スーク&カッチェン ~ ブラームス/ヴァイオリンソナタ第1番《雨の歌》 

2011, 06. 25 (Sat) 21:50

梅雨の時期になると(といっても、すでに真夏のような暑さ...)、必ずどこかのクラシックブログで紹介される曲がブラームスの《ヴァイオリンソナタ第1番 "雨の歌"》。

《雨の歌》といっても、ブラームス自身がつけたのではなく、第3楽章の冒頭の旋律が歌曲「雨の歌」から引用されていることからつけられた通称。
でも、第1楽章を聴くと”雨”の降る情景をイメージしても、全然違和感がないくらい。
この副題やエピソードがいくつかあり、ちょうど2年前にもこの曲について書いていた。
スーク&カッチェン~ブラームス/ヴァイオリン・ソナタ第1番 《雨の歌》


ブラームスのヴァイオリンソナタ全集の名盤というと、シェリング&ルービンシュタインが一番先に来るのだろうけれど、この曲集を聴くときは、スーク&カッチェン。(これ以外の選択肢は私にはありえないので)
カッチェンのピアノがヴァイオリンに寄り添うように奥ゆかしく、若い頃のスークの美音と瑞々しい叙情感がとても爽やか。
じとじとした梅雨の雨ではなくて、明るい空から淡い小雨が舞い降りてくるように軽やか。
高音の柔らかいピアノの響きはしゅわ~ととろける砂糖菓子のように甘い。
カッチェンのピアノは、どうしてソロの時とこんなに違うのかしらと聴くたびに不思議。


Josef Suk,J. Katchen,Brahms Violin Sonata G-major 1(第1楽章)




Violin Sonatas: Decca LegendsViolin Sonatas: Decca Legends
(2001/02/06)
Josef Suk, Julius Katchen

試聴ファイル


 『ジュリアス・カッチェンにまつわるお話』

 ジュリアス・カッチェンのディスコグラフィ


タグ:ブラームス スーク カッチェン

※右カラム中段の「タグリスト」でタグ検索できます。

0 Comments

Leave a comment