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【新譜情報】 ジュリアス・カッチェン /初来日公演ライヴ(1954年)
たまたま見つけたカッチェンのライブ録音の新譜情報。
これから出てくるカッチェンの新譜は、古いライブ録音しかないだろうと思っていたら、今回は珍しくも、1954年、28歳のカッチェンが初来日して行ったリサイタルのライブ録音。

TBSの倉庫で眠っていた音源が最近発見されたのを機に、リマスタリングしてSACDハイブリッドで発売するシリーズ”TBS Vintage Classics”の一枚。
当時、パリ在住のアメリカ人ピアニストであったカッチェンは、ヨーロッパ人以外のアーティストとして最初に来日したという。
UNIVERSAL MUSIC JAPANのホームページに、このシリーズのリリース内容が載っている。11/21現在で、第3回までの発売内容が載っている。今後もどんな録音が出てくるのか興味深々。

TBS Vintage Classsic  8 ジュリアス・カッチェン ショパン:幻想即興曲他TBS Vintage Classsic 8 ジュリアス・カッチェン ショパン:幻想即興曲他
(2013/11/13)
カッチェン(ジュリアス)

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収録曲は、ショパン主体でほかには、リスト、ドビュッシー、バルトーク、ファリャ。
このうち何曲かは、モノラルのスタジオ録音でも聴いたことがある。

<収録曲>
ショパン:バラード第3番変イ長調 op.47
ショパン:ワルツ第1番変ホ長調 op.18『華麗なる大円舞曲』
ショパン:スケルツォ第3番嬰ハ短調 op.39
ショパン:子守歌 変ニ長調 op.5
ショパン:ポロネーズ第6番変イ長調 op.53『英雄』
リスト:『詩的で宗教的な調べ』より第7曲『葬送』
ショパン:練習曲 第7番嬰ハ短調 op.25-7
ショパン:練習曲 第11番イ短調 op.25-11『木枯らし』
ショパン:幻想即興曲 嬰ハ短調 op.66
ドビュッシー:前奏曲集第1巻より『沈める寺』
バルトーク:『ミクロコスモス』第151番『ブルガリアのリズムによる舞曲 第4番』
バルトーク:『ミクロコスモス』第153番『ブルガリアのリズムによる舞曲 第6番』
ファリャ:バレエ音楽『恋は魔術師』より『火祭りの踊り』



1954年のライブ録音なので、あまり良い音質は期待できないとしても、SACDハイブリッドなのでそう悪くはないかも。
ショパンは、スタジオ録音(モノラル録音)していた幻想即興曲、スケルツォ第3番、英雄ポロネーズが入っている。
リスト「葬送」と、(おそらくアンコール曲の)ファリャ「火祭りの踊り」も、両方ともスタジオ録音済み。
ドビュッシーの『沈める寺』だけが、スタジオ・ライブ録音とも、今のところ出ていないはずなので、初出。

ベートーヴェンやブラームスを弾いているなら、1954年という若い頃の録音でもすぐに予約するけれど、ショパン主体のリサイタルというのがちょっと悩ましい。
元々ショパンが好きではない上に、曲目が名曲集に載っているポピュラーなものが多いし、さらにカッチェンがスタジオ録音したショパンを聴いても、一風変わっているような気がしないでもないし、何とも言えないものがある。
国内盤は相変わらず高いし、音質も確認したいので、そのうち出てくる(はず)試聴ファイルを聴いてから決めようかと。
カッチェンのCDコレクターの私としては、試聴ファイルを聴いてしまうと、やっぱりCDを買いたくなりそうだけど。

ファリャの《火祭りの踊り》は、カッチェンがよくアンコールで弾いていた曲。
スタジオ録音・ライブ録音とも残っているけれど、一番知られているのはこのライブ映像の演奏。
これは、ローリング・ストーンズの伝説的作品《ロックン・ロール・サーカス(The Rolling Stones Rock and Roll Circus)》の一場面。
クラシックピアニストのカッチェンが、どうしてこのイベントに参加したのか経緯はわからない。
1968年12月の演奏なので、これがカッチェンの最後の公開録音となった。

Julius Katchen plays De Falla and Mozart



国内盤のショパン作品集(廃盤)
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番&第3番ショパン:ピアノ・ソナタ第2番&第3番
(2004/10/27)
カッチェン(ジュリアス)

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カッチェンのモノラル録音を中心に収録したBOXセット。
ショパンもCD1枚分収録されている。(国内盤とは収録曲が異なる)
Decca Recordings 1949 - 1698Decca Recordings 1949 - 1698
(2006/01/02)
London Symphony Orchestra、Suisse Romande Orchestra 他

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tag : カッチェン ショパン ファリャ

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No title
発売延期だったのですね
くま様、こんばんは。

また情報を教えてくださって、ありがとうございます。
てっきり生産中止かと思っていたら、発売延期ということらしいですね。
事情はよくはわかりませんが、何はともあれ、良かったです。
カッチェンのライヴ
さっそく聴いています。ライヴならではの「ほとばしり」が聴けるのは嬉しいし、ショパンのワルツなどいくつかのとても魅力的な演奏があって、実に楽しみました。
CD買うことにしました!
Akira様、こんばんは。

今度は無事予定通り発売されて何よりでした。
試聴ファイルでは聴いたのですが、随分昔のライブ録音なのに音質がとても良くて、音色も綺麗ですね。
ショパンはほとんど聴かないのでよくはわからないのですが、たしかにライブ独特の内面から湧き上がるような「ほとばしり」が感じられますし、半世紀以上も昔のリサイタルとは思えないような、臨場感がありますね。
聴き直してみると、いろいろ面白いところがありますし(ジャズみたいなミクロコスモスとか、異常に速い幻想即興曲とか)、珍しいドビュッシーも聴いてみたくなります。
ショパンが多いのでどうしようかと思案してましたが、だんだんCDを聴きたくなってしまいました。
ちょっと早いですが、自分へのクリスマスプレゼントになりそうです。
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Author:yoshimi
<プロフィール>
クラシック音楽に本と絵・写真に囲まれて気ままに暮らす日々。

好きな作曲家:ベートーヴェン、ブラームス、バッハ、リスト。主に聴くのは、ピアノ独奏曲とピアノ協奏曲、ピアノの入った室内楽曲(ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ三重奏曲など)。

好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

好きなジャズピアニスト:バイラーク、若かりし頃の大西順子、メルドー(ソロのみ)、エヴァンス

好きな作家;太宰治、菊池寛、芥川龍之介、吉村昭、ハルバースタム、アーサー・ヘイリー
好きな画家;クリムト、オキーフ、池田遙邨、有元利夫
好きな写真家:アーウィット

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