素敵なクラリネット曲 

2014, 07. 01 (Tue) 18:00

管楽器の曲はほとんど聴かないけれど、たまたま聴いたクラリネット曲で好きなものがいくつか。

石毛里佳/クラリネット3重奏曲《ウェントス》(Ventus for Clarinet Trio)
吉松隆風の旋律と和声で、軽快でスマートな曲。吉松作品と言われても、私には違和感がないくらい。





ベラ・コバーチェ/ファリャへのオマージュ
「ファリャへのオマージュ」のとおり、スペイン風のパッショネイトな曲想。
異なる音域の旋律が交互に現われてくるせいか、クラリネット1本で弾いているのに、まるでクラリネットでアンサンブルしているかのように聴こえる。

Christoph Schneider, Klarinette: Béla Kovács - Hommage à Manuel de Falla (Zugabe)




高橋宏樹/クラリネット3重奏曲《3つの魔法》 I. 風の魔法 II. 海の魔法 III. 月の魔法
第2楽章「海の魔法」がとても面白い。ゆら~りゆらゆら~みたいな感じで、ファンタジー映画に出てくるような摩訶不思議な雰囲気。
「風の魔法」は楽しげな遠足風(あまり魔法的な感じはしないけど)。
軽快な「月の魔法」は、次から次へと魔法がかかっていくような目まぐるしさが面白い。






ついでに、クラリネットではなくフルートだけど、吉松隆《デジタルバード組曲》
これは新進フルーティスト上野星矢さんのセカンドアルバムのSP映像。
「いわゆる伝統的なフルートらしさに縛られることのない斬新な演奏スタイル」らしい。(フルート曲はほとんど聴かない私にはよくわからない)
ポピュラーな名曲とポップスで構成したデビューアルバム『万華響』よりも、私の好きなプーランク&吉松作品が入った『デジタルバード組曲』の方が面白い。
ちなみに、「僕は音を聴いた瞬間にある決まった色が浮かぶんです。」と発言しているので、彼は音に色が見える共感覚である「色聴」らしい。



デジタルバード組曲デジタルバード組曲
(2013/08/21)
上野星矢

試聴ファイル

吉松隆が評するに、「まるで羽根が生えて天空を翔るようなフルートだ。鋼のように研ぎ澄まされていながら、羽毛のように優しく、その翼の向こうには星をめぐる夢までもが聞えてくる。」

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