2015_08
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(Thu)18:00

『大人気料理家50人のニッポンのおかずBest500』 

料理ブックは数十冊持っているし、新刊本も図書館でかなりチェックしているので、最近は買ってまで手元に置いておきたいと思う料理ブックがなかなか見つからない。
たまたまブックフェアで見つけたのが、『大人気料理家50人のニッポンのおかずBest500』 (主婦の友百科シリーズ)。
普通、レシピブックは100頁前後の本で千円~1500円くらいする。
この本は250頁のカラー写真入りで、コメント付きのレシピが500件も載っているのに、定価が1500円くらい。
元々コストパフォーマンスが非常に高いところに、2012年発行なので再販制度から外れて、半額になっていたので、つい衝動買いしてしまった。

amazonでもアウトレット本として、同じディスカウント価格で販売していた。(今は定価販売に戻っている)
「アウトレット本」というのは、発売から一定期間が経過した新刊本の中から、出版社が再販指定(店頭販売価格を決める権利)を解除した本のこと。
書店側で自由に価格設定できるので、掘り出し物が見つかることもある。

大人気料理家50人のニッポンのおかずBest500【アウトレット品】 (主婦の友百科シリーズ) ムック大人気料理家50人のニッポンのおかずBest500【アウトレット品】 (主婦の友百科シリーズ) ムック
(2012/10/2)




今、日本でもっとも人気があり、注目されている料理研究家・シェフ・料理人50人の「自分にとってのニッポンのおかず」ベストレシピ。
思い出の味、郷土の味、自分が元気になれる味がいろんなストーリーとともに紹介。
掲載されている料理家は、読者1000人アンケートで選ばれた50人。
有元葉子、石原洋子、板井典夫(マロン)、市瀬悦子、今泉久美、ウー・ウェン、枝元なほみ、杵島直美・きじまりゅうた、コウケンテツ、小林カツ代、鈴木登紀子、浜内千波、寺田真二郎、野崎洋光、道場六三郎、平野レミ、相田幸二、藤井恵、笠原将弘、坂田阿希子、庄司いずみ、飛田和緒、平野レミ、ヤミー、川上文代、上田淳子、平野由希子、など。
経歴を見ていると、栄養科のある大学・専門学校で栄養士・管理栄養士、調理師専門学校出身、料理ブロガー、マスコミ(放送局、出版社など)で料理関係の仕事をしていて転進、料理教室主宰者、親が料理研究家や料理人など、様々。

料理レシピに、ポイントや思い出など、短いコメントがいろいろ書かれていて、読む部分が多いのが◎。
写真も色鮮やかで綺麗だし、レイアウトも読みやすい。
なかには、箇条書きではなく、改行せずに文章として書き込んでいるレシピがいくつかあり、これは読みにくい。
1頁に載っているレシピは、だいたい2~3種類なので、レシピ数が合計500くらいと多数。
(巷のレシピブックでは、見開きで写真とレシピが左右に1点づつとか、1頁に1レシピというのも結構ある)
レシピ自体は料理家別にまとめられているので、ご飯もの、魚料理、野菜料理というようにカテゴリー別ではない。
索引はカテゴリ・食材別に載っているので、すぐ見つけられる。似たような名前のレシピが並んでいるので、誰のレシピかまではわからない。

どちらかというと、和食が少し多い感じ。(私が洋食をあまり作らないせいで、そう思うのかも)
切干大根、おから(卯の花)、ひじきを使ったご飯やおかずが、わりとよく出てくる。
洋食系は、坂田阿希子さん、辻調理師専門学校出身の上田淳子さんと川上文代さん。(和食も載っているけど)
おかずのレシピ本といっても、スープやお汁、まぜご飯、お寿司、パスタに麺類とか、いろいろ載っている。
デザート系はほとんどなし。(おはぎ、ヨーグルトムース、バナナ&クリームチーズくらい)
50人のレシピを見ていると、作りたい料理レシピが多い料理家とそうではない料理家(たいてい肉料理が多い)、料理としては食べたいけれど作るのが手間(とくにフランス料理)、とか、料理家との相性がよくわかる。

鈴木登紀子さんのレシピは、彩りが良くて、盛り付けも上品。
「秋色ごはん」は、紅葉にんじん、いちょう卵、松葉ごぼうがトッピングされていて、綺麗な絵みたい。
炊き立てご飯にゆかりを混ぜて、刻んだくるみをあしらった「ゆかりごはん」は簡単なので、早速晩御飯に。
紫色のゆかりの白いご飯の上に、黄色いクルミがくっきり鮮やか。ゆかりのしそ味よりも、細かく刻んだクルミの甘みがしっかり味わえて、いつものゆかりご飯とは違う美味しさ。これは定番のご飯にしたい。

武蔵裕子さんの「なまり節ご飯」は、なまり節の炊き込みご飯。なまり節は店頭で見るけれど、使ったことがないので、一度作ってみたい。
川上文代さんの「みそピー」。ピーナッツに味噌&砂糖&酒の衣を絡めるだけ。随分昔に作ったことがあり、これは美味しくて、食べ過ぎ注意。
枝元なほみさんの「ガパオ」。タイから輸入したガパオペーストを持っているけど、このレシピはオイスターソース、ナンプラー、豆板醤を混ぜ合わせて作るので、簡単。
大庭栄子さんの「ひよこ豆のディップ」。中近東料理で「フムス」という。ひよこ豆も好きなので、乾物や缶詰をストックしてから、これはすぐに作れる。
奥園尋子さんの「さば缶ずし」は水煮缶に味付け。私はサバ缶(特に味噌煮缶)が好きなので非常時用に20個くらい常時ストック。新しいものと入れ替えるときに、醤油・みりんを加えて煮ると、おかずやお寿司の具に便利。
唯一、手づくりパンのレシピが載っていたのが、ヤミーさんの「20分でできるクイックヨーグルトブレッド」(ベーキングパウダー使用)。

料理家が50人もいると、レシピにバラエティがあって、読んで楽しく、使って重宝。
今まで買ったレシピブックのなかでも、質・量ともにベストな本の1冊。

2 Comments

ANNA  

yoshimiさん、こんばんは。

私もレシピブックが好きです。眺めてるだけでも楽しくて。
それにしても、さすがはお料理好きのyoshimiさん。数十冊のレシピブックとは!
クックパッドの利用することが増えてきて以前のようには、買わなくなったかもしれません。お買い求めになったレシピブックも、レシピが沢山載っていて楽しそうです。そういえば、以前yoshimiさんに教えていただいたサバの味噌煮缶を使った混ぜ寿司。試してみたらとても美味しくて、我が家のレシピに加わりました。

2015/08/20 (Thu) 21:12 | REPLY |   

yoshimi  

 

ANNAさん、こんばんは。

レシピブックは毎月たくさん新刊が出てますね。
似たようなパターンのレシピが多いので、切り口のユニークなレシピブックでないと、なかなか買わなくなりました。
クックパッドは玉石混交ですが、最近は人気レシピばかり集めた本が何冊も出版されているので、数冊買えば間に合いそうです。
どうも私が気に入ったレシピと人気レシピがかなりずれているみたいなので、やはり自分で検索して探した方が良いようです。

このレシピ本は、料理家によってレシピの傾向が違うので、ワンパターンにならないところが良かったです。
一番気に入ったのは、鈴木登紀子さんの「ゆかりごはん」。
最近は白ご飯を炊くと、くるみを軽くローストして、ゆかりと一緒に混ぜて食べてます。(一度気に入ったら、ひたすらそればかり作るという性格なのです)

サバ缶はとっても重宝ですよね。
お刺身を用意しなくても簡単に美味しいお寿司が作れるので、混ぜ寿司は大ヒットなレシピでした。
味付け(しょうゆ缶)も少しあっさりした味付けが美味しいですし、水煮缶はいろんな料理に混ぜて使えて、とっても便利です。
缶詰だけでなく、サバのみりん干も好きですし、トルコ名物の『サバサンド』をそのうち作ろうかと思っています。

2015/08/21 (Fri) 00:28 | EDIT | REPLY |   

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