*All archives*



エンリコ・パーチェに関する最新情報
私の好きなソリスト&ピアノ伴奏者のエンリコ・パーチェの情報を久しぶりにチェックしてみると、新しい情報がいろいろ。

新譜は、韓国人チェリストのSung Won Yang(ヤン・スンウォン,サン=ウォン・ヤンという表記もあり)とのデュオによる、ブラームス&シューマンの『COMPLETE WORKS FOR CELLO AND PIANO』(チェロとピアノのための作品全集)。

COMPLETE WORKS FOR CELLO AND PIANOCOMPLETE WORKS FOR CELLO AND PIANO
(2014/10/29)
Sung Won Yang


収録曲は、ブラームスの《チェロソナタ第1番&第2番》、シューマンの《Fantasiestucke, Op.73》、《Stucke Im Volkston, Op.102》、《Adagio And Allegro, Op.70》。DVDの収録内容はわからない。
EMIKoreaからリリース。今のところamazonのマーケットプレイスでしか出品されていない。

ヤン・スンウォンは、インディアナ音楽大学でヤーノシュ・シュタルケルに師事したチェリスト。日本でもEMI録音全集が入手可能。


(新譜の公式プロモーション映像)
Sung Won Yang & Enrico Pace - Brahms & Schumann [한글자막]



もともとチェロ曲はほとんど聴かないし、ブラームスのヴァイオリンソナタの方が好きだし、DVD付きの新譜は結構高いので、買うかどうか悩ましい。
Casalmaggiore International Festivalでは、収録曲と同じ曲を演奏していた。(動画では5:00~)
シューマンの《Fantasiestücke, op. 73》は、たぶん聴いたことはあるのだろうけど、ほとんど覚えていなかった。
しっかり聴いてみると、私にはブラームス風にも聴こえるので、シューマン苦手の私でも、ピアノ独奏曲よりはかなり好きかも。
ライブ映像を聴いていると、シューマンもいい曲だし、ブラームスも昔聴いたときよりは、ずっと聴きやすい曲に思えてきた。
それに、パーチェがピアノ伴奏をしているので、(もう少し価格が下がれば)音質の良いCDで聴きたいんだけど。

26.07.2014 - Teatro Comunale - Sung Won Yang, violoncello e Enrico Pace, pianoforte
Casalmaggiore International Festival


昨年の11月17日には、大阪のザ・シンフォニーホールでヤン・スンウォンとデュオリサイタルをしていた。
もっぱらCDリスナーなので、演奏会情報は全然チェックしてなくて、このリサイタルのことは全然知らなかった。


思いもかけないことで驚いたのは、諏訪内晶子が芸術監督の第3回国際音楽祭NIPPONで、彼女のピアノ伴奏者になっていたこと。
パーチェは、ツィンマーマンとカヴァコスのピアノ伴奏で来日したことは数回あるけれど、今まで日本人ヴァイオリニストの伴奏をしたことはなかったはず。
どういうきっかけでピアノ伴奏を引き受けることになったのか不思議だったけれど、10年ほど前に、諏訪内晶子が偶然ラジオで聴いたリヒャルト・シュトラウスのヴァイオリン・ソナタのピアノ伴奏が素晴らしくて、その伴奏者がパーチェだったと知り、音楽祭で行うリサイタルのピアノ伴奏を依頼したという。
シュトラウスのヴァイオリン・ソナタは、たぶんツィンマーマンのリサイタルで弾いていたはずなので、それを聴いたのかも。
今回の音楽祭だけではなく、いつか彼女とのデュオで録音してくれればCD買いたいくらい。

「諏訪内晶子&エンリコ・パーチェ デュオ・リサイタル」(2014年11月30日、横浜みなとみらいホール)
【曲目】
モーツァルト: ヴァイオリン・ソナタ 第22番 イ長調 K.305
フォーレ: ヴァイオリン・ソナタ 第1番 イ長調 作品13
武満 徹: 悲歌(エレジー)
R.シュトラウス: ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 作品18
《アンコール》
チャイコフスキー: 「なつかしい土地の思い出」より第2曲 スケルツォ
ラフマニノフ: ヴォカリーズ

音楽レビュー:第3回国際音楽祭NIPPON「諏訪内晶子&エンリコ・パーチェ デュオ・リサイタル」 日本で育ち、欧州で磨かれた技と“歌”(2014/12/5,日経電子版)

11/30(日)国際音楽祭NIPPON/諏訪内晶子&エンリコ・パーチェのリサイタルはクールに燃えるエレガンス[Bravo! オペラ & クラシック音楽]

いろいろ情報を読んでいたら、いつの間にか「室内楽の名手」とパーチェが紹介されてたりする。
欧米では室内楽のピアノ伴奏だけでなく、本国イタリアやリストコンクール開催地のオランダでは、ソロやピアノ協奏曲の演奏会も行っている。
日本ではソロとコンチェルトを弾くことはたぶんないだろうけれど、ピアノ伴奏者として以前よりも知られることになったのは喜ばしい限り。

2013年10月には、フランツ・リスト国際ピアノコンクール主催によるアジア各地でのマスタークラスの講師役として、来日、「リストの真髄を学ぶ一日」という特別レッスンをしていた。
(パーチェは、オランダで毎年開催されているフランツ・リスト国際ピアノコンクールの優勝者(第2回)なので)

パーチェがピアノ伴奏をしている録音は、ツィンマーマンとバッハ《ヴァイオリンソナタ全集》、ブゾーニ《ヴァイオリンソナタ第2番》、ヒンデミット《ヴァイオリンソナタ集》、カヴァコスとベートーヴェン《ヴァイオリンソナタ全集》、メンデルスゾーン《ピアノ三重奏曲集》)がCDで出ている。
ソロ録音は、リスト《巡礼の年第1集&第2集》、フームス音楽祭のライブ録音でヒンデミット《ピアノ・ソナタ第3番》とプロコフィエフ《つかの間の幻影》から数曲。
いつか録音してくれないかな...と期待しているのは、ツィンマーマンのヴァイオリンでベートーヴェンのヴァイオリンソナタ全集。


こちらは2012年ザルツブルク音楽祭でのライブ映像で、ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ・チクルスから第7番。

Beethoven - SONATE FÜR KLAVIER UND VIOLINE Nr. 7, C-moll, op 30/2 - Salzburg 2012

tag : ブラームス シューマン パーチェ ベートーヴェン カヴァコス

※右カラム中段の「タグリスト」でタグ検索できます。
Secret
(非公開コメント受付中)

カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
ブログ内検索
最近の記事
最近のコメント
カテゴリー
タグリスト
マウスホイールでスクロールします

月別アーカイブ

MONTHLY

記事 Title List

全ての記事を表示する

リンク (☆:相互リンク)
FC2カウンター
プロフィール

yoshimi

Author:yoshimi
<プロフィール>
クラシック音楽に本と絵・写真に囲まれて気ままに暮らす日々。

好きな作曲家:ベートーヴェン、ブラームス、バッハ、リスト。主に聴くのは、ピアノ独奏曲とピアノ協奏曲、ピアノの入った室内楽曲(ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ三重奏曲など)。

好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

好きなジャズピアニスト:バイラーク、若かりし頃の大西順子、メルドー(ソロのみ)、エヴァンス

好きな作家;太宰治、菊池寛、芥川龍之介、吉村昭、ハルバースタム、アーサー・ヘイリー
好きな画家;クリムト、オキーフ、池田遙邨、有元利夫
好きな写真家:アーウィット

お知らせ
ブログ記事はリンクフリーです。ただし、無断コピー・転載はお断りいたします。/ブログ記事を引用される場合は、出典(ブログ名・記事URL)を記載していただきますようお願い致します。(事前・事後にご連絡いただく必要はありません)/スパム投稿や記事内容と関連性の薄い長文のコメント、挙動不審と思われるアクセス行為については、管理人の判断で削除・拒否いたします。/スパム対策のため一部ドメインからのコメント投稿ができません。あしからずご了承ください。