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シナモンの効用と過剰摂取による肝障害
シナモンはとっても重宝なスパイス。
チャイ(紅茶)に入れる、パン生地に混ぜればシナモンベーグル、シナモンシュガ-にしてパンに塗る、クッキー・ケーキとかのお菓子、米粉の和菓子生地に混ぜれば生八橋になったりと、いろいろ使えてとっても便利。

シナモンの主要産地は、スリランカ、インドネシア、中国、マダガスカル。
セイロンシナモンは上品な香りで高級なのだそう。
最近良く見かけるのはベトナム産。かなり価格が安い。香りは強いけれど、野生的というか、ストレートな香り。食感もざらざらして、溶けにくい。

今使っているのは、GABAN(ギャバン)の300g缶のマレーシア産シナモン。
風味はそれほど濃くはないけれど、マイルドな味と風味で、粒子も細かく溶けやすい。
用量がかなり多いので、グラム当たりの単価は、ベトナム産とほぼ同じになる。

シナモンの効用で、最近見かけたのが糖尿病に対する効果。
<スプーン1杯のシナモンが効く!>[糖尿病の食事・糖尿病食/All About]によれば、リチャード・A・アンダーソン(Beltsville Human Nutrition Research. メリーランド)の論文によると、1日1g(小スプーン1/4)のシナモンを40日間摂取すると、糖尿病者の血糖、血中脂質が改善した。
糖尿病専門医の牧田善二医師の著書「糖尿病専門医にまかせなさい」でも、シナモンの効用について、患者自ら実験して効果があったという話が載っている。(この患者は1日3gのシナモンを摂取していた)

独立行政法人国立健康・栄養研究所ホームページの素材情報データベースに登録されている<ケイヒ (桂皮) 、シナモン>情報にも、II型糖尿病に対するシナモンの有効性に関する論文が列挙されている。
これを見ると、臨床試験結果はポジティブ・ネガティブの両方が報告されているので、今のところシナモン摂取がII型糖尿病に対して安定的な効果があるとは言えない。


それに、天然のスバイスだから、シナモンをいくら摂っても大丈夫...というわけではない。
「過ぎたるは及ばざるが如し」の通り、過剰にシナモンを摂っていると、シナモンの香りの成分の1つクマリンの過剰摂取により肝障害が誘発されるという。
普通の食生活で食べるようなシナモン入りの食品(パン、お菓子、飲み物など)には、過剰摂取を心配しなければならないほど大量にシナモンは使われていないので、大丈夫。
問題は、サプリメント。通常の食品よりも成分を濃縮しているので、シナモンを含有するサプリメントの摂取量には要注意。

<関連情報>
ドイツのBfRがシナモン中のクマリンについて警告(061020)[独立行政法人国立健康・栄養研究所ホームページ]
シナモンを含むサプリメントの過剰摂取にご注意~含有する成分クマリンによる肝障害の可能性~[東京都の食品安全情報サイト-たべもの安全情報館]
平成20年度 安全情報 シナモン含有食品中のクマリンについて[同上]
平成19年度に実施した調査結果報告。市販されているシナモンスパイス・シナモンを含む健康食品・菓子について、クマリンの含有量を測定した結果と人体への影響度への考察が載っている。
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クラシック音楽に本と絵・写真に囲まれて気ままに暮らす日々。

好きな作曲家:ベートーヴェン、ブラームス、バッハ、リスト。主に聴くのは、ピアノ独奏曲とピアノ協奏曲、ピアノの入った室内楽曲(ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ三重奏曲など)。

好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

好きなジャズピアニスト:バイラーク、若かりし頃の大西順子、メルドー(ソロのみ)、エヴァンス

好きな作家;太宰治、菊池寛、芥川龍之介、吉村昭、ハルバースタム、アーサー・ヘイリー
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