クリスピー・クリーム・ドーナツとアトキンスダイエット

2014.08.22 18:00| ・ お菓子づくり
ドーナツは、炭水化物と脂肪たっぷりの高カロリー食品なので、めったに食べない。
たまに欲しくなる時には、糖質5g以下になるように1個を4つに分割してから、1切れだけ食べるようになってしまった。
サーターアンタギーとか、オールドファッションとか、ドーナツは大好きなんだけど。
さすがに、見るからに砂糖やクリームたっぷりで太りそうなクリスピー・クリーム・ドーナツは、まだ買ったことがない。
成分表示を調べてみたら、一番シンプルなオリジナル・グレーズド1個で、220kcal(=ご飯茶碗約1杯分・150g)、脂肪11.7g、炭水化物25.8g。
ドーナツに食物繊維はほとんど入っていないから、炭水化物の大半は糖質。
ドーナツ別栄養情報(PDF)[クリスピー・クリーム・ドーナツ]

クリスピー・クリーム・ドーナツの糖質量を調べていて、たまたま見つけた記事が面白い。
アトキンズとクリスピー・クリーム[L.E.S@NYC]
去年の12月の記事なので、米国ではクリスピー・クリーム・ドーナツはすっかり人気がなくなってしまっているみたい。
米国内の店舗はかなり閉鎖した一方、海外店舗数は400店超。

近くのショッピングセンターにも、クリスピー・クリーム・ドーナツの店舗が入っている。
1年前くらいのオープン当初は数メートルの行列ができていたけれど、今では平日だけでなく、休日に行列を見ることもほとんどない。都心とか繁華街の店舗だと、今でも行列しているのかも。
米国では、定番で一番安いオリジナル・グレーズドが1個$0.99、12個セット「オリジナル・グレーズド・ダズン」が$7.99。
日本では、1個160円、ダズン1600円。
ミスター・ドーナツは最近はよく割引セールをしていて、ドーナツ1個100円で売っていることもあるから、それと比べると、かなり高めの価格設定。それだけ美味しいんだろうか?

最近のクリスピー・ドーナツの動向を調べてみると、”健康志向”へシフトしているらしい。
それでも、昔のようなブームはアメリカでは起こらない。
クリスピー・ドーナツ、健康志向の改革を進める 郊外から近郊へ、店舗をシフト
Bloomberg Businessweekの記事でも、「1990年代後半のブームの後、過剰出店や炭水化物の摂取を控えるアトキンス・ダイエットの流行が痛手となり、業績が悪化した」と書かれている。

ブーム去ったクリスピー、iPhoneアプリで起死回生 業績堅調、でも元気がない会社と思われて…


米国では、「朝、ドーナツを食べるというアメリカの朝食文化」が、以前は定着していたらしい。
アトキンズダイエットの影響で、今はドーナツ朝食はなくなったとはいえ、アメリカ人の肥満は止まらない。

世界の3人に1人は肥満 現代文明の宿痾に白旗?[ダイヤモンド・オンライン、2014/07/15]
米国では男性の31.7%、女性の33.9%が肥満。肥満人口急増中の新興国である中国、インドを抑え、堂々の肥満人口世界1位。

世界の肥満人口は21億人 減量に成功した国はひとつもない[糖尿病ネットワーク、2014年6月9日]

アメリカ人を太らせたあの政策 外国人の不思議(1)[日経電子版、2014/1/10]
「米国では所得の低い層ほど肥満率が高い」というのは、以前から言われていた。
裕福な人は、高価格でも健康的といわれる食材・食べ物を選べるので、「肥満はもはや贅沢病ではなく、貧困と同義語なのである。」
確かに、安くててっとり早くカロリーを大量に詰め込むとすると、炭水化物(糖質)が一番。
コーラやスポーツドリンク、缶ジュースや缶コーヒーには、ブドウ糖果糖液や砂糖が大量に使われているし、小麦・トウモロコシなどの穀物が原料のジャンクフードは糖質の塊。その上、サービングサイズが大きいので、1度に食べる量が半端でない。

アトキンスダイエットは、炭水化物を制限するダイエット法として、よく引き合いに出される。
上のブログ記事によると、「最初の2週間をインダクションといい、糖質、食物繊維を含めた炭水化物をまるまるカウントし一日20グラムまでに抑える」という方法。
日本の糖質制限食の場合は、提唱者によって糖質摂取量の上限がかなり異なるけれど、食物繊維自体は制限対象にはなっていなかったはず。
それと比較すれば、たしかにアトキンスダイエットは、炭水化物を制限するダイエットのなかでも、かなり極端。
それに、提唱者のアトキンス氏が転倒事故で急死したときは、体重117kgで、高血圧と心臓病だったという。
これで、アトキンスダイエットブームも一気に終焉。
それでも、アメリカのドーナツ朝食文化はカムバックしていないらしい。

そういえば、若い頃はミスター・ドーナツで買ったドーナツを会社や自宅でよく食べていたのを思い出した。
その頃は、カロリーや糖質のことを全然気にしていなかったので、1度に3個くらい食べていたかも。
それも、チョコやクリームたっぷりのドーナツばかり。
特に好きだったのが、チョコファッション、ココナツチョコレート、エンゼルフレンチ、カスタードクリーム。
炭水化物量を調べたら、順に、29.7g、32.5g(ココナッツファインは食物繊維が多いので、糖質はずっと少ないはず)、13.0g、24.2gだった。
3個も食べたら、たぶん糖質量は合計60~80g、カロリーも800~900kcalくらいにはなる。
今では、そんなオソロシイことはとてもできないけれど、やっぱりドーナツは美味しい。
”お豆腐ドーナツ”や”揚げないおからドーナツ”なら、カロリー・糖質ともまだしも少な目なので、また自分で作って食べたくなってきた。


<クックパッドの人気レシピ/お豆腐、おからの焼きドーナツ>
ダイエット☆豆腐&おから焼きドーナツ
  卵、小麦粉不使用。おから、豆腐、上新粉で代用。一番人気のあるレシピ。

揚げないおから焼きドーナツ★ノンオイル
*袋1つ ふんわり♪おから焼ドーナッツ

冷めてももちもち☆豆腐ドーナツ♪
これは、油で揚げるドーナツ。もちもち美味しくて、一時かなりはまっていた。

もちもち 豆腐入り焼きドーナツ


<参考情報>
人気ドリンクとお菓子の砂糖含有量を比べてみたら(CNN.co.jp,2014.07.08)

スターバックス・アイス・フレーバー・ラテ(コーヒー系):低脂肪乳、好みのシロップ入り。
グランデサイズ1杯に砂糖28グラム=クリスピー・クリーム・ドーナツ2.5個分(1個につき砂糖約11グラム)。

ダンキン・ドーナツ・アイス・キャラメルラテ(コーヒー系):
470ミリリットル入り1杯に砂糖37グラム=クリスピー・クリーム・ドーナツ3.4個分。

※世界保健機関(WHO)は今年3月、1日の摂取カロリーに砂糖などの糖類が占める割合を5%未満に抑えるよう呼びかける指針案を発表。標準体形の大人の場合、25グラム(小さじ6杯)に相当する。(⇒これは、「糖質」ではなく、「糖類」の摂取量のこと)

コメント

ドーナッツとダイエット

こんにちは。
先々週のことですが、初めてクリスピードーナッツのお店に入りました。新宿駅南口側にある店舗でしたが、以前見た時は店外にいつも長い行列ができておりましたが、その日は満席ではありましたが、行列はなくちょっと寄ってみました。チョコレートグレースを頂きました。そこそこ美味しかったです。ドーナッツは食べるとしたら、ミスドかおからドーナツの方が多いです。スタバは以前は良く通ってラテと名のついた物を注文していましたが、http://www.starbucks.co.jp/allergy/でカロリーを知った時から、あまり行くことはなくなりました。今年に入って人間ドッグで脂質異常でエコーでは肝臓も真っ白(脂肪肝)でした。ですので数ヶ月前から炭水化物、特に夕食時にはご飯(お米)の量をかなり減らし、代わりに繊維質の多い物を食べて、お腹を満たし、恥ずかしながらダイエットにチャレンジしています。それなりに効果が出ており、お腹の調子も以前よりよくなり、これからも続けられそうです。
私事でした。

炭水化物はほどほどに

Hiroshiさん、こんにちは。

新宿だと、やっぱり行列していることが多いみたいですね。
チョコ味が好きなので、チョコレートグレースは食べてみたいですが、いくつも食べらてしまいそうでキケンです。
スタバのラテやフラペチーノは、私も昔はよくオーダーしていましたが、同じくカロリーの高さを知ってからは(それに砂糖たっぷりみたいなので)、避けてます。

脂肪肝は長年放置しておくと、そのまま肝硬変へ移行することがあるそうなので、糖質制限されるのは良い判断だと思います。
あまり無理せずに、ずっと続けられたらいいですね。
私の場合は、糖尿病を予防したいので、緩い糖質制限してます。
MEC食はいろいろ理由があってあまり摂らないので、主に大豆製品でたんぱく質を増やしましたが、実感できる効果がいろいろあります。
若い頃とは違って、加齢によって代謝も下がってきますし、炭水化物(糖質)に対する許容度も低くなるので、糖質の多い主食やお菓子はほどほどにするのが良さそうです。
非公開コメント

◆カレンダー◆

04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

◆ブログ内検索◆

◆最近の記事◆

◆最近のコメント◆

◆カテゴリー◆

◆タグリスト◆

マウスホイールでスクロールします

◆月別アーカイブ◆

MONTHLY

◆記事 Title List◆

全ての記事を表示する

◆リンク (☆:相互リンク)◆

◆FC2カウンター◆

◆プロフィール◆

yoshimi

Author:yoshimi
<プロフィール>
クラシック音楽に本と絵・写真に囲まれて気ままに暮らす日々。

好きな作曲家:ベートーヴェン、ブラームス、バッハ、リスト。主に聴くのは、ピアノ独奏曲とピアノ協奏曲、ピアノの入った室内楽曲(ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ三重奏曲など)。

好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

好きなジャズピアニスト:バイラーク、若かりし頃の大西順子、メルドー(ソロのみ)、エヴァンス

好きな作家;太宰治、菊池寛、芥川龍之介、吉村昭、ハルバースタム、アーサー・ヘイリー
好きな画家;クリムト、オキーフ、池田遙邨、有元利夫
好きな写真家:アーウィット

◆お知らせ◆

ブログ記事はリンクフリーです。ただし、無断コピー・転載はお断りいたします。/ブログ記事を引用される場合は、出典(ブログ名・記事URL)を記載していただきますようお願い致します。(事前・事後にご連絡いただく必要はありません)/スパム投稿と思われるコメントや、挙動不審と思われるアクセス行為については、管理人の判断で拒否いたします。/スパム対策のため一部ドメインからのコメント投稿ができません。あしからずご了承ください。