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加古隆/パリは燃えているか
私には珍しくもサントラを買っていたのが、NHKスペシャル『映像の世紀』。
この番組は、昔はまだTVをたまに見ることがあったときに、結構面白くて何回か見たことがある。
内容はすっかり忘れてしまったけれど、このテーマ曲《パリは燃えているか》だけは、タイトルも音楽もしっかり記憶に残っている。

音楽を担当したのは加古隆。彼は、東京芸大とパリ国立音楽院の作曲科で学び、メシアンに師事。
バリバリのクラシック作曲家のような経歴にしては、現代音楽だけでなくジャズ・ピアノや即興演奏もする人で、いわゆる”コンポーザーピアニスト”の系譜につらなる人らしい。
ちょうど、「パリデビュー40周年記念」として各地でコンサートを行っているところ。
8月には「THE PIANIST コンポーザーピアニスト フェスティバル★2013」というコンサートには出演する。(近所の文化ホールにリーフレットが置いてあったので知ったもの)


『映像の世紀』のサントラは2枚あり、CDラックを整理しているときに出てきたCDを見て、両方とも買ったことを思い出したくらいに、ほとんど聴いていなかった。
最初に出たサントラは、番組中で使われた曲を収録。
続いて発売された2枚目は、テーマ曲『パリは燃えているか』の楽器編成が異なるバージョンが6曲と、番組で使われなかった12曲が入っている。
テーマ曲のバリエーションは、ピアノ・トリオ、オルガン、オーケストラ(ショート版)、ブラス、ジャズ・コンボ、ピアノ・ソロの6種類のバージョン。
オケ版は原曲・ショート版ともいい音楽だし、オルガン、ジャズ、ピアノソロはそれぞれ趣きがかなり違っていて、これはどれを聴いても面白い。
このサントラを聴いていると、ポピュラーとかクラシックとかのジャンルの垣根があまり気にならず。
形式的にきっちり整った硬質さと、色彩感・表現のバリエーションの多彩さが融合して、洗練された品の良さがある。

サントラを2枚も持っておく必要もなさそうなので、2枚目の方だけ手元に残そうかと思って、念のため最初のサントラを聴いていると、やっぱりどの曲も良く思えて両方とも持っておくことに、
両方のサントラにまたがって、同じタイトル(テーマ)の曲が数バージョンあり、これが2枚のCDに分散しているのは、聴くのにちょっと不便。
音楽管理ソフト上で、同じテーマの曲ごとに並べなおして、自動的に連続再生して聴けるようにすると、同じタイトル(テーマ)でも、楽器編成を変えたり、変奏曲風に展開していたり、バージョン間の違いが良くわかる。

NHKスペシャル「映像の世紀」オリジナル・サウンドトラックNHKスペシャル「映像の世紀」オリジナル・サウンドトラック
(1995/10/21)
TVサントラ

試聴ファイルなし



パリは燃えているか ― NHKスペシャル「映像の世紀」オリジナル・サウンドトラック完全版パリは燃えているか ― NHKスペシャル「映像の世紀」オリジナル・サウンドトラック完全版
(2000/10/12)
加古隆

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パリは燃えているか(TVテーマ曲)




パリは燃えているかオルガンバージョン 第二次世界大戦




【映像の世紀】パリは燃えているか Jazz version Is Paris burning【ジャズ】




加古隆 Takashi Kako , パリは燃えているか Is Paris burning (piano solo version)



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yoshimi

Author:yoshimi
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クラシック音楽に本と絵・写真に囲まれて気ままに暮らす日々。

好きな作曲家:ベートーヴェン、ブラームス、バッハ、リスト。主に聴くのは、ピアノ独奏曲とピアノ協奏曲、ピアノの入った室内楽曲(ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ三重奏曲など)。

好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

好きなジャズピアニスト:バイラーク、若かりし頃の大西順子、メルドー(ソロのみ)、エヴァンス

好きな作家;太宰治、菊池寛、芥川龍之介、吉村昭、ハルバースタム、アーサー・ヘイリー
好きな画家;クリムト、オキーフ、池田遙邨、有元利夫
好きな写真家:アーウィット

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