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新譜情報:カッチェン&マーク指揮ロンドン新交響楽団/モーツァルト ピアノ協奏曲第20番
CDの新譜が売れないおかげで、製作コストの安い古いスタジオ録音・ライブ録音のリイシューや初出盤が最近やたらに多くなっている。
11月はカッチェンの新譜が2枚リリースされる。
ブラームスのピアノ協奏曲のライブ録音集(ica盤)と、1955年のモノラル録音のモーツァルトのピアノ協奏曲第20番(Eloquence Australia)。
ライブ録音集は初出音源ばかり。モーツァルトのピアノ協奏曲はLP盤からCD化されていなかったスタジオ録音。

Mozart: Piano Concertos Nos. 13 & 20 Six German DaMozart: Piano Concertos Nos. 13 & 20 Six German Da
2011年11月20日
Julius Katchen、Peter Maag,New Symphony Orchestra of London

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カップリングは、 ピアノ協奏曲第13番(既出音源)、ペーター・マーク指揮ロンドン交響楽団によるツァルト《6つのドイツ舞曲 K.509》。

カッチェンの第20番は、カール・ミュンヒンガー指揮シュトゥットガルト室内管弦楽団と録音した1966年のスタジオ録音がある。
また、第2楽章のみ、コンヴィチュニー指揮ゲヴァントハウス管の伴奏で、1960年のライブ録音もある。ブラームスのピアノ協奏曲第1番の演奏会で、アンコールで弾いたもの。
ペーター・マーク指揮ロンドン新交響楽団とのスタジオ録音は、存在は知っていたけれど、CDを見かけたことも聴いたこともないなかった録音。

CDの紹介文によると、このカッチェンとマークの録音したピアノ協奏曲第20番は、「ハスキル以前の最高の演奏と呼ばれ、「すばらしい暖かさと爽やかさを両立させた演奏」と高い評価を得ていた名演」と書いている。
それは初耳。インターネットで検索しても、そういう記述は見かけなかったので、本当かな?
その真偽はともかくとして、カッチェンのCDコレクターとしては、これを聴かないわけにはいかない。

ピアノ協奏曲第20番は、カッチェンがわずか10歳のとき、演奏会で弾いてデビュー。それを聞いたオーマンディがカッチェンを招き、バルビローリの指揮のもと演奏会で弾いたという記念すべき曲。
Decca盤では、モノラル時代にマークと、ステレオ時代にミュンヒンガーと録音している。
ミュンヒンガー指揮の第20番は、ピアノが弱音側に寄っていて、録音が聴き取りにくい上に、指揮者とオケで枠がカッチリはめられているようなところがあり、ピアノの存在感がやや薄いような気がする。どちらかというと、第25番の方がまだピアノが伸びやかかも。

マークと録音した第13番のコンチェルトは、硬質で線のしっかりしたタッチが個性的だった。
ミュンヒンガーと録音した時より10年も前に、この第20番のコンチェルトをどういう風に弾いていたのでしょう?


おそらく、ミュンヒンガー指揮シュトゥットガルト室内管(1966年)のスタジオ録音。
Mozart con n°20K466(2)+++audio only+++





tag : モーツァルト カッチェン

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No title
Yoshimiさん、こんにちわ

CD、本当に売れなくなったみたいですね。都内のHMVも随分、店舗を閉鎖しています。先日、米国amazonをみたら、CDのかなりがmp3ファイルに置き換えられているのには驚きました。

まあ、音楽関係で売れているのは、所謂、ポピュラー音楽ですし、それらを聴く人達はヒットしている曲のみを聴きたいと言う人が多いと思います。その場合、1曲だけですので、レコード店に行くよりネットでダウンロードの方が手間はかからないと思いますし、また、ヘッドフォンステレオ等で聴くのであれば、音質もmp3程度で十分だと思いますので、極めて当たり前のことが起こっているのですが。
CDショップ、減りましたね
matsumoさま、こんばんは。

CDは、ネットの方が種類も豊富で安いですし、中古でよければamazonでもオークションでも簡単に買えますね。
それに、円高なので、海外サイトで直接買っても随分安いです。
店舗販売はもうマイナーな購入方法になっているような気がします。

クラシックの場合は、異聴盤探しのCDコレクターがまだ随分いるので、ポピュラーよりもCDは売れているかもしれません。
日本のダウンロード販売は海外サイトより随分高いですし、CDにコピーして保存するのは不便なので、初めからCDで買った方がお得なことが多いです。
コピーしたCDの保存期間はそう長くはないとどこかで読んだので、MP3ファイルではほとんど持ってません。
それに、MP3をCDにコピーすると、なぜか雑音が入るので、多少高くてもCD買ってます。
NML会員になっていれば、ストリーミングで聴けるCDがたくさんありますから、とりあえず聴きたいだけなら、それで充分ですね。
いろいろ選択肢が増えて、便利な世の中になったものです。
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Author:yoshimi
<プロフィール>
クラシック音楽に本と絵・写真に囲まれて気ままに暮らす日々。

好きな作曲家:ベートーヴェン、ブラームス、バッハ、リスト。主に聴くのは、ピアノ独奏曲とピアノ協奏曲、ピアノの入った室内楽曲(ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ三重奏曲など)。

好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

好きなジャズピアニスト:バイラーク、若かりし頃の大西順子、メルドー(ソロのみ)、エヴァンス

好きな作家;太宰治、菊池寛、芥川龍之介、吉村昭、ハルバースタム、アーサー・ヘイリー
好きな画家;クリムト、オキーフ、池田遙邨、有元利夫
好きな写真家:アーウィット

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