<タイガー IHホームベーカリー KBH-V100>の使用感

新しく買ったタイガーのIHホームベーカリー(KBH-V100)で、連日いろんな食パンを試し焼き。
さらに衝動買いしてしまったパナソニックの新しいホームベーカリー(SD-BH106)と焼き比べてみると、違いがよくわかる。
付属レシピの粉量7~8割で焼いて、毎日2回パンを食べているのに、作ったパンが冷凍庫に溜まる一方。
ジップロックにパンの名前を書いていなかったので、一体どれが何のパンなのか、だんだんわからなくなってきた。

TIGER ホームベーカリー 「やきたて」 IH 土鍋焼き ホワイト 1斤タイプ  KBH-V100-WTIGER ホームベーカリー 「やきたて」 IH 土鍋焼き ホワイト 1斤タイプ KBH-V100-W
(2013/10/01)
タイガー魔法瓶(TIGER)

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取扱説明書
写真でみると、電気ポットみたいでずんぐりむっくりに見えたけれど、実物をみると、高さがあって、少し細くくびれた本体のデザインが、すっきりスマート。
使いなれたパナのホームベーカリーよりも、おしゃれ感があって良い。

取扱説明書
最終頁が(珍しいことに)「保証書」になっているためか、厚めのしっかりした紙質なので、へタレにくくて読みやすい。(パナの取説は紙がペラペラ薄くて、傷みやすい)。
レシピも一緒に載っているので、取説が汚れやすいから、保証書は別にしておいて欲しい。
パナの取説と構成や内容がよく似ている。説明自体はわかりやすい。レイアウトがちょっとごちゃごちゃして、レシピ部分も少し見づらい。
イラストや装丁が女性向きというか、柔らかいタッチで手作り感あり。
応用レシピが、わりといろいろ載っているのが◎。
取扱説明書(KBH-V100)


液晶表示
操作性が悪いのは、液晶表示部分。
メニューを設定するとき、最初のいくつかは番号とコース名の両方が表示。途中から番号表示のみ。(これはパナSD-BH106も同じ)
本体側面にコース番号とコース名の一覧表がシールで貼り付けてあるので、これで確認しないといけない。(大した問題ではない)

特に不便なのは、時刻表示。「焼き上がり時刻」ではなく、「現在時刻」表示になっている。
自分で所要時間を計算して、焼き上がり時刻を覚えておかないといけない。(あやふやな記憶だと、カウントダウンが始まってようやく焼き上がり時間が確認できる)
焼き上がり時刻を間違えないためには、予約設定して時間を確定させるのが確実。
予約で焼くことはない私には、面倒な手間が一つ増えるので、出来上がり時間を正確に計算して覚えておくことにした。
所要時間も取説をみないと確認できない。使うコースは限られているし、所要時間はそのうち覚えてしまうから、使い慣れればこれも問題なし。
一番大事なのは、焼き上がり時間の計算を間違えず、しっかり覚えておくこと。

ドライイースト投入
ドライイースト自動投入ケースは着脱式。イーストを後入れするわけでもないし、予約は使わない私には不要。
それに、ケースは水洗いNGのため硬く絞った布で拭かないといけないし、イーストがちゃんと落ちなかったら嫌なので。
ふわふわパンになるのが嫌なのでパナでも、イーストは自動投入で後入れせずに、最初から粉と一緒に入れている。(イースト後入れだと、粉の味があまりしないらしい)

パンケース
外はダークブラウン、中はブラックのパンケースは、フッ素加工されてツルツル。見た目に綺麗で、高級感もあり。
捏ねる時に生地がパンケースにくっつかず、生地のまとまりが良い。
少しケースを振ればスルっとパンが出てくるし、パンの底の羽根跡が目立たない。焼き焦げも残らず、きれいに洗える。(パナ製パンケースは、フッ素加工しているのに、生地がひっつきやすい)
垂直に押し下げて回転軸にはめ込むので、入れやすい。

音・振動
捏ねる時の騒音は、新しいパナ(SD-BH106)よりも静か。(パナの最新機種なら、従来品よりもさらに静からしい)
振動はパナと同じくらいガタガタして、かなり煩い。(これはキッチンのテーブルに置いているせいもある)
添付レシピの粉量250gの70~80%に減らして焼いているので、羽根の回転はとってもスムース。
羽根が生地を上手く巻き込んでいくせいか、材料が混ざるのも速く、生地が適度に回転して、しっかり捏ねている感じ。(DCモーターを搭載した最新機種に比べると、羽根の動きがカクカクしていて、スムースではない)

焼成時には、IHが作動しているので、サーという音がする。
ブーンという音は、空気を入れ替えるファンの音らしい。
捏ねるときでも、パンケースか生地の温度が高かったようで、温度を下げるために回っていた。

パンの出来
取説の付属レシピ通り焼いたのは、「基本の食パン」、「熟成食パン」、「フランスパン」、「カンパーニュ」。
”春よ恋”で焼いた「基本の食パン」は全体的に形良く膨らみ、こんがり焼けたクラストは薄くてパリパリ、クラムはきめが細かく、しっとり&ふんわり。「春よ恋」のほんのり甘いクラムが美味しい。

リスドォルで焼いた「フランスパン」(成形していないので、正しくは「フランスパン風食パン」)は、パリっと焼けた薄いクラストがパリパリサクサクと美味しくて、先にクラストばかり食べてしまった。
気泡も、多くはないけど、ちらほら入っている。クラムに気泡が多いのは好きではなく(食べた気がしないので)、こっちの方が好みに合っている。
クラムはしっとりもっちり、粉の甘みもあって、とっても美味しい。パナで焼いていたフランスパン風食パンとは、全く別物のようなパン。
焼き色は、側面はちょっと焦げ気味、天辺まで生地がしっかり膨らんでいるし、薄めの焼き色もついて、取説の写真みたいに白っぽくはない。(粉量7割で作ったからかも)
フランスパンメニューだと、IHの高火力のメリットが発揮できるため、200℃まで一気に加熱して焼くのがウリになっている。
価格comに載っていた一つ前の機種KBC-A100のクチコミでも、”タイガーの機種は発酵の温度管理が極めて優秀なのでとてもおいしい、売り物レベルの味”というパン作りに詳しそうな人の書き込みがあったし、実際食べてみると、期待以上の焼き上がり。
これだけ美味しいなら、(超有名店は別として)近くのベーカリーショップで売っているフランスパンなら買わなくても良くらい。
フランスパン風食パンの付属レシピは、粉250gに対して水190cc。あと10cc加えれば、加水率80%になって、ロデブと同じ水分量になる。これは試作してみる価値はあるかも。

イースト半分で焼く「熟成食パン」は、少し皮が柔らかめで、期待していたほどにパリパリしていなかったし、クラムは水気が多く残って、少しねちょねちょした感じ。
発酵時間が基本の食パンよりも長いので、美味しいかな~と期待していたら、このねちょねちょ感が気になって、それほど美味しいとは思えない。
水分を10ccくらい減らして、普通の食パンと同じ水分量にした方が、食感が良くなるかも。
「熟成」というわりには発酵時間が短く、トータル4時間で出来てしまう。
それなら、イーストをさらに減らして、天然酵母コースで焼いた方が、熟成度が高くて美味しいと思う。

レシピをかなり変えて、全粒粉・ライ麦・オートミールを5割にして、「ライ麦コース」で焼いた「カンパーニュ」は、クラムの水分が多くてとても重たい焼き上がり。(パナで焼くと、クラストがバリバリと厚く、クラムはザクザク感があって美味しいのだけど)
単独工程メニューを使って、5分追い焼きしても、まだ焼き足りない感じ。見た目には、まるで「プンパニッケル」。
オートミールを入れるとベチャベチャしがちだし、具材を入れなかったので水分が吸収されずに多く残ったせいかも?
1時間ほど冷ましてから食べると、水気が多くてしっとりして、いろんな粉の味もしっかり味わえて、思いのほか美味しい。
失敗作というよりは、こういう出来上がりのパンなのかもしれない。
付属レシピどおりに焼いた「カンパーニュ」の方は、蜂蜜が多く、強力粉も8割近く入っているせいか、焼き色はこんがりと濃く焼けているのだけど、クラストが柔らかすぎてパリっとせず。しっとりしたクラムが甘すぎる。
粉の味はしっかりしているので、味自体は美味しいけれど、蜂蜜の甘さのせいで、お菓子パンみたい。
冷凍パンをトーストしたら、やっぱりクラムに水気が多いせいか、ねちゃねちゃする。
でも、冷凍のまま食べてみたら、ほんのりした甘みになって、これが意外に美味しい。

昔からパナで頻繁に焼いていた一番好きなパンは、「天然酵母コース」を使ってイースト少量で焼く「ロデブ」。
いつものレシピどおり、リスドォルで加水率80%にして、タイガーで焼くと、全然出来栄えが良くなかった。
あまり膨らまずに小ぶりで、全体的に焼き色が薄く、5分追加しても部分的に濃くなっただけ。
天辺は、焼き色が薄くて、発酵不足のためか空洞みたいにプカプカ浮いた感じ。
クラムは気泡もほとんどなく、水分が多いために目が詰まって、ふわふわ感はなし。重たくて口溶けも悪い。粉の味も薄くて、全然美味しくない。
ついでに、強力粉&米粉(1割配合)も作ってみたけれど、こちらも膨らみが悪く、クラストは米粉パン特有のほろほろ感があって粉っぽい。クラムの方はそれよりはマシだけど、ふんわり感がなくて、重たい。

もともとタイガーのパンはしっとりしていて、水分がかなり残るようなので、ロデブみたいに加水率80%の高加水パンを焼くと、水分が多すぎて発酵不足で膨らまなかったのだろうか?
そもそも天然酵母コースではイーストを使うことは想定されていないはずなので、タイガーの温度管理プログラムには合わないレシピなのかも。
それに、レシピを考案した高橋雅子さん(『少しのイーストで ホームベーカリー 天然酵母コースでゆっくり発酵』)が使ったホームベーカリーはパナソニック(とMK・象印製)。タイガーで上手く焼けるとは限らない。
フランス風パンコースも同じように、タイガーでは、準強力粉250gに水190gぐらいが限界らしい。加水率80%にすると、ほとんど膨らまず台形みたいになって、クラムはお餅みたいにベチャとしている。(パンだと思わなければ、食べれないことはない。)

※ホームベーカリーで作るロデブは、加水率が80%。手捏ねだと90~100%くらいになるらしい。パンケースのなかで発酵・焼成するので、横に広がらずに生地全体が縦に膨らむので、大きな気泡はほとんどできない。手捏ねのロデブとは全然違うので、ロデブというよりも、”ロデブ風”。

いくつか焼いてみた結果、今まで焼いていたパナとは全然違うパンが焼ける。
タイガーのパンの焼き上がりは(上手く焼けたときは)、クラストがこんがり焼けて薄くてパリパリと食べやすいし、味も美味しい。
クラムの方は、水分が多いせいか、しっとり感がありキメも細やかなので、口溶けがとても良い。
ドライイーストを1%くらい入れても、あまりイースト臭はせず、粉の味がわりと味わえる。
翌日もしっとりしていて、ぱさつかない。(パナのパンは焼きあがりの水分が少ないせいか、パサつきやすい)
気になるところといえば、焼き色が「普通」だと、IHの高火力で焼いても、側面以外はこんがりカリカリ焼けていないことがある。特に天辺。
付属レシピの水分量だと、私の好みどおりの焼き具合にするには、水分が多いみたい。(旧型のKBC-A100(レッド)のレビューでも、レシピの水加減が多すぎる...というコメントがあった)
熟成食パン、フランスパン、(ドライイースト少量の)天然酵母コースでは、粉250gに対して水分量190gだと、クラムの水分が多くて、ねちょっ、べちょっとした食感になる。
ただし、フランスパンコースだと、高加水パンに近いもっちり感と糊状の艶のあるクラムになるので、これはかなり美味しい。
パンによっては焼き色が少し薄くて5分追加して焼いたけれど、水分を少し減らすとか、焼き色設定を「濃い」にするとか、いろいろ試してみれば好みどおりになりそう。

気になるところは、焼成時にパンが焼けるいい匂いと一緒に、家電製品特有のプラスチック?が加熱される臭いみたいなのが混じっている。(使い始めの時に限った臭いなのかもしれない)


お手入れ
庫内もパンケースもブラックでつるつるして、見た目に綺麗で、高級感もあり。
電熱線や突起がないので、お手入れがとっても簡単。
パンケースは、フッ素加工された新品なので、捏ねる時に生地がパンケースにくっつかず、焼け焦げもほとんどなく、きれいに洗える。(パナ製パンケースは、フッ素加工しているのに、生地がひっつきやすい)
ケース底の連結部は水につけて洗ってはいけない。(濡れたら拭けばよいと思うけど)

満足度
総合的に考えると、液晶部分などの使い勝手が悪いところはそのうち慣れればいいことなので、(振動はあるけれど)静音性とメンテナンス性は○。

パンの出来映えは、レシピ次第。
クラストがバリバリと厚くて硬く、天辺までこんがり焼けたパナのパンを食べなれていたので、最初は薄皮でパリパリしたタイガーのパンは好みとちょっと違う気がした。
それでも、毎日食べていたら、それにも慣れてしまって、パリパリした薄皮が食べやすくて、味も美味しい。
どのパンも、クラムはきめ細かくしっとりして、ふんわりもっちりと食感もよい。
パンは水分が多いと美味しくなるというけれど、もともと水分が多くしっとり焼き上がる上に、投入する水分量がかなり多いロデブ(風)が上手く焼けなくて、とてもがっかり。
付属レシピとはかなり違う配合の料理ブックレシピやオリジナルレシピで焼くと、出来栄えが安定しない。
砂糖・油脂・水分を若干変える程度にとどめて、ほぼレシピどおり焼くのが一番美味しく焼けそうな感じ。
少なくとも、レシピどおりに焼いた「フランスパン風食パン」は、薄皮のクラストも美味しいけれど、さらにクラムがふんわりもっちりと美味。それだけでもこのホームベーカリーを買った甲斐がある。
逆に、市販の料理ブックやレシピサイトのレシピは、パナソニック(とMK・象印)のHBを使って確認していることが多いので、パナのホームベーカリーで焼けば失敗することは少ないはず。
結局、付属レシピで焼くときはタイガー、付属レシピ以外で焼くときはパナソニックと、使い分けることにした。

そうなると、今まで使ってきたパナ(SD-BM101)のパンケース&羽根を4000円くらいで交換しないといけない。
古い機種なので他の部品が故障するかもしれないし、もちコースなしの新しい機種を買った方が良さそうに思える。
あれこれ考えていたら、最新機種の一つ前の機種「SD-BH106」(もち・うどん・パスタコースなし)が7000円台と、近くのダイエーでセール中なのを発見。

Panasonic ホームベーカリー 1斤タイプ ピンクホワイト SD-BH106-PWPanasonic ホームベーカリー 1斤タイプ ピンクホワイト SD-BH106-PW
(2013/09/10)
パナソニック(Panasonic)

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ホームベーカリーを2台続けて買うなんて、さすがに我ながらバカバカしいと思ったので、いろいろ理屈をつけて-タイガーの最上位機種を1台買うよりもずっと安いし、2台併用すれば使用頻度も少なくなって寿命も長くなるし、それぞれ美味しく焼けるパンが違うし、良い材料を使った無添加のパンは買うと結構高いので、そのうち元はとれるし-結局買ってしまった。

焼き上がりを比較するために、早速新しいパナ(SD-BH106)で焼いた「ロデブ」は、古いパナと同じように上手く焼けて一安心。
「フランスパン風食パン」の方は、タイガーよりもずっとよく膨らみ、小さめの気泡がたくさん入っている。
クラストはバリバリと厚くて硬くて食べ応えあり。こちらも私好みの焼き上がり。
逆に、クラムはふわふわ~と歯ごたえがなく、粉の味もちょっと薄いので、タイガーの方がずっと美味しい。
パナでも、イースト少量にして天然酵母コースで焼けば、焼き上がりがかなり変わるかもしれないので、後で試作予定。


[2015.3.18 追記]
よく考えてみたら、単独工程でパンを焼くのは手間と暇がかかるので、ほとんど使えない。
各工程ごとが終わるたびに、いちいち次の工程の設定をしなければならない。
最初に作るときはそれも仕方がないとして、2回目から全自動で焼けないのは、とても不便。
全自動プログラムではないので、各工程が終わる時間を見計らいながら、ホームベーカリーに張り付くことになる。
これでは、手捏ねでパンを作るのとほとんどくらい時間をとられるので、よほど暇なときにしか単独工程は使えない。
たまに使っているのは、最後の焼き工程。自動で焼き上がったパンが焼き足りないときに、追い焼きできるので。

象印の一部機種(BB-KW10BB-SS10)についている「ホームメイドコース」なら、最初に全ての工程の設定すれば、捏ね~焼きまで、全自動でホームベーカリーにおまかせできる。
欠点をあげるとすれば、一つのプログラムしか保存できないこと。違うパンを作るには、また最初から設定しなおさなければならない。
複数プログラムの保存・呼出機能があればさらに良いけれど、それがなくても、全自動でパンを作れるので充分使える。
いつか手捏ねパンを作ることに興味が湧いてきたときに、「ホームメイドコース」を使ってみたくなるかも。


[2017.2.8 追記]
最近は、ドライイーストを減らして、塩麹(さらに酒粕を入れることも)を入れている。
ホームベーカリーの規定コース(食パン、熟成食パン、フランスパン、ごはん食パン)だと、二次発酵での膨らみ具合が安定しない。
粉の種類や室温とかの条件が毎回変わるし、塩麹と酒粕の熟成が冷蔵庫の中でも進んでいくからだと思う。
結局、二次発酵の途中でパンケースの中を確認して、発酵不足の場合は単独工程の「発酵2」に切り替えて、十分発酵するまで待ってから、「焼成」メニューで30分とか35分くらい焼いている。
当初思ったこととは違って、発酵状態を確認して発酵時間を調節できるので、この単独工程はとても便利。
毎回、配合も材料の状態も室温も違うので、全自動プログラムで作ろうとは思わなくなってきた。


[2015.4.8、4.13 追記]
『「ストウブ」で、パン』というレシピブックで、高加水パンをストウブを型にしてオーブンで焼くという方法が載っていた。
ストウブは持っているけれど、オーブンレンジがないので、単独工程を使って、ホームベーカリーで角型ケースを使って焼いてみた。
段階ごとに出来上がりを確認していくので、こういうときは単独工程はとても便利。
オーバーナイト発酵させた生地を2次発酵させて、角型ケースに入れて焼いてみたところ、やっぱり加水率が80%と高いので、ベタベタと水気が多くて、美味しくない。
高加水パンはパナソニックのホームベーカリーで焼いた方が良いということ。
パナのHBで単独工程があったら、オーバーナイト発酵した生地をHBで焼けるんだけど、それは無理なので、ドライイースト少量で天然酵母コースを使って、HBおまかせで普通に焼くしかない。

次は、初めて天然酵母コースを使ってみた。
生種起こしは問題なく完了。焼いたパンは、「ごはん食パン」。
ドライイースト用の「ごはん食パン」コースの方でも焼いてみたけれど、形がいびつ。もちもちして食感は良いけれど、クラムの味がもうひとつボヤけていて、凄く美味しいというほどではなく、そこそこ美味しい。
でも、ホシノ天然酵母を使って、天然酵母コースで焼いた「ごはん食パン」は、本当に美味しい。
これを食べたら、ドライイーストで「ごはん食パン」を焼こうとは思わない。
長時間発酵のせいかふっくらと形よく膨らみ、クラムはふわふわもちもちと、お米の甘みがしっかり。クラストは、お米が入っているのに薄くてパリっとして、甘いお煎餅みたい。
焼き立てはトーストするより、そのまま食べる方がクラムの美味しさがよく味わえる。

(配合)イーグル160g、ごはん100g、砂糖10g、塩2.5g、生種18g、水80cc、バター少々(2g程度)。
バターなしでも作れるけれど、生地を硬めにしたので、捏ねやすくするために、少量入れておいた。
ごはんと砂糖が多かったのか、かなり甘かった。

(配合2)イーグル185g、ごはん100g、砂糖8g、塩2.5g、生種20g、水85cc、バターなし。
2回目は、配合を変更。水分が多かったらしく生地がドロっとして、バターは入れず。
バターがなくてもふんわりとよく膨らみ、強力粉増量・砂糖減量したせいか、甘みが減ってちょうど良いくらい。

天然酵母コースで焼いた「ごはん食パン」は、オリジナルレシピでもちゃんと焼ける。
これなら、少量イーストの食パンも、高加水パンでない限り、上手く焼けそう。
最近使っているホームベーカリーは、パナソニックではなく、タイガーがほとんど。
パナソニックを使うときは、高加水パンとザクザク感のある全粒粉パンを食べたいときと、大豆粉を使ったソイスコーンを食べたいとき。このソイスコーンは、大豆味がかなりクセがあるけれど、おから蒸しパンよりも、お腹が膨れて食べ応えがある。
タイガーのIH式は、使えば使うほど使用感の良さがわかることと、レビューの評判どおり、どのパンもクラストが薄めでパリッとして食べやすく、何よりもクラムがしっとりとして、粉の味もしっかり感じられて美味しいから。
それに、パンケースと羽根のコーティングの品質がとても良く、捏ねる時に生地がパンケースにくっつきにくくてまとまりやすく、洗うのも簡単。
出来上がり時刻が表示されないのはやはり不便だけれど、大体の開始時間を覚えておけば、焼きあがり時刻にはすぐに取り出せるので、困ることはない。


<参考情報>
ホームベーカリーランキング [楽天市場]
coneco.net 人気ホームベーカリーランキング(1位~100位)[coneco.net]
ホームベーカリー 人気売れ筋ランキング[価格com]
ショッピングサイトによって、ランキングに違いはあるだろうけど、どこでも一番の売れ筋はパナソニック。
やはり最新機種が良く売れている。
後発メーカーのなかでは、超低価格の(天然酵母コースがない)siroca製品に人気があるのはわかるけど、IH式のタイガーはパナソニック以上に高額でもかなり売れているようで、健闘中。



[2015.11.13 追記]
昨日、本体の内側側面の段差のある部分に、長さ3cm、深さ1ミリくらいのヒビ(亀裂)が縦方向に入っているのを発見。
本体内側がアルミ製(らしき)のパナソニックHBと違って、タイガーHBはプラスチック製なので壊れる可能性はあるとしても、普通に使っていて、こんな部分にヒビが入るというのは、不思議。

今日、午前中にタイガーのアフターサービスセンターに電話して、ヒビの状態を知らせると、「落としたり、衝撃を与えたりしたことはないですか」と受付担当の女性が質問してきた。
そんなことはないと答えたら、彼女は背後の上司らしき人に確認してから、「こちらで実物を確認して、落としたり、衝撃を与えたりしてできるヒビだったら、有償修理になります」と、いかにも私が嘘を言っているのではないかと思っているような言い方。
そんな部分にヒビが入るとは想像できなかったのは私も同じなので、受付担当者がそう思ったのは理解はできるとはいえ、電話を切ってからしばらくして、”なんて失礼な言い草なんだろう”と不愉快な気分になってきた。

今年3月に購入したので、当然1年間の無償保証期間中。
20回も使っていないから、通常の使用方法でプラスチックが高熱(や電磁波?)により劣化したとは思えない。
工場出荷時に、目視では確認できないヒビが元から入っていた可能性もあるのではないかと思える。
ホームベーカリーを落としたり、ぶつけたりしたことはないので、有料修理になるのは全然納得できない。
とりあえず、本社のアフターサービスセンターにホームベーカリーを直接持ち込んで、受付にいた(たぶん別の)女性社員にヒビを見てもらった。
電話で有料修理になるかもしれないと言われたことを話したら、「このヒビは落としてできるものではないので、無償修理になります。」とのこと。修理するのに10日くらいかかるらしい。
有償だったら(額にもよるけれど)修理しないでおこうかとも思っていたので、一安心。
予想よりも修理が早く完了。木曜日に持ち込んで、月曜日に修理完了の電話があり、火曜日の午前中に配達された。
対応はとてもスピーディだったけど、なぜヒビが入ったのか説明がなかったのは残念。(私も原因を聞くのを忘れていたし)
amazonのユーザーレビューでも、数ヶ月で故障したという人もいるので、(7年間全く不具合のなかった)パナソニックHBと比べると、タイガーHBは故障しやすいのかも。

[2016.12.31 追記]
ようやくお餅つきの日がやってきた。
毎年12月30日にお餅をHBでつくことにしている。(昨年末は、親戚が餅つき機でつくったお餅を送ってきたので、HBでは作らなかった)
タイガーは、パナソニックともちコースの行程は同じ。
洗って30分水切りしたもち米2合(280g)に対して水240ccを入れて、スタート。
もち米の炊飯→捏ね行程が終わって、出来上がったお餅を取り出そうとしたら、びよ~んと伸びて、パンケースから取り出すのに一苦労。
水で濡らした手にもベタベタつくし、片栗粉をまぶしても、切り口がまた手にベタベタついて、指にお餅がついてなかなか取れない。
パナソニックで作ったお餅は硬めだったから、そんなにびよ~と伸びないし、手にも付きにくい。
後で確認したら、パナソニックのマニュアルでは、普通の硬さなら、水は180cc。±20ccで硬さを調節する。
タイガーはその1.3倍強の水(240cc)を入れるのだから、お餅は柔らかくて伸びるのも無理はない。
水分量が少ないパナソニックで作ったお餅は、出来立てのお餅でもすぐに表面が乾燥して硬くなる。出来立ての柔らかいお餅を食べられるのはほんの一瞬。
タイガーは、成形するのはかなり苦労したけれど、お餅はとても柔らかくて、冷蔵庫に入れて数時間経ってもまだ柔らかい。
お店で売っている生餅みたいにな柔らかいので、食べやすかった。ご飯粒もほとんど残っていないし、HBでこれだけ柔らかくてよく伸びるお餅が出来たら上出来。


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yoshimi

Author:yoshimi
<プロフィール>
クラシック音楽に本と絵・写真に囲まれて気ままに暮らす日々。

好きな作曲家:ベートーヴェン、ブラームス、バッハ、リスト。主に聴くのは、ピアノ独奏曲とピアノ協奏曲、ピアノの入った室内楽曲(ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ三重奏曲など)。

好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

好きなジャズピアニスト:バイラーク、若かりし頃の大西順子、メルドー(ソロのみ)、エヴァンス

好きな作家;太宰治、菊池寛、芥川龍之介、吉村昭、ハルバースタム、アーサー・ヘイリー
好きな画家;クリムト、オキーフ、池田遙邨、有元利夫
好きな写真家:アーウィット

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