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ブリジット・バレイ ~ ベルリオーズ/夏の夜
かなり以前に、たまたま新譜のレビューで”バレイの歌声が美しい”と書かれていたので、試聴もせずに(その頃は試聴ファイルがほとんどなかったので)購入したのが、ベルリオーズの歌曲集『夏の夜、カンタータ「エルミニ」』”。

メゾ・ソプラノのブリジット・バレイは、オッターの《夏の夜》ほどに声も歌いまわしも硬くなく、ベイカーのように粘着的なオペラ風でもなくて、私の好きなタイプの歌声。
ソプラノ歌手も好きなので、ヘンドリクスやノーマンも聴いてみたけれど、フランス人らしい軽やかで洒落た感じのバレイの歌が記憶にすっかり刷り込まれている。
オケはヘレヴェッヘ指揮シャンゼリゼ管。古楽オケなので、他の録音とは一風違って、まろやかで奥ゆかしい響きがする。

Nuits D'Ete HerminieNuits D'Ete Herminie
(2009/09/03)
Brigitte Balleys,rchestre des Champs-Elyses,Philippe Herreweghe

試聴ファイル


《ベルリオーズ 歌曲集「Nuits D'Ete/夏の夜」Op.7》
1.ヴィネラル /Villanelle "Quand viendra la saison nouvelle"
2.バラの幽霊/Le Spectre de la Rose"Soulve la paupire close"
3.入り江にて/Sur les lagunes"Ma belle amie est morte"
4.君なくて/Absence"Reviens, reviens, ma bien-aime !"
5.墓地にて/Au cimetière (clair de lune)
6.見知らぬ島/L'Ile Inconnue"Dites, la jeune belle !"

とても美しい第1曲は「Villanelle(ヴィネラル)」
「Villanelle」とは、特定の形式を持たない「田園詩」という意味らしい。
バレイが歌う伸びやかで開放感のある旋律が流麗でとても綺麗。
”Nous irons ecouter les merles”のフレーズがちょっと可愛らしい感じ。
ベルリオーズは華麗なオーケストレーションで有名ならしく、オケ伴奏が正確に刻むリズムとカラフルな色彩感も歌に劣らず印象的。ベルリオーズの管弦楽曲も聴きたくなってくる。
この曲は1度聴いただけで忘れることがなかった。

Brigitte Balleys: Les Nuits d'été (Villanelle) by Hector Berlioz

歌詞・解説[梅丘歌曲会館 詩と音楽]



「Le Spectre de la Rose/バラの幽霊」は、ゆったりとしたテンポで朗々と張りのあるバレイの歌声が綺麗。
ゴーティエの詩「バラの幽霊」というタイトルがちょっと洒落ている。
舞踏会の夜服に差していたバラが幽霊となって囁くの詩が面白い。
やや気だるい雰囲気を感じるのは、幽霊のモノローグのせい?

Brigitte Balleys: Nuits d'été (Le spectre de la rose) by Hector Berlioz

歌詞・解説[梅丘歌曲会館 詩と音楽]


終曲(第6曲)は、「L'Ile Inconnue/見知らぬ島」
ゴーティエ詩がとてもシンプルで、最後の一段の言葉が意味深げ。
長調のなかに短調が入り混じって、旅への不安と期待が交錯するような憂いも感じられるのが良いところ。

Brigitte Balleys: Nuits d'été (L'île inconnue) by Hector Berlioz

歌詞・解説[梅丘歌曲会館 詩と音楽]


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(非公開コメント受付中)

ベルリオーズ
ベルリオーズは、あまり聴きません。幻想交響曲と『ファウストの劫罰』 くらいしか知りません(汗)。

歌曲集の存在も知らず…と思いきや、「ヴィネラル」は聴いたことがありました!!キャスリーン・バトルがピアノ伴奏で歌っているアルバムを持っています!ベルリオーズと知らずに、聴いていたんだわ(爆)。なんだか変わった曲だな~と、思った記憶がよみがえってきました。

三つの中では、バラの幽霊が好きかな。

バレイの歌い方(声の質)は、私はクロスオーバーのヘイリーとちょっと似ている?と感じました。
ベルリオーズの歌曲は珍しいのかも
Tea316さん、こんばんは。

ベルリオーズの有名な管弦楽曲のCDは、リファレンス用に何枚か持っているのですが、何回も聴いているのはこの歌曲集くらいです。

「ヴィネラル」は最初聴いても全然違和感がなかったので、ベルリオーズの歌曲は私の波長にぴったり合うようです。
「バラの幽霊」はスローでまったりして、いい曲ですね。歌詞が面白いです。
《夏の夜》は全部で6曲あるのですが、好きな曲の音源だけ載せたら、この3曲になりました。

ヘイリーは聴いたことがありませんが、バレイは日本の童謡や(文部省)唱歌などをフランス語で歌ったアルバムを出していますから、クロスオーバー的なところがあるのかも。
ディスコグラフィを見ると、クラシックの録音もいろいろありました。
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クラシック音楽に本と絵・写真に囲まれて気ままに暮らす日々。

好きな作曲家:ベートーヴェン、ブラームス、バッハ、リスト。主に聴くのは、ピアノ独奏曲とピアノ協奏曲、ピアノの入った室内楽曲(ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ三重奏曲など)。

好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

好きなジャズピアニスト:バイラーク、若かりし頃の大西順子、メルドー(ソロのみ)、エヴァンス

好きな作家;太宰治、菊池寛、芥川龍之介、吉村昭、ハルバースタム、アーサー・ヘイリー
好きな画家;クリムト、オキーフ、池田遙邨、有元利夫
好きな写真家:アーウィット

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