【新譜情報】諏訪内晶子&Enrico Pace ~ヴァイオリンソナタ集/フランク、シュトラウス、武満徹 

2016, 02. 21 (Sun) 09:00

諏訪内晶子の4年ぶりの新譜は、私が期待していたエンリコ・パーチェとのデュオアルバム。
2014年の「第3回国際音楽祭NIPPON」で、諏訪内晶子のピアノ伴奏者がパーチェだったと知った時から、いつかCDで2人のデュオが聴けるかも、と思っていたので、待望の新譜。(私の目的は、パーチェのピアノ伴奏を聴くことだけど)
発売日はリサイタルツアーに合わせた4月6日。早速予約。

収録曲は、フランクとシュトラウスのヴァイオリンソナタという有名な2曲に武満徹《悲歌》。
音楽祭のプログラムと違うのは、モーツァルトとフォーレのヴァイオリンソナタが入っていないこと。どちらも好きな作曲家ではないので、これは問題なし。
代わりに収録されているのは、フランクのヴァイオリンソナタ。この曲は好きなので、CDの選曲も◎。
録音は、2016年1月26~29日にパリのノートルダム・デュ・リバンにて。

フランク&R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 他フランク&R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 他
2016/4/6
諏訪内晶子(Vn)Enrico Pace(P)

試聴ファイル(universal-music)


[2016.3.23 追記]
試聴ファイルが公開されていたので、早速聴いてみた。
シュトラウスのヴァイオリンソナタは、諏訪内晶子の硬質で澄んで伸びやかなヴァイオリンが朗々と歌い、パーチェのピアノは明るく柔らかくて優しげな音と歌い回しで、優美で気品漂うような印象が◎。
フランクも朗々としたヴァイオリンの響きがとても綺麗。「悲歌」は、もともとよく知らない曲なので、わからない。
試聴ファイルを聴いた感触では、やはりCDで全曲聴きたい気にさせられる。


<コンサート情報>
4月に予定されているリサイタルツアーも4年ぶりとのこと。
近頃は演奏家が素通りすることが多い大阪でも、シンフォニーホールで4月16日(土)に公演予定。
プログラムは、2014年の第3回国際音楽祭NIPPONのリサイタルとも新譜とも一部違い、フォーレとシュトラウスに代えて、グリーグとフランクのヴァイオリンソナタが入っている。
ピアノ伴奏は、今回もエンリコ・パーチェ。

グリーグのチェロソナタは以前聴いたことがあって、ラフマニノフばりのロマンティックでパッショネイトな曲。
ヴァイオリンソナタの方は若い頃の作品が多くて、あまり印象に残らなかったけれど、もう一度聴いてみると、こちらもラフマニノフ風。
もともとラフマニノフの曲は、ピアノ協奏曲第2番とかいくつかの曲以外は好きではないし、グリーグのヴァイオリンソナタも一度聴けばもう十分...という気になってしまう。

Julia Fischer, Milana Chernyavska Grieg Sonata c-moll op. 45



【プログラム】
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 K.305
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ短調 op.45
武満徹:悲歌(エレジー)
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調

【全国日程】
2016年4月
9日(土) 横須賀芸術劇場
10日(日) 千葉県文化会館
11日(月) 茨城県立県民文化センター
14日(木) 秋川キララホール
16日(土) ザ・シンフォニーホール
17日(日) 可児市文化創造センター

<関連記事>
フォーレ&シュトラウス《ヴァイオリンソナタ》、武満徹《悲歌》
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タグ:諏訪内晶子 パーチェ

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3 Comments

芳野達司  

こんにちは。
諏訪内晶子は生で聴いたことがないので興味あります。
でも、大阪以外は微妙なところでやるのですね~。

2016/02/21 (Sun) 14:59 | EDIT | REPLY |   

yoshimi  

 

芳野様、こんにちは。

私も諏訪内さんの演奏は録音・実演とも聴いたことがありません。
大阪のシンフォニーホールは音響も雰囲気も良いホールなので、聴きに行きたいなあという気はするのですが、CD聴いたらそれで満足してしまうかも。
元々ホールの座席で聴くのが窮屈で苦手な上に、ホールで聴くとなぜか睡魔が襲ってきて、(失礼極まりないのですが)寝てしまいます。
冒頭のα波を放出するモーツァルトとか、音が沈黙する武満は特にアブナイです。

それにしても、大阪以外はメジャーなホールではないようですね。どうしてなんでしょう?
諏訪内さんのネームバリューだったら、集客力はかなりあるように思うのですが。(ピアノ伴奏者の方はそうじゃありませんけど)

2016/02/21 (Sun) 19:36 | EDIT | REPLY |   

yoshimi  

追伸です

推測するに、新譜リリースに合わせて、プロモーションの一貫として、リサイタルツアーをすることになったのではないかと。
メジャーなホールは1年以上前から予約でいっぱいでしょうから、予約がとれたホールが今回のリサイタルの会場なんでしょう。

2016/02/24 (Wed) 21:41 | EDIT | REPLY |   

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