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【新譜情報】スティーヴン・ハフ ~ ブラームス/ピアノ協奏曲第1番&第2番
【最新記事:スティーヴン・ハフ ~ ブラームス/ピアノ協奏曲第1番&第2番(2013.11.29)】

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hyperionのホームページでスティーブン・ハフの試聴ファイルを探していたところ、発見したハフの新譜情報は、ブラームスの《ピアノ協奏曲第1番&第2番》という豪華なカップリング。

ハフは、Virginレーベル時代、28歳の時にこの2曲を録音している。
第1番、(特に)第2番とも、私にはフラストレーションを覚える演奏だったので、hyperionで再録音してくれたのは、とっても嬉しい。

新譜の試聴ファイルもすでに公開されている。
第1番の第3楽章は、旧録よりもタッチが少しマイルドになっている気がする。
1961年生まれのハフは、今年52歳。28歳の若い頃のように、速いテンポとシャープなタッチで一気呵成に疾走するような弾き方はしなくなっているのかもしれない。
その分、表現がかなり直線的に感じた旧録音より、表現が丁寧になってソノリティも美しく、演奏自体はずっと良さそうな感じがする。
第3楽章は速いテンポで疾走感のある演奏の方が好きなのだけど、まあ最後まで聴いてみないことには、はっきりとはわからない。

第2番は、旧録では冒頭のテンポが遅くて、どんより、もっさり。
ここでガックリきてしまったし、その上、テンポもかなり揺らたり、タメが多かったりと、全然好きな演奏ではなかった。
新譜の試聴ファイルで冒頭の一部を聴いた限りでは、そういうことはなさそうなので、ひと安心。(でも、やっぱりテンポが遅くて、もたっとしている気がしないでも...)
第2楽章のスケルツォも、冒頭はわりと丁寧なタッチ。もう少しシャープな方が好きなのだけど、これも最後まで聴いてみないと何とも言えない。

試聴ファイルで一部を聴いた限り、第1番よりも第2番の方が良さそう。
少なくとも、第2番に関していえば、Virgin盤よりもこの再録音の方が、私の好みに合っているように思える。

12月発売予定のせいか、今(9/6現在)のところ、amazon、HMV、Towerrecordのオンラインショップでは、新譜情報が載っていない。
発売レーベルのhyperionのホームページには、録音データと試聴ファイルが掲載されている。

《Johannes Brahms :The Piano Concertos》(hyperion)
- Mozarteumorchester Salzburg, Mark Wigglesworth (conductor)
- 2013年1月録音。オーストリアのSalzburger Festspielhausにて。
- 2013年12月リリース予定。
- 録音時間は約98分。CD2枚組で、価格は1枚組と同じ。


こちらは、旧盤のVirgin盤。
Piano Concertos 1 & 2Piano Concertos 1 & 2
(1998/01/01)
Johannes Brahms、Sir Andrew Davis 他

試聴する(amazon.com)



演奏時間を比較すると、緩徐楽章が第1番・第2番とも、新譜の方が演奏時間が短い(テンポが速め)。
試聴ファイルの印象どおり、第1番の急速楽章は新譜の方がテンポが若干遅い。第2番は、第1楽章がテンポが速くなって演奏時間もかなり短くなっている。
旧盤:(No.1)22:27/14:19/11:56 (No.2)19:00/9:03/13:09/9:44
新譜:(No.1)22:53/13:28/12:41 (No.2)18:19/9:10/11:52/9:30



第1番第3楽章のライブ映像。かなり若い頃の演奏なので、新譜よりも旧盤の演奏に近い(はず)。
旧盤のスタジオ録音よりも、このライブ録音が好きだったので、昔はこればかり聴いていた。
Stephen Hough Plays Brahms First Piano Concerto Pt. 3
Budapest Festival Orchestra and Ivan Fischer




《ハフの来日公演情報》
珍しくも、ハフがとうとう来日する。(以前にいつ来日したのかわからない)
今年の年末近く、11月30日~12月1日に、N響の定期演奏会でデュトワの指揮により、リストの《ピアノ協奏曲第1番》を弾く予定。
ハフの公式ホームページで公演予定を確認すると、米国、台湾のコンサートツアーを行ってから来日。
東京では、N響とコンチェルトを演奏するのみ。リサイタルの予定がなかったのは残念。
詳細情報(N響ホームページ)

tag : ブラームス スティーヴン・ハフ

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(非公開コメント受付中)

良さそうかも。
こんにちは!

ハフの新譜は、ブラームスなのですか。
しかも再録音なのですね。
早速試聴してみました。
なるほど、2番第1楽章の出だし、ゆっくり目ですね。旧盤の方はさらに遅く、重く…これは私も耐えかねます(笑)。

新しい方でも、ちょっと遅いなあ…と思うけど、美音だからか気になりません。やっぱり音が綺麗ですよね。全篇通して聴いてみたくなってきました。

来日するんですね。NHKーFMでラジオ放送してくれないかな~。
50歳を過ぎて弾くブラームス
Tea316さん、こんにちは。

ハフがブラームスを再録音するとは、全く予想外でした~。
彼自身も旧盤の演奏には、今では満足できないものがあったのでしょうね。

旧盤の第2番の冒頭は、試聴ファイルでわかるくらいに、ハフにしては??という演奏ですよね。
他の楽章も、なんでこんなにテンポが揺れたり、タメが多くて粘着的だったり、どうかと思うところが多々あります。
第1番は勢いは良いんですけど、直線的すぎてやや情趣に欠けるところがあります。
50歳を過ぎて弾くブラームスの方が、解釈も表現も深化して良いのではないかと思います。それに、新譜は音が綺麗なのが良いですね。
新譜を聴くのが楽しみです。

ハフの来日はとても珍しいはずです。
N響の定期公演なので、ラジオかTVで放送してくれそうですね。
リストのピアノ協奏曲は、ハフが最近スタジオ録音してますから(CDは買ってませんが)、安心して聴けると思います。
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Author:yoshimi
<プロフィール>
クラシック音楽に本と絵・写真に囲まれて気ままに暮らす日々。

好きな作曲家:ベートーヴェン、ブラームス、バッハ、リスト。主に聴くのは、ピアノ独奏曲とピアノ協奏曲、ピアノの入った室内楽曲(ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ三重奏曲など)。

好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

好きなジャズピアニスト:バイラーク、若かりし頃の大西順子、メルドー(ソロのみ)、エヴァンス

好きな作家;太宰治、菊池寛、芥川龍之介、吉村昭、ハルバースタム、アーサー・ヘイリー
好きな画家;クリムト、オキーフ、池田遙邨、有元利夫
好きな写真家:アーウィット

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