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ブレンデル ~ バッハ=ブゾーニ編曲/来たれ、異教徒の救い主よ
とても珍しいブレンデルのバッハ録音集。

バッハ:イタリア協奏曲~バッハ名演集
(2009/10/21)
アルフレッド・ブレンデル

試聴ファイル



ブレンデルはもともとバッハ録音が少ない。
”バッハをピアノで弾くべきか”という昔からある命題について、ブレンデルもアラウと同じく、やはり長年バッハはピアノ演奏には向かないと考えていたという。
しかし、「古楽器でのバッハの演奏をたくさん聴きましてから、私はこれだけがバッハの音楽をよみがえられる唯一の方法じゃない」という結論に達して、ピアノによるバッハ演奏・録音を始めた。
「スカルラッティはハープシコードの音に結びついているのに対して、バッハについては、音色は二次的なものだと考えてきたというわけです」。(デュバル著『ピアニストとのひととき(上)』より)
(少し昔の古楽ブームが過ぎ去った今となっては、バッハだけでなく、スカルラッティをピアノで弾くことも普通になっているようだし)


ブゾーニ編曲版バッハ”Bach Nun komm der Heiden Heiland BWV 659”(来たれ、異教徒の救い主よ)には、ケンプ編曲版もある。
リパッティやホロヴィッツ、レーゼルなどはブゾーニ版で弾いているので、どちらかというと、ブゾーニ版を聴くことが多い。

ブレンデルは、ゆったりしたテンポで、細かな起伏やテンポの揺れが多いので、切々と訴えるかけるよう。ロマン派よりというか、かなり叙情感が強い。

BRENDEL, J.S.Bach Nun Komm'der Heiden Heiland, BWV659


リパッティは速めのテンポで、淡々としてはいるが厳か。古典的な端正さを感じさせるところは、パルティータ第1番と似ている感じがする。

Dinu Lipatti - Bach Chorale Prelude BWV 659 (Audio)

tag : バッハ ブゾーニ ブレンデル リパッティ

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(非公開コメント受付中)

NoTitle
yoshimiさん、こんにちわ

ブレンデルによるCD「イタリア協奏曲 ~バッハ名演集」に「バッハ=ブゾーニ編曲/来たれ、異教徒の救い主よ」が入っているようです。これ、日本amazonから入手可能のようです。

古楽ブーム、沈静化してきたのですか。確かに、最近のCD、古楽器のものより、現代楽器を使った古楽奏法のものが増えたような気がします。おそらく、古楽器による演奏って、現代人には物足りない部分があるのが原因のような気がしますが、それよりも、音楽業界の不況のせいのような気もします。

NoTitle
こんにちは。
こちらは大地震でいろいろありましたが、Yoshimiさんは関西でしたかしら?
いつもと変わりない記事が続いていて、何よりです。
オピッツの記事の時にコメントをと思っているうちに、時間がたってしまいました。
オピッツは好きなピアニストなので、ブゾーニ編曲のシャコンヌは是非聴いてみたいです。
そしてブレンデルのバッハは愛聴盤の一つです。
今の時代のピアノで弾くことでバッハの音楽に新しい可能性を開いているように思える演奏ですよね。
ペダルの使い方や、叙情的な歌い方に…。
以前ブゾーニ自身のバッハの演奏を聴いた時に、そのロマンチックな弾き方に、バッハの音楽はこんなにも魅力的なのだとあらためて思ったこともありました。
ブレンデルの幻想曲とフーガは特に私の気に入っている曲でもあります。
Yoshimiさんはお聴きになりましたか?
古楽もすっかり定着したようです
matsumo様、こんにちは。

情報ありがとうございます。ブレンデルのCD、20年くらい前に出たものですね。
ブゾーニはこのライブ録音で今のところは充分なんですが、イタリア協奏曲に魅かれるものがあるので、機会があれば買うかもしれません。

今は古楽はブームを通り過ぎて、普通にポピュラーになったと思います。昔は論争になっていた(らしい)バッハをピアノで弾くということも、同じように普通になってますね。
現代楽器を使った古楽奏法というのは、主にオケ(それにヴァイオリンも?)の話ですね。
ピアノで弾くバッハとチェンバロで弾くバッハは、そもそも楽器も奏法も全然違うので別物と思ってますし、好みが分かれるせいか、私の周りでは、ピアノで弾かれたバッハを聴く人がほとんどです。
ブレンデルのバッハ
マダムコミキ様、こんにちは。

首都圏はいろんなことが重なって不自由なことが多いと思いますが、こちらはミネラルウォーターが店頭から消えているくらいで、今までと変わりなく過ごせています。

あいにくオピッツとは相性が良くないのですが、シャコンヌは良い(というか面白い)ですね。オピッツがお好きなら、おすすめです。
ブレンデルの「幻想曲とフーガ」は聴いたことがないんです。
そもそもこの曲(というか幻想曲系)自体が苦手なので、他のピアニストの演奏もほとんど聴いていなくて...。
私が聴くのは主にパルティータや組曲系(とヴァイオリンソナタ)なのですが、ブレンデルはそちらのタイプの曲はあまり弾いていないようですね。どうしてなんでしょうね。でも、理知的なブレンデルらしい選曲のようにも思えます。
ブレンデルのバッハは試聴だけしてみましたが、ブゾーニ同様、音が美しくてロマンティックな趣きがありますね。イタリア協奏曲はとっても優雅な感じで、これは結構私好みかもしれません。
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yoshimi

Author:yoshimi
<プロフィール>
クラシック音楽に本と絵・写真に囲まれて気ままに暮らす日々。

好きな作曲家:ベートーヴェン、ブラームス、バッハ、リスト。主に聴くのは、ピアノ独奏曲とピアノ協奏曲、ピアノの入った室内楽曲(ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ三重奏曲など)。

好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

好きなジャズピアニスト:バイラーク、若かりし頃の大西順子、メルドー(ソロのみ)、エヴァンス

好きな作家;太宰治、菊池寛、芥川龍之介、吉村昭、ハルバースタム、アーサー・ヘイリー
好きな画家;クリムト、オキーフ、池田遙邨、有元利夫
好きな写真家:アーウィット

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