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ホームベーカリーで100%米粉パン ~ お米パンと米粉パンの違い
GOPANで作るお米パン  

今ちょっとブーム(?)のお米入りのパンをホームベーカリーで焼く方法は、主に3パターン。

a)強力粉に炊いたご飯を混ぜ込む
   強力粉250g&ご飯100gくらい。ご飯が多すぎると膨らみがとても悪くて重たいパンになる。
b)強力粉に上新粉・もち粉などを混ぜる
   強力粉の10~20%くらい。これも混ぜすぎに注意。
c)製パン用米粉を全量(100%)使うか、強力粉に一部混ぜる
   小麦グルテン入りの米粉なら100%で焼ける。ただし、発酵時間を短くしないといけない。
   強力粉に混ぜる場合は、10~30%くらい?
   あまりに米粉が多くなると、最適な発酵時間が変わるはず。
   ※小麦グルテンなしで完全に小麦0%で焼く方法もあり。
    上新粉を混ぜたりするらしい。(小麦アレルギーではないので、よく知らない)

それに加えて、100%お米でできたパンが焼けるSANYOのホームベーカリー「GOPAN」を使えば、お米から直接パンが作れる。作ったパンは米粉パンではなくて、「米パン」というらしい。
自宅でお米をミルサーか何かで粉砕して、小麦グルテンも買って、あとは普通に焼いている人もいるけれど、かなりパンを焼きなれていないと上手く出来ない気がする。
そこまでして、自家製お米100%パンを食べたい人は少ないだろうし。

GOPANは超人気商品で品薄なうえ、新製品なので価格も高いし、一時的に受注中止になった今ではプレミアムまでのっている状態。
お米だけで作れるといっても、小麦パンだとわざわざ用意する必要がない小麦グルテンは必要。(小麦0コースとかがあって、グルテンなしでも作れるらしいけど、膨らみが悪かったり、食感が違うらしい)
SANYOが販売している小麦グルテンは20回分(1回あたり50g)で1250円くらい。その辺のお店では売っていないけれど、通販で大量購入しておけば良いので問題なし。
それ以外に、油脂分としてショートニングが必要(トランスファットフリーの方が良い)。バターでもOK。油脂を入れなくても作れるだろうけど、出来上がりが違ってくる。ドライイーストは必須なので、お米だけでは作れません。
思ったよりも材料費がかかりそうで、メーカー説明だと1斤150円くらい。
使うお米の価格にもよるけれど、製パン用米粉や国産小麦100%パンを焼くのとコストはあまり変わらない。
どちらかというと、自分の食べているお米を使ってパンが焼けるというところがポイントだし、そもそも「GOPAN」の購入コストを考えたら、ランニングコストだけ計算してもあまり意味がないような...。
他のメーカーがGOPANの類似製品を出す可能性もあるし、GOPANの方は当分様子見。

と思っていたら、ぴっくあっぷ。さんのブログでGOPANの使用レポートを見つけました。画像入りの詳しいレポートで、焼き上がりも問題ないらしい。
これを読んだらGOPANって楽しそう~。使ってみたい気がムズムズ。
ただし、大きな問題がお米を粉砕する時のミル音。
メーカー説明だと”65dbで電話の音並み”。実際にユーザーがアップしている音声画像を聴いたら、それどころではないくらいのかなりの騒音。
フープロ、ハンドミキサー、掃除機レベルの音で、これが断続的に1時間くらい続くらしい。まるで工場にいるみたい。
防音がしっかりしていないマンションとか住宅事情によっては使えないし、タイマーで夜中や早朝に動かすと、よほど広いお家でないと飛び起きてしまう。
それにスペックを調べてみたら、重さ11kg(今使っているHBの倍)、サイズも幅35×高さ38×奥行27cmとかなり大きい。HBを持ち運ぶ私としてはかなりのネック。
そのうち、騒音の方を改良した機種が出てくるはずなので、製品がもっとこなれてきた頃に検討した方が良さそう。どのみち今は受注停止なので、いくら欲しくても手に入りません。



Panasonicのホームベーカリーで作る米粉100%パン  

たまたまイオンで製パン用グルテン入り「米の粉」を見つけて、これが1袋500g入りで198円。
国産強力粉並みの価格(だいたい1kg400円前後)で、これは市販されているパン用米粉の6~7割くらいなので、ものは試しで一袋購入。
小麦グルテンも一緒に入っているので、強力粉と混ぜずに100%の米粉パンが焼けるし、強力粉の10~20%を米粉に代えてもOK。
ただし、どのメーカーの米粉を使うかで、水分量、味や食感とかが多少違ってくる。

この米粉のメーカーは「波里」。品名は「お米の粉シリーズ 強力米粉(500g)」
競合品よりも価格が安いのは、イオンが大量調達しているせいか、それとも原料の米の品質なのか、よくわからないけれど、グルテンのない上新粉やもち粉を使うよりは膨らむはず。

いろいろ調べると、米粉パンは発酵時間が短いので、これを小麦パン並の発酵時間にすると、生地がへこんでしまう。
短時間できちんと発酵させるには、高い水温の水を使って初めから生地の温度を高めにしておいた方が良いとか、小麦パンと違っている米粉パンの作り方には注意が必要。

新しいホームベーカリーの機種だと「米粉パンコース」があって、これなら簡単に出来る(はず)。
でも、私のホームベーカリーは4年前くらいに買ったので「米粉パンコース」はなし。
それでも、米粉パンコースのないホームベーカリーで、100%米粉パンはちゃんと焼ける。
「早焼きコース」を使って、小麦パンなら2回発酵させるところを、1回だけに減らせば良いだけ。
米粉のパッケージに書いていたレシピには、単に”早焼きコースを使うこと”とだけ書いてあったので、何もせずとも機械におまかせで焼けるようだけど。
米粉コースだとかなりしっかり捏ねるらしく、普通の小麦パン用「早焼きコース」では捏ねが足ずに膨らみが悪くて、焼き上がりが重たくなるという人もいる。大潟村・黒瀬農舎「店長日記」より

発酵回数を減らす方法は、1)初めの捏ね工程が終ったら、羽根を取り出す(生地は綺麗にまるめてパンケースに戻しておく)、2)最初の発酵の時にパン生地を取り出して、2回目の捏ね工程で戻しいれる(羽は取らない)、のどちらか。
私は誤解して両方してしまったけれど(パンを取り出してから戻し入れて、その時に羽根まで取り出してしまった)、ちゃんとぷっくら膨らんで、高さはバターなしの天然酵母パン並みとまずまずの出来。

[2011/1/12 追記]
発酵を1回に抑えるためにあれこれ手間をかけることなく、早焼きモードで上手に焼けることを発見。
波里のホームベーカリー用強力米粉を使った場合、米粉230gに強力粉50gの合計280gの粉で、早焼きコースでホームベーカリーにおまかせ。1)、2)のどちらの方法もせずともOK。
いつもの食パン並にぷっくら綺麗に膨らんで、全く手間いらず。
配合は多少変更して、水分220cc(捏ねてると生地がかなり硬かったので)、バターと砂糖各15g、スキムミルク3g、ドライイースト3.3gぐらい(小スプーンで小山盛り)。
ただし、今回は、強力粉を混ぜたために、早焼きコースにおまかせ~で焼けたのかもしれない。
波里のホームベーカリー用米粉(ミックス粉の方ではなくて)は、パッケージ記載のレシピにも”早焼きコースで焼く”だけしか書いていないので、米粉100%でもちゃんと焼ける可能性はあり。

[2014/2/11 追記]
波里の米粉100%で早焼きコースを使っても、ちゃんと食パンが焼ける。
スタートボタンを押して、ホームベーカリーに全自動でおまかせしても、OK。
取り出しやすくするために(それにパンの底に羽根の穴を空けないために)、最初の捏ねが終わったときに、羽根を外して、生地はきっちり丸めてパンケースに戻しても、大丈夫。



ホームベーカリーで米粉パンをつくる方法とレシピは”調理家電のレシピィ”さんの<米粉パンHBで!>
<米粉パン(早焼き2時間コース)> にも詳しい工程説明が載ってます。

米粉パン専用のレシピ本は持っていなくて、唯一手持ちの本で米粉パンレシピが載っていたのは、上田まり子さんの『卵・乳製品ゼロのホームベーカリーレシピ―あじわい食パン・ふんわりおやつパン・もちもち米粉パン』
卵・乳製品ゼロのホームベーカリーレシピ―あじわい食パン・ふんわりおやつパン・もちもち米粉パン卵・乳製品ゼロのホームベーカリーレシピ―あじわい食パン・ふんわりおやつパン・もちもち米粉パン
(2007/04)
上田 まり子

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お米パンと米粉100%パンは違う?  

強力米粉を使ってきれいに焼きあがった100%米粉パンは、翌日の朝食の時に8枚切りにカット。
250gしか粉を入れていないのに、薄めにスライスしたパンは小麦パンよりも重みがあってずっしり。Panasonicは、昔使っていたリーガルとは違って捏ねる力が若干弱い気がするので、固めの米粉生地だとちょっと捏ねが足らなかったのかも。

クラムはキメも細かくて、真っ白。大きな気泡とかは全然なし。
食感は小麦パンとかなり違う。歯ざわりはふわっとしているけれど、よく噛んで食べているとちょっと粘り気があって、もちもち。小麦パンよりも腹持ちはよさそう。
味はパンというより、柏餅とかのお餅を食べているような甘みと香り。これはかなりクセがあって、好みが分かれるかも。
上新粉を強力粉に混ぜたパンも似たような味と食感だったので、お米が粉になるとこういう味と食感になるらしい。
「GOPAN」で焼いたお米から作ったパンも、こういう味なんだろうか?
試食した人は、”フワフワな食感”といっていたから、この米粉パンとは全然違うはず。
炊いたご飯を混ぜた小麦パンも、上新粉入り小麦パンと違って、ふんわりしているし。
東京のデモショップだと、「GOPAN」で焼いたお米パンを使ったメニューで食事ができたらしい。

米粉パンとGOPANのお米パンを比較していた<かさい米の粉倶楽部>『GOPAN』 に思うこと、あれこれを読むと、やっぱりお米と米粉では、出来あがりの食感が随分違うらしい。
お米パンの方が、粒子でない分油分をはじくらしく、ふっくら。米粉になると、細かい粒子状になっているので油分を吸収してベタっ。確かに米粉パンは目が詰まって、ムチムチモチモチしている。

このお餅に似た風味で重ための米粉100%パンを毎日食べたいかというと、食べられないことはないけれど、やっぱり小麦パンの方が、サクサク食べやすい。
小麦パンに慣れていることもあるし(朝ごはんにお餅を食べる習慣もないので)、一番美味しかったのは炊いたご飯を混ぜ込んだパン。お米と小麦の味の両方が味わえるし、普通のホームベーカリーでも作るのは簡単。

それでも米粉100%パンのもちもち感は結構好きなので、3日に1回くらいは食べられそうだし、面白いというか、オツな味はする。フワフワなソフトなタイプの食パンは嫌いなので、この米粉100%のパンの方が好きだし。
カリカリにトーストしてバターときな粉をつけると、これがなかなか美味して、あべかわ餅風のパンを食べているような感じ。
キンピラごぼうとかの和風の食材をサンドしたら、よく合いそう。
100%米粉にせずに、強力粉の10%~20%を米粉にすると、毎日でも食べられそうなので、この強力米粉をもう一袋買いました。

tag : ホームベーカリー

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GOPAN
こんにちは。

予約注文していたGOPANが先ごろ届き、家族のものがいろいろとパン作りをしております。

小麦であったり、米であったり時に玄米で。いろいろと混ぜ合わせも出来るようで、出来上がりからは何が入っているのかよくわからない場合もありますが、隠し味のようになって美味しいのではないかと思っております。
GOPAN、使うのが楽しそうですね
よんちゃん様、こんにちは。

GOPAN、手に入れられたのですね!
今は、ネットのお店で定価より高く売られてたりしてますから、早く買われて良かったですね。

GOPANのお米パンは、小麦パンとはかなり違った食感と味らしく、作った人はお菓子みたいという人もいました。
でも、米粉100%パンよりは、ふわふわして食べやすそうです。
米の銘柄によって、味や食感が変わるなので、食べ比べるのも楽しそう。

お米パンを作るのに天然酵母は使えないようですが、たぶん発酵時間の関係で無理なんでしょう。
私は、炊いたご飯を強力粉に混ぜて焼くのですが、ホシノ天然酵母を使ってます。
お米とホシノ天然酵母はとても相性が良いので、ドライイーストのパンよりも美味しいです。

GOPANは騒音が凄いので(私の許容範囲を超えそうなくらい)、そこを改良した機種が出てから検討してみようかと思ってます。
PanasonicのHBは、お米パンが作れないこと以外はGOPANと機能的にはあまり変わらないので、壊れるまで使い続けようかと。耐久性が良さそうなので、かなり先のことになりそうですが。
お米パンも食べてみたい気はするのですが、今のところはご飯パンや米粉パンでも、充分美味しいです。
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yoshimi

Author:yoshimi
<プロフィール>
クラシック音楽に本と絵・写真に囲まれて気ままに暮らす日々。

好きな作曲家:ベートーヴェン、ブラームス、バッハ、リスト。主に聴くのは、ピアノ独奏曲とピアノ協奏曲、ピアノの入った室内楽曲(ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ三重奏曲など)。

好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

好きなジャズピアニスト:バイラーク、若かりし頃の大西順子、メルドー(ソロのみ)、エヴァンス

好きな作家;太宰治、菊池寛、芥川龍之介、吉村昭、ハルバースタム、アーサー・ヘイリー
好きな画家;クリムト、オキーフ、池田遙邨、有元利夫
好きな写真家:アーウィット

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