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「漢字と日本人」
高島俊男の「漢字と日本人」は近頃読んだ本の中ではピカ一の面白さ。
漢字崇拝論者とちがって、漢字がどのように日本語の中に入りこんで、日本語をいかにややこしいものにさせたか、反面、漢字なくして日本語は日本語たらなくなっているかが、歴史やら音韻学(?)やらから、しつこく説明されていて、漢字と日本語との関係を再発見。
漢字は韓国、ベトナムでも、使われていて、それぞれコックグー、ハングルにとって変わられ、滅亡の道を歩んだが、本家本元の中国と日本でもそれぞれの歴史的変化はあれど、生き延びた。

日本人は、言葉(ひらがなでの発音)を発すると同時に、漢字が頭の中でぱっと自動変換されるという不思議な言語構造をしているらしい。
たしかに、ひらがなだらけの文章ほど読みにくいものはない、というか、無意味な文字の羅列にすぎない。
韓国人もベトナム人も、そのひらがながわりの表音文字が漢字を駆逐したというところが、文化の違いか、いろいろな歴史的な理由のせいか、よくわからないけど、面白い。
言語学はパズルの世界のよう。

漢字と日本人 漢字と日本人
高島 俊男 (2001/10)
文藝春秋
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yoshimi

Author:yoshimi
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クラシック音楽に本と絵・写真に囲まれて気ままに暮らす日々。

好きな作曲家:ベートーヴェン、ブラームス、バッハ、リスト。主に聴くのは、ピアノ独奏曲とピアノ協奏曲、ピアノの入った室内楽曲(ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ三重奏曲など)。

好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

好きなジャズピアニスト:バイラーク、若かりし頃の大西順子、メルドー(ソロのみ)、エヴァンス

好きな作家;太宰治、菊池寛、芥川龍之介、吉村昭、ハルバースタム、アーサー・ヘイリー
好きな画家;クリムト、オキーフ、池田遙邨、有元利夫
好きな写真家:アーウィット

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