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バッハ=レーガー編曲/ブランデルブルク協奏曲(ピアノ連弾版)
レーゼルの英文ホームページでディスコグラフィをチェックすると、珍しくもレーガーのピアノ作品を録音しているのを発見。
Elanというマイナーレーベルへの録音なので、レーベルの看板ピアニストサンチャゴ・ロドリゲスのデュオのパートナーとして、レーゼルがこの曲を弾いたらしい。(ロドリゲスはキューバ出身のヴィルトオーゾピアニスト。ロドリゲスの奥さんが彼の演奏を世に広めるためにElanレーベルを創設したという)
収録曲は、レーガーがピアノ連弾版に編曲したバッハ《ブランデンブルク協奏曲》から第3番と第5番、レーガーのオリジナル作品で2台のピアノのための《モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ》。

Con Brandenburg 3/5/Var & Fugue on Theme of MozartCon Brandenburg 3/5/Var & Fugue on Theme of Mozart
(2002/05/21)
Santiago Rodriguez,Peter Rosel

試聴する(MP3ダウンロード)
CDは廃盤状態で、amazonならMP3ファイルでダウンロードできる。
音がかなり近くから聞こえ、デジタル録音なのにモノラル録音みたいなデッドな響きがする。音質はTrenkner&Speidel盤(Mdg)の方がずっと良い。

ブランデンブルク協奏曲(ピアノ連弾版)
レーガーは《ブランデンブルク協奏曲》第1~6番を全曲編曲している。
演奏至難の曲なのか、単に知られていないだけなのか、録音は少ない。
演奏が至極難しいわりに、そう難しそうには聴こえない曲なので、ピアニストの苦労が報われないからかもしれない。

Youtubeにある音源は、Evelinde TrenknerとSontraud Speidelのデュオによる第1番と第3番。これは連弾版。(彼らのCDは第1~6番全曲を収録)
レーガーの編曲楽譜は、連弾版は出ているけれど、2台のピアノ版が見当たらない。(レーゼルのCDタイトルには、"for two pianos"と書いているけど、これは間違い?)
バロックの管弦楽曲はほとんどまともに聴いたことがないので、固定したイメージがないせいか、ピアノ連弾で聴いても違和感なく聴ける。
Trenkner&Speidelのデュオは、クリアで明るく伸びやかな音のピアノが良く鳴って、屈託のない快活さが気持ちよい。
音の線が太く和音が速いテンポで連続するとタッチが重たくなるので、こういうところはレーゼル&ロドリゲスの演奏の方が軽快。
レーガー独特の過密に音が密集して重音を多用した編曲はピアノ1台だけでも、とってもシンフォニック。
朝にバロックの管弦楽曲を聴くと眠たくなってしまうけれど、ピアノの音だと目も醒めて頭もすっきり。
ゆったりした気分の休日の朝に聴くのにとっても良さそう。


Max Reger Piano Duo: Bach's Brandenburg Concerto No.3 in G Major, BWV 1048  (piano:Trenkner,Speidel)
背景の写真はミュンヘンのオクトーバーフェスト(Oktoberfest)。
バッカス万歳!のような雰囲気がとても楽しそう。 でも、どうしてビールの映像なんだろう?





たまたま見つけた連弾版ブランデンブルク協奏曲の楽譜のレビュー(amazon「楽しい連弾の部屋」)が面白い。
レーガー作品は、概して音が密集して和声が豪華(時々混濁気味)に聴こえるけれど、連弾版でも、単旋律が6度+対旋律に拡張されたりして、物理的に演奏困難なフレーズが続出。
1人で弾くだけでも難しいのに、手を交差して弾かないといけないところで、奏者2人がぶつかりそうになって、さらに難易度が増しているらしい。
過密な音が複雑に絡んだ楽譜を1台のピアノで2人が同時に弾くことになるので、想像するだに大変そう。
第3番の連弾版楽譜(PDF)[IMSLP]

tag : バッハ レーガー レーゼル

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(非公開コメント受付中)

やっぱりビール!
yoshimiさん、こんにちは。
オクトーバーフェストは、やっぱりビールですよー。
大小さまざまなビールのテントが特設されてて
とにかくみんなビールを飲む飲む飲む飲む飲む~
実はこれってビール祭りだったのかって感じでしたから。
(かなり前に行ったことがあります)

という私は、レーゼル盤は知らなかったのですが
Trenkner&Speidel盤のブランデンブルグは聴いてます。
同じコンビで管弦楽組曲も。(ブランデンブルグの方が好きですが)

しかしそんなに難しい曲だったとは、思ってもいませんでしたーー
原曲に忠実だとは思ったし、豪勢な和音だなあとも思っていたのですが
生身の人間には弾けないほどの難易度だなんて!(笑)
そしててっきり2台ピアノでの演奏だとばかり思いこんでたんですけど
実は連弾の曲だったんですね。
レコーディングではどうなんでしょうね。2台のピアノでやってるのかしら…
せめてその辺りで難易度を落とさないと、だったりして。(笑)
ドイツといえば、ジャガイモとビール
アリアさん、こんにちは。

格調高い(と思っていた)ブランデンブルグ協奏曲とビール祭りの映像がなぜかぴったり合ってますね~。

ドイツはまだ行ったことがないのですが、フェストをじかに見るのは楽しそう。
主食(?)のジャガイモをフライドポテトにして、ビールと一緒に食べると美味しいでしょうね!カロリー結構高そうですが。

ドイツの紀行ものとか文化論の本を読むと、ビールの話しは必ず出てきますね。
几帳面なドイツ人らしく、ビヤホールで飲むビールの用量も法律か条例で、きっちり決められているそうです(記憶が曖昧ですが)。
調べてみると、ビールの泡が多すぎて裁判になったので、今ではビールのグラスにはビールの液体部分と泡との境界線の目盛がついているそうです。

この珍しいCD、お持ちだったんですね!
音が良いし、演奏も明るく開放感があって、オクトーバーフェストのイメージにぴったりです。
楽譜をみても、そんなに難しいようには見えなかったのですが、実際、速いテンポで連弾で弾くのは、厄介な曲なんでしょうね。
音の聴こえ方から察するに、Trenkner&Speidel盤は連弾ではないかと思うのですが、図体の大きな男性ピアニストが連弾するのは厳しそうなので、レーゼルの方は2台のピアノで弾いていそうです。
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クラシック音楽に本と絵・写真に囲まれて気ままに暮らす日々。

好きな作曲家:ベートーヴェン、ブラームス、バッハ、リスト。主に聴くのは、ピアノ独奏曲とピアノ協奏曲、ピアノの入った室内楽曲(ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ三重奏曲など)。

好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

好きなジャズピアニスト:バイラーク、若かりし頃の大西順子、メルドー(ソロのみ)、エヴァンス

好きな作家;太宰治、菊池寛、芥川龍之介、吉村昭、ハルバースタム、アーサー・ヘイリー
好きな画家;クリムト、オキーフ、池田遙邨、有元利夫
好きな写真家:アーウィット

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