越前さといも
冬になると見かける里芋が「越前さといも」。
普通の里芋よりもしまりのある肉質で、もちもちとねっとり感が強くて好きなので、毎年買っている。

調べてみると、越前産の里芋の産地として有名なのは福井県大野市。
商標登録されているブランド里芋は、「上庄さといも」と「越前さといも」の2種類がある。
大野市・勝山市で作られているのは「越前さといも」(大野さといも)。
「上庄さといも」は、同じく大野市の上庄地区の農家だけが栽培している。(こちらの方が有名らしい?)

上庄さといも[越前おおの名水楽座]
越前さといも

「越前さといも」を食べる時は、みりんとしょうゆで和風に煮たり、豆乳クリームシチューに入れたり。
美味しいのはクリームシチューの方。豆乳を使っているので、ジャガイモとは違って、和風な味わい。
生から調理すれば荷崩れしないとはいえ、お湯で皮ごと茹でて皮を剥いだ柔らかい里芋を煮たら、やっぱり荷崩れする。
シチューに入れて煮込んだら、表面がドロドロ崩れて、トロミがしっかりつく。
今年は、里芋のおやきと里芋グラタンを作る予定。

20個以上買ったので、5個はスライスして干し里芋に。
残りは皮ごと茹でてから皮を剥いで、5個はすぐに煮物に。残りは冷凍したので、年末くらいまでいろいろ楽しめる。


<里芋レシピ>
裏技:つるっと皮むき、かゆくない・・里芋[cookpad]
里芋の皮むきは、泥を落とした里芋を皮つきで丸ごと茹でれば、手で簡単に皮がむける。
ただし、里芋の大きさにばらつきがあると、茹で加減の調整が難しい。竹串で茹で具合をチェックしていても、小さめの里芋は表面がドロドロ柔らかいのに、大きいのは一部だけ硬くて皮が手で向けなかったりする。硬いところだけ包丁で皮むき。

越前さといも(大野芋)のころ煮[cookpad]
地元の郷土料理。薄皮付の里芋を使った里芋の煮っころがし。

奥越前のさといもの美味しい食べ方/さといもレシピ[テラル越前農業協同組合]

越前さといものおいしい食べ方&レシピ[農Pro 鎌倉野菜のレシピとレンバイ情報]
地元では皮をこそげ落としてから天日干し。煮詰めると表面がカリッとするという。
早速8mm厚さの輪切りにした里芋を数日間干してみたら、干す前に水にさらしていなかったせいか、干し時間が長くなると表面が黒くなっている。(カビったわけではない)
煮込んでみたら、確かに表面がどろどろしないし、もちもちと粘りのある歯ごたえ。
柔らかくてトロっとした生の里芋の煮物とは違った別の美味しさ。(里芋に限らず、干したジャガイモもかぼちゃも、もちもちする)

越前おおの里芋レシピ集[越前おおの農林樂舎]
ころ煮、田楽、コロッケ、筑前煮、のっぺい汁、赤飯。
(PDFファイルのリンクが切れているので、ホームページでは字が小さくてちょっと見ずらい。)
ポール・ルイス ~ シューベルト/ピアノ・ソナタ第19番D958
シューベルトを聴くときは、今はほとんどポール・ルイスのピアノで。
特に好きな曲は《ピアノ・ソナタ第19番》。ルイスは2回録音している。
最新アルバムの『後期ピアノ・ソナタ集』では、2013年に再録音した第14番&第19番(旧盤は2001年録音)と、2002年に録音した既発盤のある第20番&第21番を収録。
第20番&第21番の分売盤はすでに持っているので、両曲も再録音した2枚組か、第14番&第19番だけ再録音したCD1枚か、どちらかで出して欲しかった。(第20番&第21番の既発盤を廃盤にしたようなので仕方ないとはいえ)

Schubert: the Late Piano Sonat
(2014/5/13)
Paul Lewis

試聴ファイル


第19番で一番好きなエゴロフの録音を別にすれば、ケンプ、ブレンデル、リヒテルではなく、このルイスの再録音が一番自然に気持ちがシンクロできる。
エゴロフのライブ録音のような緊迫感はないけれど、リズム感のあるテンポで余計な力を入れることなく、情感過多や重たくなることがなくて、情感が自然に内面から流れ出てくるように感じる。
打鍵は軽やかだけと芯がしっかりして、弱音が過度に繊細になることもなく、フォルテの音にも柔らかさがあって、ルイスのピアノの音はとても心地良い。

楽章内のテンポの変化は、かなり大きい。
急速部と緩徐部とでは、テンポと共に、音色と響きもかなり変わるので、緩急のコントラストが明瞭。躍動するようなリズム感に、スケール感や包容感のような広がりも感じる。
もともと冗長気味に感じないでもない第1楽章でも、細かな変化がいろいろあって、とても面白く聴ける。
ルイスの旧盤の演奏と比べても、音質がずっとクリアで、個々の音の微妙な音色・響き・ニュアンスの変化がよくわかる。
緩徐部と急速部のコントラストもより明確で鮮やかで、フレージングには曲線的な滑らかさがあり、細部の表現もより豊かになって、自然な情感が湧き出るように感じるところはさらに強くなっている。
旧盤の演奏よりも音の美しさも演奏の深みも増していて、やはり再録音しただけのことはあると思う。

こちらは2001年の旧盤音源。
Franz Schubert, Pianosonata c-minor D958, Paul Lewis


冬でも暖かく過ごせる防寒インナー(追記あり)
昨年の冬は、吸湿発熱効果のある防寒インナーを何種類も買って、さらに、正しい冬の重ね着方法を実践して、しっかり防寒対策。
おかげで、室内でじっとしていても冷えを感じることなく、体がほんのり暖かくて、ほとんど暖房いらず。(足が冷える時だけ足温器使用)

今持っている防寒インナーは、ユニクロ、ベルメゾン、無印良品の製品。トップバリュ製品も今月買ってみた。
暖房を入れずに動かない室内で着るなら、無印良品「綿混あったかインナー」とベルメゾン「ホットコット」が暖かい。
ユニクロ「ヒートテック」(ノーマルタイプと「極暖」)は、室内で着ていたら身体が冷えて逆効果。外出時と就寝時なら最も暖かいのが「極暖」。
トップバリュの「PEACE FIT しっとりなめらか(厚地)」も「極暖」並みの暖かさ。着用直後に冷たい感じがせず肌触りもふんわり柔らかいので「極暖」よりも快適。
私の場合は、一番良く売れている(と思う)ユニクロ「ヒートテック」よりも、他社製品の方が機能も着心地も良い。

無印良品「綿混あったかインナー」
タートルネックは製造されていないので、10分丈レギンス(グレー)のみ購入。
オーガニックコットン使用で、肌ざわりが柔らかくて適度なフィット感があって、私が持っている防寒インナーのなかでは、最も肌ざわりが良い。
最新モデルの「ホットコット」よりも生地が柔らかくて気持ちいい。細かいところでは、取扱表示が生地に白字で印刷されていて、縫製も丁寧。
室内でじっとしていても、ほんのりとした温かさがあるのが◎。「ホットコット」よりもほんのした暖かさで着心地が良い。
いつもレギンスの上に80デニールのストッキングを履いて、さらにウール混紡の厚手靴下着用。さすがにストッキングなしでは足首が冷えるので。

「コットンウールあったかインナー」の方が肌ざわりが滑らかで暖かそうだった。難点は生地がかなり柔らかくてすぐにヘタレそうなところ。(結局、タートルネックもレギンスもラインナップにないので、買わなかった)

定価は「ホットコット」よりも3割くらい高い。(セール中なら20%OFFになっていることもある)
無印良品は、通販主体のベルメゾンと違って、近くの直営店ですぐに買えるのが便利。



ベルメゾン「ホットコット」
ヒートテックよりも暖かいと評判のベルメゾン「ホットコット」。旧モデルは綿45%。2016年以降のモデルは綿95%。
ベルメゾンの測定データでは、最新モデルのホットコットは化繊製品より0.7℃暖かくなる。

<2015年モデル(綿45%)のタートルネック>
昨年買った時は型落ち品だったので、アウトレット扱いの税込300円と破格の安さ。色柄が豊富なので、いろいろ選べて楽しい。(すでに完売)
半分くらいは化繊なので、かなり薄手でしなやかなので、フィット感がある。
室内でじっとしていても、冷えないのがヒートテックにはない長所。
1枚だけではやはり寒いので、上に「ヒートテック」(ノーマルタイプ)とセーターを1枚ずつ重ね着している。
レビューを見ていると、最新モデルよりもこの旧モデルが良いという人が結構多い。(私もそう思うし)

<2016年・2017年モデル(綿95%)のレギンス>
旧モデルよりも、生地の厚みが増して多少ゴワゴワ感があるけど、タートルネックと同じく暖かい。
ほとんど綿なので、「ヒートテック」よりは耐久性が落ちるかも。
こちらも、室内で動かなくても冷えることがない。「綿混あったかインナー」よりも厚みがある分密着感あり。暖かさはほぼ同じ。
レギンスは色柄が5種類くらいと少なく、黒と茶色のボーダー柄を購入。
こちらも最新モデルから取扱表示が生地に印刷されるようになった。

「ホットコット」は通販でしか買えないので、送料が490円かかるし、まとめ買いすると割引があるので、いつも数枚買っている。(最近「PLAZA」でも販売するようになったらしい)


<2016年・2017年モデル(綿95%)のタートルネック>(追記)
先日購入したタートルネックは、旧モデルよりも袖丈が数センチも短くなっているので、大きめのLサイズを購入したのが間違いだった。
やせ型の私にはちょっと大きくて、生地が硬くてしなやかさがないので、肌へフィットせずにあまり暖かくならない。それに、手を動かしていると、もともと短めの袖がずり上がってしまう。
肌に密着しやすいレギンスと比べると、上半身で「ホットコット」を着る場合は、生地が硬めなので、Mサイズでもぴたっとフィットしにくいような気はする。
防寒インナーを重ね着するときは、上に着る方を大きめのサイズにすると良いそうなので、これは重ね着専用にすることに。



ユニクロ「ヒートテック「極暖」
タートルネックとレギンス購入。オイルを配合しているのは、たぶん乾燥対策。化繊製品なので、肌の弱い人はヒートテックを着ていると肌が乾燥してチクチクするらしい。
暖房を入れていない室内でじっ~としている時(スタンディングデスクしたり、座って食事したり)に着ると、化繊生地の冷たさで体が冷えて寒くて、「極暖」ではなく「極寒」。

「極暖」を着て暖かく感じる時は、就寝時に布団の中にもぐっている時と暖房がきいているお店にいるとき。周囲の気温が高かったり、動き回っているととても暖かくなる。
パジャマの下に「極暖」を着て、布団乾燥機で温めたベッドにもぐりこむと本当に暖かくなる。まさに発熱しているような感じ。

気になるのは、生地を縫い合わせた時の縫い目が表地の方に太くくっきりと出ている部分があること。縫製があまり丁寧ではないというか、細かいところでコストダウンしているのだろうか...と思ってしまった。(破れにくい縫製方法なのかもしれないけど)


トップバリュ「PEACE FIT しっとりなめらか厚地」
「独自の機能性繊維で着た瞬間からあたたかい"瞬間温感"」というキャッチフレーズに惹かれて試し買い。
色のバリエーションが少なく、タートルネックは、ブラック、オフホワイト、ワインの3色。10分丈レギンスはブラックのみ。オフホワイトのタートルとレギンス購入。
ノーマルタイプよりも厚いし(「極暖」よりは多少薄め)、肌側裏起毛なので、「極暖」みたいに着用直後に冷たい感じはしない。
でも、室内でじ~っとしているとやっぱり「極暖」と同じように生地の冷たさを感じて体が冷えてくる。やはり化繊製品なので、綿混紡のような暖かさはなかった。
就寝時に着ると、発熱感は「極暖」の方が強いけど、これもポカポカ暖かい。肌ざわりは「極暖」よりも滑らかでふんわりしているので、「極暖」よりも「PEACE FIT」の方が快適。(これは予想外だった)


トップバリュ「PEACE FIT レギンス(裏起毛)」
「しっとりなめらかシリーズ」と違って、この裏起毛レギンスは発熱繊維不使用で、裏起毛でかなり分厚い。たぶん140か160デニール相当だと思う。
もこっと着ぶくれ感と締め付け感があるので、着心地があまり良くない。生地の伸縮性が低いので密着感が一番強く、保温性能は高くて暖かい。色はブラックのみ。
化繊製品だけど、スタンディングデスクしている時でも冷えることなく暖かい。脚に強く密着して空気を遮断しているので寒くはないけど、「ホットコット」みたいに生地自体が暖かいという感じではない。
スリムタイプのズボンを履いて自転車に乗っていたら、生地が伸びくもこもこして動きにくくて、危うくこけそうになった。
着心地は、生地がほんのり暖かくて薄くて動きやすい「ホットコット」と「綿混あったかインナー」の方が良いので、この裏起毛レギンスは特別寒い日や、風呂上りの後にパソコン使う時(スタンディングデスクなので足が冷えやすい)に着ることに。

とっかえひっかえ着てみた結果、私の着用条件から言うと、
1)就寝時:トップバリュ「PEACE FIT厚地」が一番快適で、ユニクロ「極暖」も暖かい。
2)室温の低い部屋で動かない時:無印良品「綿混あったかインナー」またはベルメゾン「ホットコット」。(極寒日には「PEACE FIT裏起毛」でも良い)
3)外出時:どれでも良いけど、着替えるのが面倒なので、2)と同じ。そもそもお店に入れば暖房が効いているので、「PEACE FIT厚地」や「極暖」では汗ばむくらいで暖かすぎる。


<参考情報>
ヒートテックほか防寒下着の比較ランキング一番はホットコット[キャリアアップ・ファッション戦略]
この機能性発熱インナーのランキング結果は、モノ批評誌「MONOQLO」2013年12月号に掲載されていたもの。
その後リニュアルした製品も多いので、最新モデルで比較した場合、ランキングが変わると思う。

ユニクロ超えは本当か / 肌着界の新星という呼び声高いベルメゾンの『ホットコット』を買ってみた〜レディス編〜[ロケットニュース]
「薄手はホットコット、厚手はユニクロの勝ちだ! 当然薄手より厚手のほうがより暖かいので、最強に暖かいのはやはり、ユニクロの極暖」

暑すぎ!寒すぎ!ユニクロのヒートテックの効果に疑問。[暮らしの視点]
確かに、室内で動き回らないときに「極暖」を着るのは逆効果で、寒くて冷えびえする。
※2015年の記事なので、ベルメゾンと無印良品の製品は旧モデル。最新モデルとは綿の比率が違う。

ヒートテックとピースフィットを比較してみた =2017=※レディースのみ![おきがる!ぐ〜たらオンナの冷え性対策!]

昨年は冬の重ね着の仕方を調べていて、私の重ね着が間違っていたのに気が付いた。
その重ね着では意味がない!? 機能性インナーの効果を最大限に引き出すコツ[マイナビニュース]
「綿の肌着×機能性インナー」(綿の肌着を内側、機能性インナーを外側)が最多の54%。(私もほぼ同じスタイル)
専門家によると、「たとえばユニクロの『ヒートテック』などは、肌からの汗や水蒸気を吸収して発熱するので、肌側に着ることで最も効果を発揮」するので、「.ヒートテックのような発熱機能のあるインナーは肌の上に着るのが基本」だそう。
そういえば、2年前までコートの下に、化繊肌着→綿のインナー→ヒートテック→セーターと合計4枚着ていたのに、ヒートテック特有の暖かさは感じなかった。(単に何枚も重ね着して暖かいだけ)
さらに、防寒対策の秘訣は3つの首(首、手首、足首)を温めることだそうなので、手袋にネックウォーマーと防寒用の靴下を常用。

こちらは豪雪地域ではないし、もともと夏より冬が好きなこともあって、インナーと重ね着方法を見直したら、暖房を入れない室内でも、体はほんのり暖かくて全然寒くなくなった。(さすがに最高気温が10℃を下回る日は寒いので暖房入れるけど)
ルプー ~ ブラームス/主題と変奏(ピアノ編曲版)
先月コジュヒンの録音をCDで聴いてからというもの、”脳の虫”みたいに頭の中で鳴っているブラームスの《主題と変奏》。
この曲には落ち葉のくすんだ茶色のような色彩感を感じるせいか、暗く深い晩秋のイメージがするので、この季節にぴったり。

原曲の《弦楽六重奏曲第1番》で聴くことはほとんどなく、いつもブラームス自身が編曲したピアノソロ。
コジュヒンは速めのテンポで音色も明るいので、晩秋には渋くて深い味わいのあるルプーの演奏で聴きたい。
ルプーはゆったりしたテンポで噛みしめるような歌い回しと、カラフルで煌きがありつつ落ち着いた美しい色彩感の音色が、この曲には本当に良く似合う。特に夢見るような高音の美しさにうっとり。

Brahms - Thema mit Variationen, Op. 18b in d moll, Radu Lupu.


Radu Lupu plays BrahmsRadu Lupu plays Brahms
(2006/1/10)
London Philharmonic Orchestra, Edo de Waart, Radu Lupu

試聴ファイル
 


この曲が使われていたルイ・マル監督の映画『恋人たち』。
この映画は一度も見たことがなく、そもそもフランシス・レイの音楽で有名な『白い恋人たち』の方だとずっと思い込んでいた。
今回、音源探していて、映画を勘違いしていたことにようやく気が付いた。

Brahms String Sextet No. 1 in B flat Major, II. Andante, ma moderato - Pablo Casals, Isaac Stern


秋でも美味しい水なす
いつもは10月くらいで見かけなくなる水なすが、なぜか11月になってもまだお店に並んでいる。例年よりも気温がずっと高いからだろうか。
水なすの主産地は大阪・泉州なので、近隣のお店で買えるのも泉州産ばかり。
近くのイオンでは4個210円くらい。普通の茄子よりも、ずしっと重いのでお得感あり。

夏は、美味しいオリーブオイルに漬けて食べると、ジューシーでとても美味しい。青りんご風味の「オッギ・EXVオリーブオイル」が水なすにぴったり。
さすがに寒くなってくるとサラダばかりでは体が冷えるので、サラダに加えて、この頃は焼いたり、煮たり、炒めたり。
普通の茄子よりも水気が多いので、ステーキみたいに厚めにスライスして、オリーブオイルと塩・胡椒で焼くと、トロトロ~とした食感になる。
カレー、ラタトイユ、シチューと洋風の煮込み料理には何でもOK。
加熱しすぎると形が崩れるので、炒めるときも煮込む時も一番最後に入れている。

お漬けものにするときは、定番の糠漬けではなくて、塩麹漬け。夏でも秋でもお漬物は美味しい。

水なすのレシピ[なす伝]
水なす レシピ[北野農園]

アレクサンドラ・ソストマン 『Bach & Contemporary Music』
ドイツの女性ピアニストということで、ちょっと興味を引かれたのがアレクサンドラ・ソストマン。
ハンブルク大学で師事していた先生がコロリオフ。
11月末に発売予定の新譜は、バッハの《フランス組曲》第3番と第5番、ショパンのマズルカ集。

BACH-CHOPIN BACH-CHOPIN
(2016年08月31日)
Alexandra Sostmann
試聴ファイル


試聴ファイルとSP動画を聴いてみると、フランス組曲の緩徐系の曲(Allemande、Sarabande、Loure)が素敵。(速いテンポの舞曲の方はタッチがちょっとバタついて音が浮いた感じがする)
柔らかい響きとさらっとしたフレージングがさりげなく甘くてほっとする温もりがある。音色もタッチも、イギリス組曲よりずっと似合っていると思う。

Alexandra Sostmann: Trailer zur CD "Bach und Chopin"


ALEXANDRA SOSTMANN BACH French Suites - CHOPIN Mazurkas (official trailer )



2014年に出したアルバムは、バッハと現代音楽を散りばめた選曲の『Bach & Contemporary Music』
バッハは、《トッカータ ハ短調 BWV.911》、《イギリス組曲第2番》、《平均律曲集第1巻第6番ニ短調BWV.851》。
イギリス組曲も肩に力が入ってマニッシュになることなくタッチが柔らかい。
フランス組曲と同じく、速いテンポの舞曲の方は重心が高いというか、音が浮いた感じがする。

ショスタコーヴィチ《プレリュードとフーガ ニ短調 Op.84》とペルト《Fur Alina》も聴いたことがある。
いつも眠たくなってしまうグバイドゥリーナでも、《Toccata - Troncata》は大丈夫だった。

全然知らない作曲家は、チェン・シャオユン《Diary III》、テリー・ライリー《G-Song》。どちらも面白い。
《Diary III》の第2番"Wind, Water and Shadow"は音の波がキラキラ乱舞しているみたいでファンタスティック。
『G-Song』のモチーフはバッハのフーガでクロノス・カルテットのために書いた曲をピアノ・ソロに編曲。少しミニマル風でカスケードみたいなパッセージ。

デュティユーは何曲か聴いた覚えはあるけれど、『波のまにまに』の第5曲「バッハへのオマージュ」は初めて。叙情麗しい素敵な曲。

バラエティのある選曲で、現代音楽も楽しめるこのアルバムの方が新譜よりも私の好みにぴたっと合っている。
NMLで聴いた感触がかなり良かったので、今年のクリスマスアルバムとして(クリスマスにはちょっと重いけど)、CD買うかどうか思案中。

Bach & Contemporary Music Bach & Contemporary Music
(2014/2/25)
Alexandra Sostmann
試聴ファイル



Alexandra Sostmann: Making of "Bach & Contemporary Music"


CDよりもこちらの演奏の方が音が硬質で縦の線が明瞭だし、速いテンポでも音が浮いた感じがしない。
Alexandra Sostmann: Bach English Suite No.2 BWV 807 Prélude mit Interview

干し甘柿と柿レシピ
今年は柿が安いので、まとめ買いした柿のうち5個を干してみた。
市販の干し柿で使うのは、渋柿。
カットした普通の甘柿きを1週間くらい(ほとんど陰干し)干してみたら、市販の干し柿風のネチャっとした食感で甘くなっていた。
粉は拭いていないけど、干し柿買うとかなり高いので、これで充分。丸干しすると、陰干し時間が多くてカビりそうなのでやめておいた。
全部で5個干して冷凍保存したのでお正月まで楽しめる。

甘柿を干すときは、ほとんど熟していない柿の方が干しやすい。
熟しかけた柿だとベチャベチャして形が崩れやすいし、干す時間が長くなる。

8mmくらいの薄切りスライスでは、干し上がるとペラペラと薄くて食感が硬い。
放射状に8等分(一番厚い部分で1.5cmくらい)した大きさだと、干し時間は長くなるけど、厚みがあって食べやすい。

甘柿を干すとどうなるの?[NHKテキストビュー]
甘柿で手軽にできる干し柿(スライス編)(再)[あしたの生活 - 昨日より 今日より 楽しい明日。]


干さなかった柿は、熟しかけたものは、生で食べる、電子レンジで加熱(とっても甘くなる)、冷凍保存。冷凍保存すると、食感は硬めであまり甘くない。
熟した柿はそのまま食べても美味しいし、丸ごとまたはカットした熟し柿を冷凍保存してそのまま食べると、シャーベットみたいに甘くて美味しい。

柿シャーベット[E・レシピ]
お手軽 熟れ柿のシャーベット[フードソムリエ]


柿はデザートだけでなく、お料理にもいろいろ使える。子供の頃は、大根と和えた酢の物をよく食べていた。
気に入っているデザートは、熟し柿を混ぜた蒸しパン。大豆粉・小麦粉等に混ぜて電子レンジで1分くらい加熱したら、砂糖なしでもとっても甘くてしっとりジュ-シー。

美味しい柿レシピ、意外な柿料理の紹介[でらうま柿農園 富有柿.com]
こんな食べ方あったんだ!人気の柿レシピ[NAVER まとめ]

すぐに食べない柿の保存方法。常温保存でも熟すスピードが遅くなるし、冷蔵庫なら1週間以上は熟さずに保存できる。
柿を食べ頃のまま常温で保存する裏技♪[cookpad]

”秋”をモチーフにしたピアノ曲
秋雨と台風が過ぎ去って、ようやく秋晴れに。
"秋"をモチーフにしたピアノ曲といえば、真っ先に思い浮かぶのがチャイコフスキー《四季》~「秋の歌/Chant d'automne」

Lev Oborin plays Tchaikovsky The Seasons: October "Autumn's Song"



チャイコフスキーにちょっと似た雰囲気のアルベニス《ワルツ 「秋」/Valse(L'automne)》
L'Automne Waltz, Op. 170 - Isaac Albeniz



モダンなのがリゲティとブリッジ.。冷たく光るクリスタルのような音色と旋律がちょっと似ている。

リゲティ《練習曲集第1巻》~ 第6番「ワルシャワの秋/Automne a Varsovie」
クリスタルの尖った破片がハラハラと舞い落ちる情景が浮かぶ。突き刺すような鋭さとミステリアスな雰囲気が独特。
Ligeti Etude No. 6 - Automne à Varsovie (Autumn in Warsaw) - Jayson Gillham



ブリッジ《秋に/In Autumn》~第1曲「回想/Retrospect」、第2曲「Through the Eaves(ひさし越しに)」
Frank Bridge 'In Autumn' n.1 (Retrospect) [1 of 2]

Frank Bridge 'In Autumn' n.2 (Through the eaves) [2 of 2]



リトアニア人画家・作曲家ミカロユス・コンスタンティナス・チュルリョーニスの「秋」
チュルリョーニスは作曲家よりも画家として知られている。
絵画と同じような暗めの色調で秋にしては感情が奔流するような激しさがあり、現代的でドラマティック。
秋にちなんだ曲のなかでは、チャイコフスキーと並んで一番好きな曲。

MŪZA Rubackytė. M.K.ČIURLIONIS: Piano Works, Vol. 2 - 06 - Autumn VL 264

ミカロユス・チュルリョーニス[wikipedia]
チュルリョーニス:「人間というのは、一つの名札だけつけられるものではない」[BalticAsia]


プロコフィエフ《「シンデレラ」からの10つの小品》~第3番「秋の精/Autumn Fairy」
いかにもプロコフィエフらしい諧謔でちょっと妖しげな雰囲気。
Sergei Prokofiev 10 Piano Pieces From Cinderella Op. 97(02:59~Autumn Fairy)



穏やかで明るいのはシャミナード、マクダウェル、早坂文雄。

シャミナード《6つの演奏会用練習曲 Op. 35》~第2番「秋/Automne」
6 Études de concert, Op.35 No. 2 "Automne" (Chaminade)


マクダウェル《森のスケッチ》~第4番「秋に/In Autumn」
森でピクニックしているみたいに楽しそう。
'In Autumn' from the 'Woodland Sketches Op.51' by Edward MacDowell, Hal Freedman, pianist


早坂文雄《秋》



モシュコフスキ《8つの性格的小品 Op. 36》~第4曲「秋に/En automne」
ショパンの木枯らしに似て、華やかでダイナミック。この曲もかなり好き。「秋」には短調の曲が私にはしっくりとくる。
Jorge Bolet plays Moszkowski "In Autumn"



カスキ《秋の朝》
北欧の寒く透明感のある空気に触れているような感触。館野泉の録音が有名。
第19回 カスキを味わう(名曲喫茶モンポウ/ピティナ)

ブルックナー《秋の夕べの静かな想い/ Stille Betrachtung an einem Herbstabend,WAB.123》
ブルックナーには珍しいピアノ曲の一つ。

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yoshimi

Author:yoshimi
<プロフィール>
クラシック音楽に本と絵に囲まれて気ままに暮らす日々。

好きな作曲家:ベートーヴェン、ブラームス、バッハ、リスト。主に聴くのは、ピアノ独奏曲とピアノ協奏曲、ピアノの入った室内楽曲(ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ三重奏曲など)。

好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、ミンナール、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

好きなジャズピアニスト:バイラーク、若かりし頃の大西順子、メルドー(ソロのみ)、エヴァンス

好きな作家;太宰治、菊池寛、芥川龍之介、吉村昭、ハルバースタム、アーサー・ヘイリー
好きな画家;クリムト、オキーフ、池田遙邨、有元利夫
好きな写真家:アーウィット

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