【新譜情報】カヴァコス&パーチェ『ヴィルトゥオーソ~ヴァイオリン小品集』
2016-03-23(Wed)
カヴァコスが4月にリリースする新譜は『ヴィルトゥオーソ~ヴァイオリン小品集』。
アルバムタイトルと作曲者から想像するに、技巧的な曲を中心とした選曲。(聴いたことがない曲がほとんどなので、よくわからない)
確実にメロディーが思い浮かぶのは、《アルハンブラの思い出》と《ユモレスク》。
《「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」を主題にした変奏曲》は、ベートーヴェンがピアノ曲を書いている。パガニーニの方は、ツィンマーマンがアンコールで弾いていたのを聴いた覚えがあるような、ないような...。
《ばらの騎士》と《感傷的なワルツ》は、有名そうな曲なのでメロディくらいは知っているかも。
<収録曲>
1. 「ペトルーシュカ」~ロシアの踊り(ストラヴィンスキー)
2. ロシアの歌(ストラヴィンスキー)
3. バスク奇想曲(サラサーテ)
4. アンダルシアのロマンス(サラサーテ)
5. アルハンブラの思い出(タレガ)
6. 「三角帽子」~粉屋の踊り(ファリャ)
7. 「うつろな心」による序奏と変奏曲(パガニーニ)
8. カプリッチョ・ワルツ(ヴィエニャフスキ)
9. 「ばらの騎士」~ワルツ(R.シュトラウス)
10. 「ハンガリー牧歌」~ジプシー・アンダンテ(ドホナーニ)
11. Reveille(ブリテン)
12. 気紛れな女(エルガー)
13. 「6つの小品」~感傷的なワルツ(チャイコフスキー)
14. 「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」による変奏曲(パガニーニ)
15. ユモレスク(ドヴォルザーク)
録音は2015年5月。
ピアノ伴奏は、2年前にブラームスのヴァイオリンソナタを一緒に録音したユジャ・ワンではなく、(小品集のためか)再びベートーヴェンのヴァイオリンソナタで伴奏していたパーチェに。
諏訪内晶子の新譜に次いで、カヴァコスの新譜でも、パーチェのピアノが聴けるので、私には◎。
【2016.4.22 追記】
独amazonサイトにあった試聴ファイル(今は削除されている)を聴いてみると、静動・緩急取り混ぜて、ワルツ、オペラ、舞曲、ロマンス、etc.と、バラエティ豊かな選曲。ブリテンの《Reveille》だけ、他の曲とはかなり異なる作風。
無伴奏は3曲:《アルハンブラの思い出》、《「うつろな心」による序奏と変奏曲》、《「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」による変奏曲》。
最初は技巧華やかで賑やかな《ロシアの踊り》、最後は《ユモレスク》でほのぼの~。
一般的なヴァイオリン名曲集とはかなり違った選曲で、試聴ファイルを聴いただけでも、このCDはとても楽しめそうな印象。
ピアノパートにしても、冒頭の《ペトルーシュカ~ロシアの踊り》はピアニスティックだし、《粉屋の踊り》や《カプリッチョ・ワルツ》、《感傷的なワルツ》などはピアノの響きがとても綺麗。

Youtubeを探してみたら、やっぱりツィンマーマンがパガニーニの《”God save the King”による変奏曲,Op.9.》を弾いていた。
苦手の無伴奏曲でも、奏法を見ながら聴くと、とっても面白い。でも、左手が腱鞘炎になりそう...。
ベートーヴェンと違って、結構ユーモラスな感じ。ついでにツィンマーマンも、曲の最後のところでちょっとしたジョークの仕草を入れて、聴衆から笑いを誘っていた。
Paganini-Variations "God save the King"
こちらはベートーヴェンの《”God save the King”による7つの変奏曲, WoO.78》。
ベートーヴェンらしい優美さと格調高さのある変奏曲。
Beethoven - Variations en ut majeur sur God save the King - Cziffra
※右カラム中段の「タグリスト」でタグ検索できます。
アルバムタイトルと作曲者から想像するに、技巧的な曲を中心とした選曲。(聴いたことがない曲がほとんどなので、よくわからない)
確実にメロディーが思い浮かぶのは、《アルハンブラの思い出》と《ユモレスク》。
《「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」を主題にした変奏曲》は、ベートーヴェンがピアノ曲を書いている。パガニーニの方は、ツィンマーマンがアンコールで弾いていたのを聴いた覚えがあるような、ないような...。
《ばらの騎士》と《感傷的なワルツ》は、有名そうな曲なのでメロディくらいは知っているかも。
![]() | Virtuoso (2016/4/8) Leonidas Kavakos 、 Enrico Pace |
<収録曲>
1. 「ペトルーシュカ」~ロシアの踊り(ストラヴィンスキー)
2. ロシアの歌(ストラヴィンスキー)
3. バスク奇想曲(サラサーテ)
4. アンダルシアのロマンス(サラサーテ)
5. アルハンブラの思い出(タレガ)
6. 「三角帽子」~粉屋の踊り(ファリャ)
7. 「うつろな心」による序奏と変奏曲(パガニーニ)
8. カプリッチョ・ワルツ(ヴィエニャフスキ)
9. 「ばらの騎士」~ワルツ(R.シュトラウス)
10. 「ハンガリー牧歌」~ジプシー・アンダンテ(ドホナーニ)
11. Reveille(ブリテン)
12. 気紛れな女(エルガー)
13. 「6つの小品」~感傷的なワルツ(チャイコフスキー)
14. 「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」による変奏曲(パガニーニ)
15. ユモレスク(ドヴォルザーク)
録音は2015年5月。
ピアノ伴奏は、2年前にブラームスのヴァイオリンソナタを一緒に録音したユジャ・ワンではなく、(小品集のためか)再びベートーヴェンのヴァイオリンソナタで伴奏していたパーチェに。
諏訪内晶子の新譜に次いで、カヴァコスの新譜でも、パーチェのピアノが聴けるので、私には◎。
【2016.4.22 追記】
独amazonサイトにあった試聴ファイル(今は削除されている)を聴いてみると、静動・緩急取り混ぜて、ワルツ、オペラ、舞曲、ロマンス、etc.と、バラエティ豊かな選曲。ブリテンの《Reveille》だけ、他の曲とはかなり異なる作風。
無伴奏は3曲:《アルハンブラの思い出》、《「うつろな心」による序奏と変奏曲》、《「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」による変奏曲》。
最初は技巧華やかで賑やかな《ロシアの踊り》、最後は《ユモレスク》でほのぼの~。
一般的なヴァイオリン名曲集とはかなり違った選曲で、試聴ファイルを聴いただけでも、このCDはとても楽しめそうな印象。
ピアノパートにしても、冒頭の《ペトルーシュカ~ロシアの踊り》はピアニスティックだし、《粉屋の踊り》や《カプリッチョ・ワルツ》、《感傷的なワルツ》などはピアノの響きがとても綺麗。



Youtubeを探してみたら、やっぱりツィンマーマンがパガニーニの《”God save the King”による変奏曲,Op.9.》を弾いていた。
苦手の無伴奏曲でも、奏法を見ながら聴くと、とっても面白い。でも、左手が腱鞘炎になりそう...。
ベートーヴェンと違って、結構ユーモラスな感じ。ついでにツィンマーマンも、曲の最後のところでちょっとしたジョークの仕草を入れて、聴衆から笑いを誘っていた。
Paganini-Variations "God save the King"
こちらはベートーヴェンの《”God save the King”による7つの変奏曲, WoO.78》。
ベートーヴェンらしい優美さと格調高さのある変奏曲。
Beethoven - Variations en ut majeur sur God save the King - Cziffra
※右カラム中段の「タグリスト」でタグ検索できます。