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スーク&カッチェン ~ ブラームス/ヴァイオリンソナタ第1番
秋になると(もう晩秋か初冬だけど)聴きたくなるのはブラームス。
カッチェン&カザルスのベートーヴェンのチェロソナタのライブ録音を聴いたせいで、カッチェンのピアノ伴奏が素晴らしく綺麗なブラームスのヴァイオリンソナタが聴きたくなって。

カッチェンがソロで弾くときは、速めのテンポで力感・量感のあるタッチで弾くことが多いのに、ピアノ伴奏をしている時は、やや控えめな柔らかいタッチで、ヴァイオリンにぴったり寄り添うような奥ゆかしさ。
ブラームスの室内楽を聴くときは、いつもこのヴァイオリンソナタと、シュタルケルも加わったピアノ三重奏曲。

少し寒いけれど陽射しが柔らかい秋の休日の朝には、甘い音色とロマンティックな旋律でしっとりと優しい雰囲気のヴァイオリンソナタの第1番、それも第1楽章がよく似合う。
このヴァイオリンソナタを録音した当時、カッチェンとスークは40歳前後。音楽の方向性も似ているところがあったせいか、呼吸がぴったり。
スークの美音に加えて、カッチェンのピアノの優しく甘い繊細な響きがとても綺麗で、淡い陰翳のあるとても爽やかな叙情感のブラームス。

Josef Suk,J. Katchen,Brahms Violin Sonata G-major 1



Violin Sonatas: Decca LegendsViolin Sonatas: Decca Legends
(2001/02/06)
Josef Suk, Julius Katchen

試聴ファイル



副題の「雨の歌」はブラームス自身がつけたのではなく、第3楽章の冒頭の旋律が歌曲「雨の歌」から引用されていることからつけられた通称のようなもの。特に「雨」について歌った曲ではないと言われている。
この曲に関するエピソードもあって、以前この曲の記事のなかで書きました。
スーク&カッチェン~ブラームス/ヴァイオリン・ソナタ第1番 《雨の歌》の記事


 ヴァイオリンソナタ第2番の記事

 ヴァイオリンソナタ第3番の記事

 『ジュリアス・カッチェンにまつわるお話』

 ジュリアス・カッチェンのディスコグラフィ

tag : ブラームス スーク カッチェン

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yoshimi

Author:yoshimi
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クラシック音楽に本と絵・写真に囲まれて気ままに暮らす日々。

好きな作曲家:ベートーヴェン、ブラームス、バッハ、リスト。主に聴くのは、ピアノ独奏曲とピアノ協奏曲、ピアノの入った室内楽曲(ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ三重奏曲など)。

好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

好きなジャズピアニスト:バイラーク、若かりし頃の大西順子、メルドー(ソロのみ)、エヴァンス

好きな作家;太宰治、菊池寛、芥川龍之介、吉村昭、ハルバースタム、アーサー・ヘイリー
好きな画家;クリムト、オキーフ、池田遙邨、有元利夫
好きな写真家:アーウィット

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