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《新譜情報》 クラウディオ・アラウ 『EMI録音集1938-62年』
やっぱりと言うか、待ちかねていたアラウの記念BOXがもうすぐ発売されます。
2011年は、1991年に亡くなったアラウの没後20年。
何か記念盤が出るに違いないと思っていたら、EMIから没後20年記念BOXセットとして、1938年~1962年の録音集(CD12枚組)が2月下旬にリリース予定。
ステレオ初期とモノラル期の録音で、ピアノ協奏曲はステレオ録音が多く、ソロはモノラル録音が大半。

すでに持っているCDと音源が重なっているのが、ショパン、ブラームス、ウェーバー。
12枚中4枚分くらいのCDが重複しているけれど、何より良かったのは、ずっと探していたガリエラ指揮フィルハーモニア管とスタジオ録音したベートーヴェンのピアノ協奏曲全集が入っている。このBOXセットの目玉となる録音に違いない。
この全集は、ハイティンクが指揮したピアノ協奏曲全集(フィリップスの旧盤)よりも良いと評判の録音。
手に入れようとしたら、廃盤でUSED品でも見つからなかったので、これさえ入っていれば、他の音源が重複していようが気にならないくらい。
それに、そのうち買おうと思っていたガリエラと録音したシューマン、グリーグ(それにチャイコフスキーも)のピアノ協奏曲も入っている。
この3曲はPhilipsでも録音していて(ディヴィスorドホナーニの指揮)、晩年になるほどテンポも遅く起伏も平板になって緩々していくので、ほとんど聴いていない。
ガリエラ盤は試聴しただけでも、テンポも速くてタッチも切れ良く、全盛期のアラウらしい弾きぶり。モノラルとはいえ、こちらはかなり期待できそう。

ステレオ初期&モノラル音源なので音質がとても気になる人はともかく、1980年代の80歳を超えた晩年のアラウではなく、まだまだ若い50歳代のスピード感と力感のあるアラウのピアノを聴きたい人には、とても貴重でお買い得なBOXセット。

クラウディオ・アラウ EMI録音集1938-62年(12CD限定盤)クラウディオ・アラウ EMI録音集1938-62年(12CD限定盤)
(2011年02月28日)
Claudio Arrau、他

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tag : アラウ ベートーヴェン

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yoshimiさん、こんにちわ

最近は、所謂、Boxセットがものすごい種類、出るようになりましたね。その上、信じられない程、激安ですし。以前はBoxセットって、怪しいものが多かったのですが、最近はEMI、グラモフォン、SONY等、大手のレコード会社も出すようになりましたし。こういうの見ると、今までの価格は何であんなに高かったのかと言いたくなります。この手のものは、もう録音費用を原価償却しているものが多いとは思いますが、先日、入手した「ベートーベン:弦楽四重奏曲全集」(ブタペストSQ.)は何と2,190円でした。普通、この価格でしたら、CDは1枚しか買えないですよね。
廉価盤は歓迎なんですが
matsumo様、こんにちは。

最近は、一部のスター的なアーティスト以外の新譜はさほど売れなくなっているらしく、結局評価の定まった演奏家の既出音源か、ライブ録音を発掘する方が、レコード会社も商売が楽なんでしょう。
日本でも、音楽ダウンロードや、CDの中古市場がかなり広がっているので、その影響もあるのかもしれませんね。

新しくクラシックを聴く人には、廉価盤がこれだけあれば、選択肢も多くて良いですね。
ミッドプライス以上の分売盤を買ってきた私には、とてもうらやましい環境です。
といっても、今まで聴かなかった演奏家をまとめて聴きたい時がよくあるので、廉価盤はとても重宝してます。
新譜がそれなりに高いのは仕方がないとして、廉価盤で稼いだ利益で、中堅の演奏家の録音も増やして欲しいものです。
今は輸入盤が円高でかなり安くなってますが、国内盤(それもマイナーレーベル)の新譜は相変わらずかなり高いので(高いと1枚3000円くらい)、手を出しかねるものが多いですね。これがちょっと残念です。
嬉しい情報をありがとうございます。
初めまして、saraiです。

すっかりアラウにはまって、このブログの情報を参考にさせてもらってます。なかなかCDを探すのが大変ですが、ほとんどの全集ものは入手し、聴いている最中です。あとはベートーヴェンの旧録音の全集とシューマンの全集くらいです。再発売を心待ちにしています。
今回の記念BOXは楽しみです。

ところで80歳過ぎ、それも最晩年のアラウがどんなにテクニックが衰えていても大好きです。シューベルトは涙を抑えられないほど、感動します。生で聴いてみたかった!!
このBOXは私も楽しみです
sarai様、はじめまして。
コメントありがとうございます。

アラウは、今では新しく聴き始める人もかなり少なくなっているようですが、昔から聴いている人は結構いらっしゃいますね。私も20年以上前から聴いてます。

旧録音や廃盤は、海外サイトやオークションで入手できることもありますけど、プレミアムがかなりのっているので、没後20年に合わせて、再リリースしてもらいたいものです。

アラウは、年代によって芸風が変遷してますが、アラウの全盛期は、技巧と表現のバランスがとれた1960年代あたりだと思っています。日本では晩年のアラウが好きな方が多いですね。
私がふだん聴くのは、ドビュッシーは例外として、ほとんどが1960年代とそれ以前の録音で、ベートーヴェンとリスト、ブラームスが多いです。
晩年の録音なら、べートーヴェンの後期ソナタとピアノ協奏曲第4番くらいでしょうか。
好みは人それぞれですし、自分の琴線に触れるものを聴くのがいちばんですね。
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yoshimi

Author:yoshimi
<プロフィール>
クラシック音楽に本と絵・写真に囲まれて気ままに暮らす日々。

好きな作曲家:ベートーヴェン、ブラームス、バッハ、リスト。主に聴くのは、ピアノ独奏曲とピアノ協奏曲、ピアノの入った室内楽曲(ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ三重奏曲など)。

好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

好きなジャズピアニスト:バイラーク、若かりし頃の大西順子、メルドー(ソロのみ)、エヴァンス

好きな作家;太宰治、菊池寛、芥川龍之介、吉村昭、ハルバースタム、アーサー・ヘイリー
好きな画家;クリムト、オキーフ、池田遙邨、有元利夫
好きな写真家:アーウィット

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