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『レーゼルの芸術 ピアノ協奏曲編』 ~ プロコフィエフ/ピアノ協奏曲第2番
20世紀に書かれたピアノ協奏曲で好きなものを3曲選べといわれたら、今ならまずプロコフィエフの第2番。
次は、伊福部昭の《ピアノと管絃楽のためのリトミカ・オスティナータ》、ブリテンの《ディヴァージョンズ~左手のピアノと管弦楽のための主題と変奏》、シュニトケの《ピアノと弦楽オーケストラのための協奏曲》のなかから2曲。そのときの気分でどれにするかは変わりそう。

プロコフィエフのコンチェルトは、明るい曲想の第3番が一番有名で録音も多い。
この曲は明るくて聴きやすいのに、何度聴いても記憶にほとんど残っていない。第1楽章がやたら速かったという以外は、メロディもすっかり忘れているくらいに、なぜか印象が薄い。
第2番はそれとは正反対で、どんより暗い色調と凝った構成で、明暗が激しく交錯していくところはまるでドラマを見て(聴いている)よう。
各楽章の曲想や構成がかなり違うし、散りばめられている旋律にも強い存在感がある。
陰鬱で妖艶でやや不気味な叙情感が漂い、時に甘い追憶のようなロマンティックな旋律が流れ、第1楽章の巨大なカデンツァは圧巻。
どちらかというと短調の曲が好きなこともあって、聴けば聴くほど第3番とは違って、複雑に屈折(?)したところが魅力的。

初めて第2番を聴いたときは(ピアニストは誰か忘れたけど)、どこかつかみどころがなくてよくわからない曲だった。
トラーゼの録音を聴いてから、そのわかりにくさもすっかり消えて、今では数ある現代のピアノ協奏曲の中で一番よく聴く曲。
録音は第3番ほどに多くはないけれど、それでも演奏のタイプはバラエティがあるので、異聴盤集めが面白い。
一番好きなのは、独自の演奏解釈で暗鬱で濃厚な情感が漂うトラーゼ&ゲルギエフ/キーロフ歌劇場管、冷徹・峻厳でクールな叙情感のレーゼル/ボンガル指揮ライプツィヒ放送響。
この2つ以外なら、色彩感鮮やかで叙情美しいグティエレス/ヤルヴィ指揮ロイアル・コンセルトヘボウ管。重苦しさが薄くしなやかで華麗なタッチで、音に圧迫感もなく、これはとても聴きやすて、かなり好き。
他に聴いたのは、ベロフ/マズア指揮ライプツィヒゲヴァントハウス菅。これはベロフの重たく圧力の強いタッチで全体的に騒々しくて聴き疲れする。キーシン/アシュケナージ指揮フィルハーモニア管は聴きやすくはあったけれど、特に際立った特徴がなかったような覚えがあって、印象が薄い。(トラーゼとレーゼルが解釈上、両極にある演奏なので、その印象が強すぎたのかも)

トラーゼは、プロコフィエフと若くして自殺した無二の親友との個人的関係を元にした独自の解釈で弾いている。
そういう物語性を抜きにした演奏だと、レーゼルの録音がこの暗い曲想にぴったり。
冒頭のピアノのタッチを聴いただけで、これは凄いかも...と思ったとおり、レーゼルの優れた技巧が冴えて、ピアノは曖昧さのない精密な打鍵で、突き刺すように鋭いタッチ。
いつもは明るく清流のような透明感を感じさせるレーゼル独特の音色が、ここではクリアながらも暗く陰鬱な色合いを帯びて、今まで聴いていたレーゼルの演奏とはかなり違った印象。
音質もピアノがかなりくっきりクリアに聴こえて、この曲の陰鬱で峻厳な面がストレートに伝わってくる。
聴いていて緊張を強いられるほどに、全編張り詰めた雰囲気が漂っている。
トラーゼのような深い感情を感じさせるような叙情感やグティエレスのような華やかさないけれど、これほど厳しく音だけを突き詰めていくような演奏は、この若かりし頃のレーゼルのピアノでしか聴けないかもしれない。

この第2番の録音は1969年とかなり古く、レーゼルが24歳の時のもの。
レーゼルは1966年のチャイコフスキーコンクールで6位入賞、1968年のモントリオールコンクールで2位入賞しているので、プロのピアニストとして本格的デビュー後しばらくの頃だろうか。
レーゼルの協奏曲BOXの収録曲は1978年以降の録音ばかりなのに、それ以前の録音では唯一この曲だけが収録されている。
それだけのことはあるくらいに、このプロコフィエフはなかなか凄いものがある。余分な装飾や叙情性の味付けをせずに弾くと、甘さを排除した音の持つ攻撃性や冷徹さが自然に立ち上がってきたよう。
弾くにはかなりの体力と気力が必要だろうけれど、聴く方にも結構エネルギーがいる。
もともと気楽に聴けるタイプの曲想でもないし、テンションがそれなりに高い時にしか聴きたい気にはならない。

Piano ConcertosPiano Concertos
(2006/10/24)
Peter Rosel 他

試聴する(allmusic.com)


第1楽章 Andantino
冒頭は少しエキゾチックな和声で始まり、オケがかなり妖しくネットリした雰囲気を出している。
ピアノ弾くゆったりとロマンティックな主題旋律は、レーゼルのピアノが透明感のある響きでとても密やか。あまりしなやかになり過ぎず、きりっと引き締まったクールなタッチで、まるで嵐の前の静けさ。
徐々に動きが激しくなり、何かが起りそうな不穏な雰囲気。
急に、サーカス的なおどけた旋律とリズムの曲想に変わって、ピアノも跳ね返るようなタッチの中間部。

また突然に静寂な移行部が登場して、そのまま全体の半分近くを占める巨大なカデンツァへ。
不協和音が鳴り響き、音が混沌として錯綜し、fffのアルペジオが延々と続き、鋼のような黒い重苦しい音色とムードで覆い尽くされている。
レーゼルのピアノは鋭く力感のあるタッチで、一音一音が明瞭で切っ先の尖ったナイフのようなエッジの聴いた響き。速いテンポでも、一つ一つの音が針のように尖ったフォルテで、とてもパワフル。
このカデンツァをルバートをかけて情感たっぷりに弾く人も結構多いけれど、レーゼルはほぼインテンポで、曖昧さも隙もない精巧で揺るぎないタッチで、甘さを全く感じさせない。
これ以上はないというくらいに峻厳な雰囲気と圧倒的な迫力があって、聴いていて息が詰まりそう。
このカデンツァをここまで厳しく弾いているピアニストはほとんどいないし、今のレーゼルならどう弾くだろうか思ってしまう。

PETER RÖSEL plays Prokofieff's Piano Concerto no. 2 (1/3)


第2楽章 Scherzo: Vivace
無窮動的な曲想で、オケが鳴らす警告音的なファンファーレや、半音階的に下行しては上行するのを繰り返すピアノやらと、目まぐるしく動き回って、何かから脱兎のごとく遁走しているような雰囲気。
ピアノは全く休むことなく高速の細かいパッセージで動き回って、何かに追い立てられているような焦燥感も感じられて、ここも聴いていて息をつく間が全然ないくらい。
(この楽章はなぜかピアノの音が第1楽章ほどクリアではなくて、ちょっとこもった感じがする)

第3楽章 Intermezzo: Allegro moderato
テンポが落ちて、重音主体の行進曲風で、暗く重苦しくグロテスクな雰囲気の曲想に変わる。
フォルテの重音で弾く旋律や重たい足取りのマーチ風のリズムには、どこかシニカルな軽妙さも。
ピアノパートは、今までのようにソロが目立つピアニスティックな動きは少なく、オケとの合奏部分が多くてシンフォニックな感じ。

第4楽章 Intermezzo: Allegro moderato
冒頭から、目が醒めるような急下降する旋律を弾くピアノとオケ。
前半は、ピアノが縦横無尽に動き回り、打楽器的に鋭く力強いタッチで跳躍したり、和音移動したりと、風雲急を告げるといった趣き。
オケのオスティナート的な伴奏は汽車が疾走するような旋律で、その上を弾くピアノは力感のある華麗なタッチ。
この疾走感と急迫感は、第1楽章のカデンツァと同じくらいに凄く好きなところ。

中間部へ入るところで急にスローダウンし、オケは車輪がゆるゆると止まりつつあるような雰囲気の旋律。
ピアノは水滴が滴り落ちるようなポロ~ンという音で、叙情的なララバイの旋律に。
ここをトラーゼやグティエレスは叙情たっぷりに弾いているけれど、レーゼルは速めのテンポでわりとあっさり。それでも、ララバイの終盤部はかなり激しいタッチ。
続いて再現部に入ってから、急にあっさりと終わった...と思ったら、今度は第1楽章の主題の断片的回想になって、ピアノソロで峻厳な雰囲気。
やがて、ララバイの旋律が再び登場して、展開されながら徐々にフェードアウトしていく。
今度こそ終りだと思ったら、突如フォルテに。
第4楽章の主題部分が再び現れて、ララバイの叙情感を一気に打ち壊すような急転回。
速いテンポでピアノとオケが掛け合いながら、目まぐるしく騒然とした雰囲気のなかで怒涛のようなエンディング。
この楽章は、コロコロと曲想が変わって、展開に意外性があり、聴き慣れていないときは錯綜感を覚えたところ。構成がわかればとても面白くて、第1楽章と同じくらい第4楽章が気に入っている。


第2番はレーゼルのピアノの精巧なテクニックと鋭く力強いタッチが冴え、全編に渡って暗い色調が支配し、重苦しく陰鬱で峻厳な雰囲気に加えて、不可思議なグロテスクさが印象的。
シニカルな軽妙さやララバイなどの緩徐部分の叙情感は、この暗鬱な雰囲気のなかでは影が薄くなってしまう。
特に第1楽章のカデンツァを弾くピアノが素晴らしく、テクニックの精緻さに加えて、鋭利な刃物か鋭く尖った氷柱が突き刺さるような峻厳さにゾクゾクっとする。
このプロコフィエフを聴くと、若かりしレーゼルはこういう風にも弾いていたのかという意外性があって、ちょっとした驚き。生真面目でやや穏やかな印象のレーゼルの演奏のイメージが随分変わりました。



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 トラーゼ~プロコフィエフ/ピアノ協奏曲第2番



tag : プロコフィエフ レーゼル

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素敵な感想ですね
はじめまして
プロコ2番の素敵な感想 どっぷり読ませていただきました
ここまで鮮やかに感想が書いてありますと
そうそう!! そうなんだよー !と熱くなってしまい
思わず投稿してしまいました。

私も去年1年間
「プロコフィエフのピアノ協奏曲2番」
えらく懲りまくりまた!!
我ながら体力あり(笑)

最も好むところがこのレーゼルの演奏。
感想はあえて言いません(笑)

グティエレスやトラーゼもかなり好きです。
が ショパンではあまり興味が沸かなかったユンディ・リ
はたまた 上手いけどなぜか好きになれなかった
小澤のコンビが かな~り好みです。

ユンディ・リのプロコ
ぶひ様、こんにちは。
ご訪問、コメントありがとうございます。

第2番、聴けば聴くほど良い曲ですよね~。
その上体力・気力も鍛えられて、第3番を聴くと気が抜けそうになりかねません。
レーゼル盤はあまり有名でもなく、隠れ名盤というところでしょう。
まあその方が、密かに聴いて楽しんでいるという満足感があって、それはそれでかまわないんですが。

ユンディ・リは、この曲ではメカニックとスピード感が凄く良いらしく、評判は良いですね。
興味があったので、ライブ録音をYoutubeで聴きました。指揮はド・ワールトですが。
線の細い人かと思ったら、全然そういうことはなくて、カデンツァもなかなかの迫力。
トラーゼとは逆方向で、レーゼルの路線でしょうか。この曲については、両極端なタイプを好むので、ユンディ/小澤のCDも聴いてみたいですね。
またまた失礼しました
さっそくお返事ありがとうございます☆

3番は嫌いじゃないのですが 
マッチョで同じ炎でも凄まじくて青白い 「2番」聴いてから
3番 どっかいってしまいました、、、、
若い頃のプロコらしくて 2番あまりにもよくって。
2番の初版 聴いてみたかったです

ちなみにリヒテル/マゼールの5番聴いて
5番の よさが始めてわかりました
やはり演奏が好みだったからだと思いますが。。

>ユンディ・リは、この曲ではメカニックとスピード感が凄く良いらしく、評判は良いですね

ワタシは天邪鬼?なのと
聴いたショパンが好みじゃなかったのもあって
ずっとユンディ聴いてなかったのですが 
これは 一目 一聴惚れしました(笑)

路線は仰るとおりレーゼルです!!
冷徹な青い炎(凄まじい)

ただ3楽章のおどろおどろしさは イマイチでしょうか。
3楽章に拘る方は ちょっとパンチ不足でしょうか

トラーゼの2番は情念篭もって良いですね
情念メラメラという感じで。

ユンディはYOUTUBEよりCDのがおすすめできます

> ピアノの精巧なテクニックと鋭く力強いタッチ

レーゼル 素敵ですよね
たまに来日しますが
演目ベートーヴェンソナタが多いみたいですね
やっぱり2番の方が名曲ですよね
ぶひ様、こんにちは。

>マッチョで同じ炎でも凄まじくて青白い 「2番」聴いてから
>3番 どっかいってしまいました、、、、
そうですよね~。私も同じです。もともと3番は凄く好きというわけでもなくて。
2番の初版はもっと暗かったそうですから、本当に聴いてみたいものです。でも楽譜焼失で永遠に無理でしょう。残念。

>ただ3楽章のおどろおどろしさは イマイチでしょうか。
たしかに、Youtubeのライブでも、3楽章はやけに明るかったような...。
ここはオドロオドロしく弾いて欲しいところですが、そういう解釈なんでしょう。

>路線は仰るとおりレーゼルです!!
>冷徹な青い炎(凄まじい)
これを聴くと、ますます聴きたくなってしまいます。
第3楽章にはそれほど拘わりがないので、CDを買うことにしました。ウィッシュリストが結構たまっているので、しばらく先になりそうですが。

5番は良い演奏がなかなか無いですね。
リヒテル/マゼールの録音は知っているんですが、リヒテルとはあまり相性が良くないので、ちょっと手を出しかねています。
聴いてみたら、少しはイメージが変わるかもしれませんが...。

レーゼルは、今ライブでベートーヴェンのソナタ全集を録音中で、海外でもチクルスをやってます。
レーゼルのベートーヴェンなら、協奏曲全集と若い頃に弾いたテンペストがとっても気に入っています。
プロコとは随分雰囲気が違いますが、楽譜の音をそのまま立ち上げたかのような演奏という点では、同じでしょうか。

レーゼルは、ここ数年、プロコの2番をプログラムに入れてませんね。たまに3番は弾いてますが。
ライブで2番を聴いてみたいですね~。
でも、若い頃とは演奏が違っているように思うので、やっぱりCDで楽しむ方が良いのかも。
2番ダントツです 鳥肌立つんですっ!!
>レーゼルのベートーヴェンなら、協奏曲全集と若い頃に弾いたテンペストがとっても気に入っています。

レーゼルの紹介ありがとうございました
私の予算上(笑)、、迷っていた協奏曲全集 購入することにしました♪

>でも、若い頃とは演奏が違っているように思うので、やっぱりCDで楽しむ方が良いのかも

2番は 小澤征爾曰く ”若い人の曲だねぇ” この一言 納得です
私も ”レーゼルのCD”が いいかなって思います

表現力以前に プロコお兄さん時代の曲って
徹底的 超体力超技術!!って世界だと思いますし。

ちなみにユンディの回し者でも特にファンでもありませんけど(笑)
聴いてよかったら幸いです

リヒテルの件と同じく 個人的ナ好みがあるので
もし いまいちだったらすみません!!

若い人の曲、納得です
ぶひ様、こんにちは。

レーゼルも、年をとるとついていけない(?)と自覚しているのか、2番はあまり弾かないんでしょうね。
レーゼルのベートーヴェン、プロコとは全然違いますので、ご注意を。
安定したテクニックと過不足なくクセのない表現で、いかにもドイツの正統なる堅実なベートーヴェンという感じです。
でも、重厚さはあまりありません。わりと明るい色調で音は綺麗です。

プロコは、ピアノ・ソナタ第7番までは力技で、体力勝負。なので、ポリーニなど若手(時代)の録音に名盤が多いですね。

ユンディは、youtubeでもCD試聴でもわりとよい感じなので、大丈夫そうです。CDレビューを見ても好みのタイプです。
リヒテルは、yotubeで昔のライブ録音を今聴いてますが、リヒテルが...というより、曲自体との相性が悪いかも..という感じです。
この曲は、もう少し勉強してみます。
しつっこくてすみません(笑)
HMVで購入されるのでしたら「ぶひ」というアホっぽいレビューは
私です。。。

私のダントツはレーゼルって書いてあります(笑)
やっぱりダントツです
ちなみに 1楽章の長大な強烈カデンツァの馬力&端正さ
一音一音のきっちりとしたところ
このバランスの良さは右に出るものナシだと思います!

また HMVの他の方のレビューに
>第1楽章10分過ぎにオケが物凄い勢いでピアノに襲いかかる部分
とありますが オケ側第一ポイントはここで、
この部分はゲルギエフ/トラーゼ盤が最もお気に入りです。
何度聴いても鳥肌ものです

>安定したテクニックと過不足なくクセのない表現

レーゼルの爽やかな清流のような美しさ(硬派)なところ
かなり好きなので期待です

>曲自体と相性がってありますんで

一時凝りまくったシューマンヴァイオリン協奏曲
”シューマン好きさんたち”に聴いたところ
イマイチ派と大好き派でわかれてました。

好きな作曲家でも自分にはそう残らないのもあります

さて ここ数日 しつっこくてすみませんでした!!

★追伸:レーゼルの他の紹介頁 楽しく拝見させていただきました♪♪
レビュー、とっても参考になりました
ぶひ様、こんにちは。

「ぶひ」さんのレビュー、お名前ですぐわかりました。
以前レーゼルのCDをHMVでチェックしたときに読ませていただいて、購買意欲をかなり刺激されましたから。
好みがぴったり合っている方のレビューは参考になるので、とてもありがたいです。

レーゼルのプロコ、ほんとにダントツで冴えてます。特に巨大カデンツァ、聴いていてしびれますよね~。何度聴いても惚れ惚れします。
これ以上のものは、出てこないでしょう!と断言しても良いくらいです。

>第1楽章10分過ぎにオケが物凄い勢いでピアノに襲いかかる部分
もっぱらピアノ集中型で、オケはほとんど気にせずに聴いてましたので、このチェックポイント、あとで聴いてみます。
トラーゼ盤は解説が詳しくて、助かりました。これを以前に聴いていなければ、レーゼルのプロコが理解できなかったかも..という点で、トラーゼには感謝です。

>レーゼルの爽やかな清流のような美しさ(硬派)なところ
>かなり好きなので期待です
それなら、多分お気に召すと思います!
喩えて言えば(やや強引ですが)、
1番:白百合のような美しさとしとやかさ
3番:爽やかな青春の思い出のように(レーゼルにしては)ロマンティックな叙情感
4番:若き女帝エカテリーナかマリア・テレジアのような堂々として凛とした気品、といったところでしょうか。
(2番、5番は不得手な曲なので、良い喩えが浮かびませんが)

シューマンは不得意な作曲家の一人ですが、コンチェルトはソロ曲ほど感情の浮き沈みをストレートに感じないせいか、ピアノ協奏曲とヴァイオリン協奏曲はわりと好きですよ。
交響曲はどれも好きで、特にシノーポリの第2番は衝撃的でした。以来、他の指揮者の録音がまともに聴けなくなってしまって、困ったものです。

>★追伸:レーゼルの他の紹介頁 楽しく拝見させていただきました♪♪
楽しんでいただいて、大変嬉しいです。
レーゼルのベートーヴェンはとても好きなので、そちらの記事もそのうち書こうと思ってます。

私も、ぶひさんのコメント、とても楽しく読ませていただきました。ありがとうございました。お気にせずに、好きなだけ書いてくださいね。
また、お時間のあるときにお立ち寄りくださいませ。お待ちしております。
素敵な表現でついつい
あ、、、名前でわかりましたか(笑)

>特にシノーポリの第2番は衝撃的
同じく

>1番:白百合のような美しさとしとやかさ
>3番:爽やかな青春の思い出のように(レーゼルにしては)ロマンティックな叙情感
>4番:若き女帝エカテリーナかマリア・テレジアのような堂々として凛とした気品、といったところでしょうか

うーむ 表現がストライク ど真ん中ですね
ワタシにとって4番さまがダントツな上に
この例え たまらんです♪

シューマンのピアノ協奏曲の頁も拝見させていただきました♪

シューマン、アナタ不器用ですね といおうか
・・・V協終楽章 なぜにポロネーズ風?

暑苦しく こってりクドクドになってしまうので
またそのうち おじゃまさせていただきます~(笑)

お褒めいただいて、ありがとうございます
ぶひ様、こんばんは。

この喩え、なかなか良い線ではないかと、自画自賛中です(笑) 
でも、直観的な印象なので、ぶひさんが聴かれると、印象が違うかも。
とにかく、ぜひ聴いてみてくださいね。

4番は、アラウ(ライブ録音)とカッチェン(スタジオ録音)がマイベストですが、レーゼルがそれに加わって、この3つをとっかえひっかえ聴いてます。
テクニカルな安定度はレーゼルが抜群。文句のつけるところが見つかりません。
表現的には三者三様で、バラエティがあって楽しいですね~。
レーゼルは低音とフォルテがわりと効いているので、堂々とした力強さがあります。

レーゼルのシューマンのコンチェルトも私好みです。
曲も良いですが、演奏も堂々としたものです。でも、シューマン的な繊細な叙情感を求める人には、ちょっと合わない気はします。

シューマンのヴァイオリン協奏曲、以前記事に書きました。
ヴァイオリン曲は詳しくないので、ピアノほどにいろいろ書けてはいませんが。
http://kimamalove.blog94.fc2.com/blog-entry-1633.html
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yoshimi

Author:yoshimi
<プロフィール>
クラシック音楽に本と絵・写真に囲まれて気ままに暮らす日々。

好きな作曲家:ベートーヴェン、ブラームス、バッハ、リスト。主に聴くのは、ピアノ独奏曲とピアノ協奏曲、ピアノの入った室内楽曲(ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ三重奏曲など)。

好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

好きなジャズピアニスト:バイラーク、若かりし頃の大西順子、メルドー(ソロのみ)、エヴァンス

好きな作家;太宰治、菊池寛、芥川龍之介、吉村昭、ハルバースタム、アーサー・ヘイリー
好きな画家;クリムト、オキーフ、池田遙邨、有元利夫
好きな写真家:アーウィット

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