シェリングとパールマン ~ クライスラー/プニャーニのスタイルによる前奏曲とアレグロ 

2012, 03. 14 (Wed) 18:00

ヴァイオリンの曲を聴くことは、ピアノに比べてはるかに少ないので、超有名曲以外はあまり知らない。
ヴァイオリンソナタや室内楽曲になると、ピアノが入っている曲は聴くことが多いので、独奏曲よりも知っている曲はずっと多くなる。

ヴァイオリンソロで一番好きな曲といえば、クライスラーの「プニャーニのスタイルによる前奏曲とアレグロ」。
力強く緊張感が張り詰めたような冒頭の旋律は、一度聴いたら忘れられないくらいに印象的。
これを聴くと、緩んでいた気分も一度に引き締まるような気がする。

これは、45歳頃のヘンリク・シェリングがチャールズ・ライナーのピアノ伴奏で弾いた1963年のステレオ録音。
線が細めで余計な枝葉はついていないけれど、背筋が真っ直ぐに伸びてきりりと端正なところが、格調高くて清々しい感じ。

Szeryng plays Pugnani-Kreisler




こちらはイツァーク・パールマンのヴァイオリン。ピアノはサミュエル・サンダース。
1972~1985年にリリースされた録音を集めたアンコール集が元の音源。
この年代の録音はパールマン全盛期にかかっているので、名盤が多い。
太く伸びやかで明るめの音色が艶やかで情感深く。

Itzhak Perlman-Pugnani Kreisler-Preludium and Allegro



タグ:クライスラー シェリング パールマン

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4 Comments

Kaz  

No title

私もこの曲は大好きです。今思い出しましたが,このブログを購読し始めたのは,下の娘が弾いていたヴィターリのシャコンヌで検索にかかってからです。いつも楽しみにしています。

2012/03/15 (Thu) 00:03 | REPLY |   

yoshimi  

凛として格調高く

kaz様、こんにちは。

いつもご覧いただいてありがとうございます。
このところ年度末で忙しくて、ゆっくりCDを聞く時間がないのですが、こういう時は好きな曲を取り上げることにしています。
この曲はいいですね。何枚かCDを持ってますが、前橋汀子さんのベストアルバムに入っているのをよく聴きました。

ヴィターリのシャコンヌ、これも名曲ですね。偽作と言われているようですが、たとえそうであっても、曲の素晴らしさに変わりはません。
ヴァイオリンソロの名曲集は10枚くらい持ってますが、ピアノ名曲集は買わないのに、ヴァイオリンの方はつい買いたくなってしまいます。

2012/03/15 (Thu) 01:35 | EDIT | REPLY |   

マリリン  

ヴァイオリンっていいですねぇ

シェリングとパールマンの「前奏曲とアレグロ」の比較なんて、素敵ですね。

私は最近、ジェームズ・エーネスというカナダ出身?のヴァイオリニストに注目していますが、日本ではまだあまりCDが出ていないのか、前述の曲が入ったものが見当たりません。
ヴィターリの「シャコンヌ」も、果て無き孤独感が漂っていて好きですが、こちらもあるのかないのか。

日本でももっともっとクラシックが広まればいいなぁと思ってます。

2015/04/02 (Thu) 16:03 | REPLY |   

yoshimi  

 

マリリン様、こんばんは。
コメントありがとうございます。

「前奏曲とアレグロ」は、曲自体が素晴らしいので、名だたるヴァオリニストなら誰の演奏で聴いてもうっとりしてしまいます。
ヴィターリの「シャコンヌ」も抒情深くていいですね。

あいにくピアニストほどにヴァイオリニストについては知らないので、ジェームズ・エーネスという方は聴いたことがありません。
私が知っているヴァイオリニストというと、誰でも知っているくらいに有名な人がほとんどですね。

「のだめ」でクラシックを聴く人が増えたようですが、一時的にではなく、ずっと聴き続けるとなると、まだまだ少ないのかもしれません。

2015/04/03 (Fri) 01:35 | EDIT | REPLY |   

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