デュシャーブル ~ プーランク/ピアノ協奏曲、2台のピアノのための協奏曲 

2015, 09. 14 (Mon) 18:00

デュシャーブルのディスコグラフィを調べていたら、プーランクのピアノ協奏曲を録音していた。
そのCDのジャケットに見覚えがあるので、CDラックを探したら、すぐに発見。
ジャン=フィリップ・コラールと共演した《2台のピアノのための協奏曲》もカップリングされていたので、なぜかコラールの名前の方だけ覚えていたのに、デュシャーブルが弾いていたとは今まで全然気が付かなかった。

2曲とも調性音楽で旋律も馴染みやくて聴きやすいわりに、過去のロマン派音楽とは全く違う現代的な感性が煌くように流れる。
両方とも結構好きだったので、随分昔によく聴いていた。

Poulenc : Concerto for 2 Pianos in D Minor Poulenc : Concerto for 2 Pianos in D Minor
(2008/3/11)
François-René Duchable, Jean-Philippe Collard, James Conlon & Rotterdam Philharmonic Orchestra

試聴ファイル(廉価盤にリンク)



今入手できるのは廉価盤。
Poulenc : Piano Concertos & Aubade - ApexPoulenc : Piano Concertos & Aubade - Apex
(2006/8/15)
François-René Duchable, Jean-Philippe Collard, James Conlon & Rotterdam Philharmonic Orchestra

試聴ファイル


ピアノ協奏曲 FP 146 (ピティナの作品解説)
第1楽章の冒頭主題は、映画音楽みたいにロマンティックで、この旋律を聴けばすぐにこの曲だとわかる。
流麗なフレージングと明るく洗練されたところが似ているせいか、この曲を聴いていると、いつもサン=サーンスを思い出してしまう。
第3楽章は茶目っ気があってコメディ風なところがプーランクらしいかも。

Poulenc - Concerto pour piano
Duchable - Rotterdam Philharmonisch Orkest - James Conlon




協奏曲 ニ短調(2台のピアノと管弦楽のための) (ピティナの作品解説)
初演は1932年のヴェネツィア国際音楽祭で、プーランク自身とジャック・フェヴリエのピアノで。
↓のライブ映像は、初演時(1932年)よりもずっとお年を召しているけれど、初演時と同じくプーランクとフェヴリエによる演奏。
どこかで聴いたような気がする曲だと思ったら、思い出したのはプロコフィエフ。
第1楽章は慌ただしく急転直下するような目まぐるしさ。
曲想と屈折した旋律や和声とかが良く似ているせいか、”フランス風”に洗練されて洒落たプロコフィエフ...みたい。
第2楽章はどこか昔懐かしいレトロな雰囲気。第3楽章は時々”シニカルなサン=サーンス”を聴いている気がする。

Poulenc Two Piano Concerto First Movement


Poulenc Two Piano Concerto Second Movement


Poulenc Two Piano Concerto Third Movement

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