気ままな生活

               ♪音楽と本に囲まれて暮らす日々の覚え書♪  

Category [ ♪ テーマ曲集 ] 記事一覧

”月”をモチーフにしたピアノ曲

”月”をモチーフにしたピアノ曲と言えば、一番最初に浮かんでくるのは、ドビュッシーの「月の光」か、ベートーヴェンの「月光ソナタ」。ドビュッシー/ベルガマスク組曲~第3曲「月の光」ドビュッシーの「月の光」で一番好きな演奏は最晩年のアラウのスタジオ録音。とてもゆったりとしたテンポで、静けさのなかに重なりあう残響の余韻の摩訶不思議さは、まるで異世界の漆黒の夜に天空から降り注ぐ月の光みたい。映画『コンタクト』...

「新年」にちなんだ曲

ピアノ曲で「新年」をテーマにした曲はほとんどないので、声楽と室内楽曲も含めた珍しい曲を探してみたら、ベートーヴェンが書いた曲が面白い。ベートーヴェン/新年おめでとう WoO 165ベートーヴェンは「新年おめでとう」という声楽曲を2曲書いている。↓は1815年作曲の4声のカノン形式。2曲目は3声のカノンで1819年作曲の「Glück, Glück zum neuen Jahr`/おめでとう、新年おめでとう」。(こっちは冗談?みたいな曲)Glück z...

”お墓”にまつわるピアノ曲

お盆の恒例行事は、近くにある菩提寺の盂蘭盆会と墓参りに行くこと。数年前までは飯森霊園にお墓参りに行っていたけど、「墓じまい」したので、今はお墓参りも菩提寺で。盂蘭盆会に行く楽しみと言えば、食堂でふるまわれる黒蜜がけの「ところてん」。昨年はコロナ対策のため飲食中止になり、粗供養として鼓月の「千寿せんべい」(8枚入り)をいただいた(3月のお彼岸の時も同じだった)。「千寿せんべい」なら家の仏壇にお供えで...

”雨”をモチーフにしたピアノ曲

<雨>をモチーフにしたピアノ曲の中で、一番有名なのはショパン《雨だれの前奏曲》。この曲は特に好きな曲ではないけど、フィオレンティーノの<雨だれ>は瑞々しい音色が美しく、中間部になると鬱々オドロオドロしくて面白い。Sergio Fiorentino in recital (1997 Newport) A Chopin recital(Preludes from Op. 28 - No. 15 in D Flat Major)私が真っ先に思い出す<雨>の曲は、(ピアノソロではないけど)ブラームス《ヴァイ...

”朝”をモチーフにしたピアノ曲

"夜の音楽”は以前に調べてしまったので、今回は逆に<朝>をモチーフにしたピアノ曲。ラヴェル/鏡 ~第4曲「道化師の朝の歌」”朝”にまつわるピアノ曲で、(探した限りでは)一番録音が多いのがラヴェルの「道化師の朝の歌」。スペインを連想するようなリズミカルで情熱的な舞曲。リズムも旋律も印象的なので、『鏡』の5曲中この曲だけすぐに思い出せる。Vitaly Pisarenko plays Ravel - Alborada del gracioso私がすぐに思い浮か...

”夏”をモチーフにしたピアノ曲

冬が大好きな私は、夏になるとなぜか音楽を聴く気力が失せてしまい、今はもっぱら読書。おかげで毎日1冊か2冊読める。といっても、たまには音楽が聴きたくなる。”夏”をモチーフにしたピアノ曲であまり聴いていない曲を探してみた。”夏”と言えば、すぐに思い浮かぶのがメンデルスゾーンの《真夏の夜の夢》。有名なリストのピアノ編曲版「結婚行進曲」は暑苦しいのでパスして、軽快でどこか涼し気なラフマニノフ編曲版「スケルツォ」...

”嵐”をモチーフにしたピアノ曲

今年は台風がやってくるのが早い。7月末の台風はかなり暴風で、使っていないTVアンテナが暴風で吹き飛ばされて、隣家の屋根瓦が破損。(でも、屋根修理屋さんに点検してもらうと、アンテナのせいではなくて、経年劣化が原因だった)8月も次から次へと日本へ台風がやってくるような気配。この調子だと、9月は一体何個の台風に見舞われることやら...。ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」「嵐」と曲名ですぐに思い...

”火”をモチーフにしたピアノ曲(2)

「水」と違って、「火」にまつわる曲があまり思い浮かばなくて、NMLで調べて見つけたのが数曲。ベートーヴェン以外は聴いたことがあるはずだけど、思い出せたのはメシアンだけ。メシアン、ラウタヴァーラ、ベリオの曲は、リズミカルな躍動感が燃えさかる焔の姿みたいに聴こえる。好みから言うと、メシアンが一番面白い。 メシアン/4つのリズムのエチュード ~ 第1番 火の島 IYvonne Loriod plays Messiaen "Île de feu" 1ラウ...

”火”をモチーフにしたピアノ曲(1)

レコ芸最新号のインタビュー記事で紹介されていた小菅優のリサイタル・シリーズ。テーマは”Four Elements”。これは古代ギリシャ哲学で世界を構成する「4つの元素(Four Elements)」とされていた 「風」「土」「水」「火」にちなんだもの。この中から毎年1つのテーマを選んで構成したプログラム。昨年のリサイタルは、”Vol.1 Water”。今年は猛暑に相応しい? ”Vol.2 Fire”。(曲名見るだけで暑い...) チャイコフスキー:/「四季...

”秋”をモチーフにしたピアノ曲

秋雨と台風が過ぎ去って、ようやく秋晴れに。"秋"をモチーフにしたピアノ曲といえば、真っ先に思い浮かぶのがチャイコフスキー《四季》~「秋の歌/Chant d'automne」。Lev Oborin plays Tchaikovsky The Seasons: October "Autumn's Song"チャイコフスキーにちょっと似た雰囲気のアルベニス《ワルツ 「秋」/Valse(L'automne)》 。L'Automne Waltz, Op. 170 - Isaac Albenizモダンなのがリゲティとブリッジ.。冷たく光るクリスタル...

”雪”をモチーフにしたピアノ曲

今年は、例年よりも雪がちらほら降る日が多い。そこで、雪をテーマにしたピアノ曲を探してみたら、これが思ったほどに多くない。すぐに思い浮かぶのは、ドビュッシー《子供の領分》の「雪は踊っている」。しんしんと雪が降る様子を描写的に表現したような曲。Debussy - The Snow is Dancing - Thibaudet 同じくドビュッシーの《前奏曲集第1巻》の「雪の上の足跡」。静謐でまばらなピアノの音に、誰の足跡なのか謎めいた雰囲気がす...

”水”をモチーフにしたピアノ曲

”鳥”に続いて、夏によく似合う”水”をモチーフにしたピアノ曲。すぐに思い浮かぶのは、有名な印象主義のドビュッシー《水の反映》とラヴェル《水の戯れ》。個人的な好みとしては、水の動きを写実的に表現したように感じる《水の反映/Reflets dans l'eau》よりも、物語的なストーリー性を感じる《水の戯れ/Jeux d'eau》の方がダイナミックで面白い。それに、時々東洋風な響きがする《水の戯れ》は、かなり好きなドビュッシーの「雨...

”鳥”をモチーフにしたピアノ曲

この暑い最中に聴いていたも、わりと涼しげに感じるのは、鳥をモチーフにしたピアノ曲。私の持っている録音のなかには、鳥がらみの曲で有名なのがいくつかある。シューマン《森の情景》の「予言の鳥/Vogel Als Prophet」は、《子供の情景》や《幻想小曲集》と違って、《森の情景》は印象に残る曲がほとんどない。唯一好きなのは、他の曲とは全然曲想が違って、神秘的な雰囲気が漂う「予言の鳥」。この曲だけ録音しているピアニス...

真夏に寒気がする(かもしれない)曲

ペンデレツキ:広島の犠牲者に捧げる哀歌ペンデレツキがトーン・クラスターを駆使した前衛期の代表作《広島の犠牲者に捧げる哀歌》(1960年)。もともと単なる哀歌として書かれた作品であって、曲名は日本初演時に後からつけたという。冒頭では、虫が蠢いているような弦楽の旋律や、虫たちが意味不明の言葉で喋っているような旋律が現われて、肌がむずむずするような気味悪さ。続いて、ブラックホールか何かに吸い込まれていくよう...

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プロフィール

Author:Yoshimi
<プロフィール>
クラシック音楽に本と絵に囲まれて気ままに暮らす日々。

好きな作曲家:ベートーヴェン、ブラームス、バッハ、リスト。主に聴くのは、ピアノ独奏曲とピアノ協奏曲、ピアノの入った室内楽曲(ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ三重奏曲など)。

好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、ミンナール、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

好きなジャズピアニスト:バイラーク、若かりし頃の大西順子、メルドー(ソロのみ)、エヴァンス

好きな作家;アリステア・マクリーン、エドモンド・ハミルトン、太宰治、菊池寛、芥川龍之介、吉村昭
好きな画家;クリムト、オキーフ、池田遙邨、有元利夫
好きな写真家:アーウィット

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