バッハ=グノー編曲 《アヴェ・マリア》 

2011, 05. 07 (Sat) 12:00

《アヴェ・マリア》といえば、器楽曲から合唱曲まで数多い。
歌の方は聴かないので、器楽・室内楽曲で知っているのはグノーとシューベルトの《アヴェ・マリア》。

”アヴェ・マリア”とは、聖母マリアへの祈祷。
”アヴェ・マリア”の祈りについて詳しい解説は<Stella Musica>さんの”歌詞対訳講座”

キリスト教徒ではないけれど、ミサ曲やレクイエムなどの宗教音楽を聞くと、世俗を超えた浄化された何かを感じるものがある。
俗世界のわずらわしい喧騒と隔絶した世界に浸りたい時、宗教音楽を聴きたくなるのはそのせいでしょう。

グノーは、バッハの平均律曲集第1集No.1のプレリュードを編曲。
バージョンはいろいろあれど、とても優雅なヴァイオリン&ハープの演奏で。

Ave Maria - Bach/Gounod (violin & harp)



原曲のバッハの方はガヴリーロフのピアノで。
平均律曲集で好きなのは、フェルナーとコロリオフ、ムストネンにこのガヴリーロフ。
この演奏は2000年2月。1990年代に女王臨席のリサイタルのドタキャン事件などいろいろ騒動を引き起こして以来、ピアノ界の表舞台から消えていた頃のもの。
ピアニストとしての栄光、家・財産、家族、全てを失った後で、再びピアニストとして活動し始めたのでしょう。
嵐が過ぎ去った後のような穏やかさのなかで、静かに自分自身と(それとも曲と)言葉を交わしながら弾いているようなバッハ。

Prelude & Fugue No.1 in C Major BWV 846(Andrei Gavrilov)

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