気ままな生活

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Category [   ・・ 南欧(ベリオ, 他) ] 記事一覧

ダッラピッコラ ~ 囚われ人の歌

昨日、「ダッラピッコラの音楽に震撼」(Le plaisir de la musique 音楽の歓び)というブログ記事で紹介されていたダッラピッコラの”Canti di Prigionia”(「囚われの歌」または「囚われ人の歌」)。ダッラピッコラの作品は、Naxos盤の室内楽・器楽曲アルバムを聴いたことがある。曲の中身はすっかり忘れたけれど、現代音楽にしては聴きやすい曲が多かったのは覚えている。ダラピッコラの代表作のひとつ、《囚われ人の歌》(1938年...

ハジダキス/ピアノ作品集 ~ 6つの絵画,イオニア組曲,リズモロジー

ハジダキスのピアノ作品集から、《白い小さな貝殻のために》に続いて、《6つの絵画》、《イオニア旋法による組曲》、《リズモロジー》。ハジダキス:ピアノ作品集 - 白い小さな貝殻のために/リズモロジー/6つの絵画/イオニア旋法による組曲(ダナエ・カーラ)(2011/01/31)Manos Hadjidakis試聴ファイル6つの絵画/6 Popular Pictures, Op. 5 (1950)解説によると、ギリシャのブルースであるレンベーティカ(Rebetika Music)のピア...

ハジダキス/ピアノ作品集 ~ 白い小さな貝殻のために

ジュリアス・カッチェンがピアノ作品を初演したというギリシャの作曲家ハジダキス(Manos Hadjidakis)。(日本語の語呂に合うせいか、最初は”ハジキダス”と思い込んでいた)ハジダキスのことは全然知らなかったけれど、第33回 アカデミー賞(1961年)で監督賞・女優賞・主題歌賞などを受賞した映画《日曜はダメよ》の主題歌作曲者。映画はあまり見ない私でも、さすがにこの曲くらいは知っている。Manos Hadjidakis - Never On Sund...

グザヴィエ・ドゥ・メストレ 『ハープのための協奏曲と舞曲集』

初めて買ったハープ演奏のCDは、グザヴィエ・ドゥ・メストレの『ハープのための協奏曲と舞曲集』。ヒナステラの《ハープ協奏曲》のCDを探していて、見つけたアルバム。カップリングは、ロゴリーゴ《アランフェス協奏曲》(作曲者自身によるハープ編曲版)、ファリャ《スペイン舞曲第1番》、タレルガ《アルハンブラの想い出》、グラナドス《詩的なワルツ集》というラテン名曲集。もともとギターの音色は哀愁漂い過ぎてウェットに感...

アルフレード・カゼッラのピアノ作品

ジャン・フランチェスコ・マリピエロと同時代のイタリア現代音楽の作曲家に、アルフレード・カゼッラ(Alfredo Casella,1883年-1947年)という人がいる。Wilipediaのプロフィールによると、レスピーギ、マリピエロ、ピツェッティなどとともに「80年世代(generazione dell'ottanta)」と言われる。作品リストを見ると、レスピーギ、マリピエロと比べると、ピアニストだったこともあってか、かなり多くのピアノ作品を残している。ピ...

ジャン・フランチェスコ・マリピエロのピアノ作品

ブログ<Le plaisir de la musique 音楽の歓び>の記事”マリピエロへの興味が再燃”で、紹介されていたジャン・フランチェスコ・マリピエ(Gian Francesco Malipiero,1882-1973)。イタリアの現代音楽というと、レスピーギやノーノくらいしか聴いた記憶がなく、マリピエロは名前も知らず。マリピエロのプロフィール・作品リスト・CD評[知られざる近代の名匠たち]管弦楽曲が多く、ピアノ作品はそれほど多くはないけれど、ピアノ協...

クセナキス/Herma,Evryali,Mists

ギリシャの現代音楽作曲家クセナキスは、建築家としてル・コルビュジエに協力して、斬新な設計手法を考案したという、極めて珍しい経歴を持っている。大学で数学と物理学を学んだので、それを建築に生かすことができたし、また、メシアンに数学を作曲に応用するようにアドバイスされて、数学の論理を援用した作曲技法と作品を生み出した。クセナキスは「音楽を物理的音響現象として数学的に捉える立場に立ち、コンピュータを駆使す...

ダッラピッコラ/タルティニアーナ第2番、ヴァイオリンとオーケストラのためのタルティニアーナ

ダッラピッコラは、イタリアン・バロック、特にタルティーニに深く傾倒し、対位法に魅了されていたために、タルティーニへのオマージュをこめた曲を2曲書いている。初めに書いたのは、未発表のヴァイオリン協奏曲をもとに、1955~56年にかけてヴァイオリン&ピアノのための《タルティニアーナ第2番》。この曲がかなり気に入っていたのだろうか、ヴァイオリン&ピアノ版が初演されてからすぐに、短いインテルメッツォをつけ加えた...

ダッラピッコラ/パガニーニの奇想曲によるソナティナ・カノニカ、アンナリベラの音楽帳

現代イタリアの作曲家ルイージ・ダッラピッコラはオペラが有名なので、オペラは聴かないせいで彼の作品は聴いたことがない。ただし、名前だけはなぜか記憶に残っている。この人の名前を聴くと、幼少期のみぎりによく食べていた某製菓のお菓子の商品名(今でも売っている?)がつい頭の中に浮かんできて、頭の中に定着してしまったからに違いない。たまたまナクソスのライブラリーの推薦タイトルにダッラピッコラの室内楽・器楽曲の...

ルチアーノ・ベリオ/フォーク・ソングズ

ルチアーノ・ベリオの珍しく調性音楽的な作品 『フォーク・ソングズ 声と7つの楽器のための』。当時の妻であるキャシー・バーベリアンのために1963年~64年にかけて作曲。イタリアやアメリカの民謡、フランスのオーヴェルニュやアルメニアなどの中央アジアのフォークソングが集められた歌曲集。全編女声で歌われているが、伴奏は7つの楽器で演奏されていて、ピアノ伴奏に比べてとってもカラフル。曲も民族色豊かというか、曲想と...

ベリオ/『ピアノのための4曲の《鍵盤》シリーズ』 ~ ベリオ・ピアノ作品集より

5年前に亡くなったルチアーノ・ベリオの代表作といえば、『セクエンツァ』が有名。全部で14曲あるのに、ピアノ独奏曲は「セクエンツァⅣ」の1曲のみ。ベリオはこれ以外にもピアノ独奏曲をいくつか残していて、この作品集はそのベリオのピアノ曲がまとめて聴ける。ピアニストはアンドレア・ルッケジーニ。1983年に若干17歳でディノ・チアーニ国際コンクールで優勝。彼の演奏を聴いたベリオが自作のピアノ協奏曲第2番のプロムスでの演...

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yoshimi

Author:yoshimi
<プロフィール>
クラシック音楽に本と絵に囲まれて気ままに暮らす日々。

好きな作曲家:ベートーヴェン、ブラームス、バッハ、リスト。主に聴くのは、ピアノ独奏曲とピアノ協奏曲、ピアノの入った室内楽曲(ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ三重奏曲など)。

好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、ミンナール、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

好きなジャズピアニスト:バイラーク、若かりし頃の大西順子、メルドー(ソロのみ)、エヴァンス

好きな作家;太宰治、菊池寛、芥川龍之介、吉村昭、ハルバースタム、アーサー・ヘイリー
好きな画家;クリムト、オキーフ、池田遙邨、有元利夫
好きな写真家:アーウィット

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