気ままな生活

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Category [ ♪ 高橋悠治,内藤晃,小菅優、小川典子 ] 記事一覧

【新譜情報】小菅優『Four Elements Vol.2: Fire』

小菅優の新譜は”Four Elements”シリーズのVol.2”Fire”。発売予定は海外盤が11月1日(海外での発売日)、国内盤は11月29日。収録曲はリサイタルリシーズのプログラムと同じで、コンセプトアルバムらしくバラエティに富んでいる。”Fire”というテーマだけに、カラフルで躍動的な曲が多く、厚みのある響きで聴きごたえあり。第1巻の”Water”と違って、”Fire”は私の好みの選曲で、寒い冬に聴くのにぴったり。(夏だとちょっと暑苦しい......

リスト編曲ワーグナー/イゾルデの愛の死(楽劇「トリスタンとイゾルデ」より)

最近のチェックした新譜で、なぜかたびたび見かける曲は、リスト編曲のワーグナー「イゾルデの愛の死」。原曲は楽劇《トリスタンとイゾルデ》の第3幕の終結部に出てくるアリア。ワーグナーはほとんど聴いたことがないので、原曲も編曲版も全然知らなかった。確実に知っていると言える曲は、映画『地獄の黙示録』で使われていた《ワルキューレの騎行》くらい。「イゾルデの愛の死」を収録していた新譜は3枚。小菅優『Four Elements ...

内藤 晃 『言葉のない歌曲 ~ Lieder ohne Worte』

レコ芸11月号で紹介されていた内藤晃さんの新譜『言葉のない歌曲~Lieder ohne Worte』。収録曲は、ピアノ独奏曲とコラール・歌曲のピアノ編曲版から選ばれた19曲。メンデルスゾーン《無言歌集》が一番多く、シューマン、バッハ、グルック、シューマン(歌曲はクララ・シューマン編曲)、シュトラウス、メンデルスゾーン(リスト編曲版)。しっとりとした叙情感と流麗な旋律が美しい曲が多いし、バッハの「主よ、人の望みの喜びよ...

「火」をモチーフにしたピアノ曲(1)

レコ芸最新号のインタビュー記事で紹介されていた小菅優のリサイタル・シリーズ。テーマは”Four Elements”。これは古代ギリシャ哲学で世界を構成する「4つの元素(Four Elements)」とされていた 「風」「土」「水」「火」にちなんだもの。この中から毎年1つのテーマを選んで構成したプログラム。昨年のリサイタルは、”Vol.1 Water”。今年は猛暑に相応しい? ”Vol.2 Fire”。(曲名見るだけで暑い...) チャイコフスキー:/「四季...

小川典子 『Japonisme』

日本人の女性ピアニストのなかで好きなのが小川典子。偶然検索で見つけたアルバムは、19世紀後半~1930年代にかけて欧州の作曲家が日本をイメージして作ったピアノ曲集『Japonisme/ジャポニスム』。”Japonisme”はフランス語、英語なら”Japonism”。ジャポニズムとは、「19世紀後半に日本美術の影響を受けてヨーロッパ,アメリカ合衆国で盛んになった美術の傾向。絵画,版画,彫刻,工芸,建築,写真など,美術のあらゆる分野にわた...

内藤 晃 『Les Saisons』

そろそろクリスマスが近づいてきて、なぜか聴きたくなったのは珍しくもチャイコフスキーの《四季》。「クリスマス」という曲が入っているし、12の月ごとに標題がついた12曲を聴くというのは、1年を振り返るのに相応しい気もする。《四季》(に限らずチャイコフスキーの曲は全て)、ロシア的憂愁漂うロマンティシズムでベタ~っと弾かれるのは苦手なので、なかなか全曲聴く気になれなかった。「レコ芸」濱田氏のレビューによると”多...

波多野睦美 & 高橋悠治 『猫の歌』

波多野睦美&高橋悠治による歌曲アルバムの第2集『猫の歌』(2011年)。2009年にリリースされた前作『ゆめのよる』では、フランス・スペイン歌曲&高橋悠治の歌曲作品を収録。聴いたことがない歌曲ばかりだったけれど、叙情的な美しい歌曲が多くて素敵な歌曲集。『猫の歌』は、それとは趣きが異なり、歌曲のタイトルを見ると、政治的なメッセージ性や前衛的な作風の歌曲が多い印象。実際聴いてみると、叙情的な歌曲は少なく、民衆...

波多野睦美 & 高橋悠治 『ゆめのよる』

高橋悠治と波多野睦美による歌曲アルバム『ゆめのよる』。叙情美しいフランス歌曲とモンポウ歌曲、それに高橋悠治作の歌曲というユニークな選曲。高橋悠治のピアノソロによる《3つのジムノペディ》が収録されているのも、このアルバムの聴きどころ。ゆめのよる(2009/10/07)波多野睦美&高橋悠治、波多野睦美 他試聴ファイル<収録曲>モンポウ:《夢とのたたかい》より  きみの上には花ばかり  ゆうべおなじ風が  きみは海の...

高橋悠治 ~ バッハ/ゴルトベルク変奏曲(1976年,2004年)

高橋悠治の録音を聴くと、いつも意外で新鮮な驚きがある。特にここ十数年間に行われた録音を聴くと、その意外さがかなり増しているようにも思える。《ゴルトベルク変奏曲》は、《ディアベリ変奏曲》ほど好きではないし、大体途中で飽きて眠くなる。それでも気に入っている録音がいくつかあって、今なら、コロリオフ(スタジオ録音とライブ映像の両方)、ソコロフ、マルクス・ベッカー、ケンプあたり。それに加わったのが、高橋悠治...

高橋悠治 ~ モンポウ/沈黙の音楽

モンポウといえば、有名なピアノ作品は《内なる印象》や《歌と踊り》。たしかラローチャのモンポウアルバムで聴いたことがあるけれど、それほど好きな曲集ではなかったので、CDはラックに眠ったまま。ハフの『モンポウアルバム』も試聴どまり。例外的に好きな曲集は《Musica Callada》。《ひそやかな音楽》と訳された曲名をよく見かけるけれど、高橋悠治のアルバムでは《沈黙の音楽》。彼のディスコグラフィをチェックしていて、モ...

古澤巌&高橋悠治 ~ ブラームス/ヴァイオリンソナタ全集

コンポーザーピアニストの高橋悠治のCDを集めているときに見つけたのが、珍しくもブラームスのヴァイオリンソナタ全集。バッハ・ベートーヴェン・現代音楽(バルトーク、サティ、メシアン、クセナキスなど)の録音なら違和感はないけれど、ロマン派のブラームスというのは、彼のピアニズムを思い浮かべると、ちょっと意外な気がする。(聴いたことはないけれど評判だけは知っている)ヴァイオリニストの古澤巌とのデュオというの...

高橋悠治 ~ メシアン/カンテヨジャーヤ

新しく数枚入手した高橋悠治のCDのうち、数少ないベートーヴェン録音がピアノ・ソナタ題31番。この曲の演奏もやっぱり個性的。カップリング曲がユニークで、メシアン《カンテヨジャーヤ》とストラヴィンスキー《イ調のセレナード》。特に私には面白い曲だったのが、《カンテヨジャーヤ/Cantéyodjayâ》。メシアンの《4つのリズムエチュード》のように、いろんなリズムが錯綜して、リズムが曲を支配しているような曲。《カンテヨジャ...

高橋悠治 『Yuji Plays Bach』

Leaf Pieさんのブログ<花と星と音楽と>の記事「主よ、人の望みの喜びよ」で紹介されていた高橋悠治のバッハ編曲集。高橋悠治は、自作の《光州》を最初に聴いて以来、武満作品、サティなど何枚か聴いてきたけれど、このバッハ編曲集はとりわけ強く魅かれる。”超絶技巧”の持ち主らしいのだけれど、メカニックとしては精緻で緻密な構造感は薄く、(私には)どこかぎこちなさを感じてしまうタッチ。少なくとも、私の好きなコロリオフ...

小川典子『ドビュッシー/ピアノ独奏曲全集』

『武満徹:ピアノ作品集~Rain Tree』がとても良かったので、ディスコグラフィをチェックしてみると、ドビュッシーも凄く良い。ドビュッシー録音は、分売盤と『ピアノ作品全集』の両方が出ている。全集を試聴してみると、一番最初に収録されている《アラベスク第1番》が素晴らしく良い。いつもは退屈する曲なのに、耳が惹きつけられてしまった。小川さんの《アラベスク第1番》は、柔らかく温かみのある音色と夢見るような雰囲気で...

内藤 晃 「Primavera」

内藤晃のデビュー・アルバム「Primavera」。彼はジュリアス・カッチェンを心から敬愛しているピアニスト。私もカッチェンのピアノが大好きなので、彼は一体どんなピアノを弾くのだろうかという興味から、このCDを聴いてみた。Primavera(2008/03/26)内藤晃商品詳細を見るピアノはベヒシュタイン。スタインウェイのような煌びやかで伸びやかな響きではない。まろやかな品の良い音で、1音1音が明瞭で透明感もあるが、響きに深さと厚み...

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yoshimi

Author:yoshimi
<プロフィール>
クラシック音楽に本と絵に囲まれて気ままに暮らす日々。

好きな作曲家:ベートーヴェン、ブラームス、バッハ、リスト。主に聴くのは、ピアノ独奏曲とピアノ協奏曲、ピアノの入った室内楽曲(ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ三重奏曲など)。

好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、ミンナール、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

好きなジャズピアニスト:バイラーク、若かりし頃の大西順子、メルドー(ソロのみ)、エヴァンス

好きな作家;太宰治、菊池寛、芥川龍之介、吉村昭、ハルバースタム、アーサー・ヘイリー
好きな画家;クリムト、オキーフ、池田遙邨、有元利夫
好きな写真家:アーウィット

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