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米粉用米の作付け面積が激減
5/27のテレ朝newsで報道していたのが
「米粉用米の生産量が大幅減 多額補助金も需要少なく」
これは、2013年度の農業白書に載っていた情報を報道したもの。
原データを確認するために、『平成25年度 食料・農業・農村白書』の該当部分をを農林水産省サイトからダウンロード。
「第4節 主要農畜産物の生産等の動向 (1)米」

確かに、米粉用の米の作付け面積が激減している。
非主食用米(飼料用米等の新規需要米、加工用米、備蓄米)の作付面積自体も前年より減少しているが、特に米粉用米の減少率が高く、全国計で約4割減(2012年6,437ha→2013年3,965ha)。

日経新聞の報道でも、「2013年産の米粉用米の計画生産量は国内で2万1071トン。新潟県の生産量は5041トンで、全都道府県のなかで最も多いが、11年産と比べれば3分の1に落ち込んでいる」と言う。
「新潟県と食品メーカー、米粉普及で連携」(日経電子版,2014/5/13)

米粉用米の作付け面積が大幅に減少している理由として、
1)生産コストの高さ:60kgあたりの価格は、米粉用米は約2千円、小麦は約3千円。粉状にすると、小麦粉は6千円、米粉は7200円以上。
2)生産工程が多い。
3)流通量が少ない。→ 小麦粉は消費量が多いので大量生産可能。
4)米粉の使い方が需要企業に浸透していない。

米粉を置いているスーパーはそもそも少ないし、一般消費者の需要量自体はそれほど多いとは思えない。
店頭価格も、輸入小麦よりもはるかに高い。
私が購入した波里製米粉(たぶん市場でもっとも安い)でも、薄力米粉が500g150円、強力米粉が500g200円ほど。
普通の価格帯の米粉ならこの倍くらいするものもある。
輸入小麦なら、品種・メーカー・販売店でかなり差があるけれど、大まかにいって、薄力粉が1kg150~200円、強力粉が1kg200~300円くらい。
輸入小麦よりもはるかに高い国産小麦なら、強力粉で1kgあたり400円くらい。これも品種によってかなり価格差がある。

一番安い米粉でも、国産小麦並みか、それ以上に高い。
普通の価格帯の米粉ならさらに高いので、一般消費者で米粉を使うのは、米粉料理が大好きな人以外なら、小麦アレルギーで小麦粉が使えない場合とか、小麦粉に少量(1~2割りくらい)混ぜるとか、限られているのではないかと思う。

私が米粉を使うのは、パンかお菓子用がほとんど。
パンは、普通の食パン、ベーグル、ナン。お菓子用なら、おせんべい、だんごが多い。
米粉100%パンは、米粉独特のもちもちした食感と甘みがあって、小麦パンとは随分違う。
1-2割程度まぜると、ご飯パンに近くなる。
米粉100%パンは、柏餅を食べているような風味で、わたしの食感・味覚としては、とても美味しい。菓子パン風なので、朝食というよりは、おやつ代わり。
でも、ふわふわパンが好きな人には受けないかも。

米粉を買わずとも、お米からパンが焼けるライスブレッドクッカー「GOPAN」でお米パンを焼いている人も結構いる。
一斤あたり150円くらいで作れるそうなので、標準的な米粉パンよりもコストはかなり安い。
それに、ストックしているお米が使えるというのがとても手軽。
お米パンは食べたことはないけれど、粒の細かいパウダー状の米粉100%パンよりも、小麦パンに近くて食べやすそうな気はする。

[2016.3.4 追記]
米粉100%パンは、市販の袋入りパンでも、ベーカリーショップでも見かけたことがない。米粉に小麦粉を混ぜたパンはよくあるけど。
この理由は、単純に高価格なので売れないからだろうと思っていたら、「米粉だけで作ったパンは品質を保つことが難しいため、冷凍で流通させる必要がある。このため、一般の店舗で流通させるのは厳しく、ネット販売が主流になっている。 」のだという。(「小麦も卵も牛乳も使わない、ハムメーカーが作った米粉パンが高評価のワケ」(日経トレンディ、2015年05月18日)
それなら、ホームベーカリーで、小麦グルテンゼロの米粉100%パンを作りましょう!
パン用米粉は市販されているので、高い米粉パンを買わずとも、ホームベーカリーを使えば、低コストでいろんな種類の米粉パンが作れます。




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(非公開コメント受付中)

No title
残念です。グルテンかFODMAPか原因についてはまだ論争が続いているようですが、私と娘がグルテンを含む食品に弱くなりました。日本でもグルテンフリー市場が広がるはずだと思うので、米粉市場が広がってくれるよう願います。日本人には自分で気づいていない後天的なグルテン(かFODMAP)不耐症が大勢いると思っています。
糖質制限が今話題になってます
Kaz様、こんにちは。

日本でグルテンフリーをするとなると、うどん・そば・お好み焼き・たこ焼き、てんぷら(の衣)などの伝統的な和食をはじめ、米食と同じくらい普及しているパスタやパンも対象になりますし、子供から大人まで大好きなお菓子類も小麦粉を使ったものが多いですね。
米粉パンも、グルテン抜きで作れないことはないですが、パンらしい風味や食感にするには、グルテンが必要です。
そうなると、後天的なグルテン不耐症があるとしても、アレルギーなど明確な自覚症状がなければ、コストも相変わらず高いこともあって、なかなか米粉料理や米粉食品は広がらないような気がします。

今日本で注目されているのは、小麦だけでなく、米・うどん・そばなどの炭水化物(糖質)全体を対象とした「糖質制限食」や「糖質制限ダイエット」です。
米国では、アトキンスダイエットとか、ローカーボ食と言われているものとほぼ同じではないかと思います。
米・麺類・パンから野菜・果物まで幅広い食材が制限対象になるため、賛否が激しく対立していて、新聞・雑誌・TV番組などで頻繁に取り上げられてます。
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追伸です
糖質制限は、もともとは糖尿病治療のための血糖コントロールが目的です。
もちろん減量効果もありますが、最近の研究では、高血糖が認知症など他の病気に関連していると言われていますから、単なるダイエット法以上に健康法として考える人もいます。
リバウンドする人もいますが、ほとんどの場合は、糖質摂取量が増えたためか、カロリーの過剰摂取が原因のようです。消費カロリー以上に食べ過ぎれば、糖質制限しても太ります。
私も減量目的ではなく、糖尿病予防のために、試しに1年以上続けていますが、多少糖質量が増えても、食べすぎなければリバウンドすることはありません。
人によって、体質や方法に多少の違いはあるでしょうから、効果も変わってくるでしょうね。

日本でも小麦アレルギーが増えているように思いますが、「グルテン不耐症」という言葉は知られていませんね。
うどん・そば、醤油など、昔から食されてきた小麦製品が多いので、特殊なアレルギーだと思われているのでしょう。
米粉(やタピオカ粉、コーン粉)は小麦粉より価格が高く、今のところ販売しているお店も少ないですね。Kaldiでは売ってました)
最近よく見かけるのが、大豆粉とおから粉です。
特に、おから粉(や生おから)は比較的安く、使い道も多いですし、ダイエット効果も高いので人気があります。

「小麦は食べるな!」(デイビス著)という翻訳書が出ていますが、興味があるので読んでみようと思います。
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Author:yoshimi
<プロフィール>
クラシック音楽に本と絵・写真に囲まれて気ままに暮らす日々。

好きな作曲家:ベートーヴェン、ブラームス、バッハ、リスト。主に聴くのは、ピアノ独奏曲とピアノ協奏曲、ピアノの入った室内楽曲(ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ三重奏曲など)。

好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

好きなジャズピアニスト:バイラーク、若かりし頃の大西順子、メルドー(ソロのみ)、エヴァンス

好きな作家;太宰治、菊池寛、芥川龍之介、吉村昭、ハルバースタム、アーサー・ヘイリー
好きな画家;クリムト、オキーフ、池田遙邨、有元利夫
好きな写真家:アーウィット

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