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オイストラフ&クレンペラー ~ ブラームス/ヴァイオリン協奏曲
ずっと昔に買ったままラックの中に埋もれていたオイストラフのCDを発見。
クレンペラー/フランス国立放送管弦楽団が伴奏しているブラームスのヴァイオリン協奏曲。
モーツァルトのヴァイオリン協奏曲とのカップリングなので、たぶんブラームスのコンチェルトの名盤の一つとして持っておこうかと思って買ったはず。
ずっ~と昔によく聴いていたのは、ジネット・ヌヴーの古い録音(伴奏がハンス・シュミット=イッセルシュテット/北ドイツ放送響の盤)。
音はかなり悪いけれど、全編に緊迫感が漂っているところが好きだった。
今はほとんどピアノばかり聴いているので、ヴァイオリン協奏曲はあまり聴かなくなってしまった。

Brahms;Violin ConcertoBrahms;Violin Concertoe
(1993/3/16)
Oistrakh

試聴ファイル(廉価盤へリンク)
 

名盤が多いオイストラフなのに、なぜか今まで聴いたことがほとんどない。
クレンペラーの協奏曲伴奏といえば、アラウがソリストで弾いたショパンのピアノ協奏曲第1番のライブ録音は、ショパンなのにベートーヴェンかブラームスみたいでとっても面白かった。
オイストラフとクレンペラーとフランスのオケという、一風変わった取り合わせのような気がしないでもないブラームスを聴いてみると、これが思いがけず素晴らしく、CDを買っておいて正解。
古い録音のわりに音が綺麗で、クレンペラーのどっしりした重みのある伴奏が重厚壮大。
それに負けないくらいヴァイオリンの伸びやかで豊饒な音色が美しい。

Brahms - Violin concerto - Oistrakh / Klemperer


tag : ブラームス オイストラフ クレンペラー

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(非公開コメント受付中)

こんにちは。

オイストラフは好きなヴァイオリニストの一人です。クラシック聴き初めの頃、シャコンヌ…といってもバッハではなくヴィターリの方ですが…が入ったCDを図書館で借りて、哀切でドラマティックな曲調に打ちのめされ、すっかりファンになってしまいました。当時、ヴァイオリニストというとハイフェッツとオイストラフしか知らず、ネームバリューで適当に借りたCDだったんですが。

一方、クレンペラーは重厚、テンポが遅い、スケールが大きい、威風堂々…というイメージで、個人的には敬遠しがちな指揮者なんですが、このブラームスは良さそうです。仰る通り、オイストラフとは一見ミスマッチな組み合わせなんですが、クラシックの場合名演になったりするから不思議ですね。あと、クレンペラーは確かにアラウとは相性良さそうです。

そういえば、この曲はラツィックによるピアノ編曲版なんてのもありましたね。私はまだ聴いてないんですが、ブラームスは大好きな作曲家なので、いずれ聴いてみようかな、と思っています。
 
かかど様、こんにちは。

オイストラフは、有名なベートーヴェンのヴァイオリンソナタ集をいくつか聴いたことはありますが、音質がもう一つだったので、CDは買わずじまいでした。
SACD盤が出ていますが、こちらは格段に音が良いようですね。もう少しお安ければ買いたい気はするんですが...。

クレンペラーのCDは昔集めたことがあって、ベートーヴェンとブラームスの交響曲全集やピアノ協奏曲全集など、いろいろ聴きました。
こういう重厚壮大な演奏する人は今時いませんから、おお~っと圧倒されるものがありますし、協奏曲の伴奏部分でもやっぱり重厚壮大で面白いです。
アラウとは、ベートーヴェンのコンチェルトのライブ録音も出ていますね。

ラツィックによるピアノ編曲版は、発売時にCD買いました。
ヴァイオリンのパートにかなり音を足して両手で弾いていますので、原曲に比べて、冒頭の和音などテンポが遅くて重たい感じがする部分はあります。
でも、ブラームスらしい重厚感を出したピアノパートは、編曲の面白さがたっぷり味わえますし、何よりラツィックの熱意と意気込みを感じます。
Youtubeに音源がありますので、聴いてみられると良いと思います。
教えていただき、ありがとうございます。Youtubeにあるとは、盲点でした(汗)。

さて、感想ですが…これは、とんでもない名演ですね。
演奏も編曲もすばらしい。聴き慣れた曲の筈ですが、全く新しい曲を聴いているかのような新鮮な驚き、感動があります。録音のせいか、ピアノの音色がかなり華やかで、ブラームスというよりはショパンやシューマンを聴いている気になりますが、慣れるとこれもなかなか、悪くありませんね。相当、弾き辛そうな編曲ですが、テクニックも完璧で文句のつけようがありません。

強いて言えば、オケがちょっと手堅いというか、抑え気味という気がしないでもないですが、ソリストを引き立たせるという意味では丁度良いバランスかもしれません。単なる編曲作品という枠を超えた、「ブラームスの」、「ピアノ協奏曲第3番」と冠すべき、堂々たる作品ですね。こう書くと、天国のブラームス先生は複雑かもしれませんが。

ラツィック(ラジッチ)はユーゴスラビアの人かと思っていたのですが、ポゴレリッチと同じクロアチアの人なのですね。突然変異的に、天才肌のピアニストを輩出する国ですね。そういえば、マキシムとかいう某イケメンピアニストもクロアチア出身だったような…あっちはキワモノっぽいので私は聴いてませんが。はっはっは。

ラツィックは今後も要チェックのピアニストですね。彼の他の録音も聴きたくなりました。ベートーヴェンのチェロソナタやラヴェルも評判が良いようですので、チェックしようかと思います。いつも良い音楽を教えていただき、大変感謝しております。ありがとうございます。
 
かかど様、こんばんは。

たしかにピアノの音色やパッセージは華やかですね。ショパン風と言われればそういう気もします。
密度の高い和音を使っているようなので重厚感もありますし、編曲・演奏とも素晴らしいというのは同感です。
レビューが少ないのは、CDを買った人が少ないからなんでしょうが、ブラームス自身の編曲ではなくとも、ブラームス(特にピアノ作品)が好きな人なら一度は聴いてみる価値はあると思います。

ラツィック&ウィスペルウェイの「ベートーヴェンのチェロソナタ全集は、以前にCD買いました。
記事を書くほどにしっかり聴いていないのですが、ウィスペルウェイのチェロの音色が透き通るように軽やかで、重たいチェロが苦手な私の好みには合ってます。
この全集ならケラス&メルニコフ盤の評判がとても良いので、そのうち聴いてみたいと思っています。

ラツィックはベートーヴェンのピアノ・ソナタの録音も出ているのですね。
試聴したところ、線が細くて音色が煌びやかなので、なんだかショパン風?みたいな気がしないでもありません。
それよりも、軽くてちょこまか(というか何と言うか...)したタッチが、残念ながら私の好みとは違いました。
こんばんは。
オイストラフのブラームスは都合3回聴きました。コンヴィチュニーとクレンペラーとセル。それが録音の全部ではないと思いますが。
クレンペラーのとセルは演奏がとても似ているように感じます。同じEMIの録音とはいえ、指揮者の個性があれだけ違うのに不思議です。オイストラフに合わせたとしか考えようがありません。
オイストラフのように、大柄なスケールと細やかなテクニックを併せもったヴァイオリニストを他に探すのはなかなか難しいかと。
 
芳野様、こんばんは。

クレンペラーとセル(とチェリビダッケ)のベートーヴェンの交響曲全集持ってますが、方向が正反対ですね。
オイストラフはどんな指揮者と演奏しても、自分自身のヴァイオリンが弾ける人なんでしょう。(それにロシアのピアニストも自分の音楽をする人が多いように思います)
このブラームスを聴いていると、確かに大きなスケール感と細部まで緻密で叙情豊かなものを感じました。
ヴァイオリン曲はあまり聴かないのですが、今のヴァイオリニストで技巧優れて繊細な演奏をする人は多いようですが、スケールの大きな演奏ができる人は少なそうですね。
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プロフィール

yoshimi

Author:yoshimi
<プロフィール>
クラシック音楽に本と絵・写真に囲まれて気ままに暮らす日々。

好きな作曲家:ベートーヴェン、ブラームス、バッハ、リスト。主に聴くのは、ピアノ独奏曲とピアノ協奏曲、ピアノの入った室内楽曲(ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ三重奏曲など)。

好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

好きなジャズピアニスト:バイラーク、若かりし頃の大西順子、メルドー(ソロのみ)、エヴァンス

好きな作家;太宰治、菊池寛、芥川龍之介、吉村昭、ハルバースタム、アーサー・ヘイリー
好きな画家;クリムト、オキーフ、池田遙邨、有元利夫
好きな写真家:アーウィット

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