2014年にメモリアルイヤーを迎える作曲家 

2013, 11. 03 (Sun) 10:00

この時期になると、いつもチェックするのが、翌年メモリアルイヤーを迎える作曲家。
今回の情報源は以下の2つのサイト。

クラシック作曲家生没記念年一覧

作曲家記念年検索/Composer Anniversary Year Search
メモリイヤーが検索できるという、とっても便利なサイト。使うのは今回が初めて。
暦年だけでなく、検索する暦年の間隔(10、50、100年単位)も設定できる。
今のところ、登録データは100人分。生年・没年は検索結果に表示されないので、自分で調べないといけない。

50年刻みの周年でみると、私が知っている作曲家は

生誕300年 バッハ, C.P.E.(1714-1788)
没後250年 ラモー (1683-1764)
没後100年 リャードフ (1855-1914)
生誕150年 R.シュトラウス(1864-1949)
生誕300年 グルック(1714-1787)
生誕100年 早坂 文雄(1914-1955)
生誕100年 伊福部 昭(1914-2006)

興味があるのは、リヒャルト・シュトラウス。特に歌曲が好きでよく聴いている。
ピアノ作品の方は数も少なく、あまり知られていない。珍しくもグールドが録音している。

伊福部昭の作品は、数年前に集中的に聴いたことがある。
「ゴジラ」などの劇伴音楽は人気があるけれど、クラシック作品はすぐに伊福部作品とわかるくらいに極めて個性的。
特に好きな曲の《りトミカ・オスティナータ》は、日本のピアノ協奏曲のなかの名曲の一つ(だと思う)。
実演するにはピアニストにかなりの負担がかかる難曲らしく、演奏会のプログラムではあまり見かけたことがない。
録音も少ないけれど(私が知っている限り4種類)、今はピアニストの演奏技術もかなり高くなっているので、来年は演奏会で実演する日本のオーケストラが出てくるかも。
早坂文雄のピアノ協奏曲も聴いたはずなのだけど、よく覚えていない。ほかの作品ともども、また聴き直してみなくては。


《ピアノと管弦楽のためのリトミカ・オスティナータ》の録音で一番好きなのは、若杉弘指揮読売日本交響楽団と小林仁のピアノによる1971年の録音。
特にピアノが素晴らしく、速いテンポでも全く崩れずに弾き切っている。
畳み掛けるような勢いの疾走感と緊迫感は、いつ聴いてもゾクゾクッとするくらいにスリリング。
中間部のアダージョの日本的な旋律と響きを聴くと、遠い昔の絵巻物が浮かんで来る。
このCDはすでに廃盤。メモリアルイヤーの来年にはぜひ再発売して欲しいCDの一つ。

Akira Ifukube: Ritmica Ostinata (1961) 伊福部昭 リトミカ・オスティナータ



伊福部昭に関する過去記事リスト


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6 Comments

Leaf Pie  

おはようございます

すっかり来年を考える季節になりました。
生誕・没後記念で、再発売、復刻版や、BOXなど期待して来年が楽しみになりますね。
買わなくても、いろいろ発売になっている情報を見るだけでも楽しいです。

2013/11/03 (Sun) 10:24 | EDIT | REPLY |   

matsumo  

No title

yoshimiさん、こんにちは

上記7名の内、話題になるのはR.シュトラウス位だと思います。ラモーやグルックは歌劇の上演回数が増えるかもしれない程度のような気がします。

一方、伊福部氏は好きな方もいらっしゃるようですので、演奏回数は増えるでしょうね。

2013/11/03 (Sun) 18:04 | EDIT | REPLY |   

yoshimi  

廃盤の再発売に期待してます

Leaf Pie様、こんばんは。

来年は大物が少ないので、それほど盛り上がらないような気はします。
でも、廃盤の再発売や新規録音などは、それなりに出てくるのでしょうね。

2013/11/03 (Sun) 23:11 | EDIT | REPLY |   

yoshimi  

今年と比べると

matsumo様、こんばんは。

>上記7名の内、話題になるのはR.シュトラウス位だと思います。
はい、私もそう思います。今年が豪華すぎました。

ラモーは、クラブサン曲集の録音が多少出てくるかもしれません。
伊福部昭は、実演が増えるのは確実だと思いますが、録音の方はどうでしょうね。
早坂文雄はあまり話題にはならないでしょうが、個人的には、ピアノ作品は復習しておきたいと思っています。

2013/11/03 (Sun) 23:19 | EDIT | REPLY |   

ポンコツスクーター  

意外なメンツです。

こんにちは。
作曲家ではありませんが、カルロ・マリア・ジュリーニが好きなので、なにか面白い企画がでればなあと期待しています。
伊福部はジュリーニと同い年なのですね。意外です。「ゴジラ」が印象的だし、あれはけっこう古いので、19世紀のヒトかと思っていました。

2013/11/04 (Mon) 17:17 | REPLY |   

yoshimi  

メモリアルイヤーの演奏家

ポンコツスクーター様、こんにちは。

そういえば、演奏家まではチェックしていませんでした。
ピアニストなら、生年を覚えている人も結構多いのですが、指揮者は守備範囲外でした。

ジュリーニの録音は私も結構持ってます。
以前からBOXセットでいろいろ出されてますから、来年は初CD化録音とかが出てくるかもしれません。

日本人の作曲家で19世紀の人といえば、山田耕作(1886年生まれ)と同時代になりますね。
ラヴェルが好きだったという伊福部の「ゴジラ」には、ラヴェルのピアノ協奏曲のモチーフが出てきたりしますから、結構モダンな感覚を持っていた人だと思いました。

2013/11/04 (Mon) 19:44 | EDIT | REPLY |   

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