気ままな生活

               ♪音楽と本に囲まれて暮らす日々の覚え書♪  

Category [ ♪ ガヴリーロフ,アンダ,ヴェデルニコフ,コヴァセヴィチ ] 記事一覧

ガヴリーロフ ~ バッハ/ゴルトベルク変奏曲

ガヴリーロフの《フランス組曲》を聴き直していると、そういえば、《ゴルトベルク変奏曲》も録音していたのを思い出した。《ゴルトベルク》を聴いていると、たいてい眠くなってしまって最後まで聴けないし、パルティータほどに凄く好きというわけでもないので、よほど気に入った演奏でない限り、異聴盤は買わないようにしている。でも、あんなに美しい《フランス組曲》を弾いていたガヴリーロフなら、もしかしたら眠気を誘わないよ...

ガヴリーロフ ~ ショパン/練習曲集

数ヶ月前にバックハウスのショパンのエチュードを聴いていて思い出したのが、ガヴリーロフ。変わりダネの面白さでは、バックハウスをはるかに上回る。こう言っては失礼なんだけど、ショパンのエチュードを聴いて笑わせてくれるのは、ガヴリーロフくらいではないかと。まあとにかく、急速系の曲は、どれだけ速く弾けるかというスピードの限界に挑戦しているように滅法速い。メカニックはしっかりしているので、(多少荒っぽい気がし...

ヴェデルニコフ ~ バッハ/6つのパルティータ

ヴェデルニコフの録音は、国内盤の『ヴェデルニコフの芸術』と、その一部を廉価盤にした『ロシア・ピアニズム名盤選』でシリーズ化されている。ソ連時代に冷遇されていたヴェデルニコフなので、録音状態がかなり悪いものが多いけれど、演奏を聴けるというのはとても貴重。残念なことに、この国内盤シリーズには、リヒテルが高く評価したというバッハの《6つのパルティータ》の全曲録音が収録されていない。全曲録音は、原盤が露Mel...

ヴェデルニコフ ~ ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第30番・第31番・第32番

ヴェデルニコフは、ベートーヴェンのピアノ・ソナタのうち、1976年に第30番、1969年に第31番、1974年に第32番を録音している。つくづく残念なのはピアノの状態がかなり悪いこと。(録音環境も悪かったのだろうけど)第30番と、特に第31番の音が悪く、私の耳には、年代物のフォルテピアノのような滲んだ響きで、音に伸びがなく、高音はスカスカしているし、フォルテでは音がひび割れて和声の響きも濁ったりしているように聴こえる。...

ヴェデルニコフ ~ ベートーヴェン/作品集(ピアノ・ソナタ「月光」「テンペスト」、自作の主題による32の変奏曲)

リヒテルの師ゲンリヒ・ネイガウスが、リヒテル、ギレリス、ザークと共に最も才能ある弟子として評価していたのが、アナトリー・ヴェデルニコフ。数年前、たまたまCDレビューを見て興味を持ったので、バッハとベートーヴェンのDENON盤CDを聴いてみると、その独特なピアニズムにすっかり惹きこまれてしまった。個人的な好みから言えば、特に好きというわけではないリヒテルよりも、素晴らしく思えるくらい。ヴェデルニコフの生涯に...

コヴァセヴィチ ~ シューマン/ピアノ協奏曲

コヴァセヴィチのPhilips時代の録音をチェックしていると、試聴しただけでとっても惹かれてしまったのがシューマンのピアノ協奏曲。カップリングはオーソドックスにグリーグのピアノ協奏曲。この2曲だと、グリーグの演奏の方が人気があるらしい。グリーグも良いのだけれど、私の好きなのは、曲も演奏もシューマンのコンチェルト。苦手のシューマンでも、ピアノ協奏曲は昔から好きなので、結構いろいろ聴いてきた。コヴァセヴィチは...

コヴァセヴィチ ~ ベートーヴェン/ピアノ協奏曲&ピアノ作品集(Philips盤)

今年入手したCDのなかで一番心に残ったのは、ペーター・レーゼルの”ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ集(全集録音最後のVol.8)”、スティーヴン・コヴァセヴィチがPhlilipsに録音した””ブラームス/ピアノ協奏曲&独奏曲集”と”ベートーヴェン/ピアノ協奏曲全集&ピアノ・ソナタ集”、アルフレッド・パールの”ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ全集”、それにグリゴリー・ソコロフの”バッハ・ライブ録音集”。レーゼルとソコロフはいつも...

コヴァセヴィチ ~ ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ集(EMI盤)

コヴァセヴィチのベートーヴェン録音は、1970年前後の若い頃に録音したPhilips盤と、1990年代~2000年代初めにかけて録音したEMI盤の2種類。音楽ジャーナリスト、伊藤よし子さんのブログ記事”スティーヴン・コヴァセヴィチ”で、1997年頃のコヴァセヴィチのインタビューが載っている。スティーヴン・ビショップと名乗っていたのは1975年まで。その後、旧姓(父親の姓)コヴァセヴィチに戻し、今は生まれ変わった気持ちで演奏に臨ん...

コヴァセヴィチ ~ ブラームス/ピアノ協奏曲&ピアノ作品集

久しぶりに出会った心惹かれるブラームスは、スティーブン・コヴァセヴィチのPhilips時代の録音。いい録音がないかと、アックス、アンゲリッシュ、グリモーのブラームスといろいろ聴いたけれど、もう一つピタっとくるものがなく、ペライア、シフ、パイク、メルニコフは試聴どまり。結局、試聴した時から強くシンクロするものを感じたのが、コヴァセヴィチのブラームス。コヴァセヴィチは、Philipsに1868年~1983年の間にピアノ協奏...

アンダ ~ シューベルト/ピアノ・ソナタ第21番

アンダのディアベリのCDにカップリングされているのは、シューベルトのピアノ・ソナタ第21番。シューベルトは、その心象世界がまったく異質に感じるので全然好きではないせいか、めったに聴かない。ただし、後期ソナタの最後の3曲と《3つの小品》の第1曲だけは、好きなピアニストの録音を集めていると、CDがいろいろ溜まってしまうので、例外的に何度も聴いている曲。アンダの弾く最後のソナタは、かなり変わった解釈の演奏(だと...

アンダ ~ ベートーヴェン/ディアベリ変奏曲

アンダの録音のなかで、最も好きなベートーヴェンとブラームス。残された録音は少ないけれど、演奏はいずれも素晴らしいものばかり。ベートーヴェンのスタジオ録音は、このディアベリ変奏曲だけが残っている。Auditeから出たライブ録音集には、ピアノ協奏曲第1番、ピアノ・ソナタ第7番&第28番が収録されていて、今入手できる録音はそれくらい。この《ピアノ協奏曲第1番》が素晴らしく良くて、カッチェン、ケンプに並ぶ(というか...

アンダ ~ ブラームス/ピアノ協奏曲第2番

今年最初の曲は、とりわけ好きなベートーヴェンかブラームスで。明るく伸びやかで堂々とした曲がいいなあ...となると、ピアノ協奏曲になるでしょう。ベートーヴェンなら《皇帝》、ブラームスなら第2番のコンチェルト。普通なら《皇帝》の方になるんでしょうが、この曲はあまり好きではないので、ブラームスのピアノ協奏曲の方を。ブラームスのピアノ協奏曲は第1番、第2番とも名盤がひしめく、ロマン派のピアノ協奏曲の傑作中の傑...

アンダ ~ ショパン/ワルツ集

今年最後はベートーヴェンかブラームスで...と思っていたけれど、なぜかアンダの弾くショパンのワルツを。ショパンのワルツは、ノクターンと同じく、聴くのも弾くのも好きではないので、よほどのことがない限り聴かない曲の一つ。ただし、アンダのワルツだけは、全然ワルツらしくないところが好きで、これだけは一人静かに聴きたくなる。ラスト・レコーディング ショパン:14のワルツ集(2007/10/24)ゲーザ・アンダ試聴するこのワル...

ガヴリーロフ ~ バッハ/フランス組曲

フランス組曲といえば、第5番が一番有名。この曲は誰が弾いても美しい曲なので昔から好きだったけれど、他の曲はほとんど記憶に残っていない。偶然に知ったガヴリーロフのフランス組曲の全曲盤を聴いていると、第5番はアンデルジェフスキと同じくらいに素晴らしく思えたし、短調の第1番~第3番の美しさもとても印象的。とりわけ気に入ったのが第1番。もしかしたら第5番よりも好みに合っているかも。それにどの曲も、アルマンド...

ガブリーロフ ~ ショパン/ノクターン、バッハ/平均律曲集

ガヴリーロフが2007年4月のリサイタルで弾いていたショパンの夜想曲。英国ガーディアン誌のウェブサイトの記事<'Feel free': Gavrilov plays Chopin>から、7曲のライブ録音がダウンロードできます。まさに記事が評したとおり、”Feel free”なノクターン。こんなアゴーギグたっぷりで、ドラマティックな夜想曲は誰も弾かないだろうと思えるほど。夜静かに物想いにふけるというよりは、感情の横溢して激しく浮き沈みするバラードを...

ガヴリーロフ ~ バッハ/フランス組曲

プロコフィエフのピアノ・ソナタの録音を探していた時に、ガヴリーロフが第8番を録音しているのを見つけて、その時たまたま目に入ったフランス組曲のCD。フランス組曲は、リヒテル、アンデルジェフスキ、ケンプ、フェルナーとか、抜粋盤はいろいろ持っているけれど、全曲盤はリファレンス用にとりあえず持っているシフの録音だけ。全曲盤でぴったりくるものがなく、そもそも聴くのは第5番ばかりだし、イギリス組曲の方が好きなの...

ゲザ・アンダ ~ ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第1番

ゲザ・アンダといえば、モーツァルトやバルトークのピアノ協奏曲集が知られているのだろうけれど、ベートーヴェンもいくつか録音している。ピアノ協奏曲第1番、トリプル・コンチェルト、ピアノ・ソナタ第7番&第28番、ディアベリ変奏曲など。アンダの録音は、フリッチャイと録音したバルトークくらいしか聴いたことがなく、もう少し聴いてみたいと思っていたピアニスト。まずはとても好きなベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番から...

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プロフィール

Author:Yoshimi
<プロフィール>
クラシック音楽に本と絵に囲まれて気ままに暮らす日々。

好きな作曲家:ベートーヴェン、ブラームス、バッハ、リスト。主に聴くのは、ピアノ独奏曲とピアノ協奏曲、ピアノの入った室内楽曲(ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ三重奏曲など)。

好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、ミンナール、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

好きなジャズピアニスト:バイラーク、若かりし頃の大西順子、メルドー(ソロのみ)、エヴァンス

好きな作家;アリステア・マクリーン、エドモンド・ハミルトン、太宰治、菊池寛、芥川龍之介、吉村昭
好きな画家;クリムト、オキーフ、池田遙邨、有元利夫
好きな写真家:アーウィット

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