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【新譜情報】ツィンマーマン&ロンクィッヒ ~ モーツァルト/ヴァイオリンソナタ集(UHQCD)
最近UHQCDで再発売されるCDをよく見かけるようになった。
UHQCDをクラシックで最初に大々的に発売したのは、DENONの「ドイツ・シャルプラッテン」シリーズ。
UHQCDになったレーゼルの『ブラームス:ピアノ曲全集』を試聴ファイルで聴くと、BerlinClassics盤よりもかなり音質が良くなっていたのがはっきりわかったので、5枚のうち3枚を購入して、さらに1枚を特典プレゼントで手に入れた。

今気になっているのは、フランク・ペーター・ツィンマーマン&アレクサンダー・ロンクィッヒの『モーツァルト/ヴァイオリンソナタ集』。
ワーナー「プレミアム・クラシックス」シリーズの一環で、これは選りすぐりの名盤100点をUHQCDで再発売するもの。
ツィンマーマンのモーツァルトは、7月19日に発売ずみ。
UHQCDの良いところは、対応プレーヤーが必要なSACDとは違って、普通のCDプレーヤーで聴けること。

モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタK379,454&526(UHQCD)"モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタK379,454&526(UHQCD)
(2017年07月19日)
フランク・ペーター・ツィンマーマン 、 アレクサンダー・ロンクィッヒ

試聴ファイル

ツィンマーマン&ロンクィッヒ/モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ (UHQCD)(Vol.1~4)(amazon)

プレミアム・クラシックス(UHQCD)のラインナップ[Warner Music Japan]

ピアノとヴァイオリンのためのソナタ[Mozart con grazia]
このリストを見ると、モーツァルトのヴァイオリンソナタは偽作7曲を除くと全部で39曲あることになる。
当時は、「ピアノとヴァイオリンのためのソナタ」といっても、主役は鍵盤楽器でヴァイオリンの方が伴奏という位置づけだった。

ツィンマーマン&ロンクィッヒの『モーツァルト/ヴァイオリンソナタ集』(合計4枚)は、15曲を抜粋した1987~90年のデジタル録音。最初の録音は、ツィンマーマン22歳、ロンクィッヒ27歳の頃。
モーツァルト苦手な私としては珍しく、特にロンクィッヒのピアノがとても気に入ったので、EMIの輸入盤BOX(5枚組)を数年前に購入。
モーツァルトのピアノ・ソナタを聴くのは結構苦労するのに、青年のツィンマーマンとロンクィッヒが弾くヴァイオリンソナタはとっても気持ち良く聴ける。
落ち着いたテンポと軽やかで柔らかい音色とベタベタしない滑らかな歌い回しが溶け合って、後にひくしつこい甘さがなくてさっぱり。軽やかで優美で若々しく爽やか。
他の演奏者の録音を聴いてもそんなに好きでもないので、この2人が弾くヴァイオリンとピアノの音色もテンポも演奏も、どれも私の波長にぴたっと合っているらしい。
ピアノ伴奏に限って言えば、ヘブラー、ルプー、バレンボイム、リヒテルも聴いたところ、やはりロンクィッヒが一番好きだった。

このBOXセットの珍しいところは、Disc5がピアノ独奏曲集になっていること。BOXセットを買った理由の半分は、このロンクィッヒのピアノソロを聴きたかったから。
ロンクィッヒのモーツァルトは伴奏でもソロでも、音が美しく情感細やかでありつつ、明晰で理知的な感じがする。
収録曲は、ピアノソナタは含まず、《ロンド》(K.485、K.511)、《アダージョ》(K.540、K.356)、《メヌエット》(K.355)、《ジーグ》(K.574)、《幻想曲》(K.397、K.475、K.396)、《「ああ、お母さん聞いて」による主題と12の変奏》(K.265)。
残念なのは、このピアノソロがUHQCD盤で再発売されていないこと。

UHQCDの試聴ファイルをパソコンで試聴してみたところ、レーゼルのブラームスと同じく、音がまろやかになって、残響に籠るニュアンスが少し細やかになり、アクセントをつけた時の音の尖りも多少柔らか。
原盤は音がキラキラ輝いて響きが直線的。UHQCD盤は音の輝きが少しくすんで艶のある光沢みたいな感じで、残響もす~っと自然に減衰する。
レーゼルのブラームスの場合は、1972年のステレオ録音だったので、UHQCDの音質の良さが歴然としていた。
このモーツァルトは、1990年頃のデジタル録音なので、原盤でも音質自体はかなり良い。UHQCDとの音質の差は、私のパソコンのスピーカー(とヘッドフォン)ではちょっと聴き分けにくい。ステレオで聴けば、試聴ファイルよりはよくわかるはず。
さすがに、ブラームスほどにモーツァルトが好きというわけではないし、レーゼルのブラームスほどに音質の差が大きくないので、4枚全て購入しないとしても、一番好きなK379が入っているVol..1だけ買ってみたい気はする。
K379は変奏曲が含まれていて、ピアノソロで弾く第1変奏がとても素敵。その他の楽章・主題・変奏とも旋律が印象的だし、何よりピアノが”主役”なので、半分(以上?)くらいはピアノソロを聴いている気分になれる。

これは昔のEMI盤の音源。
Mozart - Sonata for Violin & Piano No. 28 in E minor, K. 300c304 I. Allegro

tag : モーツァルト ツィンマーマン ロンクイッヒ

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夏の終わりに食べたスイカ
夏になると、冬瓜は必ず食べるのに、西瓜(スイカ)は食べない。
子供の頃は、夏になると必ず買っていたのが、玉売りの西瓜。冷蔵庫も大きかったし、家族が多いとすぐに食べ切ってしまうので、ひと夏で何個も買っていた。

それからかなり長い間、スイカを買って食べた覚えがない。
スイカに限らず、果糖が多くて太りやすい果物は食べないようにしているので、果物を食べる時といえば、農家の親戚が送ってくれる桃やあたご梨、仏壇にお供えした果物のお下がりか、どちらか。
昨日、お店で並んでいるスイカを見ていたら、なぜか無性に食べたくなって、1/4カットを購入。もう夏も終わりに近づいたので、スイカを買うのはこれで終わり。

<西瓜の切り方>
1/4カットのスイカはかなり大きい。冷蔵庫のスペースと保存期間と食べる量を考えると、1/3は生のまま食べて、残り2/3は冷凍することに。それでも、このまま冷蔵するにはかなりジャマ。
↓のようにカットしてみると、写真どおり、こんもり山形にお皿に載ってかなりコンパクト。これで2~3日くらいは生のスイカを楽しめる。
おいしくて保存しやすい!スイカの切り方[cookpad]

スイカをカットするポイントは、放射状にカットすること。
どの切れにも、甘くて美味しい中心部分が入ることになる。
美味しいスイカの切り方と、プチキューその後。[Farmer's KEIKO 農家の台所 ]



<西瓜レシピ>
全部カットしたスイカを冷蔵庫と冷凍庫に保存したので、ようやくスイカが食べられる。
甘いスイカはそのまま食べるだけで美味しい。

スイカに砂糖[kusudama 美味しい日本史 ]
千利休の有名なエピソード。確かにスイカはそのまま食べるだけで充分甘い。


そういえば、おじいちゃんはスイカに砂糖ではなく、お塩を振りかけて食べていた。
↓の記事によると、味覚センサーで検証しても、やっぱり甘くなるという。一度試してみよう。
スイカに塩をかけると甘いのはなぜ?味覚センサーで検証![味博士の研究所]


冷蔵庫のスイカはかなりたくさんあるので、サラダに混ぜたり、ゼリーにしたり、いろんな食べ方が楽しめる。
特に気に入っているのは、スイカにヨーグルトをかけたり、少しつぶしたスイカをヨーグルトと混ぜて食べること。
【夏だけのお楽しみ】甘さっぱり「スイカヨーグルト」が衝撃のおいしさ![cookpad]

スイカヨーグルト丸ごと飲んじゃうジュース[cookpad]
ジュースやスムージーにしても美味しいと思う。(私はスムージーは飲まないけど)


スイカの寒天ゼリーは作ったことがない。
作り方は簡単。スイカの果汁を絞り出してスイカジュースを作ってから、粉寒天で固めるだけ。天然色の赤いゼリーが美味しそう。
スイカ寒天[cookpad]


冷蔵室に入りきらないスイカは、コンパクトに保存するために、2/3は数センチのキューブ状にカット、残り1/3はジュース状につぶして、ジップロックに入れて冷凍庫へ。
キューブの冷凍スイカはシャリシャとシャーベットみたいで、甘いスイカの果汁が溶けだしてきて、美味しい。
冷凍スイカジュースは寒天ゼリーに使う予定なので、夏が終わっても楽しめるのが良いところ。
手間をかけるなら、つぶしたスイカをキュービックにして冷凍する方法もあり。
スイカの簡単キューブシャーベット[七緒]

食べ飽きちゃったら試してみて!目から鱗の「スイカ」アレンジレシピ♫[キナリノ]



スイカの皮部分も食べられるそうなので、緑の外側部分をカットして、お塩のお漬物に。
食べてみると、外側に近い部分がやたらに固くて、噛み切れないし、味も浸みないので、全然美味しくない。
結局、外側に近い固い部分は切り落として、赤い果肉に近いところだけ残したら、ちゃんと普通のお漬物みたいに食べられた。
スイカレシピ[萩原農場]
スイカ・スイカの皮[とれたてクッキング/JA全農とっとり アグリマーケット]


タネを食べてみる[東京スイカ研究会]
皮だけでなく、種も食べられるらしい。
炒って(または干して)から、黒い殻を剥いで実を取り出すという、手間暇かかる細かい作業が必要。
「準備と調理に30分以上かけて、15秒で食べ終わりました。」という文章に思わず笑ってしまった。
かぼちゃの種はいつも殻を剥いで食べているけど、あの小さなスイカの種の殻を剥ごうなんで全然思わない。
味はピーナッツみたいなので、ピーナッツを買ってきた方が早い。

”幽霊”という名のピアノ曲(追記あり)
子供の頃、夏になると母親に連れられて弟と一緒に遊びに行った「ひらかたパーク」のお化け屋敷。
真っ暗な通路のなかで、時々変な扮装をした”お化け”とか”妖怪”が出てきて、これが子供心にとっても怖かった...。今時の子供は、こういう仕掛けには驚かないのかもしれないけど。

お化け屋敷を思い出したので、「幽霊」と言う名前を持つピアノ曲(室内楽も含めて)を探してみた。
すぐに思い浮かぶのは、ベートーヴェンのピアノ三重奏曲第5番「幽霊」。
ベートーヴェンのピアノトリオの中では、第7番「大公」よりも好きな曲。伸び伸びと明るい第1楽章がとても爽やか。
一説では「幽霊」という副題の元になったと言われる第2楽章”Largo assai ed espressivo”も全然オドロオドロしくない。

Beethoven, Piano Trio in D Major, op.70 no.1 - Istomin-Stern-Rose



次がシューマン《天使の主題による変奏曲》。
原題は《Thema mit Variationen)/主題と変奏》で、俗称が"Geistervariationen"。”Geister”はドイツ語で「幽霊」。
ライン川へ身投げする直前のシューマンが書いた作品なので、その頃の精神状態を反映して音楽が平板..とか言われている。
たしかに平板な音楽だと思うけれど、シューマンはもう”向こう”の世界へ行ってしまったのか、黄昏のような穏やかさと静けさで不思議と明るい。

Sokolov plays Schumann Geistervariationen



スティーヴン・ハフのコンセプトアルバムで知った曲が2つ。
『FrenchAlbum』に収録されていたプーランクの《夜想曲第4番「幽霊たちの舞踏会(Bal fantôme)》。
密やかでちょっとゆらゆらして頼りなげなところが、舞踏会で踊っている幽霊みたい。

Francis Poulenc - Nocturne n°4 in C minor(Played by Alexandre Tharaud.)



もう一つは、『New York Variations』に収録されていたツォンタキス(Tsontakis)の《Ghost Variaions》(1991)。
ハフの解説によれば、<ゴースト>というタイトルが象徴しているのは、スピリチュアルなもの、記憶、夢といった世界。
和声的にはやや不協和的でファンタスティックな響きがとてもモダン。特に、(↓の音源だと)第1楽章(11:20~)でモーツァルトのピアノ協奏曲(第22番第3楽章)の主題と変奏に入ってからは、劇中劇みたいで面白い。
第3楽章(24:26~)は、主題旋律が流麗に変容し、和声の響きも幻想的でとても美しい。

Tsontakis Ghost Variations - Owen Zhou, piano



NMLで探して見つけたのは2曲。
ウィリアム・ボルコム(William Bolcom)の《3つのゴースト・ラグ》「第1番 優雅な幽霊」。
哀愁漂う素敵なラグ。(サントリーの洋酒CMを連想してしまった)
どこかで聴いたことがあると思ったら、ポール・ジェイコブズのCD『Paul Jacobs Plays Blues, Ballads & Rags』に入っていた。

William Bolcom 'Graceful Ghost' Rag - Paul Jacobs, piano



グラナドスの《幽霊:ロマンティックなワルツ/Apariciones: Valses Romanticos》。《Valses Poeticos》第7番。
これがどーして「幽霊」なのか?だけど、タイトル通りとてもロマンティック。

Enrique Granados: VI. «Sensible» de "Apariciones: Valses románticos" (1891-93)




以前に一度だけ聴いたことのあるジャン・フランチェスコ・マリピエロ(Gian Francesco Malipiero)の《Bizzarrie luminose dell'alba, del meriggio, della notte》の第3曲が「Fantasmi(幽霊)」。
《Bizzarrie luminose dell'alba, del meriggio, della notte》は、自動翻訳では”The bizarre light of dawn, the afternoon and the night”で、「夜明け、午後、そして夜の輝く光」とかいう意味。
第3曲が”夜”にあたるので、「幽霊」。ドロドロ怖い”お化け”ではなくて、いたずら好きな幽霊みたいなちょっとコミカルな曲。

Gian Francesco Malipiero: Bizzarrie luminose dell'Alba del Meriggio della Notte (1908)

Ⅰ Giuochi(?) / Ⅱ Sole(太陽) / Ⅲ Fantasmi(幽霊)
※Giuochiは、giocoの古語giuocoの複数形。giocoは、イタリア語で「ゲーム」、「賭け事」を意味する。



[2017.8.26 追記]
コメント欄で教えていただいたのは、カール・タウジヒの「幽霊船」。
タウジヒは編曲物が多いけれど、これは作品番号1のオリジナル曲で、原題は”Das Geisterschiff, Ballade/幽霊船,バラード”(Op.1c)。
タウジヒらしい技巧的な曲で、幽霊船のオドロオドロしい雰囲気がたっぷり。

Carl Tausig - The Ghost Ship (TAUSIG'S 174TH BIRTHDAY TRIBUTE)





<過去記事>
スティーヴン・ハフ 『French Album』
ジャン・フランチェスコ・マリピエロのピアノ作品
ポール・ジェイコブス ~ アメリカン・ピアノ・ミュージック・リサイタル

tag : ベートーヴェン シューマン プーランク ボルコス グラナドス ツォンタキス マリピエロ

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【新譜情報】ヨーヨー・マ,アックス,カヴァコス ~ ブラームス/ピアノ三重奏曲集
9月15日発売予定の新譜は、ヨーヨー・マ、エマニュエル・アックス、レオニダス・カヴァコスという、ちょっと珍しい顔合わせによるブラームスの『ピアノ三重奏曲集』。第1番~第3番の2枚組。
2016年12月、メカニックス・ホールでのセッション録音。

ヨーヨー・マとアックスの録音で持っているのは、パールマンと録音したメンデルスゾーンのピアノトリオ
ジャケット写真のアックスとパールマンは、外見がよく似ていてまるで兄弟みたい。

Mendelssohn:Mendelssohn: Piano Trios Op 49 Op 66
(2010/2/2)
Yo-Yo Ma, Emanuel Ax, Perlman

試聴ファイル(amazon.uk)



今回のブラームスは、なぜかパールマンではなくて、大人気(らしい)のカヴァコスのヴァイオリンで。
カヴァコスは、ユジャ・ワンとヴァイオリンソナタ全集をDECCAに録音している。(これはCDで聴いたけど、カヴァコスの呼吸音か鼻息らしき雑音がどうにも気になって仕方がない)
アックスのブラームス録音は、ソロ・協奏曲とも全て聴いたなかで、ヘンデルヴァリエーションが飛び抜けて素晴らしい。(コンチェルトと後期ピアノ曲は私の好みではなかったけど)。
カヴァコスは好きだし、今回はピアニストがユジャ・ワンではなくアックスなので、この録音にはちょっと興味あり。試聴ファイルが公開されたら聴いてみたい。

Brahms: Piano Trio Brahms: Piano Trio
(2017/9/15)
Yo-Yo Ma, Emanuel Ax, Leonidas Kavakos

試聴ファイルなし



Brahms:Piano Trio No.1(Young Uck Kim,Yo-Yo Ma & Emanuel Ax)
1983.8.29 Live at Edinburgh Queen's Hall

tag : ブラームス カヴァコス アックス ヨーヨー・マ

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スティーブン・ハフ ~ ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
とても珍しいスティーヴン・ハフの「皇帝」。
ライブに限らず、録音でもベートーヴェンを弾くことは少ないし(録音しているのは、「月光ソナタ」と第32番ソナタのみ)、今までコンチェルトを聴いたことは一度もない。

Beethoven: Piano Concerto No. 5, "Emperor" (Stephen Hough, Piano)


コメント欄を見ていると、ハフの演奏にフラストレーションを持つ人が時々いて、ドラマやパッションが感じられないとか書いている。
テンポは速いというわけではなく、曲中でかなりテンポを落とすことが時々あり、タッチが重くなってもたっとした感じがする。推進力と白熱感が溢れる...というわけではないとは思うけど、第1楽章よりは第3楽章の方が躍動感が感じられる。
それでも、そういう解釈だと思えば、ハフの精緻で多彩なタッチと美しい響きが聴けるし、渾身の力を込めて弾くフォルテはやっぱりハフらしい。ハフがピアノを弾いている姿を見るのは楽しい。


tag : ベートーヴェン スティーヴン・ハフ

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クラシックのストリーミング市場
日経新聞電子版に掲載されていた「廉価盤CD大手ナクソス30周年のネット戦略」
ナクソスは、『NAXOS30周年記念BOX(30CD)』を4月に発売済み。

今までにナクソスが発売したCDは、9000タイトル以上。このCD不況のご時世にもかかわらず、新譜は年間200枚。
クラシック(とジャズ)を主体にした音楽配信サービス「ナクソス・ミュージック・ライブラリー(NML)」は、当初参加していたのは中堅・中小レーベルが多くて、メジャーな演奏家の録音はかなり少なかった。
それが、いつの間には大手レーベルも次々と参加して、音源の種類と数が一気に増えて、本当に便利になった。

日経の記事によれば、「クラシックのストリーミング市場では現在、金額ベースでスポティファイが40%、ナクソスが25%、アップルが15~20%、アマゾンが10%」。
クラシックでもシェア第1位はspotify。金額ベースの比較なので、有料会員のデータのはず。
NMLは一般会員なら月額1,998円。音源数は配信CD枚数が115,216枚 (1,730,799曲)。
spotifyは月額980円で、制約もいろいろあれど無料会員でも利用できるというのが強み。ただし、クラシックを含めた全音源数が4000万曲以上なので、クラシックに限定した音源数がわからない。
無料なら音源数が少なくてもかまわないだろうけど、有料の場合はNMLとどちらが良いかは微妙。
NMLに登録されていない音源でも、spotifyなら全曲聴ける音源があるし、逆にNMlLに登録されていても、spotifyでは聴けない音源もある。

【海外】定額制音楽ストリーミング・サービスの市場占有率を発表、スポティファイが62%でトップ(2017年03月06日)
これはクラシックに限らず、全てのジャンルトータルのデータ。

↓の記事によると、spotifyの無料プランにはいろいろ制約がある。
モバイル端末で聴く場合は、必ずシャッフル再生。
クラシックの場合は、複数楽章ある曲も多いので、暇つぶしに音楽を聴き流すのならこれでも良いかも。
私はモバイルで音楽は聴かないので(ヘッドフォン難聴対策のためと、そもそも雑音の多い環境で音楽を聴きたいとは思わないので)、特になんとも思わない。

パソコン/タブレット版は、専用アプリをダウンロードして使う。iTunesによく似た画面で私には使いにくい。それにモバイル版と違って、30日ごとに15時間までしか聴けない。(試聴音源代わりに使うので、私としては全然構わない)
どの端末で聴こうが、曲間のブランク部分に時々(30分に1 回らしい)CMが入る。無料利用なのでこれは当然のこと。

クラシック音楽中心にSpotifyを楽しんでみた♪[月枷.log]
Spotifyは無料でどこまで使える? 試してわかった「できること・できないこと」[<山本敦のAV進化論 第111回>、PHILE WEB]

私の場合は、幸いNMLは公共図書館の共通IDで利用できるので、コストはゼロ。
パソコンで実際使ってみて、NMLとspotify(無料版)を比べると、検索機能や音源リストの見やすさなど使い勝手と、クラシックに限った音源数の多さは、NMLが断然優れている。(spotifyの有料版でも、こういうところは変わらないと思う)
spotifyで困ったことは専用アプリが重い上に(時間帯にもよる)、一緒に立ち上げていたブラウザまで重くなってしまうこと。
そもそもストリーミングサービスは、ほぼCDを買うための試聴音源として使っているので、敢えてspotifyを使う必要性は低いし、NMLだけでも充分役に立っている。
結局、あまり使いそうにないspotifyのアカウントは削除して、アプリもアンインストールした。
やはり、せっかく綺麗なピアノの音なのに、パソコン(やスマホとか)ではその美しさが聴き取れないのがあまりに惜しいので、いい音で聴けるステレオとヘッドフォンでCDを聴きたくなる。
常備菜に「ししとう」
実家では食べたことがない野菜を買ってきて自分で作るのが結構面白い。
今まで試したのは、冬瓜、水なす、コリンキー、バターナッツかぼちゃ、加賀太きゅうり、万願寺とうがらし、など。
ししとうなどの甘とうがらし類は子供の頃から食べたことがなかった。数年前に初めて買った万願寺とうがらしがとっても美味しくて、今では、水なす・冬瓜と並んで夏だけ楽しめる定番野菜になっている。

甘とうがらしのなか、いつも買うのは、万願寺とうがらし。ししとうと違って、辛いのが混じっていないので。
万願寺とうがらし/万願寺唐辛子/万願寺甘とう[旬の野菜百科]


今回初めて買ったししとう。万願寺よりずっと小さいので、同じ価格でも入っている数は多い。
辛味の元になる種やへたを取る人もいるらしけど、(タイカレーをよく食べてかなり鍛えられたせいか)辛いのは結構平気なので、丸ごと食べている。
今回買ったししとうのなかで、辛いのは10本中2本くらいだった。このくらいの辛さなら大したことはない。

ししとう(獅子唐)/甘とうがらし(唐辛子甘味種)[旬の野菜百科]

ししとうの種は取る派?取らない派?美味しく食べられるレシピも知りたい!


甘とうがらし類は、素材の味をそのまま楽しみたいので、シンプルに焼いて醤油・白ごまをかけるか、みりん・醤油と一緒に軽く煮るか焼きびたしにして食べるのが定番。
煮びたしや焼きびたしなら、冷蔵庫で数日間保存できるので、常備菜にぴったり。
↓の黒ごま和えとかみそ炒めも美味しそう。

なぜか絶賛される ししとうの甘辛♪[以下、cookpad]
博多小料理屋の一品✿ししとうの煮びたし
ししとうの黒ごまよごし
しし唐の味噌炒め~♪


たまたまイオンで見つけたのは、産直野菜の「清姫ししとう」。
ししとうと万願寺の中間ぐらいの大きさ。今回買ったものは、ししとうと違って、辛いものが混じっていなかった。
普通のししとうと味は変わらない。大きいせいか、煮びたし・焼きびたしでも、しなしなせずに食感がしっかり。

清姫ししとう[チョコレートの株式会社たにぐち]
(清姫)ししとうの大好きな食べ方[ログハウスに住み 料理・野菜・家具作り・・・]


<過去記事>
初めて食べたちょっと珍しい野菜
ハンネス・ミンナール ~ ベートーヴェン/ピアノ協奏曲全集
今一番よく聴いているのは、オランダ人の若手ピアニスト、ハンネス・ミンナールの新譜『ベートーヴェン/ピアノ協奏曲全集』。
発売予定日が延期されたので、amazonから届いたのは7月中旬。それからというもの、いつもはスキップする第2番と第5番も含めて何度聴いても飽きないくらいに、試聴時の印象よりもはるかに私の好きなベートーヴェンだった。
丁寧なタッチとなめらかなフレージング、多彩で澄んだ美しいソノリティ、くっきり鮮やかな立体感と、ミンナールのピアノには私の好きな要素のほとんどが揃っている。
とりわけ意外なことに、全集のなかで一番気に入ったのが第5番「皇帝」。(いつもは第4番か第3番が一番気に入ることが多い)
ミンナールの「皇帝」は、今まで聴いてきた演奏と一風違っていて、透明感があって清々しく爽やか。この暑い夏に聴くと涼しく感じるくらい。「皇帝」はもう20回くらいは聴いているけど、すっかりはまってしまった。

何度か聴いていると、「皇帝」と同じくらい好きになったのが第4番。線の細い透明感のある音色と静けさ漂う弱音が清楚でたおやかで繊細な情感が籠っていて、私がとても好きな弾き方。
この第4番の演奏で好きなのは、カッチェンとアラウ。どちらも第1楽章全体に弱音の静けさが強く漂って、ミンナールと相通じるところがある。


ミンナールの持ち味は、透明感のある多彩な響きと立体的な声部とクセのないしなやかな表現だと思うし、このベートーヴェンでもそれは変わらず。
今まで聴いた全集録音のなかでも、ピアノの響きの多彩さと美しさという点では、エゴロフ、コロリオフと並んで、一番好きなピアニストの一人。
私の好みから言えば、今まで聴いた全集録音のなかでは間違いなくマイベスト3に入る。「皇帝」に関してはカッチェンに次いで好きな演奏だった。

面白いのは、バッハ編曲集『Bach Inspirations』を弾いているのと同じように、ミンナールの奏法だとシンプルな2声の部分でも、それぞれがくっきりと浮かび上がって立体的に聴こえてくる。

テンポはどの曲も速くも遅くもない穏当なテンポで、勢い良すぎてテンポが走ってしまうことは全くない。(逆に、オケのトッティでテンポが少し上がっている感じがすることがある)
緩徐楽章ではテンポが遅いということはなく、結構速い。弱音がとても綺麗で情感もしっかり籠っているので、遅いテンポで粘って弾かずとも、落ち着いた静けさと夢見るような美しさが漂って、緩徐楽章苦手な私でも聴き惚れてしまう。

音色自体がカラフルというよりは、ソノリティの多彩さでカラフルに聴こえ、透明感のある音なので、油絵と違ってパステル画風の淡い色彩感。この明るく澄んだ音色が長調の曲(楽章)に良く似合っている。
やや硬質で線が細めの粒立ち良い音は一音一音が澄んでいて、重音やペダルを使った時でも濁らずに綺麗に響くし、とりわけペダルを使ったときの和声の響きの美しさが素晴らしい。
もともと透明感のある軽めの音質に加えて、ペダリングも上手いせいか、音がいくら重なっても響きが全然重たくならないし濁らない。
特に弱音豊かなニュアンスと柔らかな羽毛のような響きはファンタスティックなくらい。このピアノの音の美しさにうっとりしていると、いつのまにか演奏が終わっていたりする。

表現自体は斬新・奇抜だったり、ピアニストの強い個性が出るというわけではなく、ディナーミクやアゴーギグに凝ったり、弱音部で情感たっぷりに弾いたり、強奏部でガンガン弾くようなこともないので(そこそこ力感はある)、一見(一聴)した印象は地味だと思う。
澄んだ美しいソノリティと声部の立体感のバランスがいろいろ変わるので、表情自体は豊か。緩急・強弱というよりは、硬軟・柔剛の変化が鮮やかに聴こえるし、どの曲も端正で品が良く清々しい。

カッチェンの演奏と比べると、ロマン派に近付いた第3番では、細かな起伏のつけ方がちょっとぎこちないというか、硬い感じがする。特に雄壮な「皇帝」では、フォルテのタッチが柔らかくて力感があまり強くないので、強弱の落差が大きくないし、音質がやや軽めで(低音部でも)響きの厚みも量感も薄いので、重心が軽くメリハリが少し弱く感じる。
これは意識的に聴き比べた時にそう感じるので、これだけ聴いていたらさほど気になることもなく、「皇帝」の澄んだ美しい響きに聴き惚れてしまう。

オケは、音がクリアで透明感があり、響きも重厚ではなく軽やか。アクセントがよく効いてメリハリがあり、音の切れが良い。管・打楽器もよく聴こえて、テンポ感と躍動感でキビキビしている。響きも澄んでいるので、ミンナールのピアノの音に良く似合う。
ミンナールのピアノが爽やかで端正なのに対して、オケがスパイスみたいにピリっと引き締めているような気もする。
フリエンドは、同じネザーランド交響楽団とベートーヴェンの『交響曲全集』も録音している。「金管楽器セクションなどに歴史的楽器を使用、打楽器や弦楽器、木管楽器にも古楽奏法のイディオムを適用」しているそうなので、たぶんこのコンチェルトの伴奏でも楽器編成やアプローチは同じなのだと思う。

Beethoven: The Complete Piano ConcertosBeethoven: The Complete Piano Concertos
(2017/7/7)
Hannes Minnaar, Jan Willem de Vriend & The Netherlands Symphony Orchestra

試聴ファイル

このジャケット写真が面白いのは、一緒に楽譜を見ている指揮者のヤン・ヴィレム・デ・フリエンドが先生で、ミンナールが学生みたいに見えるところ。
フリエンド自身はヴァイオリニスト出身で音楽学者でもあり、古楽器グループ<コンバッティメント・コンソート>の芸術監督だったし、今はネザーランド交響楽団の首席指揮者兼芸術監督なので、先生風の威厳がある。
今年54歳のフリエンドより21歳も若いミンナールは、ウェービーヘアで若い学生ぽい。

この全集録音で一風変わっているのは、曲順。(分売盤を全集化した場合は除いて)一般的には、曲番通りに最初は第1番になるのに、なぜか第2番が冒頭に置かれ、次が第1番。
いつも第1番を聴いて、第2番をスキップして、第3番という順番に聴くパターンなのに、今回は第2番も最後まで聴いてしまった。
この曲順だと、モーツァルトやハイドン風の第2番から始まると、ベートーヴェンの作風の変遷が、第2番⇒第1番⇒第3番⇒第4番⇒第5番と自然な流れで聴ける。

第2番では、コロコロと粒立ちの良く軽やかでしなやかなタッチが可愛らしい。明るく澄んだ音色もこの曲にぴったり。
モーツァルトを聴いているみたいで好きではなかったこの曲が、思っていたより素敵な曲に思えてきた。
ミンナールの弾くモーツァルトのコンチェルトやピアノソナタなら、好きになれるような気がする。

次の第1番になると、若い頃のベートーヴェンのコンチェルトだとはっきりわかる力強く快活で歯切れよいタッチに。
速いテンポでやたらに元気に弾く人も結構多い第1楽章と第3楽章は、バタバタと元気過ぎず速すぎず、快活さのなかにもしなやかさと優美さがあって、品良く端正。(この曲はこういう弾き方が好きなので)

第2番⇒第1番⇒第3番になるほどフォルテもリズムも力強い。
第3番では、冒頭のピアノソロやカデンツァで和音をアルペジオで崩して弾いていたりして、前の2曲よりもロマン派風。
やはりこの曲でも、カデンツァの和音の響きが波のように豊か。弱音にはちょっとはかなげな繊細さが漂って美しい。タッチとソノリティが多彩で、アルペジオの響きはふわっと広がるように豊か。
第2楽章の弱音は静けさと温もりの籠った響きで、しみじみとした味わいがある。
ブラームスが得意だったカッチェンやルプーに比べると、時々かけるルバートがちょっとぎこちない気がしないでも...。ミンナールの録音にはロマン派がほとんど入っていないし、ロマン派的なベタっとした感情表現はあまり得意ではない気がする。

第4番は、硬質で歯切れ良いタッチと線の細い透明感のある音色できりっと引き締まった清楚さがとても美しい。しっとりとした静けさを帯びた弱音が繊細でたおやか。端正で優美で気品があって、この第1楽章はこの上なく私の好きな弾き方。
カデンツァは、ベートーヴェンが書いた2つのうち、短い方(ブレンデルやポリーニが弾いている方)。単音の線の細い旋律とか、終盤で小鳥のさえずりみたいなトリルとか、叙情感と響きの美しさからいえば、こちらの方がミンナールの音質と演奏に向いていると思う。
何度も聴いていると、この短いカデンツァがとても意味深く思えてきた。静動が急に交代して、感情の揺れが激しく、まるで神の怒りに触れた人間がパニックに陥ったみたいな錯綜感がある。
続く第2楽章は、カデンツァからの流れで、意気消沈して、消え入りそうな弱音で息も絶え絶えに囁くような歌い回し。重たく深刻な悲愴感ではなく、畏れ慄いて黙々と許しを乞うように静寂。この第2楽章はとても印象的。
※デュシャーブルの解釈では、この第2楽章は、宇宙・神・神の怒り と (ためらいつつも落ち着かせようとする)人間の対立のドラマ。

第5番「皇帝」。冒頭のアルペジオから、明るく澄んだ響きで爽やかな清涼感。迫力や重量感は薄いとは思うけど、重なりあって膨らんでいくアルペジオの豊かな響きが品の良く華やか。
協奏曲5曲のなかでは、「皇帝」の第1楽章が一番ソノリティが多彩。タッチやペダリングがいろいろ変わるので、響きも立体感も鮮やかに移り変わっていく。
第2楽章は夢見るように柔らかく優しい弱音の響きと細やかで澄んだ叙情感がとても綺麗。
第3楽章はフォルテでもタッチが穏やかなので、力感はやや弱いけれど、品良い優美さがあり、特に弱音で弾くフレーズの響きが柔らかくて優しい。
力強くパワフルな演奏が”男性的”だとすれば、ミンナールの「皇帝」は威圧的なところがなく、透き通るように爽やかなところは”中性的”で、優美なところは”女性的”という感じがする。


《ピアノ協奏曲》第3番第1楽章&第3楽章の一部のライブ映像
Orkest van het Oosten Beethoven 23 9 2016 Enschede Jan Willem de Vriend


Discover The Sound - Excerpt from Beethoven's 5th piano concerto by Hannes Minnaar

これはデッドな録音環境なので、ミンナールのピアノの音の美しさがあまりわからない。
指を鍵盤に触れながら打鍵していたり、指を滑らせるように移動させていたり、指の動きがよくわかる。たぶん上下動やブレが少ないタッチで上部雑音が少ないので、あの透明感のある綺麗な音が出るのかな?

tag : ベートーヴェン ミンナール

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飲まないビールの活用法
先日親戚から送られてきたお中元は、珍しく缶ビール&缶ジュースセット。いつもは岡山産の桃を贈ってくれていたので、ビールもジュースも飲まない私は、ちょっと(ではなく、かなり)がっかり。
ビールに限らず、お正月のワイン小ボトルを除いて、お酒は全く飲まないし、特に炭酸の入ったお酒は胃酸過多で酷い目に合うので、絶対飲まない。
糖質いっぱいの果物ジュースも飲まないけど、これは寒天ゼリーにして食べるから無駄にはならない。

問題は飲まないビール。グラスに入れてすっかり気の抜けたビールを20ccほど飲んでみたら、まろやかで意外に美味しい。
それ以上飲むと胃がおかしくなりそうなので、やはり飲まない方が無難。
ウェブで調べると、余ったビールは洗剤やシャンプー代わりにもなる。ビールは本来飲むためのものなので、飲まないのなら料理に使いたい。

ビールを料理に使う方法はいくつかあり、試してみたのは、炊き込みご飯、パン、お漬物。
結局、一番気に入ったのが、ビールで炊いたクミンライス。ビールがまだ数本余っているので、これは炊き込みご飯に使いたい。

【捨てないで!】残ったビールの使い道8選 「髪を洗う」「虫除けに使う」など[ロケットニュース24 ]

1)ビールに肉を漬けると柔らかくなる。⇒ 肉を使った料理はしないので、ボツ。
2)天ぷらの衣にビールを入れるとサクサク。⇒ 天ぷらも自分で揚げないので、ボツ。
3)漬け物
大根・きゅうりのビール漬けレシピあり。塩だけ入れた大根漬けで試作したけど、特に美味しくもなかった。
ビールで漬けなくても、塩麹で漬けた方が漬け物らしくて美味しいと思うので、リピートなし。

✿我が家の定番♬きゅうりのビール漬け✿[cookpad]
キュウリのビール漬け[JA横浜]
大根のビール漬け[cookpad]
ビール漬けは、からし・酢・砂糖・塩を使っているものが多い。きゅうりなら砂糖・塩のみ。
大根のビール漬け[どさんこワイド179]
からし抜きのシンプルな漬け汁。


4)炊き込みご飯
ビールでクミンライスを炊いてみたら、これはコクがあって美味しい。
エキゾチックなクミンの香りに、ビールの香りがほんのり混ざって、今までに食べたことがないご飯の香り。
このライスだけ食べても美味しいけど、コーンや枝豆を混ぜてみたら、これも美味しい。
フライや洋風/エスニック風のおかずによく合うと思う。洋風の炊き込みご飯(ピラフ、パエリアとか)にしても美味しいはず。

ハーフ&ハーフの炊き込ビーごはん![日経ビジネス/プレミアムレシピ]
ビールで炊き込みごはん[cookpad]


5)パン
ビール酵母でパンが焼けるので、ビールを入れても変な味にはならないと思って、早速試作。
気の抜けたビールだけでは足りなかったので少し水を混ぜて、イーグルと北海道産ライ麦粉(1割)でフランスパン風食パンを焼いてみると、モルトパウダーを入れているわりに、あまり膨らまなかった。
クラムはふわふわではなく、水気が少なくふかふかして、目がつまってもっちり。ビールの色で黄色っぽいし、ビールの香りもしっかり残り、ちょっと苦みもある。
ライ麦粉入りなのに、クラムがしっとりしていないのは、ビール中のアルコール分が飛んでしまったから?
これはこれで美味しいとは思うけど、ビールはもともと好きではないし、しっとりしたクラムが好きなので、積極的に食べたいというほどでもない。余ったビールがあったら作っても良いかなという感じ。

ビールパン 黒ビールを使って[panasonic]
HB☆ビール食パン[cookpad]


6)煮込み料理
カレー、シチューとか洋風の料理に入れるとコクが出そうな気はする。カレーやシチューにビールの香りと味が付くのが嫌なので、入れるとしても少量。
飲み残しビールの活用法 カレーレシピ
シーフード黒ビールカレー
♪美味しいカレーの作り方★ふじちゃんの特製ビールカレー♪

【演奏会情報】レオニダス・カヴァコス ~ ヴァイオリン・リサイタル
今秋、カヴァコスがに首都圏で来日リサイタルを開催予定。ピアノ伴奏はいつものようにエンリコ・パーチェ。
プログラムは、チェコ・ドイツ・フランスの古典・ロマン派・現代曲を組み合わせた一風変わった選曲。この中でカヴァコスが録音している曲はベートーヴェンだけ(だと思う)。

レオニダス・カヴァコス(ヴァイオリン)&エンリコ・パーチェ(ピアノ)(2017/11/13(月)、トッパンホール)
レオニダス・カヴァコス ヴァイオリン・リサイタル(2017年11月19日(日)、彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール)

<演奏予定曲目>
ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ
シューベルト:幻想曲 ハ長調 D934
メシアン:主題と変奏
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調 Op.96


プログラムのなかで一番好きなのはヤナーチェクの《ヴァイオリン・ソナタ》
この曲を初めて知ったのは、映画『存在の耐えらない軽さ』を観ていて。全編に流れるヤナーチェクの音楽(ピアノ、室内楽、弦楽)がとても気に入って、サントラを買って何度も聴いていた。

Janáček - Violin sonata - Suk / Panenka



シューベルトの室内楽曲はほとんど聴かないので、《ヴァイオリンとピアノのための幻想曲》もタイトルしか知らなかった。
冒頭のトレモロから惹き込まれるような曲で、息の長いフレージングはアヴェマリアみたい。
ピアノ・ソナタや即興曲を連想するようなシューベルトらしいフレーズが散りばめられていて、ピアノ伴奏が凝っていて、ヴァイオリンよりも目立っているような気がする。
30分近い長さのシューベルトの曲にしては、珍しくも全然飽きずに聴けてしまった。

気になったのは変奏曲部分の主題。どこかで聴いたことがあるのに、何の曲だったのか思い出せない....。
調べてみると、この旋律は歌曲『Sei mir gegrüßt』だった。でも、頭の中で思い浮かんでくるメロディは、歌ではなくピアノの音で、それも変奏曲風。
そのうちようやくモーツァルトの『ピアノソナタ第11番「トルコ行進曲付」の第1楽章(第1変奏)と繋がって、もやもやがスッキリ解消。

↓のルプーの演奏は、鮮やかな色彩感と煌くような輝きで甘い音色のピアノがとても素敵。
曲自体も、古典的なシンプルさと端正さで品も良くて、ショパンやシューマンの幻想曲よりもずっと好みのタイプ。
シモン・ゴールドベルクとルプーは、この曲を含めたシューベルト作品集を録音しているので、CDで聴きたくなってきた。
Schubert Fantasie for violin and piano in C major D 934 (Full)



メシアンはタイトルも曲も聴いたことがない。
ヤンセンの演奏はオイストラフと違って、遅めのテンポで水気を含んだ情感がじっとりと垂れ込めたような感じ。
ピアノパートはいかにもメシアン風な旋律と和声。でも、ヴァイオリンの旋律だけ聴いていたら、メシアンの曲だとは気が付かないかも。
もともとメシアンは好きな作曲家なので、この曲もやっぱり好きな曲だった。

Jansen - Messiaen - Theme and Variations




ベートーヴェンのヴァイオリンソナタで好きなのは、第4・6・7・8・9番。第10番はそれまでの曲とは違って、雨上がりのような穏やかさと透明感を感じる。

Oistrakh/Oborin - Beethoven Violin Sonata No.10, Op.96


tag : ベートーヴェン ヤナーチェク シューベルト メシアン カヴァコス パーチェ

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プロフィール

yoshimi

Author:yoshimi
<プロフィール>
クラシック音楽に本と絵・写真に囲まれて気ままに暮らす日々。

好きな作曲家:ベートーヴェン、ブラームス、バッハ、リスト。主に聴くのは、ピアノ独奏曲とピアノ協奏曲、ピアノの入った室内楽曲(ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ三重奏曲など)。

好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

好きなジャズピアニスト:バイラーク、若かりし頃の大西順子、メルドー(ソロのみ)、エヴァンス

好きな作家;太宰治、菊池寛、芥川龍之介、吉村昭、ハルバースタム、アーサー・ヘイリー
好きな画家;クリムト、オキーフ、池田遙邨、有元利夫
好きな写真家:アーウィット

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