2013_09
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(Sat)18:00

『Olivier Messiaen Complete Edition』(オリヴィエ・メシアン・コンプリート・エディション) 

作曲家の作品をまとめたボックスセットの類は、演奏者が好みと違う場合が多々あるし、分売盤を持っていて重複した音源も結構あるので、ほとんど買うことはないのだけれど、例外的にずっと気になっていたメシアン作品集『Olivier Messiaen Complete Edition』をとうとう購入。

Oliver Messiaen Complete EditionOliver Messiaen Complete Edition
(2013/06/06)
Various Artists

試聴ファイル(allmusic.com)


メシアン生誕100年のメモリアルイヤーを記念して、作品集BOXセットがいくつもリリースされたなかで、収録曲数が多かったのが、EMI盤とこのDG盤のBOXセット。
CD枚数は、EMI盤の『メシアン・エディション』は18枚、DG盤は価格が高いだけあって32枚組。
DG盤は<Complete Edition>という名の通り、収録曲は、ピアノ、オルガン、管弦楽、室内楽、オペラ、声楽まで、網羅されている。(収録曲リスト/HMV)
そのうち、オーケストラ&合唱用作品が10枚、ロジェ・ミュラロによるピアノ独奏曲が7枚、オリヴィエ・ラトリーによるオルガン作品が6枚、『アッシジの聖フランチェスコ』が4枚。残りが室内楽曲と歌曲。
メシアンの曲は、オペラを除いて、いろんなジャンルを曲を少しずつ聴いてきたので、このBOXでまとめて聴けるというのはとっても魅力的。

BOXセットに限らず、CDを選ぶときに一番ポイントになるのが、ピアニスト。
EMI盤は、ロリオ、エマールの録音が多い。
DG盤は、ピアノ独奏作品はロジェ・ムラロ、管弦楽曲のピアノ奏者には、ムラロやエマールが参加している。
もともとムラロが録音したメシアンのピアノ作品全集BOX(7枚組、DG盤)を買うつもりだった。
価格と収録曲数を考えれば、DG盤BOXならメシアン作品全てが32枚のCDに収録されているのでかなりのお買い得。
試聴すると、オルガン曲とオペラは、どうにも最後まで聴けそうにないのがわかったけれど、それ以外のジャンルの曲はほぼ大丈夫。
それに、随分昔、現代音楽は全く合わないと思って、早計にもミョンフンの《トゥランガリー ラ交響曲》とDG盤の《世の終わりの四重奏曲》、それにBIS盤の《Harawi/Poemes pour Mi》を処分してしまい、ちょうど買い直そうかと思っていたところ。
最後の32枚目のCDが、メシアンとロリオによる『アーメンの幻影』というのも魅力的。
この曲はオズボーンのhyperion盤を持っているけれど、メシアンの自作自演盤を聴けば、オズボーンとの解釈の違いがわかるはず。
最近楽譜が出版された《ヴァイオリンとピアノのための幻想曲》も収録されているし、CDが32枚もあれば、いろいろ楽しめそう。


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2 Comments

ポンコツスクーター  

メシアン

こんにちは。
スゴイものを買われましたね。
この類のものでは、ディースカウのシューベルト歌曲全集を昔に購入しました。枚数も確か32枚で同じくらいのボリュームだったような。
ただ、いまだに全体の2割程度しか聴けていません。全部聴き終わるのはいつになることやら。。

2013/09/22 (Sun) 19:11 | REPLY |   

yoshimi  

とてもお買い得でした

ポンコツスクーター様、こんばんは。

ムラロのメシアン/ピアノ作品全集(7CDで6000円くらいです)を買うつもりで探していると、このDG盤メシアンエディションに入っているのがわかり、こちらの方がコストパフォーマンスが凄く良いので購入したものです。
ポイント還元とクーポン使用で実質9500円くらいで買えたので、とてもお買い得でした。

数十枚もあるBOXセットを全部聴きとおすのは、時間がかかりますね。
私が持っているBOXセットで一番CD枚数が多いのが、アラウのベートーヴェン全集ですが、それでも14枚です。
メシアンのオルガン曲とオペラは、どうも私には無理そうなのでパスするとしても、今年中に聴き終わるかどうか...。

2013/09/23 (Mon) 00:05 | EDIT | REPLY |   

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