を摂取すれば、健康に良い/悪い”という情報はネット上には山ほどありが玉石混交。そのなかで(動物実験ではなく)人間の臨床実験データで科学的に証明された信頼性の高いものは少ない。文献を調べてみると、少なくとも、1)大豆の中には抗甲状腺作用があるといわれている成分...

咳喘息

15年くらい前に、咳が1ヶ月以上も止まらず、喘息ではなかろうかと思ったことがある。突破的に、数分間咳き込み続ける。まるで、のどに急にホコリが貼り付いて、いがいがというか、ささくれたような、ヒリヒリざらついたような感覚。とにかく咳が止まらずに、咳き込んでいる間はかなり苦しい。最初は風邪かと思って、近所の開業医で風邪薬を処方してもらったけれど、全然治らず。次は、これも近所の個人経営の総合病院で、同じく風...

ターメリックの効用と副作用

香取薫さんの『はじめてのインド家庭料理』に載っていたターメリックライスとターメリックミルクを作ってみたら、これがとても美味しい。ターメリックミルクの作り方は、無塩バターとターメリックをよく練ってから、牛乳(または水とスキムミルク)でよく溶かして、沸騰させる。それに砂糖を少量入れると、ほんのり甘くて美味しい。ターメリック(日本名は「ウコン」)は、インドで使われている代表的なスパイスの一つ。(ターメリ...

ハンドクリームに「ワセリン」

そろそろハンドクリームが必要な季節。寒くなって空気が乾燥すると、水で手が濡れた後だけでなく、普通の時でも手指の肌が乾燥して、ささくれてくる。数年前から肌が乾燥しやすくなったことに加えて、3年前にいわゆる「主婦湿疹」のために手指の肌が随分荒れて以来、冬はハンドクリームが必需品。今までよく使ってきたハンドクリームは、メンタームやメンソレータムの「ビタミンクリーム」、「ユースキンA」。ほかにもいろいろ試し...

トランス脂肪酸 ~ 米国FDAが安全性を否定、使用禁止へ

今朝の日経オンラインで、「トランス脂肪酸、米が使用禁止「心臓発作を予防」」という記事が出ている。それによると、「FDAはトランス脂肪酸を「食用として安全と認められない」と暫定的に判断した。60日間の意見聴取期間を経てこの判断が最終的に確定すれば、許可を受けた場合を除き使用を原則禁止する。」情報ソースは、米食品医薬品局(FDA)のニュースリリース(Nov. 7, 2013)詳しい内容が報道されているのは、米国メデ...

イグ・ノーベル賞(医学賞)「心臓移植したマウスにおけるオペラ聴取の影響評価」

今年2013年のイグ・ノーベル賞の医学賞に選ばれたのは、日本人研究者グループによる「心臓移植したマウスにおける、オペラ聴取の影響評価」。この研究論文ウェブ上で公開されており、論文タイトルは "Auditory stimulation of opera music induced prolongation of murine cardiac allograft survival and maintained generation of regulatory CD4+CD25+ cells,"。[Masateru Uchiyama, Xiangyuan Jin, Qi Zhang, Toshihito Hirai,...

食品中のトランス脂肪酸と飽和脂肪酸

消費者庁が”製品中に含まれるトランス脂肪酸含有量の表示を義務づける”という方針がかなり以前に出ていたけれど、それにしては、マーガリンやファットスプレッドのパッケージには今でも表示が全くない。調べてみると、結局、表示の義務づけは諦めたらしく、業界・企業の情報公開にまかせることになっていた。欧米からの輸入食材には、私が見たことのあるものに限って言えば、「脂肪」の栄養成分表示として、「Total Fat」(脂質)...

美白化粧品に関する医療記事

日経メディカルオンラインに掲載されていたのが、「肌がまだらに白くなった」という症状とその原因に関する解説記事。<連載:【臨床講座】ドキュメント皮膚科外来 第10回(2013.7.29)>「原因は美白化粧品? 外来で「肌がまだらに白くなった」と訴えられたら」日本皮膚科学会のホームページには、「ロドデノール含有化粧品の安全性について」という患者向け説明資料が掲載されている。「ロドデノール含有化粧品の安全性につい...

アルミニウム入りベーキングパウダーが使用規制へ

ブログのアクセスログを見ていると、6月に入ってから、「ベーキングパウダー アルミ(またはアルミニウム)」のキーワード検索でのアクセス件数が多くなっている。この1週間くらい、特に21日~22日に急増している。どこかで、アルミニウム入りベーキングパウダーが問題になっていたのだろうと思って調べてみると、朝日新聞のデジタル版の記事に載っていた。アルミ添加物、使用基準を設け規制へ 菓子やパンに使用[2013年6月22日...

シナモンの効用と過剰摂取による肝障害

シナモンはとっても重宝なスパイス。チャイ(紅茶)に入れる、パン生地に混ぜればシナモンベーグル、シナモンシュガ-にしてパンに塗る、クッキー・ケーキとかのお菓子、米粉の和菓子生地に混ぜれば生八橋になったりと、いろいろ使えてとっても便利。シナモンの主要産地は、スリランカ、インドネシア、中国、マダガスカル。セイロンシナモンは上品な香りで高級なのだそう。最近良く見かけるのはベトナム産。かなり価格が安い。香り...

スリキズをサランラップで治す ~ 湿潤療法を試してみる

自転車でうっかりスリップして転倒したときに、膝小僧のところを500円硬貨2枚分ほど擦りむいてしまった。家には消毒液がなかったはず...。それなら、あの”温潤療法”を試す良い機会だと思いついた。買い物をしてから自宅に戻って、湿潤療法を自分でするにはどうすれば良いのか、調べてみた。最近、よく見ている夏井睦医師のホームページ<新しい創傷治療>は、専門の温潤療法に加えて、糖質制限や医学関係の話がいろいろ。さらに、...

牧田善二 『糖尿病はご飯よりステーキを食べなさい』

本屋さんで新書コーナーの棚を眺めていたら、牧田善二医師の『糖尿病はご飯よりステーキを食べなさい』という、人目を引く黄色い表紙の面白いタイトルの本が並んでいた。最近多数出版されている「糖質制限食」に関する本の一つ。同じ著者の『糖尿病専門医にまかせなさい』の方は読んだことがあり、それよりもわかりやすい。糖質制限食に関しては、江部医師が解説書やレシピ集を多数出版しているが、それと異なる点は、(牧田医師に...

山田 悟 『糖質制限食のススメ その医学的根拠と指針』 

山田悟医師の著作『糖質制限食のススメ その医学的根拠と指針』は、”第一線の糖尿病専門医が書いた初めての糖質制限本”。「糖質制限食」に関する書籍では、糖尿病専門医ではなく内科医で自身もⅡ型糖尿病を患う江部医師の著作が多数発刊されている。糖尿病治療食としての「糖質制限食」に対しては、専門学会である糖尿病学会では公式には認められていない。ただし、昨年5月に開催された第55回日本糖尿病学会年次学術集会では「緩や...

糖尿病と白米食の関連性に関する論文(メモ)

--------------------------------------------------------------------------------------------白米と糖尿病の関連性に関する論文--------------------------------------------------------------------------------------------”White rice consumption and risk of type 2 diabetes: meta-analysis and systematic review”BMJ 2012; 344 doi: http://dx.doi.org/10.1136/bmj.e1454 (Published 15 March 2012)Emily A Hu, An ...

肥満と糖尿病と食生活(日本の場合)

-------------------------------------------------------------------------------------------肥満・糖尿病と食生活-------------------------------------------------------------------------------------------【日本の糖尿病死亡率】糖尿病の死亡率「もっとも低いのはこの県」 厚労省の全国死亡率調査[糖尿病ネットワーク、2012年03月02日]都道府県別 「死亡率」―“糖尿病”編[大人の健康生活ガイド]年齢調整死亡率は、...

肥満と糖尿病と食生活(メキシコの場合)

--------------------------------------------------------------------------------------------世界で最も肥満と糖尿病患者が多い国はメキシコ--------------------------------------------------------------------------------------------世界一肥満している人が多いのは、アメリカだと思うけれど、これは当たっていた。でも、2位はどこかと言われると、ロシアかな?と思ったら、アメリカの隣国、メキシコだった。3位は英...

鉄分の多い食べ物ときな粉の効用

たまたまショピングセンターに珍しく来ていた日赤の献血車で、献血のための血液検査をしたところ、ヘモグロビン濃度(平均赤血球血色素量)が正常下限値をはるかに下回っていたので、献血できず。(ずっと昔に献血しようとして、この時も比重が軽すぎて(水みたいに薄いと言われた)、献血できなかった)日赤の医師には、治療せよ!と言われてしまったけれど、もう何十年も鉄欠乏性の貧血状態が慢性化している。特に自覚症状らしき...

読売新聞の掲載記事 『抗不安薬依存 深刻に』 (11月13日付朝刊)

11月13日(火)の読売新聞朝刊に、『抗不安薬依存 深刻に』という記事が掲載されていたそうです。今日のアクセス記録を見ると、「アシュトンマニュアル日本語版」へのアクセス数が急増していた。たぶん、新聞かTVでベンゾ系薬物やアシュトンマニュアルに関して報道されていたのでは? と思って調べたら、読売新聞の朝刊にこの記事が載っていた。<参考>読売新聞の記事に関するブログ記事”「抗不安薬依存  深刻」に・・アシュ...

日本うつ病学会が公表した国内初の「うつ病治療ガイドライン」

日本うつ病学会が国内初の「うつ病治療ガイドライン」を2012年7月26日に公表した。『日本うつ病学会治療ガイドライン II.大うつ病性障害 2012 Ver.1』(2012.7.26作成) (PDFダウンロード)<ガイドラインに関する解説記事> ”軽症うつ病への安易な薬物療法を避けるよう求める日本初のうつ病治療ガイドラインが公表”[日経メディカルオンライン 2012.7.31] ”日本うつ病学会が初のうつ病治療指針 軽症への安易な薬物療法に警鐘...

冨高辰一郎 『なぜうつ病の人が増えたのか』 

『なぜうつ病の人が増えたのか』は、1999年~2005年の6年間にうつ病患者が2倍以上に増加した現象に関して、新世代の抗うつ剤SSRIの登場と製薬会社によるうつ病”普及啓発”&マーケティング活動の側面から、精神科医が分析したもの。うつ病の増加というと、職場・学校・家庭での人間関係の複雑化や責任増大など、ストレスを増加させる環境要因がその原因とされることが多い。本書は、それとは全く違う観点から分析したところが通説と...

SSRI等の薬物関連訴訟、規制動向、事件(メモ)

----------------------------------------------------------------------------------------------製薬業界に関わる訴訟、規制動向----------------------------------------------------------------------------------------------Side Effects May Include Lawsuits"(副作用には訴訟も含まれるのかも) By DUFF WILSON[NEW YORK TIMES Online,October 2, 2010」- 日本語訳文(「米ニューヨークタイムズ紙に学ぶ「こころの...

『アシュトンマニュアル』日本語版、ウェブサイトで無料公開

英国のニューカッスル大学神経科学研究所ヘザー・アシュトン教授が著した『アシュトンマニュアル』は、ベンゾジアゼピンの作用、副作用、離脱症状、減薬法などをまとめた本。英語など10カ国語のマニュアル全文が、”benzo.org.uk”のウェブサイトで公開されている。今月8月19日には、日本語版(PDFファイル)が同サイト内で新たに無料公開された。この日本語版は、ベンゾジアゼピンの常用量依存で苦しんだ経験のある患者さん2人が、...

救世主兄弟

----------------------------------------------------------------------------『私の中のあなた』----------------------------------------------------------------------------"Medical Response Dog"のことを調べていて、「てんかんアラート犬」を連れている辣腕弁護士が登場するので、偶然知った映画が『私の中のあなた』。ストーリー自体は実話ではないけれど、かなりリアリティを感じさせるお話。白血病の姉のために、臓...

Medical Rresponse Dog

----------------------------------------------------------------------------------Medical response dog----------------------------------------------------------------------------------先日たまたま見ていた医療関係のネットニュースの見出しで目にした言葉は"低血糖アラート犬"。もしかして、医療ニュースだから、人間が低血糖になったら(なりそうだという兆候を感じたら)、ワン!と吠えて、警告してくれるんだろう...

佐藤健太郎著『医薬品クライシス―78兆円市場の激震』(新潮新書)

創薬関係の本を何冊か読んだなかで、一番よい勉強になったのが、佐藤健太郎氏の著書『医薬品クライシス―78兆円市場の激震』(新潮新書,2010年1月)。医薬品に求められる科学的な要件・機能、創薬のプロセスとその難しさ、最近の医薬品研究・開発トレンド、2010年問題など、今まで知らなかったことが多い。文体・内容ともわかりやすく、化学・医学の専門的知識がない門外漢でも理解しやすい。多少は知っていた医薬品や業界の知識か...

メラトニン&ロゼレム関連情報

------------------------------------------------------------------------------------メラトニン------------------------------------------------------------------------------------「メラトニン」は人間の体内の松果体で分泌されるホルモン。メラトニンは、アミノ酸のトリプトファンからセロトニンを経由して合成される。メラトニンの合成は昼間(明期)に抑制され、夜間(暗期)は促進されるというように明暗サイクルと...

トランス脂肪酸ゼロとトランスファットフリーは違う

昨日のasahi.comで読んだ「トランス脂肪酸含む商品、店に置かず セブン&アイ方針」というニュース記事。この方針は、当面PB商品が対象で、そのうちメーカー製品に拡げていくという。新聞記事によって、「できる限り販売しない」、「全廃を目指す」とか、表現がまちまち。一体、トランス脂肪酸ゼロの商品に限る方針なのか、トランスファットフリー(少量のトランス脂肪酸は許容される)商品なら良いのかが、正確にはわからない...

トランスファットフリー・マーガリン

海外では、トランス脂肪酸に対する規制がかかってきているので、規制をクリアできるようにした製品が発売されている。日本でも、一部のメーカーがトランスファットフリーのマーガリン類を販売している。但し、フリーといっても、全く含有しないというわけではなく、含有量が少ないという意味で使われている。ベネコールフィンランドで1995年に開発されたトランスファットフリーのスプレッド。トランスファットは0。米国、英国など...

トランス脂肪酸(2) 国外の規制

トランス脂肪酸は、日本では全く規制していない。表示義務もないので、油脂類(マーガリン、ファットスプレッド、バター、ショートニング、食用油)や、油脂を使った食品(お菓子類全般、フライ)にどのくらい含まれているか、パッケージをみただけでは、全くわからない。使用反対派の個人や団体が、わざわざ検査機関に分析を依頼して調査した結果がいくつかあるが、一般の消費者はそんなことはするはずもないので、わからないまま...

トランス脂肪酸(1)

ケーキに使うバターやマーガリンを探していたら、たまたまトランスファットフリーのマーガリンというのを見つけた。あまり聞かないタイプのマーガリンだが、「トランス型脂肪酸」の含有量が少ないマーガリンのことだという。マーガリンは化学的に合成して作っているので健康に良くないとかいう話をちらほら聞くが、健康に悪いので「買ってはいけない」類の製品の話しは山ほどあるので、それほど気にも留めなかった。自分でお菓子を...

左サイドMenu

カレンダー

01 | 2019/02 | 03
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 - -

ブログ内検索

最近の記事

カテゴリー

タグリスト

マウスホイールでスクロールします

月別アーカイブ

MONTHLY

記事 Title List

FC2カウンター

プロフィール

yoshimi

Author:yoshimi
<プロフィール>
クラシック音楽に本と絵に囲まれて気ままに暮らす日々。

好きな作曲家:ベートーヴェン、ブラームス、バッハ、リスト。主に聴くのは、ピアノ独奏曲とピアノ協奏曲、ピアノの入った室内楽曲(ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ三重奏曲など)。

好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、ミンナール、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

好きなジャズピアニスト:バイラーク、若かりし頃の大西順子、メルドー(ソロのみ)、エヴァンス

好きな作家;太宰治、菊池寛、芥川龍之介、吉村昭、ハルバースタム、アーサー・ヘイリー
好きな画家;クリムト、オキーフ、池田遙邨、有元利夫
好きな写真家:アーウィット

お知らせ

ブログ記事はリンクフリーです。ただし、無断コピー・転載はお断りいたします。/ブログ記事を引用される場合は、出典(ブログ名・記事URL)を記載していただきますようお願い致します。(事前・事後にご連絡いただく必要はありません)/スパム投稿や記事内容と関連性の薄い長文のコメント、挙動不審と思われるアクセス行為については、管理人の判断で削除・拒否いたします。/スパム対策のため一部ドメインからのコメント投稿ができません。あしからずご了承ください。

右サイドメニュー