カッチェン ~ 最後のリハーサル風景(ラヴェル/左手のためのピアノ協奏曲)

まさかこんな映像が残っていたなんて、びっくり!
カッチェンの最後の公開演奏は、1969年12月10日のラヴェル《左手のためのピアノ協奏曲》。
その前日(12月9日)のリハーサル風景の映像。伴奏はケルテス指揮ロンドン交響楽団(のはず。でも指揮者は、ケルテスの写真とは別人に見える...)。
このライブ映像は、歴史的録音の専門レーベルmelcoclasscがYoutubeで公開したもの。

Julius Katchen rehearsing Ravel's Concerto for the Left Hand


モノクロ映像ながら、音も映像も鮮明。
カッチェンとインタビュワーがフランス語で話しているので、内容は??。
少々太り気味だったカッチェンは、ちょっと痩せた感じがする。
元気そうでしっかりした弾きぶりを見ると、この日から4ヶ月もたたないうちに、肺がんで亡くなってしまうなんてとても思えない。


くしくもカッチェンの最後の録音となった曲もこのコンチェルト。
録音したのは、最後となった演奏会の1ヶ月前の11月。

JULIUS KATCHEN plays Ravel - Concerto for the Left Hand PART 1 of 2


JULIUS KATCHEN plays Ravel - Concerto for the Left Hand PART 2 of 2


<参考記事>
カッチェン《Decca Recodings 1949-1968》より ~ ラヴェル/左手のためのピアノ協奏曲,ピアノ協奏曲
ジュリアス・カッチェンにまつわるお話

タグ:カッチェン ラヴェル

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コメント

練習風景。

こんにちは。
一流どころのソリストの練習風景ってカッコイイですよね。モノクロなのが雰囲気あるし、オケがロンドン響で指揮がケルテスとは泣かせます。カッチェンもこの4ヶ月後に逝くのですね。
なんとも云えぬ味わいがあります。

生身のリアリティ

ポンコツスクーター様、こんにちは。

やはり音だけでなく、映像が残っているのはリアリティがひしひしと感じられて、ありがたいですね。
長年組んできた指揮者とオケなので、黒いセーター姿のカッチェンはリラックスしてリハーサルしていたのでしょう。
残念なことに、カッチェンと相性の良い指揮者だったケルテスも、4年後に事故で亡くなってしまいますね。本当に何が起こるかわからないものです。
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好きな作曲家:ベートーヴェン、ブラームス、バッハ、リスト。主に聴くのは、ピアノ独奏曲とピアノ協奏曲、ピアノの入った室内楽曲(ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ三重奏曲など)。

好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

好きなジャズピアニスト:バイラーク、若かりし頃の大西順子、メルドー(ソロのみ)、エヴァンス

好きな作家;太宰治、菊池寛、芥川龍之介、吉村昭、ハルバースタム、アーサー・ヘイリー
好きな画家;クリムト、オキーフ、池田遙邨、有元利夫
好きな写真家:アーウィット

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