ブレンデル ~ シューベルト/即興曲 Op.90/D.899 第3番 変ト長調 

2012, 02. 27 (Mon) 12:00

苦手のシューベルトのなかで、例外的に好きなのは、《3つの小品》の第1曲、《ピアノ・ソナタ第19番》、それと、《即興曲》D899(Op.90)の第3番変ト長調。
シューベルトの即興曲集は2つあり、全部で8曲。このD899の第3番は、即興曲のなかでもとりわけ美しい。

ブレンデルの即興曲はとても柔らかい音色と滑らかな旋律が流麗でとても綺麗。
右手の高音部の主旋律は澄んだ響きでくっきりと浮かび上がり、ときおり静かに盛り上がっていくようなクレッシェンドがちょっとドラマティック。
神経質的な繊細さや情念過多なところがないので、自然に曲のなかに気持ちが溶け込んでしまうような感覚がする。
いつもは冗長気味に思えてしまうシューベルトでも、ブレンデルのピアノで聴くこの曲は、何度聴いても美しくて聴き飽きることがなく。




タグ:シューベルト ブレンデル

※右カラム中段の「タグリスト」でタグ検索できます。

4 Comments

-  

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2012/02/28 (Tue) 17:18 | REPLY |   

yoshimi  

ロマノフスキーのディアベリ、素敵ですね!

アリアさん、こんばんは。

ブレンデルは、彼らしい美音と淀みないレガートで、とても流麗で優美ですね。
そのわりに強弱は明確についてますから、意外とドラマティックな気がします。

ロマノフスキーのディアベリの件、どうもありがとうございました!
ディアベリを聴くと私を思い出していただけるとは、光栄です~。
きっかけは、アンデルジェフスキのディアベリの話だったでしょうか。
ロマノフスキーのディアベリは、しなかさと古典的な端正さとがうまくバランスして、とってもいいですね!
最初のテーマを聴いただけでも、凄く感触が良かったです。音自体に魅力があるんでしょう。今までいろいろ聴いたディアベリとは、一味違った新鮮さがあります。
ヘンな癖もなく、若々しく伸びやかで明るいし、それにちょっと甘~い感じがします。
もともと音の綺麗な人でしょうから、フォルテでも音がまろやかで、特に声部ごとに音色が違っていて、弾き分けがほんとに上手いです。
レガートで弾く旋律の歌い回しもしなやかでロマンティックだし、一番好きな第24変奏のフゲッタが子守歌のように優しくて、とっても素敵です。

この前試聴だけしたポール・ルイスのディアベリは、意外性があまり感じられなかったので、ロマノフスキーの方がずっと魅力的です。
これだけ良いなら、CDをステレオで聴きたくなってきました。
それにしても、このCD安いですね~。イタリアDECCAのリリースのせいか、amazonはイタリアサイト以外は、取り扱っていませんね。
これはもう、HMVで買ってしまいそうです。
最近リリースされたディアベリは、好みに合うのがなかなかなかったので、教えていただいて、どうもありがとうございました。

2012/02/29 (Wed) 01:23 | EDIT | REPLY |   

こた  

しみじみと、、、

こんにちは

昼休みをブレンデルのシューベルトで堪能させていただきました。

2012/02/29 (Wed) 12:39 | REPLY |   

yoshimi  

いつどこでも

こた様、こんにちは

ブレンデルのシューベルトを聴くのは、憩いのひとときです。
リフレッシュした気分で、午後からのお仕事はかどるといいですね。

2012/02/29 (Wed) 12:48 | EDIT | REPLY |   

Leave a comment