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ヤナーチェクの作品 (3) 映画 『存在の耐えられない軽さ』、クンデラ 『裏切られた遺言』
映画『存在の耐えられない軽さ』
たぶん20年以上前に劇場公開されたカウフマン監督・製作の映画。原作はミラン・クンデラの同名小説。クンデラの名前は、この映画で初めて知った。
当時、まだ新人だった(はず)ジュリエット・ビノシュとダニエル・デイ・ルイス主演で、プラハの春前後のチェコが舞台。全編にわたってヤナーチェクの音楽が使われている。
この映画は、劇場公開の時に見て、ストーリーは面白く、映像も綺麗だったけれど、なにより印象に残ったのがヤナーチェクの音楽。全く聴いたことがない音楽だったけれど、とにかく旋律と響きの美しい曲ばかりだった。
それに”プラハの春”でソ連軍が戦車でプラハに侵攻してくるシーンで、ビートルズの「ヘイ・ジュード」が流れていたのもしっかり覚えている。歌手は女性でかなり力強く歌っていた。
すぐにカセットテープ(当時はCDがなかったので)のサントラを買って、何度も聴いたものだった。


存在の耐えられない軽さ [DVD]存在の耐えられない軽さ [DVD]
(2008/10/08)
ダニエル・デイ・ルイスジュリエット・ビノシュ

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ヤナーチェク関連の映画に関するリストがWEB上にあったので、ご興味のある方はどうぞ。



これはCD盤サントラ。管弦楽・合唱曲以外のヤナーチェク作品で有名な曲が収録されている。
選曲が良いので、ヤナーチェク独特の旋律と雰囲気のエッセンスがコンパクトに聴けます。

存在の耐えられない軽さ存在の耐えられない軽さ
(1997/12/17)
ジェリー・グロスマンマルタ・クビショバー

試聴する(HMVサイト)

<収録曲>
1. 「おとぎばなし」~第3楽章
2. フリーデックの聖母マリア~ピアノ組曲「草かげの小径にて第1集」より
3. 「霧の中で」~第2曲
4. ヘイ・ジュード
5. ヨーイ,ヨーイ,ヨーイ
6. 弦楽四重奏第2番「ないしょの手紙」~第4楽章
7. ヴァイオリン・ソナタ~第4楽章
8. 病気の鳥はなかなか飛ばない~ピアノ組曲「草かげの小径にて第2集」より第4曲
9. 弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」~第3楽章
10. 飛んでいった木の葉~ピアノ組曲「草かげの小径にて第1集」より
11. おやすみ~ピアノ組曲「草かげの小径にて第1集」より
12. 弦楽のための牧歌~第5曲アダージョ
※トラック4と5はヤナーチェクの曲ではありません。


ミラン・クンデラ『裏切られた遺言』
ヤナーチェクと同郷の作家クンデラによるヤナーチェク論が収録されている。音楽の専門教育を受けていたクンデラなので、ヤナーチェクの作品論が詳しいところが、普通の伝記作家の作品とは違う。

裏切られた遺言裏切られた遺言
(1994/09)
ミラン クンデラ

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ヤナーチェク関連文献のリストはこちら。上に書いている映画リストもあわせて「日本ヤナーチェク友の会」がWEB上で公開している。


<関連記事>
「ヤナーチェクの作品 (1) グラゴル・ミサ、弦楽合奏曲」
「ヤナーチェクの作品 (2) ピアノ独奏曲、室内楽曲」

tag : ヤナーチェク

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Author:yoshimi
<プロフィール>
クラシック音楽に本と絵・写真に囲まれて気ままに暮らす日々。

好きな作曲家:ベートーヴェン、ブラームス、バッハ、リスト。主に聴くのは、ピアノ独奏曲とピアノ協奏曲、ピアノの入った室内楽曲(ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ三重奏曲など)。

好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

好きなジャズピアニスト:バイラーク、若かりし頃の大西順子、メルドー(ソロのみ)、エヴァンス

好きな作家;太宰治、菊池寛、芥川龍之介、吉村昭、ハルバースタム、アーサー・ヘイリー
好きな画家;クリムト、オキーフ、池田遙邨、有元利夫
好きな写真家:アーウィット

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