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コープランド/ピアノ作品集
コープランドのピアノ作品で代表的な曲は、たぶん《ピアノ・ソナタ》(1941年)、《ピアノ・ヴァリエーションズ》(1930年)、《ピアノ・ファンタジー》(1957年)。他に《ピアノ協奏曲》と小品が10曲ほど。
ピアノ作品の全曲録音はほとんどなく、コープランド作品の多くを初演した作曲家・ピアニストのレオ・スミットによるピアノ独奏曲全集盤(SONY)が出ている。
原盤は廃盤になっているらしく、最近リリースされた『コープランド:管弦楽作品、ピアノ独奏曲作品集』に収録されている。

The Aaron Copland Collection: Orchestral Music and Music for Solo Piano (Sony Classical Masters)The Aaron Copland Collection: Orchestral Music and Music for Solo Piano (Sony Classical Masters)
(2013/10/15)
Various Artists(Piano: Leo Smit)

試聴ファイル(ピアノ曲のみ:Young Pioneers: Complete Music for Solo Piano)

<ピアノ独奏曲集(DISC3&4)>
滑稽なスケルツォ(猫とねずみ)/Scherzo Humoristique: The Cat and the Mouse (1920)
ピアノ・ヴァリエーションズ/Piano Variations (1930)
夕べのそよ風/In Evening Air (1966)
パッサカリア/Passacaglia (1922)
ピアノ・ソナタ/Piano Sonata (1939-41)
2つのピアノ小品/ Two Piano Pieces (1982): 1. Midday Thoughts,2. Proclamation
3つのソネット/Three Moods (1920-1921):1. embittered,2. wistful,3. jazzy
小さなポートレート/Petite Portrait (1921)
センチメンタル・メロディ/Sentimental Melody (1926)
ピアノ・ファンタジー/ Piano Fantasy (1955-57) : I. Slow- II. Rubato- III. Beginning a little slowly IV. Quite fast and rhythmic- V. Suddenly Fast- VI. As at first
4つのピアノ・ブルース/. Four Piano Blues (1926-48): 1. Freely Poetic 2. Soft and Languid (for Andor Foldes) 3. Muted and Sensuous (for William Kapell) 4. With Bounce (for John Kirkpatrick)
真夏の夜想曲/Midsummer Nocturne (1947)
ヤング・パイオニアーズ/The Young Pioneers (1936)
日曜の午後の音楽/Sunday Afternoon Music (1936)
田舎道を下って/Down A Country Lane (1962)
夜想/Night Thoughts (Homage to Ives) (1972)
ピアノ:レオ・スミット
録音:1978~1993年

珍しい録音は、世界初録音の《ピアノ・ソナタ ト長調》(1921年)が収録されているRamon Salvatoreの『Copland Piano Music - Romantic & Modern』

Copland Piano Music: Romantic & ModernCopland Piano Music: Romantic & Modern
(2011/5/10)
Ramon Salvatore

試聴ファイル

<収録曲>
Piano Sonata in G Major for piano (1921)
 I. Allegro maestoso
 II. Andante cantabile
 III. Allegro vivace
Sonnet II
Three Moods for piano (1921)
The Cat and the Mouse, scherzo humoristique for piano (1920)
Passacaglia for piano (1922)
Down a Country Lane, for piano (or school orchestra)
Midsummer Nocturne, for piano (1947/77)
Proclamation, for piano (completed by Peerskill 1982; also arr. for orch. by Ramey)Proclamation for piano (1973/82)
Midday Thoughts, for piano (completed by Peekskill, 1962)
Piano Fantasy(1957年)

年代によって作風が変遷していったようなので、曲によって聴きやすさがかなり違う。
1920年代の作品は、調性感があって、ジャズ風のものが多く、とても聴きやすい。
(ラフマニノフみたい?な)ロマン派風の《ピアノソナタト長調》、ちょっとジャジーでコミカルな《The Cat & The Mouse》、ガーシュウィン風の《Sentimental Melody》、《Three Moods》の”jazzy”など。
後年でも、《In Evening Air》や《Midday Thoughts》は調性回帰したのか、普通に聴きやすい。

Aaron Copland: Midday Thoughts (1944/1982) Ramon Salvatore, pianoforte.



《Four Piano Blues》になると、調性感が不安定になり、ブルースにしては内省的。
《ピアノ・ソナタ》(1941年)、《ピアノ・ヴァリエーションズ》、《ピアノ・ファンタジー》になると、調性感が不安定になり、いかにも現代音楽風な作風。
聴いていてそれほど面白くはないけれど、前衛的な難解さはあまりないので、慣れれば普通に聴ける。(でも、繰り返し聴きたいという気にはあまりならない)

Aaron Copland plays Copland Four Piano Blues



Aaron Copland: Piano Fantasy (1957) (Antony Peebles, pianoforte)

tag : コープランド スミット

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クラシック音楽に本と絵・写真に囲まれて気ままに暮らす日々。

好きな作曲家:ベートーヴェン、ブラームス、バッハ、リスト。主に聴くのは、ピアノ独奏曲とピアノ協奏曲、ピアノの入った室内楽曲(ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ三重奏曲など)。

好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

好きなジャズピアニスト:バイラーク、若かりし頃の大西順子、メルドー(ソロのみ)、エヴァンス

好きな作家;太宰治、菊池寛、芥川龍之介、吉村昭、ハルバースタム、アーサー・ヘイリー
好きな画家;クリムト、オキーフ、池田遙邨、有元利夫
好きな写真家:アーウィット

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