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バッハのシャコンヌ
久しぶりに聴いたブラームスのヴァイオリン・ソナタで、スークが弾いたヴァイオリンがとても気に入ってしまい、ヴァイオリンが入ったCDをあれこれ聴き始めた。ヴァイオリンがらみのCDは50枚くらいしか持っていないので、ピアノに比べるとほとんど聴いてこなかったようなもの。
ヴァイオリンの音自体を味わうには、やはりバッハの無伴奏ヴァイオリンのソナタかパルティータが一番良いかと思い(というか、それ以外には思いつかない)、いつもはブゾーニ編曲のピアノ独奏版でシャコンヌを聴いているので、今回は原曲のヴァイオリン独奏で聴くことに。

この曲を初めて聴いたのは、20年くらい前に買ったグリュミオーの録音。ドライで響きの少ない音は好きではないので、これで好きなヴァイオリニストが大体決まってしまう。グリュミオーは音が美しくて品があるので好きなタイプの演奏ではあったはずにしては、聴き直してみると表現が結構凝っていて、やや線が細い感じがする。
どうもこの演奏のイメージが刷り込まれて、音響的に壮大になったピアノ編曲版の方ばかり聴くようになった気がする。ピアノ独奏版は、ブゾーニ編曲というよりも、限りなくブゾーニ作曲に近く、バッハの曲とは似て非なるもの。ヴァイオリン独奏で聴けば聴くほどそう思う。

NMLでも録音が多数登録されているので、その中から聴いてみたのは、シゲティ、ズスケ、若手のユリア・フィッシャー。大家のシゲティ、ズスケの演奏は立派なんだろうけど、苦手なタイプ。フィッシャーは抒情的で線が細すぎて、か弱い感じがする。
有名なシェリングとクレーメルの演奏も聴くべきなんだろうけれど、好みとは違うタイプの音と演奏なのがわかっているので、一応試聴しても、やはり直観的には避けた方が良さそうだった。
パールマンだけは、少し試聴しただけで魅きこまれてしまって、すぐにCDを買いました。

ヴァイオリンは全く弾けないので、ピアノとは違って、技術的にどうかとか、演奏解釈がどうかとは、さっぱりわからない。CDレビューは必ず調べるけど、人によって三者三様で、正反対のことを書いてあることも多い。参考にはするけれど、名だたるヴァイオリニストなら技術面は気にする必要もないので、結局、音色・響きと旋律の歌わせ方とか、演奏に対する直観的な印象・感じ方といった、知識がなくても聴いてすぐわかる部分で、相性の良し悪しがきまる。
ピアノ演奏を聴くときは、チェックポイントは自分なりにいろいろあるので、好きではない演奏でも、聴いておくべきかどうかの判断基準があって、いろいろ迷うことも多い。
ピアノが入っていない曲の場合は、直観的にフィーリングに合う演奏=好きな演奏。評価が良いに越したことはないけれど、あれこれ考える余地がないので、好みがストレートに出てきて、とても単純明快。こういう選び方は結構楽しいし、雑念が入らないのでぶれることが少ない。

                              

パールマンの「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ」は、世評はそれほどよろしくない演奏だけれど、深くしっかりとした伸びやかで明るい色調の音色と響きがとても美しくて、これだけの音の空間をつくれるヴァイオリニストはどれだけいるんだろうかと思ってしまう。
この演奏を聴いていると、パールマンが音楽とシンクロしながら、深い思い入れを込めて弾いているような集中力を感じて、彼が感じているバッハの世界が伝わってくるかのようだけれど、それを超えて、力強く豊かな響きの音そのものが持つ力で、音楽が成り立っているような感じがする。
明かりを消した部屋のなかでこのシャコンヌを聴いていると、音だけの世界に浸されてその中に溶けこんでしまいそうな音の空間にいる気がする。この音の世界にはまるとなかなか抜けられないかも。

この録音は1987年でパールマンが42歳頃のもの。それより10年くらい前に演奏したシャコンヌのライブ映像がYoutubeに登録されている。
パールマンの演奏姿といえば、いつもは表情豊かで楽しそうに弾いている(曲にもよるけれど)ライブ映像を良く見るが、このシャコンヌを弾いている姿はいたって”真面目”に見える。
音楽そのものに没入して、音楽と内面とが共鳴しているような真剣さがある(いつもは真剣じゃないという意味ではもちろんなくて)。数年後にスタジオ録音したときでも、こういう姿で弾いていたんじゃないかと思う。

バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲)バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲)
(2008/10/22)
パールマン(イツァーク)

試聴する

パールマンのディスクは、この国内盤のジャケットよりも、輸入盤の方がセンスがずっと良い。それに、他の曲の録音でEMIの国内盤は輸入盤よりも音が悪いという人を時々見かけるので(真偽は不明。そもそもEMIは原盤自体の音が悪いことも多い)、輸入盤の方が良かったような気もするけれど、国内盤ならすぐ手に入ったので。

                              

スークのCDも手にいれるつもりだったけれど、すでに廃盤。(どうしてこれが廃盤なんだろうと思いはするけれど、やっぱり地味な演奏だし...)
このスークの演奏は数種類の盤があって、オークションで時々結構な高値で出回っている。
でも、米国ituneやamazonなら、海外盤のアルバム(2枚組)が、わずか10ドル足らず(!)で、MP3ファイルでダウンロードできてしまう。(ただし、米国在住者以外は購入できません)
全く、いつものことながら、日本のサイトでも同じようにダウンロードできるようになって欲しいものだと強く思う。

結局、スークの無伴奏パルティータ集の録音は、動画サイトで音声ファイルを見つけた。
米国amazonの試聴ファイルも聴いて確認しておいたけれど、この音声ファイルは圧縮されているとはいえ、それほど悪い音でもない。これは確かにスークの演奏で、とても素晴らしいもの。
スークが1970年(41歳頃)に録音したこのシャコンヌは、穏やかで地味なタイプの演奏なんだろうけれど、一音一音を丁寧に弾いているようで、とても力強く響いてくる。
特に低音の響きには落ち着いた深みがあり、音域に関わらずスークの音色には暖かみと澄んだ明るさがあって本当に心地良い。尖ったところのない強さと柔らかさがあって、飾り気のない自然さや、どこかしら懐かしさを感じさせるものがある。この演奏も一度聴いただけで、とても好きになってしまった。

Bach: Sonatas & PartitasBach: Sonatas & Partitas
(2000/02/15)
Josef Suk

試聴する(米国amazonのサイト)


                              

Youtubeで見つけた14人のヴァイオリニストが弾くシャコンヌの一部を集めた録音集。同じフレーズのところを抜粋しているので、違いがわかりやすい。
この短いフレーズのなかで、どのシャコンヌが好きかをブラインドで(演奏者を特定しない状態で)聴いて、試してみた。(本来は全曲通して比較するべきでしょうが)
これだけ短い時間の演奏だと、直観的に判断するしかないけれど、パールマンとスークはブラインドで聴いても、間違いなく好きな弾き方。好みにぴったりとはまる演奏なら、直観はかなりあてになりそう。スークは終盤の低音の弾き方に特徴があって、力強くて深い響きで、そこが好き。グリュミオーもやっぱり音が美しい。
ミルステインも良いと思ったけれど、結構キリキリとした激しさを感じるところがある。NMLで1950年代の録音を全曲聴くとやっぱりそうだったし、テンポも思ったよりもずっと速い。でもミルステインのシャコンヌもかなり好き。
フィッシャーも音が伸びやかでなめらかにフレージングだったので良いように思えたけれど、こちらもNMLで聴くとややか弱い感じのする弾き方だった。これで響きがもっと太くてしっかりしていたら良いと思えるんだろうけど。
やっぱり短いフレーズだけで判断するのは難しいものがある。

※どのヴァイオリニストの演奏かについてのヒントは、Youtube画面右上の登録主の[詳細]に、正解は画面左下のコメント欄の[S0NNABEND]さんの投稿に載ってます。

tag : スーク バッハ パールマン

※右カラム中段の「タグリスト」でタグ検索できます。
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(非公開コメント受付中)

バッハのシャコンヌですか
yoshimiさん、こんにちわ

バッハのシャコンヌですか。私の場合、この曲は「無伴奏バイオリンソナタ」の一部として持っていることが多いのですが、シャコンヌが独立した形で録音されたものでは、(1)ポレット(pf)によるブゾーニ編曲のもの、(2)諏訪内晶子氏がチャイコフスキー・コンクールで優勝した時の映像、そして、(3)小沢指揮斉藤記念Oによるものがありますが、(3)は壮大で感動的だと思います。(2)は勿論、諏訪内氏の若き日のものですね。

全曲盤では、エネスコ(vn)による古い録音は感動的だと思います。そう言えば、シュヴァイツアーが提唱したと言う、簡単に複数の弦を弾くことができると言う、本当に弓型の弓で弾いた演奏も中々面白いと思います。

私が持っている最も新しい録音は、ララ・セント・ジョンと言うバイオリニストによる私家盤みたいな感じの録音ですが、これも強烈な音で、中々、面白いです。
シャコンヌはいろいろな録音があって選ぶのが大変です。
matsumo様、こんにちは。

シャコンヌはいろいろ名盤があるのですが、(1)のピアノ編曲版はミケランジェリの演奏が昔から有名ですね。私はキーシンの演奏も好きです。ボレットは、調べてみると、リスト曲のようなヴィルトオーゾ的演奏らしいですね。

ヴァイオリンは、ブラームス以外の曲はあまり聴いてこなかったので、もちろん(2)(3)は未聴です。
(3)は聴いたことがないので、何とも言えませんが、ピアノ編曲版では、もう全くのロマン派のピアノ曲になってますね。
室内楽曲を管弦楽版に編曲すると、かなり印象が変わりますね。エッシェンバッハが別の曲(たぶんコラール?)の編曲版をオケで演奏しているのを聴いたことがありますが、バッハとは別物のような気がしました。

エネスコとララ・セント・ジョンも聴いたことがありませんが、エネスコの演奏(40年、49年)はナクソスにありましたので、聴いてみました。やはり格調の高い演奏ですね。私は伸びやかな響きと滑らかなフレージングの弾き方が好きなので、エネスコの演奏は、やや抑制的で厳しい感じがしました。
やっぱり自分でも弾いてみるべきでは?
ということで始めちゃいましょうかwなんて。
スークはヘンデルのソナタ全曲CDとかないですか?それは良く聞いていたように思います。結構良いと思いますが、お好みに合うか保障はできません。

パールマンはあまり好きでないのですけど、このシャコンヌは良いですね。
やはり色々聴いてみないとダメですね。

私の一押しはオイストラフ親子のヴァイオリン・デュオのCDなんですが、今手元で発見されないのでCD名は不明です。かっこええええええ!!!と間違いなく思うと思います。ヴァイオリン2本、最強です。ピアノが入ったらもっと凄いことにもなります。伴奏ピアニストで好きなのはベレゾフスキーです。レーピンとのプロコフィエフのソナタは機会があれば是非。ピアノがとにかく格好良いです。

ちなみにヴァイオリン奏者本人に聴こえる音は微妙に違う音です。
やはり弾いてみないと分からないことがたくさんあります。と、一応煽っておきます。
一人前のヴァイオリン弾きへの道のりは長そうなので
魚丸さん、こんにちは。

さすがヴァイオリン弾きの方はいろいろご存知ですね~。
このパールマンのシャコンヌは、あまり評価は高くないですね。パールマンが好きな人は絶賛してますが。私はパールマンの音の美しさ自体が好きなので、なんでもOKです。

スークとパールマンのディスコグラフィは大体チェックして試聴してますが、スークについては、ヘンデルの曲自体がピアノでも苦手なので、それよりはバッハのソナタの方が好みに合いました。でも、ヴァイオリンだけを聴けるので、無伴奏パルティータ(とソナタ)が一番良いですね。好きなベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集は早速買いました。スークはもちろん素晴らしいんですが、パネンカのピアノ伴奏もなかなか良いのです。

親子のピアノ・デュオはいろいろありますが、ヴァイオリン・デュオなんてあるんですね。弦楽○○奏曲があるくらいですから、2本のヴァイオリン曲があっても不思議じゃないんですが、あまり見かけませんね。
ベレゾフスキーは聴いたことがないんです。私のピアニストの好みはかなり偏っているので...。プロコフィエフのヴァイオリン・ソナタは聴いたことがないのですが、一度聴いてみようかと思います。プロコフィエフのピアノ・ソナタの方も、なかなか格好良いですよ。

パールマンのメンデルスゾーンの協奏曲のライブ映像とかも見ているんですが、高速スケールを弾くのを見て、あれで逆に、これはムリと思ってやっぱりヴァイオリン弾きは諦めました。(あのレベルと比べること自体がそもそも無謀なんですが)
ピアノで鍵盤と押さえるのとは全然ちがって、正確な音程で弾くのが難しそうです。練習環境とかの問題もあるので、やはり勝手知ったるピアノの腕を磨いた方が、弾きたい曲がかなり弾けるようになれるので、達成感があって良いのかなと思ってます。
長文になってしまいましたが…。
オイストラフ親子デュオのCD、見つかりました!
YEDANG, Davud Oistrakh Violin Pieces, YCC-0031

この程度の情報で探せますかね?その昔韓国で入手したので、日本に売っているかどうか定かでありません。つまり上記は海賊版だと思われますので、本家もどこかにあるとは思いますが…。曲はバッハ・ヴィニャエフスキ・プロコフィエフ・サラサーテのソナタやコンチェルトです。まぁ万一見つけられたら、是非。

私は自分が弾くための参考資料として買いました。最初からこれを聴いていたら、絶対に人前で弾こうなどと思い至らなかったはずです。

こちらは大人がだいたい1~3年くらいで弾く教本に載っている曲ですが、残念ながら何年経とうがこういう演奏にはなりません。
http://www.youtube.com/watch?v=n0zkExZlrj4
最近はこういう方向を向いています(と自分では思っている)。
すごくヴァイオリンらしい表現と思います。

ヴァイオリンの名手の演奏を集めたDVDがあります。お買い得です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000CBNX10

ヴァイオリンは他人様に聴いてもらえるまでの道程が果てしないのですが、自分で弾いている分にはただ単に音が出るだけで楽しい楽器です。左指は訓練次第で動きます。好きな曲のワンフレーズだけでも弾けるようになるとなんだか感動します。曲を弾いたら自分で吃驚して、録音を聞いたら絶望します。奏者のキャラクターが丸出しになりますが、弾いていると作曲者の個性もピアノより近く感じます。頭の横にバッハが立っていて弾かされている感じになることも。作曲家の力は凄まじいです。

そうそう。弦楽器はやはり空気のもやもや感が良いので、生演奏も是非。
ただしベレゾフスキーのソロは聞かないほうが身のためかもしれません。

蛇足ですが…。
上記パールマンのバッハは、結構明らかな傷があります。弓が引っかかったり、弾きなおしたり音形がばらけたり他いろいろ。息も長過ぎて聴いていて疲れると思います。でもこれだけ弾けるということは半端無いことでもあります。他、やはり文章にするのは難しいですが、弾くと聞くとでは大違いです。
いろいろ勉強になりました!
魚丸さん、こんにちは。
休日なのに、いろいろ調べていただいて、どうもありがとうございます。

オイストラフ親子デュオCDの韓国版は、海外の音楽サイトでは売っているようです。おそらく、原盤は「Music for 2 Violins」だと思います。レーベルがRussian Revelationで、作曲家が大体同じです。amazonにはありましたが、廃盤らしいので、べらぼうなプライスがついてます。
http://www.amazon.co.jp/Music-Violins-Johann-Sebastian-Bach/dp/B000006B9R/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=music&qid=1244350608&sr=8-1

ituneにSpohrの曲をオイストラフ親子がDUOしている録音がありましたが、まるで2本以上のヴァイオリンで弾いているように聴こえて、結構な迫力でした。

メニューインは、なぜかブロッホのコンチェルトの録音を持ってます。さほど有名な曲ではないと思いますが、ブロッホに凝っていた時期があって、いろいろ集めてました。探したら、グールドとのデュオもありました。
Youtubeのメニューインの演奏はレガートが綺麗で優雅ですね~。ヴァイオリンに限らず、ピアノでも何でも、簡単な曲といえど、技術的に弾けるというのと、音楽的に弾くというのは違いますから、難しいものです。

「アート・オブ・ヴァイオリン」は、Youtubeにいくつか映像が載っているので、ちょこちょこ見てました。あのモンサンジョン監督が製作してたんですね~。今気がつきました。彼は、リヒテルやアンデルジェフスキの映像製作で有名で、私は両方とも見ました。

ヴァイオリンはピアノと違って、まるで体の一部になって弾いているような楽器だという気がするんですが。それに顔や耳元で音が鳴るし、ヴァイオリンの振動が体に直接伝わってくるでしょうから、演奏者が曲に対してシンクロする仕方が、ピアノとは違うのだと思います。
個人的な感覚では、ピアノの音の響きの空間に包み込まれていくような感じがして、自分(自我)が徐々に消えて、曲の方が体のなかに入ってくるような感覚です。

ヴァイオリンのコンサートは聴いた記憶があるんですが、多分10年くらいは前でしょう。竹澤恭子さんが弾いていたと思います。そういえば、最近はコンサートに行ってません。もっぱらCDリスナーですね。
新たに好きな演奏家を見つけると、録音をコレクションするクセがあって、今はパールマンとスーク、ピアニストならアンデルジェフスキです。

パールマンのバッハ、弾ける人からみると、技術的なアラがやっぱりわかるんですね。
有名なピアニストでも細部が粗かったり、技術的に怪しいところのある録音はいくらでもあります。完璧(に近い)に越したことはありませんが、程度にもよるでしょうが技術的なキズはさほど気にならなくなってしまいました。
それでも、ピアノだとそういうところが嫌でも耳についてしまいますけど、ヴァイオリンについては私は全然わからないので、かえって気楽に聴けるのが良いかなと思ってます。

フレージングの息が長いのは、全然大丈夫なんです。むしろ長い方がとても心地良く感じます。逆にクリスピーな音だったり、フレーズが短く切られている方が疲れます。たぶん、私がパールマンの演奏が気に入っているのは、音の美しさに加えて、その息の長い弾き方だからじゃないかと思います。
ピアノの響きはペダルを使ったところで、それほど引き伸ばせないので、ヴァイオリンは音を長~く伸ばせて弾けるのが、ピアニストにとってはうらやましいはずです。
はじめまして
こんにちは。はじめまして。
「14人のヴァイオリニストのシャコンヌ聴き比べ」面白いですね。
要は「みんなちがって みんないい」
結局は好き嫌いでしょうか。

私が好きなCDは、この14人には入っていませんが
ヒラリー・ハーンの演奏。
普通の奏者が13~14分で弾くところを
17分以上かけた超スロー演奏ですが、
全く弛緩を感じさせない素晴らしい演奏です。

ブゾーニ編曲版では、最近リリースされた
エレーヌ・グリモーのCDが良かったです。
好みばかりは人それぞれなので
木曽のあばら屋様、はじめまして。
コメントをどうもありがとうございます。

「14人のヴァイオリニストのシャコンヌ聴き比べ」は、Youtubeでたまたま見つけたのですが、聴き比べというのは面白いものですね。全曲聴くと、初めの印象とは違ったものになることも多いとは思いますが、直観は結構信用できそうです。
ピアノ編曲版の聴き比べもあったら、良いんですけど。

ヒラリー・ハーンは名前はよく聴きますが、まだその演奏を聴いたことがないのです。彼女のシャコンヌは技術的にも素晴らしいという話は、あちこちで見かけました。あまりヴァオリニストには詳しくないので、徐々に守備範囲を広げていきたいと思ってます。

私はストイックなミケランジェリのシャコンヌを聴き慣れているので、グリモーのシャコンヌは、かなり情緒的なタッチだと感じました。残響が長いせいもあると思います。
彼女のロマン派のピアノ独奏は、どれもそういう傾向がありますね。
その中間のタイプにあたりそうなのが、キーシンの演奏でしょうか。

グリモーは、主にコンチェルトの方で聴くのですが、シューマンのコンチェルトは良かったですね。バルトークの第3番も良いらしいので、これは機会があれば聴いてみようと思ってます。

また、お暇があれば、お立ち寄りくださいませ。
あれれ?
もしかして、昨日の記事削除されました?勿体無い…。
yoshimiさんのリスナーとしての感想は一連のピアノものに対する文章とセットでとても意味があるものなのに、と。やはり私が書き過ぎてしまったようで申し訳ないです。

お詫びにあげるあげると言っていた録音を上げておきます(生贄か?)。
場所は…ありそうなところを探してみてください。ファイル重いですが聞いていただければ、この程度の人間が何を言うか!ということがハッキリ分かると思います。

14人のほうは今日聞きました。パールマンはどうも弓の返しにオリジナリティがあるようで、曲が分断されたわけではないかもしれません。なんでこのまま冷静に弾けるのか…と驚愕していたのですけど、計画通りなのかも。変なことを書いてしまったかもしれません。

バッハの無伴奏はシェリングの1967年録音のものを気に入って聞いていました(amazonで視聴できるものと恐らく同じ内容のものと思います)。ちなみに最初の先生には3年間教わったのですが、最後の仕上げとしてパルティータ3番からプレリュード・ガボットなんとか・ジーグを弾きました。パルティータは比較的とっつきやすい曲ですので、自力演奏も夢ではありません。プレリュードは窓越しに「これって…CD?」「ん~?」と通行人から聞き耳を立てられたことがあります。今も窓越しならば、一般人には気づかれない程度には弾けると思いますが、yoshimiさんの前で弾く度胸はありません。
昨日の記事というのは....
魚丸さん、こんにちは。

昨日の記事といいますと、パールマンのメンデルスゾーンの協奏曲の記事のことでしょうか?
あれは、途中で書きかけの記事だったんです。それを誤って公開設定にしていたので、すぐに気がついて、下書きモードに戻しました。今、完成版の記事を再公開しておきました。
なので、魚丸さんのせいでは全然ないので、どうぞご心配なく。
ここのブログの記事は、私の個人的な試聴記録として書き溜めているので、内容に多少おかしいところがあろうが、全然気にせずに書いてます。

ちなみに、今、スークの1964年録音のメンデルスゾーンの協奏曲を聴いています。この演奏、とっても良いです!(と私は思います)。古い録音なのにかなり音質が良くて、ヴァイオリンの細かい表現が良く聴きとれます。スークは、低音の弾き方に独特のものがありますね。パールマンとは違った趣きがあって、スークの方が私の好みにより近いかもしれません。

例の録音ですね!これから探します。心当たりのある場所があるので、多分見つかると思います。

ヴァイオリニストもいろいろクセやらテクニックがあるでしょうから、聴いただけではわからないことも多いかもしれませんね。
ピアニストは、ピアノの調律から始まり、ペダリングやら、指・腕の形や運指、打鍵の仕方とか、いろんな工夫がしてあるので、演奏映像を見てびっくり、なんてこともあります。

シェリングは私にはかなり畏れ多い感じがするので、今のところは避けてます。試聴してもやっぱり厳しそうでした。ヴァイオリンを弾く人にとっては、避けて通れないヴァイオリニストだと思いますが...。
ピアノの世界で、バックハウスが避けられないのと同じような気がします。幸いなことに、私はバックハウスはとても好きなので、良かったです。

弾いている曲がCDに間違われるというのは、たとえ窓越しといえど、やはり凄いものです。
私は今は人前で弾く機会はないですが、そういうことになると毎日本気で基礎練習(スケールとアルペジオ)をしっかりしないといけない気がします。ベートーヴェンの最後のバガテルなら、毎日弾いているので大丈夫だとは思いますけど、練習と本番とは違いますからね~。
子供の頃の発表会で、暗譜した曲を途中で忘れて、最初から弾き直したというトラウマもあって、発表会は避けてきましたし。

大学のクラブの定演では弾いていたのを、今、思い出しました。弾いたのはドビュッシーの「象の子守歌」。譜面は易しいのですが、テンポがものすごく速い曲です。暗譜は完璧にしましたが、指が少しでももつれると致命的な曲なので、テンポを落として安全運転でした。
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プロフィール

yoshimi

Author:yoshimi
<プロフィール>
クラシック音楽に本と絵・写真に囲まれて気ままに暮らす日々。

好きな作曲家:ベートーヴェン、ブラームス、バッハ、リスト。主に聴くのは、ピアノ独奏曲とピアノ協奏曲、ピアノの入った室内楽曲(ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ三重奏曲など)。

好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

好きなジャズピアニスト:バイラーク、若かりし頃の大西順子、メルドー(ソロのみ)、エヴァンス

好きな作家;太宰治、菊池寛、芥川龍之介、吉村昭、ハルバースタム、アーサー・ヘイリー
好きな画家;クリムト、オキーフ、池田遙邨、有元利夫
好きな写真家:アーウィット

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