吉松隆/マリンバ協奏曲『バード・リズミクス』

    吉松隆の最新アルバム『交響曲第6番《鳥と天使たち》」にカップリングされているのは、『マリンバ協奏曲《バードリズミクス》』。

    試聴した限りでは、『交響曲第6番』は今までの吉松作品と似たようなトーンに思えたし、レビューを読むといつもの吉松ワールドのような作風らしいので、今までとは違った斬新さとかはあまりなさそう。
    もともと「朱鷺に寄せる哀歌」のような初期の無調がかった作品の方が好きなので、最近の作品とは波長が合わないことが多い。

    でも、『マリンバ協奏曲《バード・リズミクス》』はかなり面白かった。
    感情的にシンクロしやすいメロディアスな叙情感が薄く、木質感がありリズミカルで歯切れのよいマリンバの音色が気持ちよく響く。
    旋律自体とかはいかにも吉松風だと思うけれど、マリンバの音色で聴くと、イージーリスニング風がかることない”ニュートラル”(とでもいうのか)な叙情感で、もたれることなく、軽やかな躍動感がある
    『バード・リズミクス』(「鳥たちのリズム法」の意)という副題どおり、いろんなリズムが交錯するので、美しい旋律の叙情感に浸るというよりは、多彩なリズムを楽しむ音楽。
    鳥たちが自由に暮らしている楽園のような情景が浮かんでくる。

    これはCDの音源とは違うライブ録音。
    吉松隆 マリンバ協奏曲『バード・リズミクス』 op.109
    マリンバ:三村奈々恵、藤岡幸夫指揮東京フィルハーモニー交響楽団
    I- Bird Code(鳥の符号)、II- Rain Song(雨の歌)、III- Bird Feast(鳥の饗宴)





    吉松隆:交響曲第6番《鳥と天使たち》/マリンバ協奏曲《バードリズミクス》吉松隆:交響曲第6番《鳥と天使たち》/マリンバ協奏曲《バードリズミクス》
    (2014/04/23)
    飯森範親/いずみシンフォニエッタ大阪、山形交響楽団&三村奈々恵

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