*All archives*



新譜情報:スティーヴン・ハフ ~ チャイコフスキー/ピアノ協奏曲全集
スティーヴン・ハフの最新アルバムは、ハイペリオンの「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ」の記念すべき第50集。3月下旬にリリースされます。
今回は"知られざるロマン派のピアノ協奏曲"ではなくて、超有名なチャイコフスキーのピアノ協奏曲全集。
第1番~第3番に加え「協奏的幻想曲」が入っているのは珍しくもないが、さらに第2番第2楽章のアレクサンドル・ジロティ編曲版とハフ自身の編曲版が収録されているのは、やはりこのシリーズらしい選曲。それに加えて、ハフ編曲による歌曲のピアノ編曲版らしき曲(ソロか管弦楽伴奏かは不明)まで入っている。
伴奏は、オスモ・ヴァンスカ指揮ミネソタ管弦楽団。

ハフは、昨年のこの演奏会ではチャイコフスキーのピアノ協奏曲をよく弾いていた。伴奏はヴァンスカ指揮ミネソタ管の時もあるし、違う指揮者とオケだったこともある。
さすがにハフの演奏会はウェブラジオでもよく放送されているので、第1番と第2番、協奏的幻想曲は全曲ライブで聴けたし、録音できるものは録音しておいたし、今のところこれで十分満足。

ライブ録音を聴いたときの記憶では、ベタ~としたロシア的憂愁が漂うスローテンポの重たい演奏ではなく、ハフらしく、速いテンポとシャープなタッチでテクニカルな切れ味は抜群。透明感と清々しさのあるリリシズムが美しく、チャイコフスキーが苦手な私でもチャイフスキーらしくないところが良いと思った演奏。
ハフのスタジオ録音なら期待どおりに違いないけれど、録音したライブの方でも第1番と第2番は聴けるし、そもそも曲自体は全然好きではないので、このCDを買うかどうか悩ましいところ。
もう一度ライブ録音を聴き直してみたら、第1番第3楽章のテンポの滅法速いこと!まるでアスレチック競技をしているみたいに聴こえる。リファレンスのために世評高いリヒテルの録音を聴いても、やっぱりこの曲は好きになれないのが良くわかっただけ。
いくらピアニストが好きでも、相性が悪い曲は避けた方が無難な気がする。

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲全集チャイコフスキー:ピアノ協奏曲全集
2010年03月20日 発売予定
スティーヴン・ハフ(ピアノ),オスモ・ヴァンスカ指揮ミネソタ管弦楽団

商品詳細を見る

tag : チャイコフスキー スティーヴン・ハフ

※右カラム中段の「タグリスト」でタグ検索できます。
Secret
(非公開コメント受付中)

カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
ブログ内検索
最近の記事
最近のコメント
カテゴリー
タグリスト
マウスホイールでスクロールします

月別アーカイブ

MONTHLY

記事 Title List

全ての記事を表示する

リンク (☆:相互リンク)
FC2カウンター
プロフィール

yoshimi

Author:yoshimi
<プロフィール>
クラシック音楽に本と絵・写真に囲まれて気ままに暮らす日々。

好きな作曲家:ベートーヴェン、ブラームス、バッハ、リスト。主に聴くのは、ピアノ独奏曲とピアノ協奏曲、ピアノの入った室内楽曲(ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ三重奏曲など)。

好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

好きなジャズピアニスト:バイラーク、若かりし頃の大西順子、メルドー(ソロのみ)、エヴァンス

好きな作家;太宰治、菊池寛、芥川龍之介、吉村昭、ハルバースタム、アーサー・ヘイリー
好きな画家;クリムト、オキーフ、池田遙邨、有元利夫
好きな写真家:アーウィット

お知らせ
ブログ記事はリンクフリーです。ただし、無断コピー・転載はお断りいたします。/ブログ記事を引用される場合は、出典(ブログ名・記事URL)を記載していただきますようお願い致します。(事前・事後にご連絡いただく必要はありません)/スパム投稿や記事内容と関連性の薄い長文のコメント、挙動不審と思われるアクセス行為については、管理人の判断で削除・拒否いたします。/スパム対策のため一部ドメインからのコメント投稿ができません。あしからずご了承ください。