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ヘッドフォンと難聴
「携帯音楽プレーヤーの難聴リスクとEUの規制動向」(2012年6月17付け記事)に最新情報が載っています。

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3月からずっと原因不明の耳鳴りに悩まされているせいで、昨年秋頃に”EUが携帯型音楽プレーヤーに音量制限を設ける”と書いていた記事のことを思い出した。

規制の理由は、携帯型音楽プレーヤー(iPod、ウォークマン、MP3プレーヤーなど)は使い方によっては聴覚障害を引き起こす恐れがあるため。
今市場に出回っている製品だと、最大音量がロックコンサート並の100デシベル以上に設定されている製品が多いという。
欧州委員会の見解では、毎日1時間、100デシベルで音楽を聴き続けた場合、5年後には聴力を完全に失う危険がある。
規制内容は、メーカーに対して、最大音量を80デシベル以下に抑えるよう義務づけ、2年以内に技術基準を定めて、それ以降に発売される新製品にこの規制を適用する。
ただし、使用者が危険を承知で80デシベルの規制値を超えて聴くのは容認し、音量制限を無効にできる機能も付けるらしい。

耳に対する影響という点では、携帯型音楽プレーヤーだけでなく、室内で使うヘッドフォンもあまり変わらないはず。
自分で何デシベルの音量なのか正確にはわからないので、こちらにも音量表示や制限機能をつけておいて欲しいものだと思う。
昔はウォークマンを愛用していたが、今は全く使わない。
ステレオに繋いでいたヘッドフォンは、週数時間しか聴いていなかったので難聴にはなっていないが、ヘッドフォンで聴くと耳鳴りがひどくなったので、これも今のところは使わず。

いろいろ調べると、適正な音量とほどほどの時間数で聴いている場合は問題はないらしいが、ヘッドフォンは使い方によってはかなり危険な代物。

お医者さんが書いている「耳鳴りホームページ」に載っていた音量の目安。(音の周波数(高さ)は無視しているもの)
ヘッドフォンだと、60~70デシベルくらいで聴いているのかもしれない。

0dB(デシベル)  普通の人の聞こえる一番小さな音
20dB        ささやき声
40dB        こおろぎの声・静かな事務所
60dB        普通の会話・静かな自動車の中
75dB        大声での会話
80dB        洗濯機・自動車の騒音
100dB       電車の通るガード下
110dB       ロックコンサート・自動車の警笛(2メートル)
130dB       耳が痛くなる・ジェット機

これもお医者さんが書いている「ヘッドフォン難聴」に関する説明
気になるのは、「特に高い周波数の音の方が内耳に与えるリスクが大きい」、「同じボリュームで同じ音楽を聞いていて、 よりヘッドフォンは高音域の周波数帯に強い音を含む音楽を聴くことになります」という点。
他のサイトでは、ヘッドフォンを聴きながら眠るのも耳には良くないと書いていた。(これはかなり心当たりがある。)

厄介なのは、ヘッドフォンで内耳の感覚細胞が損傷すると、この細胞は再生しないので、難聴に延々と悩まされること。
耳鳴りも同様。内耳性の耳鳴りは原因不明がわからないことが多いこともあって、なかなか治りにくい。
耳鳴りを完全に消滅させることができる特効薬や治療法がないので、定番の(効果がほとんどない人が多いらしい)血流促進剤やビタミンB12などの薬を処方されるのが一般的。
耳鼻科医の方も耳鳴りとなると、慣れるのが一番、気にしないように、とかいうアドバイスで、治療を終えてしまう話をよく聞く。
耳鳴りが悪化すれば日常生活に支障をきたし、精神安定剤や睡眠薬を常用しないといけない場合もある。
耳鳴りといっても、頭で鳴っている場合もあり、耳鳴り・頭鳴りが極度に酷く轟音が頭の中で鳴り続けるケースもあって、実はとても恐い病気。

ヘッドフォンと難聴が関係あると言われても特に気にしたことはなかったけれど、さすがに今は耳と音に対してかなり注意している。
感覚細胞の頑丈さは個人差があるとはいえ、聴覚は加齢で自然と低下していくし、難聴や耳鳴りは原因が特定できないことが多く、人によってはヘッドフォンが要因の一つになっている可能性はある。(原因不明のことが多いので、他にも考えられる要因はたくさんありますが)
ヘッドフォンを使うときは、音量も使う時間も、ほどほどにしておくのが無難。

よく考えると、わざわざ屋外でウォークマンで音楽を聴かなければならない理由は全くないし、部屋ではスピーカーを通して聴けば良いこと。
結局、よほどのことがない限り、ヘッドフォンの類は使わないようになってしまった。
せっかく買ったAKGのヘッドフォンもお蔵入り同然なのが残念。もし使うとしても、週に1時間くらいがせいぜい。
以前は真夜中に音楽を聴きたい時はヘッドフォンを使っていたけれど、今は寝る前の時間は読書タイムに変えたので、山のようになっている積読状態の本が次々と片付いているのが、怪我の功名。


《耳鳴りとその治療に関する参考サイト》

 「ヘッドホン難聴にご注意」

 「耳鳴りホームページ」

 
「耳鼻科医50音辞典」

 「耳鳴りの新しい理論」(小林耳鼻咽喉科内科クリニック) 耳鳴りを大脳との関係から説明した耳鳴り原理のお話。

 「Dr.黒石の最近思うこと/耳鳴りの話」 耳鳴り発生の諸説、薬物治療なども含めた治療法について。

 まつしま耳鼻咽喉科・耳鳴り・めまいクリニック/耳鳴りと治療  松島院長の行っている「心身医学療法」は、皮膚に微弱電流を流し、自律神経のバランスを整える自律機能訓練であり、電気治療により体全体の血流を改善し、集中力が増すことで耳鳴が軽くなる。さらに、「生活指導」による睡眠パターンの改善により、「生活習慣病としての耳鳴」を軽減する。

 「気になる耳鳴」 耳鳴の苦痛度(THI)を調べるチェック表、聴覚障害を起こす薬のリストなど。
耳鳴の苦痛度を自己診断してみたら、ほとんどがゼロ。四六時中頭の中をいろんな音が鳴っているので煩いとは思うけれど、それほど音量は大きくないので、気にしないようにすれば苦痛度は低くなる。


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クラシック音楽に本と絵・写真に囲まれて気ままに暮らす日々。

好きな作曲家:ベートーヴェン、ブラームス、バッハ、リスト。主に聴くのは、ピアノ独奏曲とピアノ協奏曲、ピアノの入った室内楽曲(ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ三重奏曲など)。

好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

好きなジャズピアニスト:バイラーク、若かりし頃の大西順子、メルドー(ソロのみ)、エヴァンス

好きな作家;太宰治、菊池寛、芥川龍之介、吉村昭、ハルバースタム、アーサー・ヘイリー
好きな画家;クリムト、オキーフ、池田遙邨、有元利夫
好きな写真家:アーウィット

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