イザイ/悲劇的な詩、子供の夢 

2013, 03. 24 (Sun) 18:00

ツィンマーマンの『イザイ/無伴奏ヴァイオリンソナタ集』のCDにカップリングされていたのは、《悲劇的な詩》と《子供の夢》。
2曲ともピアノ伴奏によるヴァイオリンソロ。
無伴奏ソナタとは趣きもかなり違ってロマンティック。
現代音楽的な無伴奏ソナタのような意外な面白さはないけれど、フランス風の流麗なとても美しい曲。

悲劇的な詩/Poème élégiaque, op.12
《悲劇的な詩》は、元々はオーケストラとヴァイオリンのための作品。フォーレに献呈。
ピアノ伴奏版の編曲もあり、イザイ自身の録音も残っている。(ツィンマーマンはピアノ伴奏版を弾いている)
気品と悲愴感漂う流れるようなヴァイオリンの旋律がとても綺麗。
喩えて言えば、情緒過剰でないフランクのヴァイオリンソナタ風とでもいうか...。
終盤になると、力強いピアノ伴奏の和音が、悲劇的な運命の到来を告げるようでもあり、最後は凪のように静かにゆったりと漂っていく。


これはイザイの自作自演でピアノ伴奏版の音源。
Eugene Ysaye - Poeme elegiaque, Op. 12

Eugene Ysaye - violin, Camille De Creus - piano


こちらは管弦楽伴奏版。(ピアノ伴奏版よりも音源が少ない)
Ysaÿe, Eugène op.12(begin) Poème Élégiaque

Albrecht Breuninger(violin),Welisar Gentscheff(conductor),Northwest German Philharmonic Orchestra.


子供の夢/Rêve d'infant op.14
タイトルどおり、夢の世界の如く、穏やかでまどろんでいるような柔らかい旋律が綺麗。

(奏者不明)

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